石狩岳・音更山・ユニ石狩岳縦走〜朝の大展望、この一瞬のために
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,699m
- 下り
- 1,659m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:00
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:00
天候 | 曇り一瞬晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
車をシュナイダーコース登山口に置き、ユニ石狩岳登山口からスタート。
情報通り、作業道の始めのうちは、笹が刈り払われているが、途中からは刈り払われておらず、藪漕ぎ。
1時間半くらいで、作業道から登山道に入るが、ここから先も結構笹が深い箇所があり、雨着は必須だ。
笹のトンネルをくぐっていった先の右手にユニ石狩岳が見えると、俄然元気が出、
間もなく、十石峠に到着。
ガスも出ているが、ユニ石狩岳山頂も見えるし、音更山方面もある程度見える。
峠にデポし、ユニ石狩岳に向かう。
山頂で、食事をしながら、景色を楽しもうと思ったが、ガスが出てきて、なかなか思うようにはいかないものだ。
結局、この後、どんどんガスが出てきてしまって、景色を楽しめないまま、テント場に到着。
寒いこともあり、テント内で早々に夕食にして就寝。
夜は、風がどんどん強くなり、特に12時を過ぎてからは、テントが飛ぶのではないかと思うくらい、バタバタと音がする。
朝まで、雨とも風ともつかない大きな音が鳴りやまず、寝た気がしない。
同じ場所でテントを張っていた男女二人組が早朝暗い中、ライトを照らして出発する気配がして、この悪天候の中、あきらめて早々に下山するのかな、と思いつつ、
少し明るくなってから、外をのぞくと、あれっ、景色が見えるぞ。
そう、二人組は、テントを張ったまま、音更山山頂にご来光を見に行っていたのであった。
しまった、すぐに簡単な身支度をして、テントから飛び出すと、ちょうど、太陽が上がってきたところだった。
雲海の上に、前々日にガスの中だったニペソツが、雲海の上に素晴らしい雄姿を見せている。
反対側には、表大雪の山々。
これは、急いで山頂に行かなければ、と、早々にテントをたたんで、出発。
山頂は、期待にたがわず、トムラウシも含め、360度の大展望。
これで、これまでの疲れがすべて吹っ飛ぶ、素晴らしいの一言。
表大雪、トムラウシ、十勝連峰。石狩岳を挟んで、ニペソツ、ウペペサンケ。
いくら見ても、写真を撮っても、飽きることがないが、次なる目的地、石狩岳が待っているので、出発。
山頂で心配していた、雲海になっているガスが、さっそく上がってきて、シュナイダーコース分岐に着いた時には、すっかり、石狩岳は姿を消してしまった。
石狩岳山頂で、1時間近く待っていたが、ガスが晴れることはなく、結局、景色を満喫できたのは、あの一瞬だけだった。
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