やれやれだぜ…北穂高に登らず山飯食って終わった涸沢


- GPS
- 31:38
- 距離
- 33.5km
- 登り
- 1,504m
- 下り
- 1,507m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 8:07
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:43
天候 | 1日目:曇りのち雨 2日目:雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
バス:沢渡駐車場〜上高地 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【上高地バスターミナル〜横尾】 危険箇所特に無し。 【横尾〜本谷橋】 危ないところはありません。が、横尾から先は登山コースということで、きちんとした装備が推奨されているようです。 【本谷橋〜涸沢】 本谷橋より登り坂があり、涸沢ヒュッテの手前で二箇所の雪渓歩きがあります。 特段難しい雪渓ではありません。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
[img]http://www.yamareco.com/uploads/photos/2945.gif[/img] [color=ff8c00]今回は雨中テン泊訓練だ[/color]
またも天気予報に騙された、というか、天気図を読みきれなかった自分が悪いのだが。
前日まで、
「たぶん晴れるけど、時々曇る場合もあるかもね〜。一応降水確率40%くらいね」的な曖昧過ぎる天気予報を真に受けて涸沢に行ってきた。
前日まで韓国西側を北上していた台風12号が、くいっと進路を東に変えたのがまさに今回の山行の1日目。
あの位置に台風12号がきたのでは降られて当然だろう。
予期せぬ動きだったのか、それともよくある動きなのかは知らないが、ともかくも台風接近中は影響が及び得る範囲内には近づかないというのがKY的にも無難なのだろう。
にしても。
あの天気にしてそれなりの混雑っぷりなのはさすが涸沢と言うべきか。
彼是二昔くらい前、まだ髪の毛がフサフサしていた若かりし頃以来の涸沢。
当時から人気のあった涸沢ではあるが、ここまでは人が居なかった。
天気が悪くてもこれだから、絶好の天気ならどんだけスゴイことになるのだろう。
涸沢テン泊と言えば何と言っても“マシマロみたい事件”(*1)なのだが、
いろいろと話を聞くにつけ、今も昔もやっぱり涸沢はそういう場所のようだ。
[code](*1)マシマロみたい事件
うら若き高校時代、近隣のテントから聞こえてくる
「マシマロみたい〜」
という声に対して、
「うっせーぞ、早く寝ろアベック!」
という怒号が飛び交ったという痛ましい事件。
新田次郎などの小説でよく目にする“山では同じ寝袋に男女が入っても間違いは起こらない”という定説が真っ赤な嘘だと証明された歴史的な出来事である。
[/code]
[img]http://f.st-hatena.com/images/fotolife/w/wicket/20140720/20140720165100.jpg[/img][b][color=228B22]ソフトクリーム落としてしょんぼり[/color][/b]
予定していた所がまたお天気悪いとい事で良い所をと…
行ったのだけど天候ダメダメでした、がっかりです。
Mizは
「台風が来てるなんて知らなかった…天気図観ていたらこんな天候でココに来る事はなかった。俺の判断ミスだ…。」
と云い。
わたすは
「台風来ているのは知っていたけど遠いから影響受けないと思ってたよ、ハハハヾ(´∀`*)」
真っ白な空の下を歩く。
平日挟むし混雑はないのかなと思ったけれど甘かった。
学生は夏休み、ハイテンションな外国からのツアー、悠々自適で山小屋泊でのんびり過ごであろう爺婆達…大人気。
最ピーク時はここどうなっちゃうんだろ。
涸沢までの道のりは険しい事もなく、半分以上平坦なゆるゆるな感じで重い荷物をえっちらおっちらと担ぎ上げるといい感じの道のり。
長期縦走の訓練だといわんばかりにザックを重くしていった。
夏合宿シーズンという事で学生PTが目だった。
女学生だけのPTが颯爽と一糸乱れぬ足並みで下ってくる様はカッコよかった。
無線で前後のPTと連絡を取り合い他の登山者に道を譲る大所帯の学校。
部活でしっかり登山というものに向き合っている姿は勉強させられます。
あと少しでテント場って所で雨。
雨の中のテント設営…荷物濡れないように大変な作業。
雨が酷いし散歩も行けないしテントの中で音楽聴いたり将棋打ったりダラダラ過ごす。
時折雨は止むもののまた激しくテントに雨が当たる。
天候の回復を祈りつつも、明日も天候は回復しないだろうという事で2泊3日の予定を切り上げ、北穂高へは行くのは中止する事に決定した。
移動中はきびきびと行動し、テント場でリラックスし夕食後のひと時、憧れの先輩に写真を撮らせて下さいとお願いする後輩の女子学生。
・・・まあま〜い青春(*´∀`)イイネ!
雨の止んだ合間にそんな光景を見ながらお茶を飲んだ。
上の方からは大学のサークルなのかヘルメットのかぶり方やレクリエーションなどで大盛り上がりしている声が響いた。
まだ明るいけれど何もすることもなく疲れているのか早々に鼾をかく人もいた。
テントに当たる雨音はうるさくて眠れないと思っていたけれど
周りの話し声や隣のイビキを掻き消してくれてむしろ心地よく眠れた。
雨が止み遠くのテントから眠れない男女の囁き声が聞こえる、目が覚める。
大きな雨音では目が覚めないのに、遠くの囁き声で目が覚めるっていうのは不思議だ。
星空も見えず、各テントから漏れる灯りの花もなく・・・寂しい夜。
暗い山にまとわりつく雲が生き物みたいだった。
傘をそして灯りを付け用足しへ。
気温は先日の行者小屋よりは高いみたい、トイレまでの距離が心地よく。
身軽にぴょんぴょんと石を跳ねて歩くのが楽しかった。
遠回りしたりして歩いたりして汗をかいたてテントに戻る。
テントの中に水がたまっているのを発見。
ちょっと傾斜になっていたので私側だけに水たまりが。
丁度ザックを置いていた所・・・。
中身はみんなビニールに入ってるし、ザックは濡れてもいいやと見て見ぬふりをする。
翌朝、水を吸った糞重いザックが出来上がってしまった(ノД`)
外室は濡れていなかったので、地形によっては中より外の方が良いみたい気を付けよう。
レンチンする日○のカレーメシは連泊する時の食事に良いという情報を仕入れ試しに持ってきたので実食。
フリーズドライ食よりリーズナブル。
容器から出し袋詰めにして持っていけばコンパクト。
エネルギー量も多い。
初めて食べたけれど味もそんなに悪くなかった。
そのままで食べると私的には味が濃いので具を追加するといい感じに。
重量と荷物のかさ張りを考える山行には麺類よりも水も少なくて済むのでかなり助かる山食になりそうだ。
下る時も一部大行列が出来ていたりでびっくり。
上高地に着くと観光客が多く、登山スタイルでいる人の方が少ないのにさらにびっくり。
人気の夏山は自分には向いていないのかもしれない。
肉体的には問題ないけど精神的によろしくない・・・。
ちょっとお山に行くのが嫌になってしまったので来週はお休みしようと思う。
そういうのを、山岳事故っていうのです!(大笑
山では、山ガールが、下界よりもまぶしく見えるものです
っていうより・・雨でしたか・・
残念でしたね
>人気の夏山は自分には向いていないのかもしれない
北アは、新穂高からをお勧めします。
人はいるけど、ちょうどいいくらい(笑
ふふふ・・北アを楽しんでくださいね
でわでわ
他の方のレコでも喘ぎ声が響き渡る…な夜があったようで
若さ溢れる涸沢なのですねぇ(苦笑)
高校生のPTは初々しくて良いですね。
大学生は部じゃなくてサークルなのかな?楽しそうにはじけまくってました。
お天気が悪いとどうしようもないですね。
次に北アへ行くことがあればuedayasujiさんお勧めの新穂高へ行ってみますか。
こんな面白いレコはじめて見ました。「マシマロ」とか「夏山向いてない」とか辛酸なめ子みたいでいいです 笑 それにしても食事がめちゃ立派で美味しそうです。
ども!MIZ & MOCOCOの文章が上手くない方、Mococoです(*・ω・)ノ
お天気が良くて気持ちよく歩けたら
「やっぱ夏山サイコ―!ご機嫌♪」
で帰ってこれたのでしょうが・・・
どこにも登らずご飯食って帰って来ただけだったので
しょんぼりです(ノД`)
涸沢までは大変じゃないという事で一杯持って行きました。
大変な所に行くならカレーメシだけで軽量化図るです(笑)
お疲れ様でした。
Mococoさんと同じ考え
山の神様はそれほど甘くなかったですけど。
私も混むと思って、金曜に出ました。でも、この時期北アルプスはどこも混んでますね。
3日の日曜に登られた見たいですが、時間的に 本谷橋 10:46 - 13:31 涸沢ヒュッテ の途中ですれ違ってますね。
胸にバナナバッジつけてりゃ良かったかな?
テントは設営時にどこにするか、悩みます。
大人数用の近くはウルサイと思うので、避けます。
音の事ですが、懺悔します。
ラジオ
ウルセーゾッ
翌朝、周りのテントの若い人を見て、ちょっと大人げなかったかと思いました。
なにがいやだって雨
3日の19時ころ小梨平で幕営してましたが、雷雨
浸水寸前でした。
涸沢なら、岩場なんで溜まらないかと思ってましたが大変でしたね。
登り優先と言っても、団体さんが次々と来ると
長く待たなきゃなりません。そん時の状況判断で少しづつ
先に行ってもいいんじゃないでしょうか。
晴れてりゃ最高
仕方ありませんよ。私もしばらく山に行く気がおきません。
でも、お山
お天気残念でホントお疲れ様でした。
okuho1banさん達の計画が上がっていたのを観ていて
皆さんが下ってくる時にすれ違うかもーとチェックしていたですが
判らなかった。
K氏もokuho1banさんもお顔公開しているし、2人揃っていたら判るだろうなぁと思ってたのに。
確かもう一組、山バナナの会で涸沢北穂高の計画が上がっていたけど
その方達はお天気悪いから中止にしたのかしらん
しかし大人気なのですね、びっくりしました。
紅葉の涸沢は凄い事になるんでしょうね。
どうなるか見てみたいけど無理だわ・・・。
登りと下りの道の譲り合いは問題なかったのですけど
本谷橋で休憩している時に下り同士の道の譲り合いが
上手く出来ないようで多くのPTが合体してすごーーーーい行列が
下りてきたのは面白かったです。
「どこにそんなに人がいたんだ」
とニヤニヤしちゃいました。
8月はお盆休みないらしいくmizが仕事なもんで遠くへ行くのはお休みで
近くの低いお山へぶらぶらとレンゲショウマでも愛でに行こうかと。
黒ぱぐ隊さん、こんにちは!
そうですね。夏休みシーズンは平日でも混んでますね。
私も平日だから大丈夫かと思い、北ア行って山小屋でうんざりでした
もう、8月は暑くても良いから丹沢を満喫だ!と心に誓いました。(笑)
それにしても、ご飯がとても美味しそうです。
餃子まで・・・。もうヨダレが止まりません。
きっと、私達夫婦が近くにいたら、じーっと眺めていたか、
ご飯持って突撃していたに違いありません
お疲れ様でした!
台風の影響ばりばりの今週末どうお過ごしですか…ごきげんようです(*・ω・)ノ
涸沢まではゆるゆるハイキングな感じだったので山小屋泊でのんびーりな熟高年な方々が多くみられました。
流行っているらしいですからね。
紅葉シーズンは山小屋は一つの布団に3人ぐらいのスペースになるとかならないとか…。
一番混み合う時は絶対無理だろーと狙って行ってはみたもののやはり大人気ですね。
人気の場所はお天気悪くても関係なしで雨の中続々と登ってこられました。
すれ違いや、追い越し追い抜き、写真をのんびり撮りたいなーっという時は
気配りが忙しくて人気のお山は疲れちゃいます
山ごはん、テント場まで着くと何もする事ないんで料理作りながらのんびりしたいなぁとえっちらおっちら運びました。
ヤマレコにはもっと山飯の達人がおられるのですよ。
その方達のように山で美味しく食べたいと試行錯誤で色々やってます。
面白いですよ♪
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