ツールド長野2022 フル
- GPS
- 22:44
- 距離
- 119km
- 登り
- 6,184m
- 下り
- 6,175m
コースタイム
- 山行
- 20:34
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 21:50
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース前半:小布施(雁田山)〜須坂(妙覚山、井上山、太郎山)〜松代(奇妙山等)の山々は岩場も多数あり急斜面も多いです。朝方は凍っていたり、またこの時期は落ち葉によるスリップ・転倒に要注意でしょう。 (ショップのイベントという形式のため)通常のトレランレースにあるような案内標識はありません。 |
その他周辺情報 | 小布施あけびの湯 朝6〜9時 朝風呂営業あり600円。水風呂あり |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
サングラス
|
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感想
昨年に続き今年もツールド長野に参加してきました。
まとめ:途中何度も撃沈しかけましたが、色々な方々のおかげで完走できました。エイドやゴール後のカレーも最高でした!店長、ボラの方々ありがとうございました!!
以上。でも良いかもですが、せっかくなので備忘録や最後に一参加者目線からのアドバイス的なものも記載してみました。
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ツールド長野について簡単に説明すると、長野市にある信州トレマンショップという軽快登山を提唱するお店が主催するイベントで、長野市、小布施町、須坂市にまたがる里山達を徒歩で繋いで巡るイベントになります。フルは店舗発着で8山系約120km(制限時間30時間)、ハーフは篠ノ井発店舗着の4山系約60kmになります。イベントという形式上、案内は一切ありませんが、ボランティアの方々によるエイドも充実しており「毎年これをやらないと年が越せない」という常連さんもいれば、噂を聞きつけて県外から参加する猛者の方々もいらっしゃるようです。例年9月下旬〜10月上旬に店舗のHPで申し込みの告知が行われます。参加者もそこまで多くない(合計100人くらい?)のもあり1週間以内に締め切られてしまうようです。
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今年は、マラソンなどロードの練習はぼちぼちやってきましたが、長時間の山行は全然行けておらずロングトレイル仕様の身体ができていないこと、また2週前にチャリでこけて胸部含む打撲し直近の運動できなかったのが大きな不安材料でした。イベント直前になり、ようやく胸に痛みは感じながらもぼちぼち走れるようになってきたため、参加を決断。目標は、まずは半分までゆっくりペースで到達目指すこと、その時の状態でいけそうならフル完走目標に粘っていく、としました。
当日自宅から車で向かい、7時に集合写真撮影後、スタート。去年は6時スタートで夜明け前だったのでヘッデンつけてましたが、7時スタートは明るくて晴れ予報と相まり気分も明るくスタートできました。
雁田山までのロードは呼吸・腕振りで胸に多少違和感はあるもののぼちぼち走れて一安心。自分もかなりゆっくり出たつもりですが、速い人達も序盤はウォーミングアップとばかりにゆっくり進まれており雁田山稜線まではトップの人たちにくっついていく感じでした。稜線に上がったら彼らのペースがあがったのか自分の下りが下手すぎるのか(両方かも笑)すぐに姿が見えなくなりました。
去年のツールド長野やエイドで会ったり、以前トレマンショップさんの練習会に参加していた縁で知っている人もちらほらおり、坂田山の登りで一緒になったSさん、Tさんと流れで一緒に行かせてもらうことになりました。Sさんはロングレースで女子優勝・入賞されているものすごい方で、直近のレースでアキレス腱を痛めたらしく本日はリハビリのため(!?)ゆっくりペースでいくとのこと、またTさんも50代で毎年早い時間に完走されている猛者の方で今回は本調子でないとのことでしたが、ベテランに学ばせてもらおうと同行させてもらいました。道中色々お話を聞きながら、普段の練習やロングトレイルについて聞くことができとても有意義でした。
ハーフまで進んだ時点で、ぼちぼち余裕あり、完走を目指すことに。
夜間パートにベテランの方々と進む旅路は安心感の塊で、後半出だしも順調でした。
しかし後半最初のエイドでラーメンが出て、それはそれは美味しかったのですが、しばらく進むと気持ち悪くなってきました。疲れた胃腸に麺やチャーシュー・こってりスープが重かったのかもしれません。以降胃腸はジェルをあまり受け付けなくなり、エイドでの温かいスープ・粥を摂取することで生き返るということを繰り返していました。終盤で一緒になったS御大が、60代で毎年参加されているパワフルな方で、このままいくと自己ベスト更新できそうとのことで、皆でサポートするべく最後のロードを疲れた脚・心肺で追い込みw無事自己ベスト更新の場に立ち会うことができ、色々あった120km弱でした。
完走にあたり、最低限の体力はもちろん必要でしたが、振り返るに昨年に続き今回も同行の実力者の方に引っ張ってもらったおかげで後半の時間の落ち込みも少なく完走できたと思われました。
また(山という共通の趣味を持った)方々と征く道中は、とても心強く素敵な経験をさせてもらいました。
・補給:
ジェル:アミノバイタルパーフェクトエネルギー:(胃腸がやられてきた後半でもぼちぼち効いた、脚が動いた気がした)。他のジェル:チャレンジャー、アミノサウルスは後半あまり効いた感じがしなかった。
カフェイン断ちして臨んだが、後半胃腸がやられたせいもあるが、ジェルでは効果を実感できなかった。コンビニで買った温かい缶コーヒーは多少効いた気がした。
(最後に今後参加検討している方へ、コース攻略)
事前にコースが記載された地図が送付されます。山区間はコースが決まっており、ロードは推奨ルートはあるものの禁止区域以外は基本自由となっております。一般のトレランレースと違い道案内や案内看板というものは一切ありません。
サポートとしては、各山区間もしくはその近くにエイドがあり食べ物(パン・おにぎり、後半では野菜スープ、ラーメン、お粥など)、飲み物提供あり。この時期長野の夜間は冷え込みますが、温かいテント内で温かい食べ物を食べると本当に温まります。
山の特徴としては、前半の4山系は急斜面で岩場も多々あり、この時期は落ち葉も多く下りの滑り・転倒に要注意です。後半の4山系は岩場はほぼなくまたロード比率も高め。
・初参加の方へ:自分が思っているよりもかなり余裕をもったペースで進んで丁度良いぐらいの事が多いです。また初見では(特に夜間)道迷い頻発と思われますので、可能であれば試走をお勧めします。ヘッドライトは明るさ命です。替えの電池も忘れずに。
・フル攻略のポイント:長時間の山行を数か月は行い身体を慣らしておくこと、夜間帯の時間も多いので、夜間の行動も経験しておくと良いでしょう。また日中・夜間や日向・日陰で寒暖の差が激しいのでこまめに衣類を着脱して調整すると良いでしょう。ヤマレコなどのGPSも利用できると心強いです。モバイルバッテリーも必要に応じて。
調子悪くてもエイドで休憩して温かいもの(自分はスープにお粥いれたもの)で復活できることが多かったです。次のエイドや道中のコンビニを目標に進んでいくとモチベーションが続くかもしれません。
コメント
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今年も寒い中長時間、ボラ有り難うございました&お疲れさまでした!
丁度エイドを発つときに、虻蜂さんらしき方が車から出て来られるのが見えたんですが大分眠そうでお疲れに見えたので、そのまま行っちゃいました😅
Tです 細かなナビゲートで途中から脳ミソの記憶不要で、地元民以上のコース調査でビックリしました
疲労して走りながら食べ続けられる上手い方法見出したいですね!
また宜しくお願い致します
こちらこそPTありがとうございました!
レコで以前から存じ上げておりました😇一人だとしんどい夜間帯にご一緒させて頂きすごく心強かったです。またよろしくおねがいします。
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