阿弥陀岳北稜雪山 合宿山行・厳冬期の八ヶ岳を体験

2023年01月07日(土) 〜 2023年01月09日(月)

• GPS: 14:31
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,448m
• 下り: 914m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:35
• 休憩: 3:54
• 合計: 6:29

9:16 赤岳山荘
9:21 9:21 美濃戸
10:27 10:27 堰堤広場
11:37 13:15 赤岳鉱泉
13:18 13:19 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
13:24 15:39 ジョウゴ沢
15:43 15:43 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
15:45 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 7:06
• 休憩: 1:38
• 合計: 8:44

6:10 赤岳鉱泉
6:39 6:47 中山乗越
6:55 6:56 行者小屋
7:09 7:10 阿弥陀岳分岐
7:48 7:54 中岳のコル登山道水場
10:58 11:25 阿弥陀岳
11:48 11:50 中岳のコル
12:11 12:17 中岳
12:40 12:47 文三郎尾根分岐
12:54 13:13 赤岳主稜チョックストーン
14:01 14:01 阿弥陀岳分岐
14:07 14:28 行者小屋
14:37 14:37 中山乗越
14:54 ゴール地点

【1/7（土）】赤岳山荘駐車場9:15→11:37赤岳鉱泉13:15→13:24ジョウゴ沢15:39→15:52赤岳鉱泉
【1/8（日）】赤岳鉱泉6:10→7:09阿弥陀岳分岐→10:58阿弥陀岳→12:11中岳→12:40文三郎尾根分岐→14:54赤岳鉱泉
【1/9（月）】赤岳鉱泉8:45→赤岳山荘駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

JR西宮駅20:00集合　赤岳山荘駐車場1000円/日
※四駆＋スタッドレス＋チェーン必須

写真

1/7 9:20

いつも美農戸から歩いていたので赤岳山荘まで車で楽々でした！！！

1/7 10:37

1/7 10:59

カモシカいた

1/7 11:03

かっこいい大同心

1/7 11:34

キャンディまだ貧相

1/7 12:31

赤岳鉱泉のジャワかなんだかのカレー美味しかった

1/7 13:58

ジョウゴ沢でちょびっとアイスクライミング

1/7 13:59

マイダブルアックスで登るCL

1/7 14:07

1/7 17:05

小屋の晩御飯

1/7 17:08

1/8 6:40

1/8 6:54

明るむ空に満月

1/8 6:55

真ん中に黒く見えているのが多分北稜取りつき第一岩峰

1/8 7:59

取りつきまで急登が続く

1/8 8:12

あれを登るのか...

1/8 8:41

第一岩峰取りつき

1/8 8:41

CL、Kさんリード、Nさんがビレイ

1/8 8:47

nさん頑張る

1/8 8:47

CLの勇姿

1/8 9:18

北稜3回目のMさん

1/8 9:49

第二岩峰

1/8 9:56

1/8 10:23

1/8 10:39

1/8 10:39

圧巻富士山

1/8 10:40

2ピッチ目を登り切ったNさんを撮影するCL

1/8 10:43

支点はスノーピケットで

1/8 10:58

腰の痛みをこらえてリードしてくれたCL。ありがとうございました

1/8 10:59

雲一つない赤岳

1/8 11:00

ポカポカ陽気、風もなく、絶好の天候の中、阿弥陀岳登頂しました

1/8 11:01

ありがとうございました

1/8 11:15

北稜ルート、神戸労山、武庫労山のパーティと一緒になりました。武庫労山の皆さんと記念撮影

1/8 11:24

1/8 11:25

1/8 11:46

先を行く武庫労山の皆さん

1/8 11:46

真正面は富士山

1/8 11:47

降りてきたルートを振り返る

1/8 11:51

北稜を登るパーティーが見える。あんな所登ったんだなぁ

1/8 13:09

主稜パーティがどこかにいるかも

1/8 13:09

主稜に取り付いている人

1/8 13:10

赤岳南峰リッジのルートはどこだろう

1/8 14:37

1/8 17:18

テント泊2名、ご飯も炊いてもらって牛すじカレー美味しかった。ごちそうさまでした。翌朝はカレーリゾットに

1/8 19:16

こちらは小屋泊2名の晩御飯

1/8 19:20

2日目、念願のステーキ

撮影機器：

COOLPIX W300 ニコン

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

FinePix XP140 富士フイルム

感想

kobechuo

【1/7（土）】天気予報に計画は二転三転、初日は赤岳鉱泉までとなり、のんびり出発。テントを設営、小屋でお昼も食べて、ジョウゴ沢でプチアイスクライミングを楽しんでから、翌日の登攀の流れを確認。テン場は風もなく、あまり冷え込まなかった。
【1/8（日）】暗いうちに出発。行者小屋で阿弥陀岳が眼前に現れる。黒々とした第一岩峰、第二岩峰も確認できる。満月が浮かぶ空が赤みを帯びる。取付を目指し樹林帯を進む。傾斜はどんどんきつくなり、息が上がる。第一岩峰基部到着、先行者もおらず、CLから登り始める。雪もあまりなく、凍ってもいない。岩峰を登りきると上部の岩を巻くように進み、雪稜に乗る。そのまま進むと第二岩峰基部、第一ピッチの終了点。ここで後続のパーティに先に行ってもらう。第一岩峰は苦戦したが、ここはピッケルもうまく使え、幾分か楽に突破。雪の急登を進み、雪が多いとナイフリッジになる所を越えると、細い木とスノーピケットを支点にした第二ピッチの終了点。ここでロープを片付け、これぞ八ヶ岳ブルーの中、真っ白な頂を目指す。山頂からは編笠岳から続く稜線、赤岳から硫黄岳、天狗岳、蓼科山と全山奇麗に見渡せた。厳冬期の八ヶ岳は何度か来ているが、こんなに風がなく暖かいのは初めてだった。（TAN）