雲取山。雪景色はキラッキラ


- GPS
- 08:37
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,582m
- 下り
- 1,582m
コースタイム
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:28
天候 | 一日中晴れ。 早朝暗いなか青梅の町に入ると、フロントガラスに雨粒があたりだし、進むにつれ大きくなる。朝から晴れると予想していたので意気消沈、車のスピードも上がらなければ、気分もなかなか乗らない。奥多摩湖が見えるようになると、本格的な土砂降りもあったりした。雨のあがらないなか湖畔沿いを走っていると、雪のある山が見えたりすると気分は少々上向きに。登山口駐車場に近づくと嘘のように雨は止み、驚いたことに朝日が差し込みはじめた。今日はきっと晴天が広がるだろう。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
個人装備 |
ザック(G/B)
シューズ(S/R)
ズボン(冬)
タイツ(冬B)
冬ジャケット
長袖シャツ(冬)
防風インナー(冬B)
半袖Tシャツ(U)
帽子(耳)
帽子(W)
フェイスマスク
手袋3
冬ストック
サングラス
チェーンスパイク
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感想
雲取山が最も輝く季節は秋に違いないと種々の情報からそう思い、カラマツが黄色に色づく時期を狙って、初めて登ったのはもう十年以上も遠いはるか以前のこと。そのときは奥秩父の三峰側から詰めていった。当時はまだネットがなく、情報といえば大半が本や雑誌、聞きづてなどで、今になって思えば、その情報は十全ではないに等しいどころか、現在の足元にも及ばない。
令和のネット環境では、情報網において、その量の多さ、質の高さ、スピード感など、どれをとっても当時をはるかに凌駕している。いや凌駕しているどころではない、圧倒的なのだ。なればネット時代到来以前の正鵠は正鵠でもなんでもないのかもしれない。
雲取山は秋に限るだろうと勝手に思って登った後、はたしてまた登ることがあるだろうかと考えた記憶もなんとなく残っているが、その後のネット文化の定着で日に日に繰り出され、幾層にも積み重ねられていく写真や文の堆積は、いつの間にやら奥多摩側からの登頂を促していた。それは、晴れ渡った雲取山の雪景色だ。当時はそんな眺めを見たこともなければ聞いたこともなかった。単なる知識不足に過ぎなかったが、ネットはとっても簡単に教えてくれたのだった。
今回どうやらやっとその機はやって来た。青空のもと雪景色が見られる確率がかなり高そうだった。奥多摩側から初めて登った。雲取山はこんなにもきれいだったのかと、思い知らされた登山になった。それほど奥多摩の彩りに添えられる輝く雪の白さは初めて見る者に十分過ぎる感銘を与えた。それもとても長い距離にわたって、長らく続く時間の中で。こんなにも雪景色を眺める持続性は初めてだったかもしれない。また今日のこのような日、この山に登る面々はどうにも猛者が多く、そのバネのような歩きや動作に別様の驚きも来た。そうして思った、ここの雪美景、また見てみたいものだと。
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