白馬岳（大雪渓〜栂池）

2014年09月06日(土) 〜 2014年09月07日(日)

• GPS: 14:09
• 距離: 27.5km
• 登り: 2,250m
• 下り: 2,660m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:53
• 休憩: 1:27
• 合計: 7:20

6:53 猿倉荘
7:36 7:36 白馬尻荘
7:39 7:39 白馬尻小屋
8:55 9:00 岩室跡
11:47 12:49 白馬岳頂上宿舎
13:10 13:11 白馬山荘
13:29 13:47 白馬岳
14:00 14:01 白馬山荘
14:13 白馬岳頂上宿舎

2日目

• 山行: 5:53
• 休憩: 0:26
• 合計: 6:19

6:55 白馬岳頂上宿舎
7:12 7:12 白馬山荘
7:31 7:34 白馬岳
8:57 9:07 小蓮華山
9:40 9:43 船越ノ頭
10:12 10:19 白馬大池山荘
10:50 10:50 乗鞍岳
11:34 11:37 天狗原の祠
12:20 12:20 栂池ヒュッテ
12:24 12:24 栂池パノラマウェイ 自然園駅
13:14 栂池パノラマウェイ 栂池高原駅

天候

6日は晴れ（展望良い）、7日はガス（一部眺望あり）、6日の夜中は風雨強し

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

八方駐車場に駐車（長野ICからオリンピック道路で1時間程度）、八方バスターミナルから猿倉まで6時のバスで930円。帰りはロープウェイ＋ゴンドラで栂池高原まで下ります。 運賃は1920円ですが15kg以上のザックは+330円。食材の減った帰りなのに約17kgでした（テントも雨水を吸ってたし、水筒の水も捨てるの忘れた）。栂池高原から長野行きのバスに乗り八方バスターミナルまで520円。時間待ちなく進みました。

コース状況／危険箇所等

大雪渓はだいぶ小さくなっているので途中まで雪渓の左側を歩くのだけどザレていて歩きにくい。雪渓も固くなってきているのでアイゼンあるほうが安心です。雪渓上から頂上山荘までは危険地帯は少ないですが、重たい荷物を背負っていると体力勝負になります。白馬岳から小蓮華山を経由して白馬大池までは基本は下り基調ですが一部に登りがあるので心が折れそうです。今回はガスの中からたまに見える展望に癒されながら進みました。白馬乗鞍岳から天狗原までの下りは岩が重なるルートで疲れた足と重たい荷物では大変でした。

その他周辺情報

下山後の温泉は、みみずくの湯へ。露天風呂から大雪渓が見えます。

写真

9/6 5:48

八方バスターミナルから白馬三山がきれいに望めます。テンションup!

9/6 6:43

猿倉までバス移動。この日は人が多かった。

9/6 6:44

1年前にもこの写真を撮ったなぁ。

9/6 7:39

白馬尻から見る雪渓も小さくなってきました。

9/6 7:53

最初は雪渓の左側を登っていきます。ザレザレで歩きにくい。

9/6 8:19

振り返るとこの景色。良い天気でよかった。

9/6 8:34

大雪渓の登りは涼しい＆楽しい。

9/6 9:16

下からガスが追いかけてきました。

9/6 9:18

雪渓は終了。アイゼンを外します。

9/6 9:44

ここからが辛い登りです。

9/6 9:46

雪渓の下部も真っ白になってきた。

9/6 9:59

さすがに9月になると花は少なめですね。

9/6 10:33

やっと避難小屋まで到着、予定していた大休憩。

9/6 10:47

トリカブトが目立ちます。

9/6 11:33

頂上宿舎が見えた！

9/6 11:38

杓子岳、白馬鑓ヶ岳が美しいです。

9/6 11:43

頂上宿舎に到着。今日はここでテント泊。

9/6 12:55

テント設営後に白馬岳に向かいます。頂上宿舎と白馬2山を見下ろします。

9/6 13:01

白馬山荘の先、まだ青空が見える。良かった。

9/6 13:10

山荘を通過。ヘロヘロなのでゆっくり登ります。

9/6 13:22

長野側はガスが湧いている。

9/6 13:31

白馬岳の山頂！

9/6 13:33

北側の展望。長野側は真っ白。

9/6 13:33

南側は北アルプスの山々。

9/6 13:38

剱岳は存在感あります。

9/6 13:45

白馬鑓ヶ岳の先に、わずかに鹿島槍ヶ岳。遠くに槍・穂高も見える。ヤリがいっぱい！

9/6 13:46

大雪渓はガスに埋まりました

9/6 13:53

風が冷たいので早々に戻ります。

9/6 14:03

剱岳、立山の眺望良いです。剱の下が丸山。

9/6 14:13

テントも賑わってきた。

9/6 18:01

夕暮れ時に、丸山に登りました。剱岳の展望。

9/6 18:01

杓子岳が目の前です。

9/6 18:02

白馬岳は綺麗な山容ですね。

9/6 18:05

夕日は残念ながら雲の中でした。

9/6 18:10

日が沈み暗くなってきました。おやすみなさい。

9/7 5:25

翌朝のガスガスのテントサイト。夜中は風雨にテントが叩かれました。それでもぐっすり睡眠できた。

9/7 7:13

天候回復を期待して白馬岳に向かいます。

9/7 7:34

白馬山頂は真っ白。昨日展望を楽しんだので良いです。

9/7 7:44

栂池方面に向かいます。周りは全く見えない。

9/7 7:50

少し標高を下げると景色が見え隠れ。

9/7 7:51

このあたりが雲との境目かな。

9/7 8:12

富山方面の展望が開けました。海も見える。

9/7 8:13

三国境を通過。

9/7 8:16

雪倉岳方面の展望。景色が見えてきてうれしい！

9/7 8:30

小蓮華山に向かいます。夏山らしい展望にテンションが上がります。

9/7 8:37

歩いてきた稜線が綺麗、白馬らしい景色です。

9/7 8:59

小蓮華山の鉄剣です。

9/7 9:05

一瞬ガスが切れて白馬大池が見えた。

9/7 9:16

長野側は雲海の下ですね。

9/7 9:21

白馬大池に向かって進みます。

9/7 9:35

船越ノ頭の登り。このあたりアップダウンが多い。

9/7 9:41

船越ノ頭に着くと真っ白でした。

9/7 9:53

白馬大池に向かって進みます。大池が少し見えている。

9/7 10:04

白馬大池が目の前。大きい池ですね。

9/7 10:07

山荘まで進んで一息いれます。

9/7 10:33

山荘から栂池方面に向かいます。大池とはお別れ。

9/7 10:37

白馬乗鞍岳の登り。広い！

9/7 10:51

乗鞍岳山頂。ケルンが大きい。

9/7 11:00

少し進むと天狗原が見えました。

9/7 11:06

小さい雪渓を横断。

9/7 11:17

天狗原への下りは岩が折り重なり疲れます。

9/7 11:30

やっと木道まで到達。

9/7 11:31

尾瀬に似た景色の中、木道を進みます。

9/7 11:36

やっと天狗原まで来ました。

9/7 11:52

あとは栂池山荘まで小1時間です。

9/7 11:57

ロープウェイ駅が見えた！

9/7 12:20

栂池山荘に到着。疲れたぁ。

9/7 12:58

ロープウェイ、ゴンドラと乗り継ぎます。

9/7 13:15

栂池高原に到着。おつかれさまでした。

9/7 13:58

2日分の汗を流します。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-610 オリンパス

装備

個人装備

テント泊装備 65Lザックで臨みました。大雪渓登るので軽アイゼン＋ダブルストックを準備。

感想

skrgitav

この夏は天気を予想するのがとっても難しいです。でも夏らしくアルプスを縦走したいとの思いから週末の短い期間ですが北アルプス白馬岳に行きました。今週末は泊まり登山に行く予定はなかったのだけど、金曜朝の時点で週末の天気は日本海側のほうが天気が良いとのことで白馬岳に決定、帰宅後に速攻で準備して八方に向かいました。しかしコロコロ変わる天気予報は健在で土曜朝の予報では夜半から雨の予報。それでも八方の駐車場からきれいに白馬三山が見え、少なくても土曜は天気も良いようなので、山頂に向けて出発しました。ヒンヤリとした大雪渓を進み、頂上山荘にたどり着いた頃にはへ口ヘロ、でも展望の良いうちに山頂に行きたかったのでテント設営後に白馬岳に向かいました。この日の白馬岳山頂は、剱、立山をはじめとする北アルプスの山々の展望は良く、遠く日本海も見えていました。長野側は少々ガスっていたので「日本海側のほうが天気が良い」という予報は当たりですね。いつまでも見ていたかったけど、吹き付ける風が冷たく夏は終わりのようです。夕方は真っ赤な夕日を期待して白馬丸山に登りましたが、残念ながら夕日は雲の中でした。早々に就寝したものの、夜中には雨風がテントを叩き予報どおりの雨。翌朝はガスで朝日も見えないことから、雨が上がるまで待って7時少し前に出発。天候回復してくるのを期待しながらガスで真っ白の白馬岳山頂を通過して栂池方面に向かいました。徐々に標高を下げてくると、ところどころ日本海側の展望が開けたり、ガスの間から高山らしい山岳展望が得られたりと、北アルプスらしい楽しい周回縦走となりました。週末の短い時間でしたが山の上で泊まり展望の良いアルプスが歩けて、やっと夏が満喫できた気分です。