御嶽山(小坂) 五つの池と三つの頂
- GPS
- 10:11
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,762m
- 下り
- 1,770m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 10:10
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鈴蘭高原、濁河温泉の案内看板が要所に点在するので、それに従い県道441号へ。 暫く進んだ先の分岐で濁河温泉方面へ右折(ここも看板あり)。 分岐後はすれ違い困難な箇所も含む道を30km以上進み、温泉街の最奥部へ。 終点の無料駐車場の収容可能台数は30台程度か。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース図● GPS端末が拾ったルート。 ●登山ポスト● 登山道始点に設置されている。 入山時・下山時にそれぞれ登山届・下山届を提出する。 ●トイレ● 登山口・頂上の各小屋(要協力金100円)。 ●登山道の状況● 【登山口〜お助け水(八合目)】 ・木道・木階段が設置されているが、腐食・崩壊箇所が目立つ。 大半はピンクテープで示され、エスケープルートが設けてあるが、 そうでない場合もあるので注意が必要。 ・降雨後、それらは大変滑りやすくなる。昨年、エライ目に遭った。 ・迷いそうな箇所はない。のぞき岩手前で胡桃島からのルートと合流する。 【お助け水(八合目)〜飛騨頂上(五ノ池小屋)】 ・ガレ道→ザレ道。 ・途中、高山植物保護区間あり。ロープ内に進入してはならない。 【飛騨頂上(五ノ池小屋)〜継子岳〜継子岳二峰】 ・ガレ道。 ・継子岳〜継子岳二峰に高山植物保護区間あり。ロープ内に進入してはならない。 【継子岳二峰〜四ノ池】 ・下りの大型岩場区間。雨天時は危険と思われる。 【四ノ池〜三ノ池】 ・ハイマツ帯。 【三ノ池〜賽の河原〜二ノ池〜剣ヶ峰(御鉢巡り)】 ・ガレ道(賽の河原を除く)。 ・御鉢巡り区間は大岩もあり。強風に注意が必要。 【剣ヶ峰〜二ノ池本館】 ・ガレ道。 ・途中、黒沢口方面への分岐もあるので間違い注意。 【魔利支天乗越〜魔利支天山】 ・魔利支天山は岩場。注意必要。区間内の高低差は少ない。 【魔利支天乗越〜五ノ池小屋】 ・ガレ道 |
その他周辺情報 | ●下山後に立ち寄った温泉● 旅館御岳 http://www.ryokan-ontake.jp/category02/ |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(2)
1/25000地形図(1)
笛(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料
食料
タオル(2)
携帯電話(1)
雨具(1)
防寒着
ストック(1)
腕時計(1)
非常食(1食分)
熊鈴(1)
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト(1)
ファーストエイドキット(1)
医薬品
カメラ(1)
車(1)
GPS端末(1)
使い捨てカイロ(2)
|
感想
本来、14日に白山連峰に向かう筈だった。
ほぼ全滅と予報されていた御盆期間の天気。
直前になって13日の予報に変化があった。どうやら晴れそうだ。
急遽、予定を変更し、下呂市小坂の濁河温泉側から御嶽山を目指すことにした。
今回は五つの池と継子岳、摩利支天山、そして剣ヶ峰を巡る。
自分には少し厳しそうに思えるが、これが出来ない様では
本来14日に予定していた計画など実行できるはずもない。
山行前の睡眠時間の確保が最大の問題だったが、
現地到着後に何とか90分間、眠ることが出来た。
朝の樹林帯は気温も湿度もさほど高くなく、思ったよりも快適に進む。
午前8時に継子岳に到着。
北アルプス、中央アルプス(の奥に少し南アルプス)、
うっすらとだが、白山も望むことが出来た。
その後、四ノ池を経由して三ノ池に到着。暫しの休憩とする。
風に揺れる水の音が心地良かった。
賽の河原を通過して二ノ池でも昼食休憩。多くの菓子を貪った。
休憩後は、風の強い御鉢巡りの稜線を剣ヶ峰方面に向かう。
いつ来てもここは特別に思える。現在の御嶽の核心部なのか?そんな気がした。
午前11時30分直前。剣ヶ峰に到着。
6月に訪れた際の2倍以上の人でごった返していた。
が、南アルプスの向こうに今回も富士山が見えていたのは嬉しかった。
山頂から反時計回りで二ノ池まで下る。ここでトラブル発生。
無性にラーメンが食べたくなる。
時間に余裕はあったので、二度目の昼食休憩とする。
特に空腹だったわけでもないのに…。何故だ?
小屋内でゆったりとした時間を過ごすことが出来た。
その後は順調に事が運び、摩利支天山往復後に
五ノ池小屋のテラスで最終休憩とした。
下山開始。八合目辺りから膝に違和感が出始め、少しペースが落ちる。
そんな中、結構下って来たところで、親子二人のパーティーに出会う。
少年の背負っているザックとウェア、どこかで見覚えがある…。
こちらがハッと気づいた時、男性が自分に尋ねた。
「ヤマレコやってみえますか?」
大きな驚きと嬉しさが込み上げた瞬間だった。
最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
白山の計画は残念ですが、代替として
素晴らしい登山ですね。
お池一周+継子岳、さらに、
摩利支天山往復とは、すごいです。
お疲れ様でした。
komakiさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
御嶽山が持つ様々な顔を、全部見て回りたいという思いが
自分のどこかにあったのだと思います。
もちろんこの一日で見たものが全てではないですが。
久しぶりに本当に充実した気がします
こんばんは!!
「最近の登山で会ったかも?」が再び点灯していました・・・・
親切な機能ですね!!
二時間で濁河から飛騨頂上までいかれてるんですね。
驚きました。
これならお昼ラーメン追加も了解です。
とはいうものの、お菓子、多すぎるような・・・
ザックペッタンコだったですよね。
それにしても・・・
全然見えてるじゃないですか。
独立峰御嶽の気流はよく理解しているつもりだったのに!
しかもぐるり回られて全方位ご覧になってますね!
「ヤマレコやってみえますか?」
昨年の後悔を繰り返さずにすんでよかったです。
写真:アングルの選び方など、引きつけられます。
でも、我々にもボタンは見えませんでした・・・・
fuararunpuさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
今回、菓子類は小袋のものを多く持ちました。
デカいやつだと飽きてしまうので…。
でも半分ぐらいは開けてませんよ。本当です
展望に関しては、運が良かったと思います。
車中で寝坊しなくて良かったです
今回の出会いは自分もハッとしました。
やはり宝くじでしょうか?
画面を確認できないアングルで撮ろうとして四苦八苦、
5分以上かかった上にボツ…なんてこともザラです。
今回撮った写真も6割はボツです
そうですか!ボタン見えませんでしたか!
自分だけじゃないですね。安心しました
とても綺麗なとこですね。行ってみたくなりました。
そして、わたしにも、あのボタンは見えなかったです。
心荒んでるのかな?^_^
naminoriさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
naminoriさんにも見えませんか?
どうやらボタン自体が存在しないという説が有力みたいです。
なので心は荒んでいないはずですよ
御嶽は遠くに見ても、実際に歩いても魅力を感じます
数少ないチャンスを見事ものにされたようですね
hiroCさん、こんばんは
昨日は天気予報は良かった筈なのにパッとせんなぁと名古屋の空を見上げていましたが、御嶽さんの頭上は綺麗に晴れてたんですね 池に青空が映っていい感じです
fuararunpu隊とのファンタスティックな再会!もあったようで好い山行でしたね
いつかこのルートで歩いてみたいので、お気に入りに入れさせて頂きます
lowriderさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
13日の天気予報。前日になって状況が変化し、14日、若しくは15日に
予定していた白山連峰の計画を移行しようかとも思いましたが、
同行予定の方の都合が良くなかったこと、それと何よりも
本文中にも記した睡眠時間の問題がありまして、急遽こちらを決行しました。
朝のうちは展望に恵まれ、下山間際には嬉しい出会いもあり、
他にも自分の中で何やら感じる場面は幾つかありました。
今回もこの山の新たな魅力を己の内に刻むことが出来た気がしています。
これからも何度も訪れたいです
是非、歩かれてください。様々な魅力が集約された山です
おはようございます。
良い日に、良い山に登りましたね。
御嶽山は、雲の中しか行ったことがなく、
こんな景色が広がっているのかと感動しました。
出会いもあり、天気も良く、最高の日でしたね
今年の夏は、雨がおおくて困ります。
totokさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
17日も遠征を狙っていますが、予報は悪化してますね
御嶽山は二年前に初めて訪れ、今回で五度目になります。
内、四度が天気に恵まれているのは運が良いですね。ありがたいです
その唯一、雨に見舞われたのが、昨年の小坂ルートからの歩きでした。
その時は暴風とガスでわけが分からなかった継子岳山頂。
今回は素晴らしい展望が広がっており、来て良かったと実感しました
剣ヶ峰からの展望も勿論、素晴らしいのですが、
個人的にはこちらの静かな雰囲気が好きです。
今回そう思いました。緑が多いのも魅力ですね。
今のところ日帰り山行専門ですが、五の池小屋宿泊プランで、
白山の向こうに沈む夕日や、中央・南アルプスから登る朝日、
それらに照らし出される剣ヶ峰や北アルプスなんか見られたら
最高だろうと想像します
hiroCさん、おはようございます。
予定を変更されて正解でしたね。この調子なら白山まで行けますよ。
御嶽私は、1回きりしか行っておりません。
今度は濁川から上ってみたいと思いました。
私は夕べ遅く帰ってきましたが結局目当ての山には上らず仕舞いでした。
まあ、そんなこともありますね。
higurasiさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
恒例の睡眠不足の上、天気に踊らされた突貫計画でしたが、
現地での仮眠が功を奏したのか、高度順応も問題はなく、
この日の行程は思いのほか順調に進みました。
中盤以降、不必要な休憩をし過ぎた感は否めませんが 、
行動開始時間が予定よりも30分遅れた割に
下山時刻を予定より1時間近く短縮できたこと、
杖を使わずに済んだことは自分にとっては収穫でした
今回の濁河から飛騨頂上までの登りは、距離が約4km。高低差が約1000m。
来月に流れてしまった、白山連峰チブリ尾根からの登りは
市ノ瀬から別山まで、距離は約8km。高低差は約1600m。
意外でしたが、今回の方が勾配に関しては急だった様です。
途中でバテないこと、写真を撮るのにかまけ過ぎないこと
(コイツがかなり重要)に注意したいと思います。
もし、そこまでの行程で行動時間を予定よりも30分程度短縮できる様で
あれば、御前ヶ峰も目指せるのかもしれません。自分次第です。
話が逸れちゃいました。
御嶽山。行く度に更に好きになって帰ってきている気がします
higurasiさんは先月の聖岳からお預け状態ですものね
今後の天気に期待しましょう
お鉢の西側と東側、どちらしか通れないとしたら、どちらがお勧めですか?
<< 追記 >>
なるほどです。
ありがとうございます。
naminoriさん、こんばんは。
再訪問ありがとうございます
?と一瞬思いましたが、理由は何となく分かりました
この山の最も荒々しい部分が御鉢の西側にあります。
御鉢巡りと呼ばれるのは、この岩場ルートです。
歩きやすさと移動時間の短縮を考えるなら東側ですが、
よく分からない何かに圧倒されるのは西側。
自分ならこちらをお勧めします。
南と北の雰囲気の移り変わりを楽しんで下さい。
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