上高地〜涸沢ヒュッテ
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- GPS
- 14:56
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 927m
- 下り
- 919m
コースタイム
04:45 都内出発
07:30 沢渡到着
08:15 上高地バスターミナル出発
09:00 明神池
10:00 徳沢
11:05 横尾
〜横尾山荘でお昼〜
12:00 横尾出発
12:55 本谷橋
13:00 本谷橋出発
14:00 涸沢側沿い途中休憩
14:15 出発
15:00 涸沢ヒュッテ到着
◆10月10日
05:00 起床〜ご飯〜
05:50〜06:10 モルゲンロート眺める
06:30〜07:15 朝のお散歩(涸沢ヒュッテ〜雪渓〜涸沢小屋往復)
07:45 涸沢ヒュッテ出発
09:05 本谷橋到着
09:20 本谷橋出発
10:25 横尾到着
10:40 横尾出発
11:30 徳沢到着
〜徳沢園でお昼&雨待ち〜
13:20 徳沢出発
14:00 明神到着
14:05 明神出発
15:20 上高地バスターミナル到着
〜五千尺ホテルでお茶〜
16:25 上高地バスターミナル出発
17:00 沢渡発
21:00 都内着
天候 | 10月9日:晴れ 10月10日:晴れのち雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山ポスト 上高地バスターミナル近くにポストあり |
写真
感想
◆10月9日(金)
調布ICを4時45分頃に出発。車の中ではキノッピ差し入れのサンドイッチとコーヒーで朝食。美味しい〜!ありがとうございます。
早朝の中央道〜長野道では渋滞もなく、車の速度もグングン加速して走って頂き、予定より早く沢渡に到着!幸先良いですな。
前日まで台風情報は嘘のように天気はよい中での上高地入り。
しかし、上高地バスターミナルに着いて気付いたコト。気温が低いー。
みんな上着を重ねて手袋をしての出発。
バスターミナルから明神・徳沢・横尾と順調に歩き続ける。
ずっと横目に入ってくる梓川の綺麗さはいつ見ても格別。
なんでこんなに心地良いのだろう。山のいい気を感じならがのウォーキング。
横尾で昼ごはんを食べ、本谷橋を渡り、山登りらしい道になってくる。
ハセツネ3人組で来ているのだから、こーゆー道でなくっちゃね。と
思いながらの登り。
涸沢川を左手に見ながらの道になってくると深い渓谷の景色が最高!
幾度となく後ろを振り返り景色を楽しむ。
だんたんと視界も広くなり足場も岩が増えてくると、涸沢ヒュッテももうすぐ!
早く「テラスで乾杯したい」という気持ちも合間って、足を急ぐ。
涸沢ヒュッテに到着!
気温は低いけど、天気はよいので気持ちよい。
ヒュッテのテラスから望むカールの景色、いつ見ても最高だなぁ。
キノッピと私は、寒さに負けずテラスでおでんとビールで乾杯。
ナミさんとはホットコーヒーで乾杯。
夜ごはんもあっという間に平らげ、私たちが寝る別館に移り山小屋のストーブの前に鎮座して、キノッピが持参してくれた「山崎」をいただきながらみんなで語らい。
違うグループのおばさまも話に入ってきる。
このような時間が、山小屋で時を過ごす素敵なひとときでもある。
朝も早かった為か、あっという間に睡魔が襲ってきてかなり早い時間帯に就寝。
◆10月10日(土)
「朝ご飯用意できています〜」という山小屋のアナウンスにて起床。
金曜日だった為か、かなりゆったりとした空間で寝れたので
腰が痛くなるほど?熟睡した。
さっき夕ご飯を食べたばかりのような気分だが、
朝ご飯はモリモリ食べれてしまう。不思議だ。
ご飯が終わったら、池ちゃんへ葉書を投稿する。
ヒュッテからも郵便物が発送できてよかった。無事届きますように。
今日は奥穂等に行く予定もないので、山小屋周辺を散策してゆっくり過ごす。
ヒュッテから涸沢小屋の間に、雪渓があり、そこへみんなで走るように近づく。
キノッピが雪渓の上に寝っ転がり「気持ちぃ〜!」と叫んでいるので、私たちも真似る。
雪渓の上に寝っ転がってみた上空の景色は、丸く模られた青空の周りに穂高山脈の頂上が入ってきて、これぞカールの景色!
何度か涸沢には来ているが、転がって空を見たのは初めてだった。
素晴らしい景色に感動。
一折カール散策を経て、荷物の準備をし、涸沢ヒュッテを出発。
名残惜しさを感じ、なんども後ろを振り返りながらの下り。
心の中でまたくるぜ!と叫ぶ。(笑)
本谷橋、横尾、徳沢とぐいぐい下り、徳沢園でのお昼。
ナミさん「氷壁ラーメン」に興奮ぎみ。
食事は終わったが、雨がパラパラとしてきたので様子を見つつ地図を広げる。
初心者の私たちにとっては山岳地図の中に載っている様々なワードにくぎづけ。
「ジャンダルムって強そうじゃね?」「キレットだって、キレット!」
などと、ちょっと頭の弱そうな会話を繰り広げていると
隣のテーブルから、いかにも山慣れしているおじさまが会話に入ってきた。
たぶん私たちの薄い会話を横で聞いていて、居てもたっても居られなかったのであろう。
お)「君たち、ヤマ始めたばっかりか?」
3人)「はい」
お)「どこか登ってきた?」
3人)「涸沢ヒュッテから降りてきました」
お)「ヒュッテか。登ったうちには入らんな」
3人)「・・・。」
お)「オレは何百回と穂高には来てるよ。冬が最高だね」
そのおじさまが、とある新聞をザックの中からヒョイっと取り出した。
「これ、オレ。」
目出帽の説明と共に、おじさまの記事が掲載されている新聞を見せてくれながらの会話。
(ザックに入れている割には、新聞にしわはなくすごく綺麗なことを不思議に思いながらも)
すごいヒトなんですね。と認識する3人。
「雨止んできそうですね〜」と頭を上げたら
さきほどのおじさま、もうお店のドアを開け背を向けて歩きだしている。
キノッピによると、小声で「じゃ」と言いながら去って行ったらしい。
かっこよすぎる(笑
そんなこんなで徳沢には2時間も居ただろうか。先を急ごう。
徳沢から明神。明神からは行きとは違う道でという事で、
明神橋を通り、嘉門次小屋を経て、林の中の遊歩道を歩きながら河童橋を目指す。
途中雨が降ったりやんだりしていたのだが、日の光が入ってくると
木々の間から木漏れ日が!
木々の葉っぱや苔がキラキラしていて、最高に綺麗だった。
天候が変わったおかげで様々な顔を見せてくれた上高地の景色。
ありがとうと言いたくなる。
快適な散策路を経て河童橋に到着!
このころには天気も回復し、
心地よい疲労感とともに五千尺ホテルでコーヒーとケーキを頂いた。
いやー、これで3回目の上高地だけど、やはりいつ来ても最高だなぁ。
またみんなを連れてきたいと思いました。
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