丹沢/葛葉川本谷
- GPS
- 03:49
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 933m
- 下り
- 931m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
葛葉の泉駐車場を利用。 |
写真
感想
7:40 子ども達と一緒の時間に出る。湘南銀河大橋から金目を抜けて行くが、やや通勤ラッシュに揉まれた感じ。秦野からの県道を菩提で逸れて葛葉川の右岸沿いの道を走り、くず葉学園を過ぎて桜沢橋を超える。久しぶりに来たが菩提からこんなに遠かったかと驚く。桜沢橋からは道幅が狭くなり、勾配も急になる。林道が右に曲がるところで葛葉の泉に出た。
葛葉の泉の水を大量に取る人が2名。月曜日の朝だから少ないのかもしれない。駐車場には3台クルマが集まり、入渓準備にいとまがない。こちらは単独行だからロープもハーネスも不要。ヘルメットを被って、沢靴を履き、スリングを斜めに掛けて準備完了。先に入渓する。
9:03 遡行開始。クモの巣が非常に多い。
9:28 F3-7m下。左壁に残置ハーケンとシュリンゲがある。ここは少し悪いので右側を高巻く。
9:55 F5-8m 板立ノ滝下。左壁よりも右壁がやや容易か。少し登るが高度感があって危ういので降りて高巻く。
10:07 F6 2段7m 曲り滝下。
林道でエスケープするかどうか悩むが、ここまでほぼコースタイム通りに来ているし、仙丈ヶ岳のための訓練としても2hr程度の山行では物足りない。でも三ノ塔まで行っちゃうとキツいかも、とも思う。早い昼ご飯を食べながら悩み、結局上に行くことにした。
10:36 F7-8m 富士形の滝下。
ここは乾いた右壁を登る。
滝を登るとやがて右から2本涸れ沢が合流する。これはトポの記述と同じだが、目印の大岩がどうだったか解らない。
10:48 F8 3段10mナメ状の滝の下。
これを登った後に沢は左右に分かれる。右俣の方が水量も多く本流のように見えるのだが、トポでも左が本流となっているし、赤テープもあるのでこちらに行く。すでにガラガラとしたゴーロだが、左の尾根に取り付く踏跡があり、それに従う。高度を稼いでいくとやがて杉林に入り、麓の眺めも良くなる。10分程の登高で三ノ塔尾根に出る。
11:19 三ノ塔尾根に出る。
しばらく杉林の尾根道。たまに白い花が敷き詰められたように散っている。
11:32 三ノ塔。
杉林から出るとヤビツ峠からの表尾根に出会い、左側にすぐ三ノ塔になるが、突然のようにガスって来た。避難小屋に入り、ヘルメットを取り、替わりに帽子を被った。靴はもうそのまま履いて行くことにした。汚れ物を増やしたくない。避難小屋で休憩している高年登山者が4名。急にガスってきたのに驚いていた。大倉からかと聞かれて葛葉川本谷をつめて来たと答えた。聞いた人はやはりと言う感じで、林道が出来て上部が詰まらなくなったと呟いていたので同意した。外で三ノ塔に登るところで夫婦が先行していて、二ノ塔に下る時におじいさんと小学生の孫のようなパーティと出会ったが、今日山で出会った人々はこれで全部と言う実に静かな月曜日の山だった。
11:48 二ノ塔。
二ノ塔から菩提へ行く尾根道の急な下りには参った。ハイキングポールは正解。途中、すごく気持ちの良い草原があった。風が強く吹いていてガスも流される。
12:24 表丹沢林道。
12:49 葛葉の泉帰着。
もう駐車場にクルマは1台だけ。別パーティは林道でエスケープした模様。
沢で靴を洗い、名水葛葉の泉の水を水筒に満たす。
13:10 葛葉の泉―14:05 茅ヶ崎
▼ヒルについて
最近ヤマヒルの生息範囲が拡大しているとの話がよく聞かれる。実際に2009年に四十八瀬川勘七沢を遡行した時には4cmに達するヤマヒルを目撃したし、同行したT女史がこれに噛まれ数日間出血が止まらなかった事態があった。
子供を連れていけるかどうかと言う点でもヒルの脅威は気になるところ。これの確認も今回の目的の一つである。
結論的にはヒルは居たが数mm程度のものであり、大きな脅威ではなさそうである。今回は5mm位のものと3mm位のもの2匹を確認し、それぞれすりつぶした。
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