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Yamareco

記録ID: 498313
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱岳

2014年08月13日(水) 〜 2014年08月14日(木)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
15.0km
登り
1,684m
下り
1,682m

コースタイム

1日目
山行
7:30
休憩
1:14
合計
8:44
9:10
5
9:15
9:15
6
9:21
9:21
13
9:34
9:34
14
9:48
9:48
77
11:05
11:15
81
12:36
12:48
46
13:34
13:34
28
14:02
14:02
20
14:22
14:32
21
14:53
15:00
15
15:15
15:23
15
カニの横バイ
15:38
15:38
25
16:03
16:07
35
16:42
17:00
15
17:15
17:15
30
17:45
17:50
4
2日目
山行
2:27
休憩
0:20
合計
2:47
8:25
8:37
38
9:15
9:15
21
9:36
9:36
2
9:38
9:46
16
雷鳥沢キャンプ場
10:02
10:02
15
10:17
10:17
7
10:24
10:24
6
10:30
室堂
 盆休みを利用した剱岳への山行。前日の8月12日14:00に秋田市を自家用車で出発。秋田市内でガソリンを入れ,買い物をしたり道の駅に寄ったりしながらゆっくりと立山駅に向かう。
 秋田市内から国道7号線で由利本荘市の磐城IC(15:28)まで行き,無料区間の日本海東北自動車道をにかほ市の金浦IC(16:13)まで利用。再び国道7号を使って南下し,秋田−山形県境を越えて酒田IC(17:59)から再び日本海東北自動車道へ入りあつみ温泉IC(18:30)で再度国道7号に乗って南下。山形−新潟県境を越え,村上市で朝日まほろばIC(20:07)でまた日本海東北自動車道へ。新潟中央JCT(21:00)からは北陸自動車道となるがそのまま有料道路を直進。上越市の大潟PA(22:55)まで来て疲れて眠くなり車内で仮眠(翌8月13日3:27まで)して再び北陸自動車道を進む。新潟−富山県境を越えた後,立山IC(5:18)を下りて県道3号や6号で立山駅着(5:45頃)。
 立山駅からのケーブルカーの始発に間に合う時間に到着したが,すでに周辺の駐車場は混みあっており,立山駅から称名川の上流方向の南岸にある駐車場に車を止めた。立山駅のケーブルカー乗り場までは約700m。準備をして10分ほど歩いて乗り場に来た。乗り場には切符を買う人の行列が長く続いており,7:50発の乗車券をやっと買うことができた。あわよくば日帰りで剱岳往復も考えていたが,ここで1時間半待ちとなったのでいよいよ日帰りをあきらめた。いったん車に戻り,寝袋とツェルトをリュックに入れた。ツェルトはトレッキングポール(ストック)を使ってテント状に建てることができるタイプのものだがここで初めて使う。銀マットも持っていたが,じゃまになると思って車に置いたままにした。後で知ったが,ケーブルカーのチケットはネット販売で前売りで手に入れることができるようだ。
 リュックには簡単な防寒着,飲料として500mlペットボトル6本,ウィダーインゼリーなどゼリー状の食べ物とカロリーメイトを入れた。あとはストックと岩場用ヘルメット。
 立山ケーブルカーで美女平までは6,7分で到着。ケーブルカー内は込み合うのでリュックなどの荷物は客車の外の荷物荷台に乗せてもらう。美女平からはバスで室堂まで約50分。室堂には9:00着。立山駅からケーブルカーとバスで室堂までの運賃は1人2430円。美女平からのバスはリュックが10kgを超えると300円の追加料金がかかる。
 2日目の8月14は日天候が下り坂という予報でもあったので,13日のうちに剱岳の山頂に立ち,剱沢キャンプ場で泊。翌日は奥大日岳に登ってから帰ろうかとも思ったが疲れて足が重く,室堂まで直接下りた。室堂ターミナルからは10:40発の美女平ゆきのバスに乗ることができた。帰りは荷物が軽くなったので10kg以上の荷物の追加料金を払う必要はない。
天候 8月13日ー晴、8月14日ー霧・雨
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
自家用車(立山駅まで)、ケーブルカー(立山駅ー美女平)、バス(美女平ー室堂)
予約できる山小屋
山歩き出発点の室堂バスターミナル
2014年08月13日 09:10撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 9:10
山歩き出発点の室堂バスターミナル
室堂バスターミナルより立山連峰。雄山(3003m)、大汝山(3015m)、富士の折立(2999m)、真砂岳(2861m)。
2014年08月13日 09:11撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 9:11
室堂バスターミナルより立山連峰。雄山(3003m)、大汝山(3015m)、富士の折立(2999m)、真砂岳(2861m)。
室堂バスターミナル付近の遊歩道
2014年08月13日 09:12撮影 by  X1260 , SANYO Electric Co.,Ltd.
1
8/13 9:12
室堂バスターミナル付近の遊歩道
みくりが池
2014年08月13日 09:14撮影 by  X1260 , SANYO Electric Co.,Ltd.
8/13 9:14
みくりが池
みくりが池周辺の遊歩道とみくりが池温泉の建物
2014年08月13日 09:20撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 9:20
みくりが池周辺の遊歩道とみくりが池温泉の建物
みくりが池からりんどう池をめぐる遊歩道も結構なアップダウンあり。
2014年08月13日 09:27撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 9:27
みくりが池からりんどう池をめぐる遊歩道も結構なアップダウンあり。
りんどう池
2014年08月13日 09:30撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 9:30
りんどう池
雷鳥沢キャンプ場
2014年08月13日 09:35撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 9:35
雷鳥沢キャンプ場
雷鳥沢キャンプ場から別山や別山乗越(べっさんのっこし)方面。
2014年08月13日 09:37撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 9:37
雷鳥沢キャンプ場から別山や別山乗越(べっさんのっこし)方面。
地獄谷。亜硫酸ガスを含む噴気が遊歩道にも流れて来る。健康な人でも咳き込むくらい。
2014年08月13日 09:39撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 9:39
地獄谷。亜硫酸ガスを含む噴気が遊歩道にも流れて来る。健康な人でも咳き込むくらい。
浄土橋
2014年08月13日 09:45撮影 by  X1260 , SANYO Electric Co.,Ltd.
8/13 9:45
浄土橋
浄土橋
2014年08月13日 09:47撮影 by  X1260 , SANYO Electric Co.,Ltd.
8/13 9:47
浄土橋
剱御前小舎のある別山乗越へと続く雷鳥坂を登り始める。
2014年08月13日 09:54撮影 by  X1260 , SANYO Electric Co.,Ltd.
8/13 9:54
剱御前小舎のある別山乗越へと続く雷鳥坂を登り始める。
雷鳥坂登り始めの雪渓
2014年08月13日 09:58撮影 by  X1260 , SANYO Electric Co.,Ltd.
8/13 9:58
雷鳥坂登り始めの雪渓
雷鳥坂から地獄谷
2014年08月13日 10:54撮影 by  X1260 , SANYO Electric Co.,Ltd.
8/13 10:54
雷鳥坂から地獄谷
トウヤクリンドウ
2014年08月13日 11:03撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 11:03
トウヤクリンドウ
イワツメクサ
2014年08月13日 11:04撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 11:04
イワツメクサ
別山乗越から雷鳥坂と地獄谷方面
2014年08月13日 11:06撮影 by  X1260 , SANYO Electric Co.,Ltd.
8/13 11:06
別山乗越から雷鳥坂と地獄谷方面
剱御前小舎
2014年08月13日 11:07撮影 by  X1260 , SANYO Electric Co.,Ltd.
8/13 11:07
剱御前小舎
ミヤマアキノキリンソウ
2014年08月13日 11:10撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 11:10
ミヤマアキノキリンソウ
エゾシオガマ
2014年08月13日 11:10撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 11:10
エゾシオガマ
別山乗越より剱岳
2014年08月13日 11:11撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 11:11
別山乗越より剱岳
チングルマ
2014年08月13日 11:21撮影 by  X1260 , SANYO Electric Co.,Ltd.
8/13 11:21
チングルマ
アオノツガザクラ
2014年08月13日 11:22撮影 by  X1260 , SANYO Electric Co.,Ltd.
8/13 11:22
アオノツガザクラ
剱岳
2014年08月13日 11:28撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
2
8/13 11:28
剱岳
剱岳
2014年08月13日 11:31撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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8/13 11:31
剱岳
登山道沿いの雪渓と剱岳
2014年08月13日 11:36撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 11:36
登山道沿いの雪渓と剱岳
ハクサンボウフウ
2014年08月13日 11:37撮影 by  X1260 , SANYO Electric Co.,Ltd.
8/13 11:37
ハクサンボウフウ
ハクサンフウロ
2014年08月13日 11:37撮影 by  X1260 , SANYO Electric Co.,Ltd.
8/13 11:37
ハクサンフウロ
タテヤマリンドウ
2014年08月13日 11:38撮影 by  X1260 , SANYO Electric Co.,Ltd.
8/13 11:38
タテヤマリンドウ
ハクサンシャクナゲ
2014年08月13日 11:56撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 11:56
ハクサンシャクナゲ
剱岳
2014年08月13日 12:05撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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8/13 12:05
剱岳
ハクサンイチゲ
2014年08月13日 12:05撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 12:05
ハクサンイチゲ
クロユリのコルから剱岳。ここからの尾根道はハイマツで歩きにくい。
2014年08月13日 12:12撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 12:12
クロユリのコルから剱岳。ここからの尾根道はハイマツで歩きにくい。
一服剱付近から剱沢
2014年08月13日 12:25撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 12:25
一服剱付近から剱沢
一服剱から前剱(ぜんけん)
2014年08月13日 12:39撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 12:39
一服剱から前剱(ぜんけん)
前剱への登山道より一服剱
2014年08月13日 13:00撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 13:00
前剱への登山道より一服剱
前剱付近より先の登山道
2014年08月13日 13:42撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 13:42
前剱付近より先の登山道
前剱付近より剱岳
2014年08月13日 13:42撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 13:42
前剱付近より剱岳
平蔵の頭の鎖場。鉄棒のボルトに足をかけてよじ登るしかない。
2014年08月13日 14:03撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 14:03
平蔵の頭の鎖場。鉄棒のボルトに足をかけてよじ登るしかない。
平蔵の頭の鎖場を見下ろす。
2014年08月13日 14:05撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 14:05
平蔵の頭の鎖場を見下ろす。
平蔵の頭より剱岳
2014年08月13日 14:06撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 14:06
平蔵の頭より剱岳
平蔵の頭の鎖場
2014年08月13日 14:09撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 14:09
平蔵の頭の鎖場
平蔵の頭の鎖場
2014年08月13日 14:22撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 14:22
平蔵の頭の鎖場
カニの縦バイより平蔵の頭
2014年08月13日 14:23撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 14:23
カニの縦バイより平蔵の頭
カニの縦バイ。上りはカニの縦バイ、下りはカニの横バイを通る。
2014年08月13日 14:23撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 14:23
カニの縦バイ。上りはカニの縦バイ、下りはカニの横バイを通る。
カニの縦バイ
2014年08月13日 14:26撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 14:26
カニの縦バイ
頂上までもう少し。登ってきた登山道を振り返る。
2014年08月13日 14:40撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 14:40
頂上までもう少し。登ってきた登山道を振り返る。
剱岳頂上へ
2014年08月13日 14:42撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 14:42
剱岳頂上へ
剱岳頂上
2014年08月13日 14:56撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 14:56
剱岳頂上
剱岳頂上より八ツ峰
2014年08月13日 14:56撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 14:56
剱岳頂上より八ツ峰
剱岳頂上より早月尾根方面
2014年08月13日 14:57撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 14:57
剱岳頂上より早月尾根方面
剱岳頂上の祠
2014年08月13日 15:00撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 15:00
剱岳頂上の祠
下山はカニの横バイ
2014年08月13日 15:15撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 15:15
下山はカニの横バイ
カニの横バイへ
2014年08月13日 15:15撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 15:15
カニの横バイへ
カニの横バイから下山方向の岩稜
2014年08月13日 15:15撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 15:15
カニの横バイから下山方向の岩稜
カニの横バイを見上げる
2014年08月13日 15:25撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 15:25
カニの横バイを見上げる
カニの横バイのすぐ下のはしご
2014年08月13日 15:26撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 15:26
カニの横バイのすぐ下のはしご
イワギキョウ
2014年08月13日 15:28撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 15:28
イワギキョウ
登山道より平蔵谷(へいぞうたん)の雪渓
2014年08月13日 15:34撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
2
8/13 15:34
登山道より平蔵谷(へいぞうたん)の雪渓
平蔵の頭の鎖場。登りと下りは別ルート。下山でも鎖場をよじ登る。
2014年08月13日 15:36撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 15:36
平蔵の頭の鎖場。登りと下りは別ルート。下山でも鎖場をよじ登る。
平蔵の頭の鎖場プレート
2014年08月13日 15:37撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/13 15:37
平蔵の頭の鎖場プレート
前剱頂上
2014年08月13日 16:07撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 16:07
前剱頂上
登山道より武蔵谷(たけぞうたん)の雪渓
2014年08月13日 16:34撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 16:34
登山道より武蔵谷(たけぞうたん)の雪渓
一服剱より前剱
2014年08月13日 16:48撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 16:48
一服剱より前剱
剱沢のテント場(剱沢キャンプ場)より剱岳
2014年08月13日 17:59撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 17:59
剱沢のテント場(剱沢キャンプ場)より剱岳
剱沢キャンプ場の管理小屋で500円を払ってツェルト設営。今日はここでビバーク。
2014年08月13日 18:47撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
8/13 18:47
剱沢キャンプ場の管理小屋で500円を払ってツェルト設営。今日はここでビバーク。
2日目朝。夜は雨が降っている時間帯もあったが、朝5時半の時点では晴れていて剱岳がよく見える。
2014年08月14日 05:24撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/14 5:24
2日目朝。夜は雨が降っている時間帯もあったが、朝5時半の時点では晴れていて剱岳がよく見える。
剱沢キャンプ場と管理小屋
2014年08月14日 05:32撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/14 5:32
剱沢キャンプ場と管理小屋
剱沢キャンプ場のテント群
2014年08月14日 05:32撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/14 5:32
剱沢キャンプ場のテント群
狭いツェルトの中で体を伸ばして寝ていたら寝袋がはみ出てしまった。
2014年08月14日 05:35撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/14 5:35
狭いツェルトの中で体を伸ばして寝ていたら寝袋がはみ出てしまった。
ツェルト。朝6時から7時頃には雨が降っていたので待機し、ゆっくりと出発。
2014年08月14日 05:35撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/14 5:35
ツェルト。朝6時から7時頃には雨が降っていたので待機し、ゆっくりと出発。
別山乗越まで登り、新室堂乗越へ。雷鳥沢キャンプ場や地獄谷方向を臨む。
2014年08月14日 09:09撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/14 9:09
別山乗越まで登り、新室堂乗越へ。雷鳥沢キャンプ場や地獄谷方向を臨む。
地獄谷
2014年08月14日 09:09撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/14 9:09
地獄谷
雷鳥沢キャンプ場
2014年08月14日 09:18撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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8/14 9:18
雷鳥沢キャンプ場
地獄谷の噴煙。手前の茶色の屋根がロッジ立山連峰、その奥の白い建物が雷鳥沢ヒュッテ。
2014年08月14日 09:18撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/14 9:18
地獄谷の噴煙。手前の茶色の屋根がロッジ立山連峰、その奥の白い建物が雷鳥沢ヒュッテ。
りんどう池やみくりが池あたりでは雨に見舞われたが、室堂バスターミナルに到着。
2014年08月14日 10:28撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8/14 10:28
りんどう池やみくりが池あたりでは雨に見舞われたが、室堂バスターミナルに到着。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ シェラフ ヘルメット
備考 持って行けば良かったもの:テントマット

感想

 1日目の8月13日は,室堂からみくりが池,雷鳥沢の野営場を通って雷鳥沢沿いを剱御前小舎を目指した。みくりが池温泉の建物のあたりでは地獄谷からの火山ガスが強くて,風向きによっては目が開けられない瞬間がある。雷鳥沢の急坂を頑張って登ったが,後から考えると自分にとってはオーバーペース気味。
 剱御前小舎から先の剱山荘までは雪が残っており,雪渓ではアイゼンが必要と剱御前小舎付近に書いてあった。実際に雪は残っていたが,雪渓は急傾斜でもなく,結果的にはアイゼンがなくても十分に歩ける程度。雪渓を越えて斜面をトラバースするあたりで雷鳥が目の前を横切っていった。ハイマツの中にすぐに隠れてしまったので写真を撮ることはできなかったが,本物の雷鳥を初めて見た。
 一服剱まで来たが,かなり疲れた。剱岳頂上までどれだけ時間がかかるのかわからないが,これから険しい岩場が続くことが予想され,リュックをデポして頂上を往復することにした。標高が上がってきたので天気は悪くないがそれなりに涼しく,飲み物も持っていかず,ヘルメット,カメラ,ハンディGPS(ガーミンetrex30)だけを持って先に進んだ。
 一服剱でできるだけ飲み物を飲み,ゼリー状の食べ物も流し込んだ。それまでも大量のスポーツドリンクなどを飲んでいたが,そのうちおなかがごろごろし,便意を我慢できなくなってしまった。岩場の道にはほとんど隠れるところがないが,前剱あたりの岩陰で用を足してしまった(大便)。ビタミンC入りのドリンクを飲みすぎると下しやすくなることには注意したい。
 かなり足も疲れているが,カニのカニの縦バイのあたりでは足がつる寸前。厳しい岩場であるが,年配の方や女性や子供もいて,よくこんなところに来られるものだと感心してしまう。登山の岩場用のヘルメット着用率は高く,8,9割くらいのように思う。
 剱岳の頂上に立った時は午後3時くらいで,この日の最後に登ってきた部類のようだ。まわりには若者男子のグループが何組かいるという状況。若者たちは下りも結構なスピードで降りていく人が多く,同じスピードではなかなかついて行けない。彼らは前剱小屋や剱沢小屋でこの日は泊まるらしい。
 結構フラフラになってやっと剱沢キャンプ場に着いた。キャンプ場利用代は500円。管理小屋でアルバイトの女子大生から説明を聞いて使用料を支払う。空いているスペースにテントを張ってよいということだったので,説明書を改めて見ながらトレッキングポールとひも使ってツェルトで寝る空間を作った。ペグは持っていないのでトレッキングポールを引っ張るひもを大きめの石にくくりつけ,ツェルトのすそを石を置いて固定した。今回はしっかりした自炊食料を持参しなかったが,やわらかいビスケット状のカロリーメイトやゼリー食品を持っていたのでツエルトの中でかじった。
 持参したツェルトはロングタイプでなく,背が高くない自分でも足を伸ばすとはみ出てしまう。体を伸ばして寝るならロングタイプのツェルトの方がよいようだ。また,寝袋の下に敷くマットを持参しなかったが,地面からの冷気で熟睡できない。かなり疲れているので寝つけると思っていたが,寒いと寝られないものだ。高地でのテントにはマットが必需品ということも学んだ。朝方雨が降ったが,少々の雨であればツェルトの布地は雨を通さないので問題はなかった。ただ,寝ているうちに体を伸ばし,支柱に使っていたトレッキングポールを自分で蹴ってしまったらしく,朝確かめると斜めに傾いていた。
 翌朝,周りのテントから出てきた人たちの多くはこれから剱岳に向かうようだ。剱沢キャンプ場までテントを背負ってきてその日は休み,起きてから剱岳に行く方が余裕をもって登ることができる。
 うまく眠れなかったし,疲れがとりきれず,歩くのもかなり足が重い。剱御前小舎を経て奥大日岳に登ってから帰ろうかとも思っていたが,そんな元気はなく,直接室堂ターミナルへと戻った。みくりが池手前あたりで雨に降られたが,10:40発のバスで美女平,美女平からケーブルカーで立山駅に下りてきた。
 あわよくば剱岳日帰りで室堂を往復しようとしたが,始発のケーブルカーに乗れたとして最終便で立山まで戻るには,今の自分の体力では難しかったように思う。

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