記録ID: 4910173
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
日程 | 2022年11月11日(金) ~ 2022年11月12日(土) |
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メンバー | |
天候 | 両日快晴どピーカン☀️ |
アクセス |
利用交通機関
尾白川渓谷駐車場(無料)を利用
車・バイク
経路を調べる(Google Transit)
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | ◯黒戸尾根全般 ・登山道はとてもよく整備されている。 ・鎖場では腕力も必要なので、腕力に自信がない人は事前に鍛えておいた方が良い。 ・初日の登りは2人とすれ違ったのみ。平日とは言え天気が良いのでもう少し人がいるかと思ったが、とても静かな山行だった。 ・2日目は9時頃から山頂に人が集まり始めた。下山開始時には結構な賑わい。摩利支天側に登り下りする人が見えたので、北沢峠からも登れた模様。 ◯竹宇駒ヶ岳神社〜七丈小屋 ・特筆すべき危険箇所等なし。鎖/梯子場は気を付けて。 ◯七丈小屋〜山頂 ・テント場の上から積雪現れ始める。昨年同時期と比べると積雪量はだいぶ少ない。 ・雪の白い部分はグリップする。透明部分は凍結箇所。滑るので要注意。 ・山頂までノンスパイクで登ったが、不安な人は滑り止めした方が良い。 ・下りの積雪部分は要滑り止め。歩き易さを考えるとチェーンスパイクが良いと思う。自分はノンスパイクで下りたが、何度か危ない目にあった。 ◯黒戸山(登山道〜山頂) ・取り付きは注意していれば登山道山側に明確な踏跡が確認出来る。みんなの足跡を見れば更に確実。 ・登山道から20〜30m程進むとピンテがあるのでそこを上に入る(自分は真っ直ぐ進んで、直に道が不明瞭になった)。山頂まで踏跡明瞭。 ・山頂標はとても小さくて分かりにくい。三角点から甲斐駒方面を見れば、左手に見つかる。 |
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その他周辺情報 | 以下、自宅へのお土産として ・「おじろ」で「尾白ミソ」¥1000 ・「道の駅はくしゅう」で「南アルプス天然水」無料 |
過去天気図(気象庁) |
2022年11月の天気図 [pdf] |
装備
個人装備 | ザック ココヘリ 万能ナイフ ライター カラビナ スリング パラコード ヘッドライト 予備電池 ストック 靴 軽アイゼン ツェルト エマージェンシーシート ファーストエイドキット トイレットペーパー タオル 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 フリース ULダウン ソフトシェル ゲイター ネックウォーマー 冬用帽子 飲料 水筒(保温性) 昼ご飯 行動食 非常食 地図(地形図) コンパス GPSロガー 携帯 時計 眼鏡 コンタクトレンズ(予備) サングラス 日焼け止め 無線機 アンテナ ログブック 予備バッテリー 充電用各種ケーブル 計画書 メモ帳 筆記用具 保険証 財布 シュラフ マスク |
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写真

しかもよく見ると薄い岩が狭い処に乗っかって寄り掛かってるだけ。通過中に大地震が来たら岩ごと谷底に堕ちるかも😱

夕飯まで時間を持て余しそうなので、食堂の本棚から漫画を持って来たが、字が小さくて老眼の進んだ自分には無理だった😓
が、本日の宿泊客は全部で3名で、じきに全員集まり(全員男)夕飯まで山談義で楽しく過ごせた😊

おかずと蕎麦をつまみに🍶
カレーライスが相変わらず美味しい🍛大盛りでおかわりを頂く。
カレーをつまみに追加オーダーでスーパードライ500ml(¥800)🍺
食後も山談義等々で消灯時間20時ギリギリまで楽しく過ごす。
20時半頃就寝💤

本日の朝食🍚ソロで頂く
どれも美味しくてご飯のおかわり2回(食べ過ぎ)
特に味噌汁がメチャ美味だったので地元の味噌か聞いた処、駐車場にあるお店「おじろ」製で「おじろ」で買えるとの事。良い事教えて頂いた😋

この写真撮った直後、全身真っ白な何かがチョコチョコっと来て左の岩陰に入り、顔を覗かせて此方を見た後、チョコチョコっと何処かへ消えて行った。消えてく姿を見てオコジョだ!と思ったが、オコジョってあんなに真っ白な冬毛になるんだろうか?

自分はSOTA無線運用
甲斐駒ヶ岳 2967m JA/YN-005 10pts 山梨県北杜市<JCC#1709>
144MHz-fm30分ほどで4局と交信
最長は妙高山移動局の約130km
事前の伝播シュミレーションで意外と平地には届かない事は確認していたが、昨年結構繋がったので大丈夫と踏んでいた。が、今回中々繋がらず🥲何とかSOTA規定の4局との交信をクリア出来て一安心
各局、TNX FB QSO❗️

怖いと思うから萎縮しちゃうけど、寧ろロープと鎖をしっかり掴んで身体を岩から離した方が、足はしっかりグリップする。当たり前か。
万が一通過中に大地震が来てこの岩が落ちたとしても、ロープと鎖をしっかり掴んでいれば何とかなりそう

着替えた後、七丈小屋で教えて貰った「おじろ」で味噌を購入。昨年、ほんの些細なことでおばちゃんから美味しい饅頭を貰い、今年は何か買おうと思っていたので丁度良かった。味噌はおばちゃんの手作りだそう。七丈小屋の味噌汁メチャ美味だったと伝えたら「ありがとね。また泊まりに来てね🥰」との事。七丈小屋との一体感が素晴らしい。もちろんまた来ます😊
それにしてもおばちゃんのダミ声。昔ヘビースモーカーだったのでは?バリバリ働く戦後昭和の女という感じ。いつまでも長生きして欲しい
感想/記録
by jj1xgo
今年一番の目標は、白峰三山の縦走だった。しかし、自分の諸用や天候不順といったタイミングの悪さ、更には徳ちゃん新道と追撃の西黒尾根で膝周りの腱を痛めてしまい、なかなか本命に挑戦出来ず。そうこうしている内に冬シーズンに突入。今年の白峰三山縦走は諦めた。
今年は南アルプスに少しでも登りたいと思っていたのに、白峰三山諦め、鳳凰三山は鳳凰小屋が先週営業終了で、このままどこにも登れず今年が終わってしまいそう。週末の天気は最高そうなので、何処か営業している小屋はないものか…
ありました。通年営業『七丈小屋』。昨年行ったのはいつだったか調べてみたら、1年と1週間前のほぼ同じ時期。1度登っているから多分大丈夫でしょう。すかさず予約。
予約した後、膝周りを痛めたのは徳ちゃん新道/西黒尾根とどちらも急登だったと思い出す。それらより長い黒戸尾根。無事では帰って来れない気もするけど、それ以上に自分にとっては癒しのルートなので何とかなる…筈。そう考えた瞬間に、昨年感じた癒やしの雰囲気に心をガッチリ掴まれてしまった。
前日。下りの階段で相変わらず左膝周りに違和感があったので、覚悟を決める。
当日。歩き始めの笹の平分岐まで左足首に痛みを感じる。これはいつもの事で、その内消える。問題はその後。
身体の感覚に集中しながらも、歩き方はいつもと変えず。いや、変えてるか。いつもより爪先荷重を意識。本当は登りでも爪先着地にしたかったが、疲れそうなのでヤメた。
笹の平分岐を過ぎてからは予想に反して快調。今年何度か実感している「2度目のルートは思っていたより楽に登れる」現象。それがまた起きているのか。後で見てみると時間はそれ程変わっていない。何なのかよく分からない。単にゆっくり歩くから苦しくないという事か。
そして何より膝周りの痛みが全く起きそうにない。黒戸山越えた下りに入っても全くの無痛。昨日の下りの階段で感じた違和感は何処に行ったのか。こんなに快適に歩けるのは何ヶ月ぶりだろう❓遂にあの痛みから解放されたのか❓
他に変わった事と言えば…そう言えばザックを変えた。昨年雲取山荘で一緒だった人に雪山用のザックとしてモンベルのグラナイトパックをお勧めされたので、今年の夏の終わりに購入し、今回初めて使ってみた。
いつも使っているカリマーのザックとは違い、ウエストベルトにポケットはなく、シンプルな腰骨パッドの様なものが付いているだけだが、その作りが腰周りの動きを妨げず、歩き方が改善されている様な気もする。
とは言え、今回たまたまかもしれないので、次回以降も原因究明継続したい。
話しが脱線するが、グラナイトパックに付いてるポールループが使い易くて最高だった。ショルダーハーネスとサイドポケット下部に付いてるループで、ストックを一時的に収納するためのものだが、いちいちザックを降ろす必要がなくて凄く良い。開発した人に対して、ノーベル山岳賞を授与して頂きたい🎖
山は言うまでもなく最高だった。樹林帯では、静寂に包まれ山と一体になった感覚が何度かあった。森林限界突破してからは神の世界。日常に戻りたくなくなってしまう。
小屋泊だと、全く見ず知らずの山好きの人達と楽しい時間を共有出来るのも良い。いつまででも話してられそう。
七丈小屋のスタッフさん達にも感謝だし、「おじろ」のおばちゃんには地元愛を通じたおもてなしの心を感じる事が出来て今年も感謝👏
本当に最高の山行だった。来年もまた行かねば。
今年は南アルプスに少しでも登りたいと思っていたのに、白峰三山諦め、鳳凰三山は鳳凰小屋が先週営業終了で、このままどこにも登れず今年が終わってしまいそう。週末の天気は最高そうなので、何処か営業している小屋はないものか…
ありました。通年営業『七丈小屋』。昨年行ったのはいつだったか調べてみたら、1年と1週間前のほぼ同じ時期。1度登っているから多分大丈夫でしょう。すかさず予約。
予約した後、膝周りを痛めたのは徳ちゃん新道/西黒尾根とどちらも急登だったと思い出す。それらより長い黒戸尾根。無事では帰って来れない気もするけど、それ以上に自分にとっては癒しのルートなので何とかなる…筈。そう考えた瞬間に、昨年感じた癒やしの雰囲気に心をガッチリ掴まれてしまった。
前日。下りの階段で相変わらず左膝周りに違和感があったので、覚悟を決める。
当日。歩き始めの笹の平分岐まで左足首に痛みを感じる。これはいつもの事で、その内消える。問題はその後。
身体の感覚に集中しながらも、歩き方はいつもと変えず。いや、変えてるか。いつもより爪先荷重を意識。本当は登りでも爪先着地にしたかったが、疲れそうなのでヤメた。
笹の平分岐を過ぎてからは予想に反して快調。今年何度か実感している「2度目のルートは思っていたより楽に登れる」現象。それがまた起きているのか。後で見てみると時間はそれ程変わっていない。何なのかよく分からない。単にゆっくり歩くから苦しくないという事か。
そして何より膝周りの痛みが全く起きそうにない。黒戸山越えた下りに入っても全くの無痛。昨日の下りの階段で感じた違和感は何処に行ったのか。こんなに快適に歩けるのは何ヶ月ぶりだろう❓遂にあの痛みから解放されたのか❓
他に変わった事と言えば…そう言えばザックを変えた。昨年雲取山荘で一緒だった人に雪山用のザックとしてモンベルのグラナイトパックをお勧めされたので、今年の夏の終わりに購入し、今回初めて使ってみた。
いつも使っているカリマーのザックとは違い、ウエストベルトにポケットはなく、シンプルな腰骨パッドの様なものが付いているだけだが、その作りが腰周りの動きを妨げず、歩き方が改善されている様な気もする。
とは言え、今回たまたまかもしれないので、次回以降も原因究明継続したい。
話しが脱線するが、グラナイトパックに付いてるポールループが使い易くて最高だった。ショルダーハーネスとサイドポケット下部に付いてるループで、ストックを一時的に収納するためのものだが、いちいちザックを降ろす必要がなくて凄く良い。開発した人に対して、ノーベル山岳賞を授与して頂きたい🎖
山は言うまでもなく最高だった。樹林帯では、静寂に包まれ山と一体になった感覚が何度かあった。森林限界突破してからは神の世界。日常に戻りたくなくなってしまう。
小屋泊だと、全く見ず知らずの山好きの人達と楽しい時間を共有出来るのも良い。いつまででも話してられそう。
七丈小屋のスタッフさん達にも感謝だし、「おじろ」のおばちゃんには地元愛を通じたおもてなしの心を感じる事が出来て今年も感謝👏
本当に最高の山行だった。来年もまた行かねば。
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2日間天気も良くて最高の山行でしたね😄
山頂で立つ後ろ姿の写真すごくかっこいいです👍
またどこかの山でお会いできたら嬉しいです😊
こちらこそ楽しい時間をありがとうございました😌
時間を持て余すかと思っていましたが、あっという間に過ぎてしまい、本当に楽しかったです🏔📷
山頂の写真、かっこいいですよね😆
また何処かの山で会える事、楽しみにしています😊
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