ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 48994
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

穂高岳(前穂高岳〜奥穂高岳〜涸沢岳)

2009年10月12日(月) 〜 2009年10月13日(火)
 - 拍手
GPS
41:31
距離
23.0km
登り
2,264m
下り
2,242m

コースタイム

1日目:7:11上高地バスターミナル-7:41岳沢登山口-8:05風穴-9:05岳沢ヒュッテ跡-10:02カモシカの立場-11:32紀美子平12:12前穂高岳山頂-12:42紀美子平戻り-13:10吊尾根最低のコル-13:47昼食ポイント-(14:22昼食)-14:57南稜ノ頭-15:07奥穂高岳山頂-15:58穂高岳山荘
2日目:6:20穂高岳山荘-6:37涸沢岳山頂-7:11涸沢槍-(エスケープルート)-8:18登山道戻り-8:36見晴岩-8:57涸沢ヒュッテ-(10:00中休止)-10:07パノラマコース分岐-10:54屏風のコル-11:53昼食ポイント-(12:23昼食)-12:39中畠新道分岐-13:21新村橋-13:35徳沢園-14:18徳本峠の分岐-14:22明神館-14:52小梨平キャンプ場-14:59河童橋-15:04上高地バスターミナル戻り
17'30(23.0km)
天候 1日目:快晴
2日目:快晴
過去天気図(気象庁) 2009年10月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
<コース状況>
岳沢登山路〜重太郎新道がスタートコース。この辺りは基本的に良く整備されており非常に歩きやすかった。岳沢ヒュッテ跡辺りから岩場に変わり、ところどころ急峻なところもあるが、はしごやクサリがあり安心して登る事ができる。ただしかなりシンドイ(笑)。このルートは下りで利用する人が多いようだ。紀美子平から前穂高岳のピストンは岩場のみでルートも分かりにくいので注意が必要。前穂〜奥穂間の吊尾根は風が強い日は難易度が高いかもしれない(この日はほぼ無風だった)。鎖もところどころにある。南稜ノ頭から奥穂高山頂かけて雪が付き始める。どうやらこの季節のこの辺りの北斜面は雪が残るようだ。穂高岳山荘付近のはしご場が雪もあり最後にして初日のクライマックスだった(笑)。2日目の涸沢岳までは岩場だが問題なし。ここから北穂高岳の縦走路がかなり危険。涸沢槍までは東斜面で雪が無かったので、鎖場もなんとかなった。しかし、涸沢槍以降は西斜面で雪が残り、鎖場の連続のようなので、かなりの覚悟と技術が必要。見ることはできなかったが、日本一長い鎖場もあるようだ(笑)。涸沢ヒュッテからはパノラマルートを選択。危険箇所ありの看板があるように一般道にしては危険箇所や勾配がある難コースかもしれない。中畠新道分岐まで出れば普通のルートになる。新村橋からは平坦な道なので、走りたくなるくらいだ(笑)。
<アクセス>
車を利用。上高地はマイカー規制があるため、私は平湯バスターミナルからバスに乗り換えた。駐車場は岐阜県側のアカンダナ駐車場を利用(一泊500円)。ちなみにアカンダナ駐車場は18時〜翌4時まで閉鎖(季節によって違うかも)されているので注意が必要。バス代は往復2000円。
<登山口>
上高地バスターミナルに売店・トイレ・水場有り。
<道中>
基本的に水場はなし。山小屋にて、売店・トイレ・水場などを利用する。
<下山後の温泉>
上高地にいくつかある。
今回私は平湯に戻ってから、ひらゆの森を利用した。良いとこです。
今回のスタート地点である上高地バスターミナル。
2009年10月12日 06:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 6:55
今回のスタート地点である上高地バスターミナル。
上高地から穂高岳を望む。
2009年10月12日 07:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 7:11
上高地から穂高岳を望む。
梓川。本当に綺麗な川です。
2009年10月12日 07:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 7:18
梓川。本当に綺麗な川です。
岳沢登山口。
2009年10月12日 07:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 7:41
岳沢登山口。
途中にあった風穴。天然クーラーと呼ばれていて、いつでも涼しいらしい。
2009年10月12日 08:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 8:05
途中にあった風穴。天然クーラーと呼ばれていて、いつでも涼しいらしい。
吊尾根辺り。本当に晴天です。だって雲が無い(笑)。
2009年10月12日 08:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 8:50
吊尾根辺り。本当に晴天です。だって雲が無い(笑)。
岳沢ヒュッテ跡。工事中(笑)?
2009年10月12日 09:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 9:05
岳沢ヒュッテ跡。工事中(笑)?
重太郎新道に入ってからの鎖の様子。天気が良いのでいいようなものの・・・。
2009年10月12日 11:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
10/12 11:30
重太郎新道に入ってからの鎖の様子。天気が良いのでいいようなものの・・・。
紀美子平。みなさんの休憩ポイント(笑)。
2009年10月12日 11:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 11:32
紀美子平。みなさんの休憩ポイント(笑)。
前穂高岳山頂!
2009年10月12日 12:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
10/12 12:13
前穂高岳山頂!
前穂高岳の三角点!
2009年10月12日 12:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 12:12
前穂高岳の三角点!
前穂からの槍ヶ岳!
2009年10月12日 12:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 12:14
前穂からの槍ヶ岳!
前穂からの奥穂高岳!
2009年10月12日 12:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 12:15
前穂からの奥穂高岳!
前穂からの涸沢岳!
2009年10月12日 12:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 12:15
前穂からの涸沢岳!
これが最後(笑)、前穂からの富士山!
2009年10月12日 12:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 12:16
これが最後(笑)、前穂からの富士山!
吊尾根から前穂を振り返る。
2009年10月12日 13:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 13:20
吊尾根から前穂を振り返る。
上から見た涸沢カール。涸沢ヒュッテが小さく見える。
2009年10月12日 13:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 13:47
上から見た涸沢カール。涸沢ヒュッテが小さく見える。
南稜ノ頭。この辺りから雪が・・・。
2009年10月12日 14:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 14:57
南稜ノ頭。この辺りから雪が・・・。
奥穂高岳山頂!
2009年10月12日 15:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 15:07
奥穂高岳山頂!
奥穂高岳山頂!日本第3位の標高!
2009年10月12日 15:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 15:08
奥穂高岳山頂!日本第3位の標高!
山頂の社。ここまで8時間ものあいだ登りばかりだったのでちょっと感動!
2009年10月12日 15:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 15:10
山頂の社。ここまで8時間ものあいだ登りばかりだったのでちょっと感動!
出ました、ジャンダルム!生の迫力がすごい(笑)。
2009年10月12日 15:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 15:21
出ました、ジャンダルム!生の迫力がすごい(笑)。
奥穂山頂から穂高岳山荘に向かう道。かなりの雪にへこみそうになる。
2009年10月12日 15:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 15:24
奥穂山頂から穂高岳山荘に向かう道。かなりの雪にへこみそうになる。
途中にあった錆びたピッケル像。何となく聞いたことがあるような・・・。
2009年10月12日 15:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 15:30
途中にあった錆びたピッケル像。何となく聞いたことがあるような・・・。
穂高岳山荘。遠くから見えた赤い屋根がやっと・・・。
2009年10月12日 15:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 15:56
穂高岳山荘。遠くから見えた赤い屋根がやっと・・・。
穂高岳山荘。一日目の宿にします。
2009年10月12日 15:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/12 15:57
穂高岳山荘。一日目の宿にします。
二日目の朝。穂高山頂から見たモルゲンロート!
2009年10月13日 06:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/13 6:19
二日目の朝。穂高山頂から見たモルゲンロート!
朝焼けの涸沢岳。
2009年10月13日 06:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/13 6:25
朝焼けの涸沢岳。
涸沢岳山頂!日本第8位の標高!
2009年10月13日 06:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/13 6:37
涸沢岳山頂!日本第8位の標高!
涸沢岳〜北穂間の鎖場。ここは東斜面のため雪がなく何とかなったが・・・。
2009年10月13日 06:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/13 6:49
涸沢岳〜北穂間の鎖場。ここは東斜面のため雪がなく何とかなったが・・・。
涸沢岳〜北穂間の稜線。ここからはわからないが、反対側には雪がビッシリ。
2009年10月13日 08:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/13 8:18
涸沢岳〜北穂間の稜線。ここからはわからないが、反対側には雪がビッシリ。
涸沢ヒュッテ。個人的に憧れの場所でした!
2009年10月13日 08:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/13 8:57
涸沢ヒュッテ。個人的に憧れの場所でした!
パノラマコースの注意書き。これ本当です(笑)!
2009年10月13日 10:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/13 10:09
パノラマコースの注意書き。これ本当です(笑)!
パノラマコースの景色。紅葉が終わっていたので全然良くなかった(笑)。
2009年10月13日 10:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/13 10:19
パノラマコースの景色。紅葉が終わっていたので全然良くなかった(笑)。
梓川が見えてきた!
2009年10月13日 11:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/13 11:53
梓川が見えてきた!
登山道のサルの軍団。声を出しても笛を吹いてもどきません。しばらく立ち往生(笑)。
2009年10月13日 13:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/13 13:16
登山道のサルの軍団。声を出しても笛を吹いてもどきません。しばらく立ち往生(笑)。
新村橋。ちなみにここにもサルが・・・。お互いそぉっとすれ違う(笑)。
2009年10月13日 13:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/13 13:21
新村橋。ちなみにここにもサルが・・・。お互いそぉっとすれ違う(笑)。
徳沢園。
2009年10月13日 13:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/13 13:35
徳沢園。
明神館。
2009年10月13日 14:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/13 14:22
明神館。
いつ見てもきれいな河童橋。今回も無事に帰って来ました(笑)。
2009年10月13日 14:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
10/13 14:59
いつ見てもきれいな河童橋。今回も無事に帰って来ました(笑)。
撮影機器:

感想

百名山チャレンジの15座目は穂高岳。長野・岐阜県最高峰制覇(奥穂高岳)12/47。

世間の連休とは少しずれるが、3連休を取ることができたので、前から憧れだった穂高岳に行くことにする。ペースが良ければ槍ヶ岳にも行けるかもと安易に考えている(笑)。とにかく北アルプスはこれが今年最終となるだろうから、できる限り満喫したい。

京都からなので、平湯のアカンダナ駐車場に車を止め、バスで上高地に入る。ここに来ると必ずと言っていいほど身も心も清清しくなるので不思議だ。

今回は前穂・奥穂はもちろんのこと、できるだけ多くのピークを踏みたかったので、最短距離の重太郎新道をスタートコースにする。さらに、稜線沿いなら頑張れば二日目には槍ヶ岳まで行けるかもとこの段階では単純に思っていたので、北穂高小屋を初日の目標にする。もちろん大キレットなど、難易度が高く危険なことは知っているつもりだった。

河童橋からスタートする。しかし、いきなり岳沢登山口を見つけるまでで少し迷ってしまった。そのせいでかなり焦る(笑)。なんとか登山道に入ってからはルートがはっきりしていたので、迷うことなく樹林帯の中を快適に進むことができた。お陰で気持ちも落ち着いてくる。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2814人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から涸沢にテント泊で周辺の紅葉景勝地の散策も
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
重太郎
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
前穂高北尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら