常念岳 東尾根「ノートレースでラッセル踏み抜き罰ゲーム」の巻
- GPS
- 33:05
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,941m
- 下り
- 1,952m
コースタイム
天候 | 天候:両日とも晴天・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ:林道を歩いて橋の所にありました |
コース状況/ 危険箇所等 |
・幕営地点のP2178まではトレースがありラッセルの必要はありませんでした。 ・P2178から先はトレースも消え樹林帯を出てからも岩稜帯までラッセルと踏み抜きの連続で腰から胸辺りまで埋まり抜け出すのにひと苦労でした。 |
その他周辺情報 | 温泉:ほりでーゆ〜四季の郷(http://www.holiday-you.co.jp/) |
写真
感想
前回の大きな山行から2ヶ月経つけど、
その間仕事が忙しくなかなか山に行く元気も無かった。
そんな話を閣下としていると同じ状況だと言うので
年末の押し迫った時期ですがガッツリ雪と戯れようと言う企画で
今回、閣下と2人で行ってきました。
初日はセオリー通り出来るだけ山頂近くまで行きたかったので
P2178の幕営適地まで頑張って登りました。亀足でしたが…笑
トレースはしっかりあり問題無いものの重荷と行程が長いのでかなり疲れ、
晩飯食ったあと一瞬で寝落ち。仕事の疲れもあったのかも。
2日目、朝3時に起床し朝食を食べ準備して5時過ぎにテントを出発しましたが
徐々にトレースは薄くなり、とうとう無くなってしまいました。
そして待っていたのはラッセルと踏み抜き地獄。
樹林帯を抜けると雪もしまっていて、ラッセルに苦労することもあまり無いだろうと
高を括っていたのが大間違い。ワカンもテントに置いてきた。泣)
終始ラッセルで膝で雪を押し潰して前に進むも今度は底無し沼のように
ズボって這い上がるのに一苦労。
そんな事を繰り返していると夜が開け、気持ち焦っていた所
後続4人パーテイが追いつき「ラッセルありがとうございます!代わります!」と
声を掛けてくださりました。捨てる神あれば拾う神ありです。
前常念の手前の岩場は思ったより岩々していてクライミングには及びませんが、
アイゼンの前爪を使って岩を乗越す練習や経験をされていた方が
安全に通過できると思います。もちろん岩好きな我々にはボーナスポイント。
今回初めて楽しいと思えたひと時でした。笑
そんなこんなで前常念に到着。
しかし今日中に大阪まで戻らなくていけないので、残念ながらタイムリミット。
他のパーティは山頂を目指して進みましたが、我々は後ろ髪を引かれる思いで
下山することに。
今年も自分らしく中途半端な山行で締めくくることが出来ました。笑
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する