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ヤマレコ

記録ID: 506818 全員に公開 沢登り蔵王・面白山・船形山

二口山塊 小松原沢

日程 2014年09月07日(日) 〜 2014年09月08日(月)
メンバー
天候7日:晴れ時々曇り
8日:曇り時々晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
二口林道の宮城側ゲートまで車両乗り入れ可能。
ゲート前に4台位は駐車可。
林道は凹凸が激しく、車高が低い車は擦るかも。
尖がった岩も転がっていたのでパンクに注意。
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1日目
山行
4時間20分
休憩
0分
合計
4時間20分
S二口林道宮城側ゲート10:4010:50入渓点11:20南沢出合11:40鍋越沢出合12:30桂沢出合12:40小倉沢出合13:20銚子大滝15:00野営地
2日目
山行
5時間30分
休憩
1時間10分
合計
6時間40分
野営地10:2011:40ダンゴ平の登山道12:10仙台神室岳13:2015:20清水峠15:40二口峠17:00二口林道宮城側ゲートG
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
二口林道宮城側ゲートから出発し、橋を渡り少し歩いた先の、
林道が大きく右に曲がる箇所から入渓する。
沢に向かって踏み跡があるので楽に入渓出来る。
全行程の半分以上がナメ歩きで、適度な感覚で滝が現れる。
難しい滝はあまり無いが、初見だと手こずりそうな滝が幾つかある。
注意すべき点としては、以下3つ。

1.くの字型15m滝の高巻き
  登れない滝なので巻く。
  右岸に明瞭な踏み跡があるのでそれを辿って巻くが、
  踏み跡をずっと辿ると銚子大滝も巻く事になるのでかなりの大高巻きになる。
  途中で踏み跡を無視して15m滝の落口めざしてトラバースするのがポイント。

2.銚子大滝50m
  直登の記録もあるが、一般的には左岸巻き。
  15m滝の落口近くの左岸に明瞭な踏み跡があるのでそこを登り、
  登り切った後はトラバースして落ち口を目指す。
  昔はこの高巻きが小松原沢の一番の難所だったそうだが、
  現在では踏み跡がしっかりしているので難しくはない。
  だが、絶対に落ちてはいけない場所なので足を踏み外さぬよう注意。
  道は悪くないが高度感あり。

3.ゴルジュ帯
  銚子大滝を通過した後は短いゴルジュとなる。
  ゴルジュには4つの滝があり、いずれも釜が深く、へつりが難しい。
  暑い時期であれば泳いで突破するのが良いが、寒い時期だと苦労しそうな箇所。
  2つ目の滝は左岸から巻く事も出来るので、水に落ちたく無ければ巻くのも手。
  傾斜の厳しい巻きで、一旦巻くとしばらく沢床には降りられず、
  残り2つの滝もまとめて巻く事になるが、ゴルジュ終点辺りで傾斜が緩むので、
  そこから下れば懸垂下降無しで4つ目の滝の落口に降りられる。

他にも幾つか抑えておきたいポイントはあるが、沢経験者ならたぶん大丈夫だろう。

ゴルジュを過ぎた後は難所は無く、ゴーロとナメ歩きのみ。
後は熊と遭遇でもしないかぎり、危なげなく遡行を終えられる。
尚、ゴルジュを通過し、その後の枝沢を越えた先には野営適地がある。
標高1050m付近の高台で、増水にも充分耐えられそう。
周囲はブナ林で囲まれており、とても雰囲気が良い。
近くには泳ぐのに良さそうな小滝もあり、プールも完備。
素晴らしい野営地だと思うので、小松原沢は日帰りでも遡行できる沢だが、
私としては1泊2日の遡行をオススメしたい。
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 地図(地形図) GPS ツェルト ナイフ ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング セルフビレイランヤード ナッツキー ハンマーバイル アングルハーケン 渓流シューズ トポ ルート図
備考 沢靴はラバーソールを使用。
写真24の階段状5m滝では滑るが、そこ以外では概ね良好。
沢全体を通して効きは良かった。

写真

朝の二口キャンプ場。
早朝は雨だったが、9時頃には晴れてきた。
2014年09月07日 10:02撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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朝の二口キャンプ場。
早朝は雨だったが、9時頃には晴れてきた。
二口林道の宮城側ゲート。
ここまで車で入れる。
2014年09月07日 10:39撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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二口林道の宮城側ゲート。
ここまで車で入れる。
ゲート前に駐車し、林道を進む。
途中にある橋の上からは素晴らしいナメが見え、これからの遡行が楽しみになる。
2014年09月07日 10:40撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ゲート前に駐車し、林道を進む。
途中にある橋の上からは素晴らしいナメが見え、これからの遡行が楽しみになる。
橋から少し林道を進むと、林道は大きく右に曲がる。
ここの左から入渓する。
沢に向かって明瞭な踏跡あり。
2014年09月07日 10:42撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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橋から少し林道を進むと、林道は大きく右に曲がる。
ここの左から入渓する。
沢に向かって明瞭な踏跡あり。
入渓すると、最初からナメ歩き。
2014年09月07日 10:43撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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入渓すると、最初からナメ歩き。
沢幅は広く開放的。
2014年09月07日 10:46撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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沢幅は広く開放的。
この辺のナメが特に印象的だった。
2014年09月07日 10:46撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この辺のナメが特に印象的だった。
4
最初の滝。
かなり寝ているので、滝と言うよりも坂かな?
2014年09月07日 10:51撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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最初の滝。
かなり寝ているので、滝と言うよりも坂かな?
1
それを越えると10mナメ滝。
直登可能な滝だが、スタンスが細く難しい。
左岸より巻く。
2014年09月07日 10:56撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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それを越えると10mナメ滝。
直登可能な滝だが、スタンスが細く難しい。
左岸より巻く。
3
10mナメ滝の右岸側には岩の絶壁が聳える。
これ登る人、いるのか?
2014年09月07日 10:57撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10mナメ滝の右岸側には岩の絶壁が聳える。
これ登る人、いるのか?
1
10mナメ滝を越えると、再び沢はナメの様相。
2014年09月07日 11:06撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10mナメ滝を越えると、再び沢はナメの様相。
2
色んなパターンのナメがあって面白い。
2014年09月07日 11:07撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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色んなパターンのナメがあって面白い。
2
この区間のナメは結構長め。
2014年09月07日 11:14撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この区間のナメは結構長め。
1
左からは南沢が合わさる。
下山はこの南沢を下降する予定だったが、諸事情により今回は見送り。
2014年09月07日 11:15撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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左からは南沢が合わさる。
下山はこの南沢を下降する予定だったが、諸事情により今回は見送り。
5mナメ滝。
一見すると、中央の傾斜部分が登りやすそうだが・・・
2014年09月07日 11:33撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5mナメ滝。
一見すると、中央の傾斜部分が登りやすそうだが・・・
2
実は傾斜部分は難しい。
登るならそこよりも少し左側。
草が生えている辺りの垂直部の方がホールドが取りやすく楽に登れる。
2014年09月07日 11:34撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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実は傾斜部分は難しい。
登るならそこよりも少し左側。
草が生えている辺りの垂直部の方がホールドが取りやすく楽に登れる。
鍋越沢の出合。
両岸から滝が合わさる。
右が鍋越沢。
本流は左。
2014年09月07日 11:35撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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鍋越沢の出合。
両岸から滝が合わさる。
右が鍋越沢。
本流は左。
1
左の5m滝を登る。
滝の左を登るが、少し難しい。
水流の中に隠れるホールドを見つけられるかがポイント。
2014年09月07日 11:36撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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左の5m滝を登る。
滝の左を登るが、少し難しい。
水流の中に隠れるホールドを見つけられるかがポイント。
7
空荷で登ってロープでザックを引き上げようとしたが・・・
岩に引っかかって失敗><
懸垂下降で降りて、ザックを背負って登り返した。
2014年09月07日 11:50撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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空荷で登ってロープでザックを引き上げようとしたが・・・
岩に引っかかって失敗><
懸垂下降で降りて、ザックを背負って登り返した。
登る前は気が付かなかったが、上から見るとなかなか釜の綺麗な滝だった。
2014年09月07日 12:09撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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登る前は気が付かなかったが、上から見るとなかなか釜の綺麗な滝だった。
2
階段状5m滝。
左岸には10m滝の枝沢が入る。
2014年09月07日 12:18撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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階段状5m滝。
左岸には10m滝の枝沢が入る。
3
階段状の5m滝は右岸をへつって近づき、水流左を直登。
見た目は容易だが、ヌメリが強い。
スリップに注意。
2014年09月07日 12:20撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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階段状の5m滝は右岸をへつって近づき、水流左を直登。
見た目は容易だが、ヌメリが強い。
スリップに注意。
桂沢出合。
沢床が高い方、左へ進む。
2014年09月07日 12:25撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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桂沢出合。
沢床が高い方、左へ進む。
桂沢出合を過ぎて少し進んだ先で野営地発見。
焚き火跡が残っている。
ここでの野営も良さそうだが・・・
まだ時間は早いし、もっと良い野営地があるのでスルー。
2014年09月07日 12:27撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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桂沢出合を過ぎて少し進んだ先で野営地発見。
焚き火跡が残っている。
ここでの野営も良さそうだが・・・
まだ時間は早いし、もっと良い野営地があるのでスルー。
写真映りはイマイチだけど、ここの水流は緑が映えてとても綺麗だった。
2014年09月07日 12:31撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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写真映りはイマイチだけど、ここの水流は緑が映えてとても綺麗だった。
3
7m滝
右の小ルンゼから登る。
2014年09月07日 12:33撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7m滝
右の小ルンゼから登る。
1
む、倒木が道を塞いでいる。
2014年09月07日 12:38撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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む、倒木が道を塞いでいる。
大きなブナの倒木。
上の方から落ちてきたようだ。
2014年09月07日 12:39撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大きなブナの倒木。
上の方から落ちてきたようだ。
小松倉沢との出合。
左は小松倉沢、右が小松原沢
行った事は無いが、小松倉沢もなかなかの美渓らしい。
2014年09月07日 12:41撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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小松倉沢との出合。
左は小松倉沢、右が小松原沢
行った事は無いが、小松倉沢もなかなかの美渓らしい。
1
右の小松原沢へ進むと6m滝。
10人位のパーティが懸垂下降していた。
銚子大滝までのピストンで、これから下山するそうだ。
2014年09月07日 12:42撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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右の小松原沢へ進むと6m滝。
10人位のパーティが懸垂下降していた。
銚子大滝までのピストンで、これから下山するそうだ。
6m滝は右岸を巻いて、懸垂下降で沢床に降りる。
落口へ行ってみると、もうパーティは立ち去った後だった。
滝の上から挨拶しようと思ったんだけど間に合わなかった。
2014年09月07日 12:57撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6m滝は右岸を巻いて、懸垂下降で沢床に降りる。
落口へ行ってみると、もうパーティは立ち去った後だった。
滝の上から挨拶しようと思ったんだけど間に合わなかった。
4mナメと6mナメ滝
2014年09月07日 13:00撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4mナメと6mナメ滝
トイ状5m滝
2014年09月07日 13:01撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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トイ状5m滝
15mくの字滝。
ここからが沢の核心。
2014年09月07日 13:16撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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15mくの字滝。
ここからが沢の核心。
5
15mくの字滝は登れないので右岸より巻く。
踏み跡が残っており、それを辿るが・・・
2014年09月07日 13:03撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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15mくの字滝は登れないので右岸より巻く。
踏み跡が残っており、それを辿るが・・・
そのまま踏み跡を辿ってはいけない。
15m滝が見えたら踏み跡は無視して落口めがけてトラバース。
これ、覚えておかないと後で苦労する。
2014年09月07日 13:18撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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そのまま踏み跡を辿ってはいけない。
15m滝が見えたら踏み跡は無視して落口めがけてトラバース。
これ、覚えておかないと後で苦労する。
3
結構傾斜のあるトラバースで、立ち木を掴みながら落口を目指す。
左上に少しだけ銚子大滝が映っている。
尚、両手を離すと落ちるので、写真を撮る際はセルフビレイ必須。
2014年09月07日 13:21撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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結構傾斜のあるトラバースで、立ち木を掴みながら落口を目指す。
左上に少しだけ銚子大滝が映っている。
尚、両手を離すと落ちるので、写真を撮る際はセルフビレイ必須。
トラバースを終え、15mくの字滝の上段滝の釜へ降りる。
(懸垂下降は不要)
上段滝は右から簡単に登れる。
2014年09月07日 13:22撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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トラバースを終え、15mくの字滝の上段滝の釜へ降りる。
(懸垂下降は不要)
上段滝は右から簡単に登れる。
1
上段滝を登ると、
銚子大滝(50m)
この沢では最も大きな滝。
2014年09月07日 13:25撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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上段滝を登ると、
銚子大滝(50m)
この沢では最も大きな滝。
5
下側は何とか登れそうな気がするが・・・
上は無理そう。
迷うことなく巻きを選ぶ。
2014年09月07日 13:26撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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下側は何とか登れそうな気がするが・・・
上は無理そう。
迷うことなく巻きを選ぶ。
3
左岸側に巻き道があるのでそれを辿る。
2014年09月07日 13:28撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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左岸側に巻き道があるのでそれを辿る。
しばらく登った後はトラバース。
明瞭な踏み跡があるので、踏み外さなければ大丈夫。
難しくは無いが、絶対に落ちてはいけない箇所なので慎重に。
2014年09月07日 13:35撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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しばらく登った後はトラバース。
明瞭な踏み跡があるので、踏み外さなければ大丈夫。
難しくは無いが、絶対に落ちてはいけない箇所なので慎重に。
1
下からは見えなかった銚子大滝の上段滝が見える。
2014年09月07日 13:36撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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下からは見えなかった銚子大滝の上段滝が見える。
2
銚子大滝の落口に立つ。
さっきまで居た沢床が小さく見える。
心地よい高度感。
2014年09月07日 13:37撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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銚子大滝の落口に立つ。
さっきまで居た沢床が小さく見える。
心地よい高度感。
1
先ほど通過したトラバースルートを振り返る。
草が掻き分けられてるので、遠目でも何となく判る。
2014年09月07日 13:37撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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先ほど通過したトラバースルートを振り返る。
草が掻き分けられてるので、遠目でも何となく判る。
銚子大滝の上段滝。
5m位かな?
右側を小さく巻く。
2014年09月07日 13:38撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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銚子大滝の上段滝。
5m位かな?
右側を小さく巻く。
1
銚子大滝を過ぎるとゴルジュ帯。
短いゴルジュだが、その間に4つの滝がある。
ここの突破が小松原沢の技術的な面での最難関。
2014年09月07日 13:47撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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銚子大滝を過ぎるとゴルジュ帯。
短いゴルジュだが、その間に4つの滝がある。
ここの突破が小松原沢の技術的な面での最難関。
4
ゴルジュ最初の滝の通過。
左岸をへつる。
滝の手前まで行けたが、そこでドボン。
戻るのも手間なので、そのまま泳いで突破した。
2014年09月07日 13:48撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ゴルジュ最初の滝の通過。
左岸をへつる。
滝の手前まで行けたが、そこでドボン。
戻るのも手間なので、そのまま泳いで突破した。
4
ゴルジュ2つめの滝。
たぶん、ここが一番難しい。
結構寒いので、もうドボンしたく無い・・・
左岸から巻く事にした。
2014年09月07日 13:55撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ゴルジュ2つめの滝。
たぶん、ここが一番難しい。
結構寒いので、もうドボンしたく無い・・・
左岸から巻く事にした。
1
残り2つの滝もまとめて巻いてゴルジュの終点に到着。
これで難所は終わり。
あとはゴーロとナメだけだ。
2014年09月07日 14:49撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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残り2つの滝もまとめて巻いてゴルジュの終点に到着。
これで難所は終わり。
あとはゴーロとナメだけだ。
ゴルジュを後にし、その後の枝沢を過ぎると左岸に野営地が見えてくる。
今日の宿泊予定地である。
2014年09月07日 15:00撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ゴルジュを後にし、その後の枝沢を過ぎると左岸に野営地が見えてくる。
今日の宿泊予定地である。
ここは実に素晴らしい野営地。
まず、沢から一段上がった所に焚き火場がある。
先人の残した焚き木も詰まれていた。
2014年09月07日 15:00撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここは実に素晴らしい野営地。
まず、沢から一段上がった所に焚き火場がある。
先人の残した焚き木も詰まれていた。
更に一段上がったところに寝床に良さそうな平地。
増水にも耐えられる快適物件。
2014年09月07日 15:01撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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更に一段上がったところに寝床に良さそうな平地。
増水にも耐えられる快適物件。
2
周囲はブナに囲まれ、とても雰囲気が良い。
2014年09月07日 15:01撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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周囲はブナに囲まれ、とても雰囲気が良い。
4
早速、野営準備に取り掛かる。
ツェルトを張って濡れた衣服を乾かす。
2014年09月07日 15:56撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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早速、野営準備に取り掛かる。
ツェルトを張って濡れた衣服を乾かす。
3
焚き火場で夕食。
2014年09月07日 16:21撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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焚き火場で夕食。
1
夕食を終えると暗くなってきた。
野営地周辺に危ない場所は無いのでウィスキー片手に沢徘徊に出かける。
2014年09月07日 17:38撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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夕食を終えると暗くなってきた。
野営地周辺に危ない場所は無いのでウィスキー片手に沢徘徊に出かける。
1
少し上流に進むと美しい釜の小滝。
しばらくここで晩酌してみた。
2014年09月07日 17:48撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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少し上流に進むと美しい釜の小滝。
しばらくここで晩酌してみた。
4
日没後はもちろん焚き火。
朝方に雨が降ったので少し燃えが悪いが・・・
2014年09月07日 18:25撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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日没後はもちろん焚き火。
朝方に雨が降ったので少し燃えが悪いが・・・
盛り上がってきた!
2014年09月07日 18:26撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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盛り上がってきた!
1
一旦盛り上がると中々止められず。
この日も23時位まで焚き火してました・・・
2014年09月07日 18:46撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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一旦盛り上がると中々止められず。
この日も23時位まで焚き火してました・・・
6
「さっさと寝ろよ」
と、お月様に言われた気がした
2014年09月07日 20:56撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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「さっさと寝ろよ」
と、お月様に言われた気がした
2
翌朝。
空は曇りでやや肌寒い。
10時頃に野営地出発。
2014年09月08日 10:22撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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翌朝。
空は曇りでやや肌寒い。
10時頃に野営地出発。
昨夜、晩酌した滝。
盛夏に訪れた時は、ここで泳ぎたいものだ。
2014年09月08日 10:24撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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昨夜、晩酌した滝。
盛夏に訪れた時は、ここで泳ぎたいものだ。
4
小滝が続く。
この滝も晩酌滝(勝手に命名)と同じく釜が綺麗
2014年09月08日 10:26撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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小滝が続く。
この滝も晩酌滝(勝手に命名)と同じく釜が綺麗
1
今日の行程もナメ続き。
2014年09月08日 10:28撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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今日の行程もナメ続き。
二股が見えてきた。
2014年09月08日 10:28撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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二股が見えてきた。
左の高い方へ進む。
右を進むと山形神室岳方面へ出るので、早く下山したい時は右が良い。
今回は仙台神室方面に出たかったので左を選んだ。
2014年09月08日 10:28撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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左の高い方へ進む。
右を進むと山形神室岳方面へ出るので、早く下山したい時は右が良い。
今回は仙台神室方面に出たかったので左を選んだ。
ナメが続くが傾斜が上がってくる。
2014年09月08日 10:31撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ナメが続くが傾斜が上がってくる。
滑り台のような感じ。
そこそこ傾斜があるがラバーソールの効きは良く、難なく登る事が出来た。
2014年09月08日 10:34撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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滑り台のような感じ。
そこそこ傾斜があるがラバーソールの効きは良く、難なく登る事が出来た。
1
やがてナメも終わり。
水流も細くなってきた。
2014年09月08日 10:41撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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やがてナメも終わり。
水流も細くなってきた。
この辺りが源頭か。
当初の予定では、ここらで水を調達して沢を出るはずだったが・・・
運の悪い事に、熊と遭遇><
水調達する余裕はなく、とっととその場を逃げました。。。
2014年09月08日 10:50撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この辺りが源頭か。
当初の予定では、ここらで水を調達して沢を出るはずだったが・・・
運の悪い事に、熊と遭遇><
水調達する余裕はなく、とっととその場を逃げました。。。
2
熊にビビりつつ、ダンゴ平を目指して薮を漕ぐ。
仙台神室が見えてきて一安心。
2014年09月08日 11:32撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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熊にビビりつつ、ダンゴ平を目指して薮を漕ぐ。
仙台神室が見えてきて一安心。
3
なんとか無事にダンゴ平へ続く登山道に出た。
今回の遡行で一番スリルを感じた場面かも。
2014年09月08日 11:39撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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なんとか無事にダンゴ平へ続く登山道に出た。
今回の遡行で一番スリルを感じた場面かも。
登山道を歩いて仙台神室岳へ向かう。
2014年09月08日 11:40撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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登山道を歩いて仙台神室岳へ向かう。
仙台神室岳
2014年09月08日 11:52撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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仙台神室岳
3
仙台神室岳の直下は急登。
気温も上がってきて辛い登りになった。
2014年09月08日 12:02撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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仙台神室岳の直下は急登。
気温も上がってきて辛い登りになった。
仙台神室岳に到着。
この後、南沢へ下降する予定だが・・・
南沢へ向かって薮漕ぎしてる最中に水が尽きる。
2014年09月08日 12:09撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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仙台神室岳に到着。
この後、南沢へ下降する予定だが・・・
南沢へ向かって薮漕ぎしてる最中に水が尽きる。
沢に降りるまで水分が持ちそうにないので、沢下降は中止した。
登山道で下山する事にした。
2014年09月08日 14:43撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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沢に降りるまで水分が持ちそうにないので、沢下降は中止した。
登山道で下山する事にした。
山形側の林道に下山。
登山口では林道整備の方々が作業中だった。
2014年09月08日 15:44撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山形側の林道に下山。
登山口では林道整備の方々が作業中だった。
林道を歩いて宮城側のゲートへ帰る。
道路は舗装した直後の模様。
歩いても良いよ、とは言われたが・・・
へこんだりしないか少し心配。
2014年09月08日 15:51撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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林道を歩いて宮城側のゲートへ帰る。
道路は舗装した直後の模様。
歩いても良いよ、とは言われたが・・・
へこんだりしないか少し心配。
1
林道からの眺め。
二口山塊も秋めいてきた。
2014年09月08日 16:16撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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林道からの眺め。
二口山塊も秋めいてきた。
5
昨日歩いた沢。
2014年09月08日 16:29撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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昨日歩いた沢。
2
やがて道はジャリになったが、山形側の林道は比較的平坦で整備されている。
宮城側もこれくらい整備してくれないかねぇ…
2014年09月08日 16:36撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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やがて道はジャリになったが、山形側の林道は比較的平坦で整備されている。
宮城側もこれくらい整備してくれないかねぇ…
すんごい岩壁が見える。
昨日見た10m滝の岩壁だろうか?
2014年09月08日 16:37撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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すんごい岩壁が見える。
昨日見た10m滝の岩壁だろうか?
1
ゲートまで帰ってきた。
駐車場からは磐司岩が見えた。
2014年09月08日 16:57撮影 by TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ゲートまで帰ってきた。
駐車場からは磐司岩が見えた。
3

感想/記録
by Luske

朝6時、テントを打つ雨音で眼が覚めた。
テントの外は肌寒く、雨が降っているためか、二口キャンプ場には人の姿は見られない。
昨夜は賑やかであった広場にも人はおらず、皆バンガローの中に留まっているようである。
この日は小松原沢を遡行する予定だが、どうしよう。
今日の沢は中止するか・・・それとも雨でも行けるような別の沢にするか?
悩みながらシェラフに包まり考えると、 いつの間にか2度寝していた。
次に起きたのは8時過ぎ。
その頃にはもう雨は止んでおり、空には薄らと晴れ間が見えていた。
そして9時を過ぎれば快晴の空となり、こうなればもう迷うことなく遡行決行。
二口キャンプ場を後にして、二口林道の奥へと車を走らせる。

二口林道のゲート前にはすでに2台の車が駐車してあった。
片方の車は札幌ナンバー。
遠路はるばるここまで訪れた目的は、たぶん小松原沢だろう。
二口の沢と言えば大行沢が全国的に有名だが、今日訪れる小松原沢はそれ以上の名渓
だと個人的には思っている。
北海道からわざわざ訪れる方がいるのも納得できる沢である。
同じく私もゲート前に駐車し、小松原沢へ出発。
歩き初めてすぐに橋があり、そこから沢を眺めると素晴らしいナメ景色が続いていた。
これからの沢歩きが期待できる光景であり、橋から少し歩いた先から沢に降りると、予想に違わぬナメの様相。
最初から気分が盛り上がり、意気揚々と遡行を開始した。

この沢の見所は、やはりナメ。
ナメが一旦終わったと思ったらまたすぐにナメが始まり、沢の全行程の半分以上は
ナメ歩きが占める。
それだけナメが多いと飽きそうなものだが、その途中には滝も多く、適度な感覚を置いて
次々と滝が現れるので、全く飽きてくる事が無い。
中には通過にコツを要する滝もあるが、過去に歩いた事はあるので通過法は知っている。
滝の通過はスムーズに進み、当初の予定よりも前倒しで小倉沢出合に到着した。
小倉沢出合を右に曲がり、小松原沢へ進むと、10人位のパーティに出合う。
たぶん、ゲート前に駐車してあった札幌ナンバーの方々だろう。
銚子大滝までのピストンで、これから沢を下って下山するところだそうだ。
パーティの方々からは口々に「一人で来たの?」と質問される。
この方々に限らず、沢でパーティに会うと、よくこの質問をされる。
「はい」と答えるしかないのだが、私にとっては少し回答に困る質問だ。
沢のグレードにもよるが、ソロでの沢登りは推奨されない。
基本的にはパーティで行うものであり、沢登りをする人の中にはソロでの遡行に否定的な考えを持つ方も多い。
沢で会った方に、咎められた事も過去に何度かある。
どういう対応をされるか少し心配になったが、幸いこのパーティの方々はソロに理解ある方のようだった。
一人で来た事を伝えると、「すごいね〜、気を付けて行ってね。」と温かい言葉を頂く。
気分良くパーティと別れ、更に先へ。
そして、小松原沢の難所の始まり、くの字型15m滝へと到着した。

くの字型15m滝は直登不可能。
見た目は険しく、遡行図では10mと表記されているが、私には15mはあるように見える。
実際、15mと記載している記録もあり、見た目の印象からここでは15m滝と呼ぶ事にしよう。
登れないので、この滝は右岸から巻く。
明瞭な踏み跡があるので巻き道を見つけるのは簡単だ。
だが、この巻き道には罠がある。
踏み跡をずっと辿ってはいけない。
巻き道はずっと上まで続いているが、15m滝の落口の高さまで辿ったら、あとは無視。
落口を目指してトラバースするのが正しい通過法だ。
恐らく、このトラバース点が判りにくいので、多くの人が間違ってしまうのだろう。
トラバース点を見過ごしてしまい、上まで行くが、行く手を阻まれ戻ってくる。
この繰り返しで道が出来てしまっているのだと思われる。
さて、罠には引っ掛からずトラバースを開始するが・・・
このトラバース、結構悪い。
急傾斜で足場が悪いので、立ち木を掴みながらトラバースしていくが、腕力頼みなので腕が疲れる。
両手を離せば真っ逆さまに落ちるので、腕力に自信が無い人は途中で休憩をとれる様、セルフビレイの準備もした上でトラバース開始した方が良いだろう。
初心者同行であれば、ロープも出した方が良いかもしれない。

15m滝を過ぎれば、この沢での最大の滝、50mの銚子大滝が現れる。
この滝は水流が細い為か、先の15mとは逆に遡行図記載の50mよりも若干低く見える。
40m位のように見えるが、それでも充分な高さ。
直登は難しいので、左岸から巻いた。
こちらの滝の巻きは、15m滝に比べれば幾分容易だ。
ハッキリした巻き道が出来ており、これを辿って行けば良い。
やがて長いトラバースに行き着くが、15m滝のトラバースよりも足場がしっかりしているので難しくはなく、体力的にも易しい。
高度感はあるが容易に通過し、最後の難所へ。
ゴルジュ帯へと進む。

最後の難所のゴルジュ帯。
ここが技術的には一番難しい箇所だ。
ゴルジュ間には4つの滝があり、滝自体は難しくない。
だが、釜が深いので滝に取り付くまでが難しい。
過去に遡行した時は泳いで突破したが、今回はへつりで突破してみたい。
ゴルジュ最初の滝のへつりを試みるが・・・
滝の手前であえなくドボン。
やっぱり今回もダメだったよ。。。
釜は深く、沢床には足が付かず。しばし釜に浮かびながら、落胆す。
もう一回挑戦するか、とも思ったが面倒になったので、そのまま泳いで突破。
へつりは次回、と割り切って次の滝へと進む。
ゴルジュ2つ目の滝は、1つ目の滝以上にへつりが難しい。
さっきのへつりで落ちてるようでは、ここもたぶん無理。
泳ぎですっかり体も冷えたので、もうドボンはしたくはない。
2つ目の滝は巻いて通過、そのまままとめて3つ4つ目の滝も通過。
結局、ゴルジュ終点まで全て巻きで通過、と少々不本意な形で難所の通過を終えた。
結果はどうあれ、ゴルジュを過ぎれば、もう後の行程はゴーロとナメばかり。
難所は終わったので気分も軽く、今日の野営地へと進んで行った。

小松原沢は、二口山塊の中でも最も好きな沢である。
その理由としては、素晴らしいナメもあるが、もう一つに、この野営地の存在がある。
増水に耐えられる高台に位置し、1段上がった所には焚き火場、
そしてもう一段上がった所には平坦な柔らかい土の寝床。
施設(?)は充実しており、野営地の周囲を取り囲むブナ林も見事。
沢特有の薄暗さは無く、開放的なブナ林はとても雰囲気が良く、ここで一夜を過ごせるのは
この上ない幸せのように感じられる。
その夜は遅くまで焚き火した。
前日の二口キャンプ場でもそうだったが、焚き火を前にすると酒がすすむ。
2日続けて遅くまで飲み明かす事となった。
最後は記憶が曖昧で、何時に寝たのか判らないが・・・
かすかな記憶を辿ると、最後に時計を見たのが23時だったので、
23時就寝、としておこう。

翌日の朝は曇り。
日差しは無く、朝の沢は寒かった。
昨夜の痛飲にもかかわらず早起き出来たが、寒いので沢を歩く気が起きず、
しばらく野営地でのんびりし、気温が上がってきてから出発した。
野営地以降の行程は殆どがナメ歩き。
難所は無く、最後に少し薮を漕げばダンゴ平らの登山道へ出られる。
何の問題も無く、遡行は終わるはずだった。
・・・しかし、
最後にトラブル発生。
源頭付近に差し掛かると、薮の奥の方でガサゴソと。
薮を漕いでる音がする。
“自分以外にも沢に入っている人が居るのだろうか?"
不審に思い、音のする薮の奥へと、よ〜く眼を凝らしてみると・・・
なんか、この人、黒っぽいぞ。。。
やばい熊さんだ@@
向こうは私に気が付いてない模様。
急いでその場を後にした。
その後の薮漕ぎはスリリング。
いつ熊が後ろから来るかヒヤヒヤしながら薮を掻き分け先へと進む。
なんとか薮を突破し、ダンゴ平手前の登山道へ出た時は心底ホッとした。

だが、一難去って、また一難。
この日の予定は南沢を下降する予定だったので仙台神室岳へと向かうが、そこで水が尽きる。
源頭で充分量の水を調達するつもりだったが、熊の出現でそれどころでは無かったので少しの水しか持ち合わせていなかったのだ。
とりあえず、南沢まで辿りつければ水が得られる。
仙台神室の山頂から薮漕ぎ開始し、南沢へと向かうが薮は手ごわく、大量の汗をかく。
この状態が続けば、南沢に辿りつく前に脱水症状になりそうな予感がする。
薮の中で不安になってきたので、南沢は中止。
登山道で下山する事にした。
薮漕ぎに比べれば、登山道歩きは運動量も少なく楽ではあるが、やはり水が無いのは辛い。
喉の渇きを堪えながらの苦しい下山。
なんとか下山し、二口ビジターセンターで飲んだコーラは格別の味であった。
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この記録へのコメント

ゲスト
登録日:
投稿数: 0
2014/9/11 9:01
 おはようございます。
Luskeさん 
東北らしい癒しの沢ですね(勝手なイメージですみません)
二口山塊は大ナメ沢だけでなくていいところがたくさんあるんですね。小松原沢はネットで検索した記憶があります。隠れ名渓なんですね。今回のレコを拝見してこれは足を運びたいと思いました。
Luskeさんクラスでへつれないとこって・・・かなり難しいんですようね。
 ところで、焚火ってなんであんなにはまるんでしょうか。
焚火やると夜更かししちゃうのはみんな同じですね
来年はぜひ東北で 沢コラボお願いしたいです。
登録日: 2011/5/31
投稿数: 1427
2014/9/11 20:37
 二口山塊
Luskeさん、とっておきの沢を隠しもっておられたんですね
草付きのトラバースに、深い釜を持つゴルジュ滝
おまけに熊まで出てきて
昨年ブナの実が大豊作でしたから、今年はおそらく不稔でしょうね。
だから飢えた熊たちがうろついているのだと思います

やはり快適な野営地があると嬉しいですね。
今年はLuskeさんから沢の手ほどきを受けられなかったなぁと思っていたところでした
もう9月も後半になると寒いですよね。
10月の紅葉見ながら沢歩きというのも憧れますけどね
登録日: 2012/10/8
投稿数: 1099
2014/9/11 21:43
 毎度
すごいです(^-^)
稚拙な感想しか述べられずお恥ずかしい。
沢にはきっと一生入らないので、Luskeさんのレコで疑似体験です(^-^)
登録日: 2012/2/2
投稿数: 835
2014/9/12 19:52
 metaさん、こんばんは
お、小松原沢を御存じでしたか。
二口山塊は大行沢が有名なので、小松原はややマイナーな沢の印象がありますが、昔は大行沢よりも人気があったそうです。
私にとっては、この小松原沢は、まさに理想的な沢であり、
ナメだけでなく、滝も手ごたえがあって登りがいがあります。
特にここのゴルジュは、上級者だったら楽しめるのではないでしょうか。
まだ私の実力ではまだ難しいですが、いつかはへつりで突破してみたいものです

焚き火は良いですね〜
私も、なんであんなにはまるのか不思議に思ってます。
眠くさえなければ、火を眺めて一晩過ごせそう。
metaさんが東北に来られた際は、ぜひ沢で焚き火を囲みたいものです。
小松原沢の野営地も良いですが、大行沢にも良い野営地ありますぜ^^b
登録日: 2012/2/2
投稿数: 835
2014/9/12 19:53
 tooleさん、こんばんは
最後の熊さんは予想外でした^^;
向こうに敵意は無いとしても、山で会うと穏やかではいられませんね。
なるほど、今年は不稔になりそうですか・・・
熊さんにとっては受難の年になりそうですね。
そういえば、tooleさんのお友達は元気にされてるでしょうか?
今年の秋は苦労なされると思いますが、しっかり食べて健やかに冬眠されるよう、お伝えください。
・・・てか、あの方は冬眠するの?

いつの間にやら夏も過ぎ、だいぶ沢も寒く感じる季節になってきました。
今年はなかなか都合が合いませんでしたが、次回沢コラボ出来る日を楽しみにしてます。
東北の沢は旬の時期を過ぎた感はありますが、寒いけど紅葉の沢、行っちゃいます?
あまり濡れない沢に限られますが、紅葉の沢も綺麗ですよ!
登録日: 2012/2/2
投稿数: 835
2014/9/12 19:55
 kimberliteさん、こんばんは
沢はちょっと敷居が高いので入るには勇気がいるかもしれません。
でも、場所を選べば危険のない、癒しの沢歩きが出来る場所も沢山あります。
今回の小松原沢で言えば、入渓点から2つめの滝(10mナメ滝)までは殆どがナメ歩きなので危険はあまり無く、安全な沢歩きが楽しめます。
傾斜も緩いので、その滝までの往復であれば誰もが沢歩きを楽しめるかと思いますよ。
もし、夏の暑い時期に二口を訪れる機会があれば、ぜひ小松原沢のナメを御覧頂きたいものです。
清涼感溢れるその景色には、きっと癒されるものがあると思います。
ただ、入渓点までの林道が悪いのが難点で・・・
ゲートまで車で行くのに苦労するかもしれません^^;
登録日: 2014/4/7
投稿数: 1
2014/9/17 12:42
 はじめまして
先日このレポを見て、小松原沢に行ってきました。とても参考になりました。
居心地のよいテン場、素敵なナメ、最高でした。
二俣から右に入って山形神室山、清水峠を経て、二口に戻りました。
ありがとうございました。
登録日: 2012/2/2
投稿数: 835
2014/9/17 22:35
 rockandsnowさん、こんばんは
拙い記録ですが、参考して頂けたようで何よりです。
小松原沢はナメが素晴らしい沢ですよね。
楽しい遡行になったようで、嬉しく思います。
テン場ですが、焚き木が少なくはなかったですか?
小生が野営した際、盛大に焚火してしまったので、焚き木が不足してなかった少し心配です^^;

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この記録は登山者向けのシステムヤマレコの記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
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