GPSお絵かき登山2〜六甲サウルス
- GPS
- 06:59
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,494m
- 下り
- 1,497m
コースタイム
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:59
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス | 自宅から全て徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回用いた鷹尾山〜城山間へのルートは上りも下りも正規ルートではありません。藪漕ぎと急坂を覚悟して下さい。またゴロゴロ山〜芦屋ゲートに用いたVRもGPSが狂い易く、道迷いの起こしやすい場所なので要注意です。 |
写真
感想
GPS軌跡でお絵描き登山、第2弾です。ネコの次は何を描こうか地図を見ながら色々考えていたら、七兵衛山周辺が恐竜の顔に見えて妄想が止まらなくなりました。しかし無理やり後脚と尻尾を描く計画を立てたため、今回は藪漕ぎエリア3〜4箇所の予定になりました。
【後脚後面】
スタートは芦屋ロックガーデン手前の水道施設付近から。いきなり背丈以上の藪漕ぎ急登で心が折れそうでした。30分の藪との格闘の末、ようやく城山〜鷹尾山の山道に出られ安堵しました。しばし景観を楽しんだ後、芦屋川右岸道目指して激下り。藪漕ぎ覚悟でしたが、送電線に沿っているので所々道らしきものはあり助かりました。あとは整備された芦屋川右岸道をそのまま北上しました。
【尻尾】
芦屋八幡谷を遡上。お初のルートでしたが、赤テープが所々にあり助かりました。芦屋〜ゴロゴロ岳ルートに合流後は北上し、ゴロゴロ岳で小休止。尻尾の先端を描いたのち、大阪ガスの保養所である奥池ロッジ脇を通り、芦屋ゲートを目指しますが、途中から道が不明瞭、いや無くなり、GPS軌跡も不安定になりました。それでもGPSを頼りに山中を樹々や藪を掻き分け進んだ結果、元の藪中に戻ってしまいました。ただ闇雲にループを描いてしまったことにショックを受けました。もはやプチ遭難でした。
少し冷静になろうとパンを齧りながら、傷だらけの足を処置する間にも、GPS軌跡はフラフラ彷徨っています。もう頼り切るのは辞め、地図と勘を頼りに進みました。すると僅かに踏み跡のある道(?)に出ることができました。そのまま下ってしまいたかったのですが、尻尾を描き切るため、また道迷い箇所をはっきりさせるため、登り返しました。どうやら尾根沿いに進むべき所を小さな谷に下りてしまったのが道迷いの原因だったようです。その後は次第に道も明瞭になり、青空ひろばに出ました。この一帯は昔、青少年野外活動センター(芦屋村)として栄えていましたが、阪神大震災により被災し、その後閉鎖になったそうです。
【背中】
長い背中は、芦屋ゲートから始まりました。芦屋川を超え、黒越谷に入ります。道は明瞭ですが、所々の分岐で確認しながら進むと荒地山周辺の見慣れた景色が現れました。一旦最高峰へのゴールデンルートに出ると、今日初めて人に出会えました。
【顔】
まずは横池から七兵衛山に向かいます。七兵衛山では目を描くことになるので、周辺をぐるりと一周しました。七兵衛山では恐竜の黒目を描こうと山頂を歩き回りましたが、結果的には表現仕切れず残念でした。一回りし、目を描き切ったところで、今度は上顎を描くため、打越峠を経て山ノ神まで一気に高度を下げます。山ノ神からは一気に登り返します。この周辺は良く整備され急登の割に大変歩きやすくなっています。有志の方に感謝です。
下顎を描くため、森林管理道ハブ谷分岐手前で折り返し、金鳥山方面へ森林管理道を小走り。整備されたトラバース道なので小走りしやすく快適でした。金鳥山手前で折り返し今度は風吹岩に向けて花崗岩の山道を登り、下顎完成です。
風吹岩では多くの方が休憩されていました。裏の藪から素足で現れた私に驚かれた方もいました。いつものネコたちに癒されながら、まったりと休憩。
【前脚】
恐竜の前脚は細くて小さいのですが、それを描くのは難しい場所でした。風吹岩から落ち葉の堆積するザレザレの急坂を下り、芦屋地獄谷に入渓、そのまま谷沿いを下りました。川に入った方が歩きやすいので川に足を付けてジャブジャブ進みます。流石に12月の水は冷たいですが、火照った足には丁度良いクールダウンだったかも知れません。
梅谷第2砂防ダムまで下り、前脚先が完成。そこからA懸〜万物相を登りました。ココは景観にも優れ、いつ来ても楽しめるアドベンチャールートです。ゴールまで残り僅かの山行を惜しみながら、万物相から大阪方面の展望を眺めました。
【腹部、そして後脚前面】
万物相からロックガーデン中央稜を経て高座の谷へ。一旦、奥高座の滝に立ち寄り後脚前面の付け根を描き、高座の谷に沿って下りました。程なくロックガーデンに合流し高座の滝に到着、隣の護摩堂で山行の無事を感謝。大谷茶屋前に並ぶお酒の誘惑を断ち切り、小走りでスタート地点に向かいゴール! 今朝の藪漕ぎスタート地点を見上げながら、二度目は絶対に無いと思いました。
今回の作品、道迷いや難路が多かった割には、よく描けたと思います。前回より距離を2倍に伸ばした分、細かなミスコース等は目立たなくなったようです。なんだか可愛らしい恐竜になってしまいましたが、「六甲サウルス」誕生です。
何はともあれ17.6kmを6:59で今日も無事完徒、感謝です。
ルートの多い六甲山とイメージの産物ですね 結構な距離になってしまいすね!
ウルシ系の紅葉は綺麗ですね〜〜 ご苦労様でした
地図を広げると次々とアイデアが浮かんできます。
思いついたら主たる山道中心に経路を練ります。
ただ完成度を優先するとVRや道のない所ができます。
危険のない範囲で楽しみたいと思います。
Kumainkobe ฅʕᵔᴥᵔʔฅ
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