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Yamareco

記録ID: 497531
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ハイキング
東海

三河本宮山 国見岩ルート〜山頂〜表参道

2014年04月05日(土) [日帰り]
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bool その他3人
GPS
--:--
距離
14.7km
上り
814m
下り
812m

コースタイム

日帰り
山行
6:20
休憩
2:00
合計
8:20
8:20
20
9:10
9:10
160
11:50
11:50
20
12:10
12:50
20
13:10
13:20
110
15:10
16:10
30
16:40
最もポピュラーな表参道は登山初心者でも楽しめるハイキングレベルですが、
国見岩ルートは中級レベル以上の本格的な登山道です。
装備・天候・健康状態を万全に整えたうえで、ケガや事故の無いように注意して登りましょう。

特に下りは危険ですので、もし初挑戦される場合はここでご紹介したように、
国見岩ルートで登って、表参道から下るようにすることをおすすめします。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR長山駅より徒歩で登山口へ。

自家用車でのアクセスの場合、登山口にある本宮山ウォーキングセンター、
または近くの「本宮の湯」駐車場に停めると便利です。
(※ウォーキングセンター駐車場は無料ですが、すぐに満車になります)
コース状況/
危険箇所等
ウォーキングセンター裏手から始まる表登山道は
非常に良く整備されており、登山者も多く、特筆するような危険箇所はありません。
ただし登山道の途中にトイレはありませんので登山開始前に済ませましょう。

もう一方の国見岩ルートはバリエーションルートです。
ガレ場、鎖場などが点在しており、やや難易度が高めです。
道が荒れている箇所もあり、登山者の踏み跡もほとんどありませんので、
念のため地図とコンパスは用意しておきましょう。
その他周辺情報 表登山道の入口に日帰り温泉施設「本宮の湯」があります。
ここに車を停めて、山頂までピストンする登山者も多くいます。
登山口への最寄り駅、JR飯田線の長山駅からスタート。
豊川駅から飯田方面へ2駅目の、小さな無人駅です。
登山口への最寄り駅、JR飯田線の長山駅からスタート。
豊川駅から飯田方面へ2駅目の、小さな無人駅です。
長山駅の出入り口は南側に1箇所のみ。
登山口のある北側へは踏切を渡ります。
本宮山(ほんぐうさん)へは案内の看板も出ていますが、事前に地図で確認しましょう。
長山駅の出入り口は南側に1箇所のみ。
登山口のある北側へは踏切を渡ります。
本宮山(ほんぐうさん)へは案内の看板も出ていますが、事前に地図で確認しましょう。
長山駅から徒歩でウォーキングセンターへ。
中央に見えるひときわ大きな山が、これから目指す本宮山です。
長山駅から徒歩でウォーキングセンターへ。
中央に見えるひときわ大きな山が、これから目指す本宮山です。
表参道の登山口にある本宮山ウォーキングセンター。
登山者用の無料駐車場が併設されています。
……が、残念ながらあまり広くありません。

すぐ近くの「本宮の湯」の駐車場は広いですので、
下山後の入浴を計画しているようでしたら、そちらに駐車すると良いでしょう。
表参道の登山口にある本宮山ウォーキングセンター。
登山者用の無料駐車場が併設されています。
……が、残念ながらあまり広くありません。

すぐ近くの「本宮の湯」の駐車場は広いですので、
下山後の入浴を計画しているようでしたら、そちらに駐車すると良いでしょう。
ウォーキングセンターでは簡単な登山マップなども配布しています。
本宮山への登山の前に、最新情報をここで調達しておきましょう。
トイレや自動販売機を利用することもできます。
ウォーキングセンターでは簡単な登山マップなども配布しています。
本宮山への登山の前に、最新情報をここで調達しておきましょう。
トイレや自動販売機を利用することもできます。
今回は、往路は国見岩(くにみいわ)ルートで登山、
復路は表参道で下山する山行計画です。

国見岩ルート登山口までは、ウォーキングセンター手前の交差点を西に下りていきます。
今回は、往路は国見岩(くにみいわ)ルートで登山、
復路は表参道で下山する山行計画です。

国見岩ルート登山口までは、ウォーキングセンター手前の交差点を西に下りていきます。
宝円寺のシダレザクラ。
地元でも有名な、樹齢約400年の老木です。
山行当日は花が散り始めていました。
宝円寺のシダレザクラ。
地元でも有名な、樹齢約400年の老木です。
山行当日は花が散り始めていました。
建設中の新東名高速道路の下を潜ります。
ものすごくキレイに舗装されていますが、トンネルの向こうからは細い林道が始まります。
建設中の新東名高速道路の下を潜ります。
ものすごくキレイに舗装されていますが、トンネルの向こうからは細い林道が始まります。
しばらく林道を進みます。
この付近はまだまだ歩きやすいのですが……。
しばらく林道を進みます。
この付近はまだまだ歩きやすいのですが……。
だんだんと足場が悪くなってきました。
このコースは登山者が少ないせいか、
洪水や落石があってもすぐには復旧されないようです。
当日も、前年の台風被害そのままの荒れ放題でした。
だんだんと足場が悪くなってきました。
このコースは登山者が少ないせいか、
洪水や落石があってもすぐには復旧されないようです。
当日も、前年の台風被害そのままの荒れ放題でした。
ところどころで水が湧き、登山道を流れています。
転ばないように、慎重に進みましょう。
ところどころで水が湧き、登山道を流れています。
転ばないように、慎重に進みましょう。
赤テープを目印に、沢を渡ります。
足を滑らせると大ケガを負ってしまいます。
赤テープを目印に、沢を渡ります。
足を滑らせると大ケガを負ってしまいます。
コースの途中に、申し訳程度で設置されているベンチと標識。
これを見つけると「道を間違えてなくて良かった〜」という安堵感と、
「どうやってここまで運んだの⁉」という驚きが(笑)。
それくらいに険しい登山道なんです。
コースの途中に、申し訳程度で設置されているベンチと標識。
これを見つけると「道を間違えてなくて良かった〜」という安堵感と、
「どうやってここまで運んだの⁉」という驚きが(笑)。
それくらいに険しい登山道なんです。
後半は傾斜のきついガレ場の連続です。
石を蹴り落とさないように、足元には十分、注意してください!
後半は傾斜のきついガレ場の連続です。
石を蹴り落とさないように、足元には十分、注意してください!
ガレ場、鎖場の連続攻撃。
ヘルメット着用は特に指示されていませんが、
着用推奨ルートであってもおかしくはないです。
ガレ場、鎖場の連続攻撃。
ヘルメット着用は特に指示されていませんが、
着用推奨ルートであってもおかしくはないです。
いよいよラストスパート、国見岩直下の鎖場。
距離は大したことはないのですが、疲労が手足に出ると危険です。
慎重に登っていきましょう。
いよいよラストスパート、国見岩直下の鎖場。
距離は大したことはないのですが、疲労が手足に出ると危険です。
慎重に登っていきましょう。
コース名の由来となった、国見岩です。
砥鹿神社(とがじんじゃ)の祭神、大己貴命(おおなむちのみこと)がこの岩に登って国見をした、という伝説がありあす。
古代の磐座(いわくら)の跡と推測されます。
コース名の由来となった、国見岩です。
砥鹿神社(とがじんじゃ)の祭神、大己貴命(おおなむちのみこと)がこの岩に登って国見をした、という伝説がありあす。
古代の磐座(いわくら)の跡と推測されます。
国見岩の鳥居を抜けると、
くらがり渓谷側からの裏登山道と合流します。
国見岩の鳥居を抜けると、
くらがり渓谷側からの裏登山道と合流します。
山頂のアンテナ群。
麓からもよく見えます。
山頂のアンテナ群。
麓からもよく見えます。
本宮山山頂。標高789m。
山頂には三角点が設置されています。
本宮山山頂。標高789m。
山頂には三角点が設置されています。
山頂までは本宮山スカイラインで自家用車で簡単に到達可能で、広大な無料駐車場まであります。
そんなわけで、周囲を見渡せば重装備な登山者もいれば
家族連れもいるし、老若男女さまざまですが……。

苦労してここまで辿り着いて、
山頂でオープンカーを見た時には心底ガックリきました(笑)。
山頂までは本宮山スカイラインで自家用車で簡単に到達可能で、広大な無料駐車場まであります。
そんなわけで、周囲を見渡せば重装備な登山者もいれば
家族連れもいるし、老若男女さまざまですが……。

苦労してここまで辿り着いて、
山頂でオープンカーを見た時には心底ガックリきました(笑)。
山頂近くにある、三河国一之宮、砥鹿神社の奥宮。
本宮山という名前の由来となった、1300年以上の歴史を有する古社です。
神職さんが常駐していて、お守りや御朱印をいただくことができます。
山頂近くにある、三河国一之宮、砥鹿神社の奥宮。
本宮山という名前の由来となった、1300年以上の歴史を有する古社です。
神職さんが常駐していて、お守りや御朱印をいただくことができます。
奥宮から登山口までは、50町の道のりです。
1町ごとに丁石(町石)が立っています。
国見岩ルートではほとんど人とすれ違いませんでしたが、
こちらは表参道なだけあって、かなりの賑わいです。
奥宮から登山口までは、50町の道のりです。
1町ごとに丁石(町石)が立っています。
国見岩ルートではほとんど人とすれ違いませんでしたが、
こちらは表参道なだけあって、かなりの賑わいです。
本宮の湯。
登山口近くにある日帰り温泉施設です。軽食もできます。
本宮の湯。
登山口近くにある日帰り温泉施設です。軽食もできます。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 飲料 地図(地形図) 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ
共同装備
非常食 コンロ コッヘル ナイフ
備考 国見岩ルートに挑戦する場合は、
登山靴など、登山装備一式を用意しておきましょう。
鎖場やガレ場を通るため、手袋(または軍手)も必須です。
地図・コンパス、GPSなども念のため持参することをおすすめします。

感想

三河地方の代表的なハイキングスポット、本宮山です。

豊川市の公式サイトなどでは「手軽に楽しめる山」として紹介されていますが、
選択したルートによって極端に難易度が変化するという、
脅威の山でもあります(笑)。

うがった見方をすれば、登山初心者から中・上級者まで幅広い層が楽しめる、魅力的な山と言えるかもしれません。
またトレイルランをされる方も多いようです。ウォーキングセンターから表参道経由で、山頂までの1日の往復回数を競っているのだとか……。
実際、わたしも表参道からの下山中に、何度も同じ人とすれ違いました。
本当に、老若男女さまざまな人に出会う山です。

登山口までJRの駅から徒歩圏内で、近くに日帰り温泉施設もあることから、
休日には数多くの登山者で賑わいます。

しかし、それは表参道での話。
本宮山の山頂へは国見岩ルートをはじめ、くらがり渓谷からの裏登山道など
登山道がいくつも伸びています。
マイナーなルートは登山者が少なく、道が荒れていて迂回を強いられる場合もありますので、
念のために地図とコンパスは所持しておきましょう。

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