試練!日光表連山縦走(東照宮〜女峰山〜小真名子山〜大真名子山〜男体山〜二荒山神社中宮)


- GPS
- --:--
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 3,180m
- 下り
- 2,502m
コースタイム
- 山行
- 13:55
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 15:12
天候 | 晴れ&ガス (気温:13℃〜20℃) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
日光市営駐車場を利用(1回500円) →http://www.kousha.or.jp/parking.php ●下山後は東部バスを利用 (二荒山神社前→総合会館前 ) →http://www.tobu-bus.com/pc/area/nikkou.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
●西参道第3駐車場〜行者堂 東照宮内及び近隣の通路を進みます。 ●行者堂〜八風 なだらかで長い馬鹿尾根です。 今年は笹が刈り払われていないため、笹の藪コギ状態が続きました。 前夜に雨が降った場合には、レインウェアのズボンを履いた方が無難です。 この区間でヤマヒルに襲われました。 ●八風〜遥拝石〜唐沢避難小屋 前女峰山のトラバースと唐沢避難小屋の間に、ガレ場を横切るところがあり、 足元に注意が必要です。 ●唐沢避難小屋〜女峰山 ガレ場の急登があります。 ●女峰山〜帝釈山 低木帯の稜線歩きです。 日光三嶮の1つ『馬の背渡り』という痩せ尾根があります。 ●帝釈山〜富士見平 樹林帯の中の急斜面。 ●富士見平〜小真名子山 ほとんど全部がガレ場の急登です。 コース上、一番キツイところだと思います。 ●小真名子山〜鷹の巣〜大真名子山〜志津乗越〜男体山 志津乗越と男体山の8合目以降を除き、樹林帯の登り降りです。 志津峠と大真名子山の間に日光三嶮の1つ『千鳥返し』という難所があり、 鎖と梯子が取り付けられています。 ●男体山〜二荒山神社中宮 岩だらけの急斜面が続きます。 |
その他周辺情報 | ●温泉 やしおの湯 →http://www.kousha.or.jp/spa_yashio.php |
写真
脹脛をマッサージしながら、ゆっくり進みます。
熱中症ではないし、攣る原因はわからない・・・
脹脛に負荷をかけないように、体全体を使って登るように心がけよう・・・
感想
7月以降、週末は用事が多くてなかなか山へ行けませんでした。
たまに用事が無い週末なんかは、天気予報が悪くて山に行けない。
この時期はやっぱりアルプスに行きたいけれど、お盆休みも用事が入っていて遠出は難しい。
そんなわけで、比較的近場の日光へ日帰り登山に行ってきました。
日光表連山縦走は、東照宮からではなく、霧降高原から赤薙山経由で歩くほうが一般的のようです。
しかし、霧降高原からだと車の回収がめんどくさそうなので、東照宮から登ることにしました(黒岩尾根経由)。
女峰山の黒岩尾根は、なだらかなで長い馬鹿尾根で、過去に他の登山者と会ったことがありません。
開放的な笹原が魅力的ですが、今年は登山道の笹が刈り払われてなかったので、笹の藪コギが続きました。
前日の大雨で笹はビショビショ、すぐにズボンと靴が水浸しになりました。
熱中症の予防になるし、すぐに乾くだろうからと特に気にしませんでしたが、
だんだんと体調が悪くなってきて、歩くたびに脹脛が攣りそうになりました。
気温は13℃と涼しく、スポーツドリンクをこまめに飲んでたので、熱中症は考えにくい。登りはじめてスグなので筋肉疲労も無い状態でしたし、何故、足が攣るのかが不明でした。(西洋医学では、睡眠不足で足が攣ることは無いようですし)
帰宅後に足が攣る原因を調べたところ、水泳などで冷たい水に長く浸かると、筋肉中の血液の流れが悪くなったり、体内の電解質バランスが崩れて足が攣ることがあるようです。
ぬれた笹薮歩きで、足全体に冷たい刺激が続いていたので、それが原因で足がおかしくなったみたいです。
(冷てえ〜、冷てえ〜♪とはしゃいで登ってましたが、いやいや参りました・・・)
大真名子山の登りに入ったあたりから、足が攣らない状態に戻りましたが、
脹脛をかばって歩いていたために、足がかなり疲弊してました。
どっちみち、集中力は切れていたし、開き直ってノンビリと歩き続けました。
なんとか縦走は果たせましたが・・・
足の状態が悪く、試練の山旅でした。
ぬれた笹の藪コギが要注意だとは、新たに勉強になりました・・・
やはり、レインウェアのズボンを着用するべきでしたね。
それでも、景色は素晴らしかったので、満足の山行としておこう。
※東照宮からの縦走は、URUさんやAIKENさんのレコを参考にさせていただきました。
コメント
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nabekaさん、おはようございます。
降雨後の笹藪でズボンと靴の中がビショビショ
どこかで同じこと、聞いたことありませんか
今年の八ヶ岳縦走ですよ
私もsanpoさんも降雨後のハイマツにやられ、足こそ攣りませんでしたが、
冷えにより、足が動かなくなりました
靴の中まで、ビッショリになるなんて、経験しないと分らないですよね
温泉で足裏を見たら、真っ白にふやけて、皮もむけてました
nabekaさんも悲惨だったんじゃないでしょうか?
そんな状態での試練の山行、お疲れ様でした
satoyamaさん、こんばんは。
靴の中のビショビショは、勿論、八ヶ岳縦走レコを思い出しましたよ〜
歩きにくいとのお話でしたが、まさか、こんなに大変だとは思いませんでした
ぬれた靴下が足にくっついて、凄く気持ちが悪かったですけど、
ビショビショのズボンはもっと最悪でした。
藪コギの中、凄く冷たくて足が完全にいかれました〜
『権現〜ツルネ手前のハイマツ帯の雨露に注意!』と同じですね
ひたすら攣りそうな状態が延々と続いて、チョットの刺激でも攣っちゃうんで、
どうにもならなかったですね〜
でも、笹の藪コギは前半だけだったので、その後は回復したので良かったです
※ラスト2山、次はどっちのお山ですかね〜
こんにちは、nabekaさん!
私は5月に大真名子から女峰山へ歩いたことがあるので、懐かしく拝見しました。
もっとも大半は雪に埋もれていたので楽に歩けましたが、ガレ場などは雪が溶けるとたいへんだなぁ、なんて思いながら歩いていました。
ところで志津乗越ですが、車で入れないようなことを聞きましたが、#87の写真に車が写っているので、入れるのでしょうか...
志津乗越で車中泊をして朝起きたら10頭以上の鹿が車の周りにいてビックリしたことがありましたが、機会があれば秋に行ってみたいと思っています。
nabekaさんでも足が攣るのですネ...意外でした
お疲れ様でした
hottenさん、こんばんは〜
残雪の中の周回の方が、大変のようにも感じますよ〜
でも、確かにガレ場が多いのは、かなり厳しかったですね・・・
志津乗越へ入る裏男体林道はどうなんでしょう?
自然災害とかで、ちょくちょくと通行止めになるみたいですが、
今は大丈夫なのかもしれないですね。
http://www.pref.tochigi.lg.jp/d51/00oshirase/rindoujouhou.html
(最新の更新日付が 6/30 ですが・・・
自分は、数年前までは、かなりの高確率で足が攣ってました〜
最近は水分補給を心がけるようになって、攣る回数が減ってきたんですが・・・
今回は久しぶりに地獄を味わいました
※10頭以上のシカは・・・凄い経験ですね
nabekaさん、こんにちわ
累積標高差が一日で3100m以上
朝露のついた笹やハイマツなどの合間の登山道で私も経験がありますが、靴下を絞るほど濡れてしまったのですね。
痙攣も治まって、その後は影響がそれほどなかったみたいで良かったですね。
光ってなくても蛍が発見できるんですね。
さすがnabekaさん
今年の夏はスッキリしないお天気ですが…
9月は晴れてほしいなあ〜っと今から楽しみにしているんです
久しぶりにnabekaさんにも会いたいなあ
mipoさん、こんばんはー
このコース、確かに累積標高差が3100M以上で、ハードなコースでしたがー
ゆっくりと登るんでしたら、数字ほどのハードさは感じないかもしれないです。
(足が攣っといて、えらそうな事は言えないですがねー
登りと下りがはっきりしている分、細かいアップダウンが少ないからかなー?
ガレ場が多いのは厳しいですけど
蛍は・・・休んでいたら、足に虫がとまったので、手で払いのけたら蛍でした。
蛍だとわかったら、かわいそうな事をしたような気分になりました
※mipoさんの、新穂高からの北アテント泊には度肝を抜かれました〜
小柄な体で凄いな〜とホントに驚きましたよ〜
※9月は、みんなと会えるのが楽しみですね〜(mipoさんとは久しぶりですね
nabekaさん、おつかれさまです!
自分のつたない山行記録が少しお役にたてたようでなによりです(照)
昨年のURUさんの記録のコメントのやり取りから、nabekaさんも必ず歩かれると思っていましたので、たまたま自分がお先させていただいたようなものです。
改めて日光の景色の素晴らしさを感じることができました!
帝釈山〜富士見平の写真を拝見させていただくと、夏道のようすがよく分かりました!どうりで残雪踏み抜きで落ちまくるハズです!
自分はこの縦走は踏み抜きやガレ場、水不足と試練の連続でしたが、攣りはかなりの試練でしたね!それでも歩ききってしまうとは恐れ入ります。
濡れた藪漕ぎにややトラウマ感をもっていますが、改めて要注意だと勉強になり、ありがとうございました!
こちらこそ、恐縮です!
累積標高差3100Mのルートなので、どんなもんなのかがわからず、
URUさんとAIKENさんのレコが凄く参考になりました。
AIKENさんのレコでは、かなりのハイペースでしたので(URUさんもそうですが・・・)、
自分はもう少し遅いペースで登ろうと計画したのですが、それでも地獄に嵌りました
考えてみれば、URUさんとAIKENさん、Maieさんが歩いてなければ、絶対にこんなコースを歩いてみようとは思わなかったハズなので・・・
おかげで挑戦することができましたよ〜
この縦走路・・・
夏道しか考えてなかったのですが、踏抜きがあると、凄く大変そうですね
>濡れた藪漕ぎにややトラウマ感をもっていますが
自分も、次回からはトラウマになりそうですー
nabekaさん、こんばんは
同じ日に同じエリアを歩いていらっしゃたんですね
日光エリアは笹が多いですね。
特に稚児ヶ墓辺りは、笹の海といった感じで参った記憶があります。
たまには笹を刈る年もあるんでしょうか。
是非、登山客誘致のためにも毎年刈ってほしいものですが。
私も草が濡れていても横着してレインウエアを着ないことが多いのですが、
足が攣ることになりかねないとは
ちょっと考えないといけないですね。
それにしてもそのような状態で最後まで縦走を続けるとはさすがです
hirokさん、こんばんは。
自分もhirokさんのレコを拝見して、また同じエリアだったんだなーと思いました
確かに日光エリアは笹が多いですね(そういえば・・・
昨年の冬と、一昨年の秋は笹が刈り払われてました。
なので、もしかすると、今年はこれから刈るのかもしれないです。
稚児ヶ墓辺りは確かに笹の海ですね。
(ここを歩き始めてから、足がだんだん調子悪くなってきました・・・
自分も足が攣る原因がわからなかったのですが、多分、ぬれた笹で足が異様に冷えたためだと思いました。(凄く冷たくて、歩くたびに飛び上がりそうになる感じでした
攣ったのは筋肉疲労らくるものではなかったので、体調が戻れば大丈夫かな〜と思って縦走を続けましたが・・・下山はヘッドライトの御世話になってしまいました。
(スタートもゴールも暗闇になりました
ヤマビルに襲われましたか。被害は無かったのでしょうか。
nabekaさんは日光方面の山歩きが多いようですね。やはり群馬に比べると隣県なので近い感じなのでしょうね。
私の所も隣県なのですが、栃木方面の山へはなかなか足が向きません。県内の山へ行くよりも時間がかかるので、ついつい谷川などの近場へ行っちゃいます。
nabekaさんの栃木の山レコを拝見するたびに、日光や那須など栃木の山も魅力的だな~と感じています。
いつも考え抜いた山とコースの選定ですね。チャレンジ精神といいますか感心してますよ~
ozesaiさん、こんばんはー
ヤマヒルは、ozesaiさんのレコで見た後だったので、
おおーっ!
ozesaiさんのと同じだー!
と思いましたよ
自分は、幸運にも襲われる前でした。
足が攣らなければ靴下は脱がなかったので、ある意味、足が攣って良かった(?)のかも。
日光方面は茨城から最も近い山域の1つなので、どうしても行く回数が多くなりますね。
茨城の里山もイイのですけれど・・・
群馬県はイイ山がいっぱいあるので、群馬県内だけで事足りることが多いですよね〜
羨ましいですよ
(群馬県は魅力的な山が多いですよね〜
nabekaさん こんにちは
ロング縦走お疲れ様でした
お天気よくて最高でしたね、すんばらしい青空
そっか、足が攣る原因は冷えにもあるんですね、勉強になります
たしかに雨も降ってないのにレインの下を履くのは面倒ですもんね
藪がなくなればどうってことないし...
今度から気を付けたいと思います
ところでヤマビル、どひぇー
こんなのがいるんですね、日頃歩いている白山とかには生息していないので興味津々ですが、足の中からこんなの出てきたら卒倒しそうです
南アルプスもいるんですよね、こちらも気を付けます
sakuraさん、こんばんは。
sakuraさんが白峰三山を日帰り縦走した日に、
累積標高差だけは、ほぼ同じくらいのルートを歩いてきましたよ〜
(3000M級の稜線は、もっとキツそうですよねー
ヤマヒルは自分も初めてでした!
なので、どひぇー
写真を撮ろうとしたら、足が攣って更に どひぇー
まだ襲われてなかったので、よかったです。
これで足から血が垂れてたら、更に どひぇー
攣りの原因は当初はわからず、かなり焦りましたけど、
多分、急激な足の冷えが原因だと思います
冷えるとゆーか、かなり冷たい感触が続いてましたんでー
nabekaさん、こんにちは^^
私もおうちゃくで雨が降ってもカッパのズボンを履かない事が多々あるんですよ
ましてや雨が降っていない登山道で、朝露攻撃回避のために下だけカッパを履くほど面倒くさい事はないですよね
そう思った時は既に遅しでズボンはずぶ濡れですもんね
累積凄いな〜!一日で3000mオーバーはガッツリ身体に堪えますよ
本当にお疲れ様でした
来月またお会いしましょう
sanpoさん、こんばんは。
まったく、仰せのとおりでした。
カッパのズボンを履くのがめんどくさくて躊躇すると、
一気にビショビショになるんですが、時既に遅しなんですよね〜
なので、まあーいいやーと歩いていたんですが・・・
足がホントに悲惨な状況になりました
筋肉疲労で攣るのと違って、何をしても攣りそうな感じが続くので、
爆弾を抱えて歩くようなもんでした
3000Mオーバーのコースですが、歩いたことがある部分が大半でしたし、
細かいアップダウンは少なかったので、数字よりは歩きやすい感じでしたよー
(因みに、URUさんは同じコースを10時間半ですからね〜
nabekaさん、こんにちは。
また地味にきついコース歩かれてきましたね
でも日光にヤマヒルがいるなんて衝撃的な事実ですよ
あ〜、恐ろしや
>降雨後の笹藪でズボンと靴の中がビショビショ
自分は面倒でも必ずカッパのズボンを履く派です
お勧めアイテムとして
ファイントラックのメッシュの靴下イイですよ
今夏から履いていますが、今まで靴蒸れ、靴濡れが原因で足裏に水膨れが出来悩まされてきましたが、今は一切問題なくなりました
月末はよろしくお願いしますね。
Maieさん、こんにちは。
地味にきついコース・・・
まさしく、そのとおりですね
歩きながら、地味なコースだな〜と感じてましたよ〜
ヤマヒルはビックリしました。
あんなのに吸い付かれたらと思うと、ぞぞぞ〜
いつの間にか靴下にくっついているところが恐ろしいです。
吸着力がかなり強くて、なかなか靴下からとるのに苦労しましたよ
ファイントラックのメッシュの靴下・・・
靴蒸れ、靴濡れが無いのはイイですねー
情報ありがとうござます! 早速、探してみますねー
※月末はコチラこそ、よろしくですー
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