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記録ID: 494618
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ハイキング
丹沢

蛭ヶ岳南南東尾根

2014年08月15日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:14
距離
27.0km
登り
2,600m
下り
2,594m

コースタイム

5:53玄倉ゲート - 7:16熊木沢出合 - 8:42南南東尾根取り付き - 9:53蛭ヶ岳10:00出発 - 10:40臼ヶ岳 - 11:37檜洞丸11:41出発 - 12:28同角ノ頭12:33出発 - 13:16大石山 - 13:50ユーシンロッジ - 15:07玄倉ゲート
天候 山麓部は晴れ。山頂付近は濃霧と強風。
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
玄倉ゲート前に駐車。
コース状況/
危険箇所等
熊木沢出合 - 南南東尾根取りつき:既に多くの方が書かれているので詳細は省略します。玄倉ゲートから尾根取りつき点まで普通に歩いて3時間近くかかりました。余裕を持った計画をおすすめします。

蛭ヶ岳南南東尾根:前半は危険個所も無く足場も安定しており、傾斜は急ですがどんどん高度をかせいで行けます。途中から足場の安定しないざれ場が増えてきます。この辺りは落石を起こしやすいので、特にグループ登山の場合は細心の注意が必要だと思います。「核心部」と言われる岩場は無理せず右から巻きました。山頂に近づくと藪漕ぎになります。ルート全体を通して目印となるテープは一切ありませんでしたが、最近よく歩かれているのか意外に明瞭な踏み跡が数か所できていました。夏でも長袖シャツと手袋の着用をおすすめします。

蛭ヶ岳 - 檜洞丸:省略します。

檜洞丸 - ユーシンロッジ:同角ノ頭から大石山、ユーシンロッジまで白ざれの箇所が多く、雨天時の下りは要注意です。
玄倉ゲート前から出発。
2014年08月15日 05:54撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 5:54
玄倉ゲート前から出発。
増水していたので梯子に助けられました。
2014年08月15日 07:21撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 7:21
増水していたので梯子に助けられました。
目指す蛭ヶ岳の山頂は・・・・見えません。幸先の悪いスタートです。
2014年08月15日 07:41撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 7:41
目指す蛭ヶ岳の山頂は・・・・見えません。幸先の悪いスタートです。
どんどん崩壊が進んでいるように見えます。左側から迂回しました。
2014年08月15日 07:57撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 7:57
どんどん崩壊が進んでいるように見えます。左側から迂回しました。
作業道には落石が多数。
2014年08月15日 08:09撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
8/15 8:09
作業道には落石が多数。
南尾根、南南東尾根の分岐地点まで来ました。
2014年08月15日 08:13撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 8:13
南尾根、南南東尾根の分岐地点まで来ました。
こちらは南尾根へ向かうルートです。
2014年08月15日 08:13撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
8/15 8:13
こちらは南尾根へ向かうルートです。
堰堤は右から巻きました。
2014年08月15日 08:36撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
8/15 8:36
堰堤は右から巻きました。
ようやく南南東尾根取り付き点が見えました。ここまでたどり着くのに一苦労です。
2014年08月15日 08:38撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 8:38
ようやく南南東尾根取り付き点が見えました。ここまでたどり着くのに一苦労です。
では行きますか。
2014年08月15日 08:44撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 8:44
では行きますか。
取り付きは急ですがホールドがしっかりしており、すいすい登れます。
2014年08月15日 08:48撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 8:48
取り付きは急ですがホールドがしっかりしており、すいすい登れます。
この辺りは藪漕ぎも障害物もなく足が進みます。
2014年08月15日 08:55撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 8:55
この辺りは藪漕ぎも障害物もなく足が進みます。
大室山の南側に似た雰囲気。
2014年08月15日 09:06撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 9:06
大室山の南側に似た雰囲気。
急な登りが続きますが、途中2か所ほど一息つける箇所がありましt。
2014年08月15日 09:16撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 9:16
急な登りが続きますが、途中2か所ほど一息つける箇所がありましt。
死んだ切り株に見えますが細い枝の先から芽が出ていました。
2014年08月15日 09:16撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
8/15 9:16
死んだ切り株に見えますが細い枝の先から芽が出ていました。
腰をかけるには少し高すぎました。
2014年08月15日 09:17撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 9:17
腰をかけるには少し高すぎました。
問題の岩場。岩がぐらついているので無理せず右から迂回しました。
2014年08月15日 09:28撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 9:28
問題の岩場。岩がぐらついているので無理せず右から迂回しました。
この辺りから藪漕ぎです。
2014年08月15日 09:37撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 9:37
この辺りから藪漕ぎです。
写真ではわかりませんがすごい強風。
2014年08月15日 09:48撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 9:48
写真ではわかりませんがすごい強風。
裸地が見えてきました。山頂は近いはずですがガスで視界が遮られています。
2014年08月15日 09:53撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 9:53
裸地が見えてきました。山頂は近いはずですがガスで視界が遮られています。
突然目の前に小屋が見えました。山頂です。
2014年08月15日 09:56撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 9:56
突然目の前に小屋が見えました。山頂です。
二週連続でガスの山頂です。
2014年08月15日 09:56撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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二週連続でガスの山頂です。
こちら側から登ってきました。
2014年08月15日 09:56撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
8/15 9:56
こちら側から登ってきました。
檜洞丸へ向かうことにしました。
2014年08月15日 10:01撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
8/15 10:01
檜洞丸へ向かうことにしました。
臼ヶ岳は通過するだけ。
2014年08月15日 10:43撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 10:43
臼ヶ岳は通過するだけ。
檜洞丸。ここまで誰にも会いません。
2014年08月15日 11:40撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 11:40
檜洞丸。ここまで誰にも会いません。
2014年08月15日 11:47撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
8/15 11:47
先週以来このような景色しか見ていないような気が。
2014年08月15日 12:01撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 12:01
先週以来このような景色しか見ていないような気が。
同角ノ頭。
2014年08月15日 12:31撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 12:31
同角ノ頭。
橋が濡れて滑りやすいので緊張しました。
2014年08月15日 12:47撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 12:47
橋が濡れて滑りやすいので緊張しました。
大石山直下の鎖場。
2014年08月15日 13:15撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 13:15
大石山直下の鎖場。
大石山。
2014年08月15日 13:20撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 13:20
大石山。
ここまで下りてきてようやくガスが晴れました。
2014年08月15日 13:47撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 13:47
ここまで下りてきてようやくガスが晴れました。
ユーシンロッジに到着。
2014年08月15日 13:53撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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ユーシンロッジに到着。
玄倉ダム。
2014年08月15日 14:33撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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玄倉ダム。
ラジオで高校野球中継を聴きながら延々と林道歩き。ようやくゲートまで戻りました。
2014年08月15日 15:10撮影 by  COOLPIX S6400, NIKON
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8/15 15:10
ラジオで高校野球中継を聴きながら延々と林道歩き。ようやくゲートまで戻りました。
撮影機器:

感想

既にヤマレコでも多くの方が記録を残されていますが、以前から気になっていた蛭ヶ岳南南東尾根を歩いてきました。このルートを歩く場合の問題はやはりアプローチの悪さだと思います。車を止めた玄倉ゲート前から林道を1時間以上歩いてようやく熊木沢出合、そこから何度も堰堤を越えつつ河原沿いに歩くこと約3時間でようやく尾根の取りつき点に着きました。ここからいよいよ南南東尾根の登りです。
最初から急な登りが続きますが、足場はしっかりしており前半はどんどん登って行けます。途中から足場の安定しないザレ場が増えてくるのでペースを落とし慎重に進みました。例の岩場は無理せず右から迂回しました。山頂に近づくとノイバラ?のとげに悩まされます。あいにくこの日の山頂は濃いガスで視界が悪く、強風が吹き荒れていました。先の見えない中延々と続く藪漕ぎは気分の滅入るものです。いい加減うんざりしてきたところで突然視界が開け小屋が目に入ってきました。蛭ヶ岳の山頂です。先週に続き山頂には登山者の姿も無くひっそりとしていました。
帰路をどうするかは出発時点で決まっていませんでした。不動ノ峰から箒杉沢へ下るルートを当初考えていましたが、時間にまだ余裕があるのでis_pinarelloさんから勧められた通り檜洞丸から同角ノ頭を経てユーシンロッジへ下ることにしました。結局この後もガスは晴れることがなく、先週に続き静かな山行を終えました。南南東尾根は天気の良い日に再訪したいと思います。

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コメント

お疲れ様でした。
急登+濃霧の中で強風は厳しかったでしょうね。
それでも南南東尾根達成!おめでとうございます
また蛭→檜→同→ユーシンまで充実ルートでしたね。
前回から6日後の連続蛭とはっ!
実家からはもう戻られたのですか?

私達は今日大阪から戻りました。明日は大室山行く予定です
いいかげん太平洋高気圧に張り出してもらいたいですね
では。
2014/8/16 21:07
Re: お疲れ様でした。
senpachiさん こんにちは。
せっかくなら天気の良い日に行きたかったのですが、行ける日は限られているのでしかたありませんね。senpachi隊もぜひ南南東尾根にチャレンジしてください。
実は実家も「こちら側」へ越して来ているのでこの夏は京都へ行っていません。
今日は微妙な天気ですが予定通り大室山へ行かれたんですかね? これからもディープな丹沢の探検記録を楽しみにしております。
2014/8/17 10:43
プロフィール画像
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