雲取山


- GPS
- 11:24
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,405m
- 下り
- 1,870m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 5:49
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:29
天候 | 1日目:雪/2日目:晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースはわかりやすいです。 三峯神社側は積雪/凍結箇所多数あり。 |
その他周辺情報 | 奥多摩側は駅前含めコンビニ等ありませんので、自宅最寄り等で調達を。三峯神社前にはいろいろお店があります。 |
写真
感想
いちど冬の雲取山に登ってみたかったのと、三峯神社にお参りに行きたかったので、2つの用件を一度に満たすため、まずは奥多摩側から雲取山に登って、そのまま三峰山側に降りる山行を計画。
都区内から始発の中央線に乗り、乗り継いで青梅線の終点奥多摩駅へ。奥多摩駅からはバスに乗り換え、鴨沢バス停に。
今回も鴨沢から登山。
鴨沢バス停から駐車場の先の登山口にかけて、鬼滅の幟が多数立っていました。昨年の夏に来たときは、まだ幟も奇麗だったのですが、今ではだいぶやつれた感じに。
また村営駐車場も、前回は夏の休日ということで、かなり混んでいましたが、この日は冬の平日ということでほぼ空でした。
こちらのコース、南側斜面ということで雪もほぼ無く、また昨年の夏にも登っているので、道には記憶があるのですが、ある程度の標高の山に登るのは久しぶりなので、思ったほどスピードは出せず。
七ツ石小屋の付近で天気が悪くなり&標高が高くなり、寒くなってきたので、重ね着を増やすことに。
積雪の方は、小雲取山あたりまではほぼ積もってなかったのですが、このあたりから山頂付近は雪が積もっており、小雲取山付近でアイゼンを装着。
このあたりから雪が更に激しくなり、雲取山の山頂直下から山頂付近の避難小屋も見えづらい感じに。なお山頂までに見かけた登山者は、十人程度。駐車場にもほとんど車は無かったので、さすがに冬の平日に登る人はかなり少ないようです。
山頂は寒かった&視界が効かず景色も見れなかったので、山頂の碑だけ撮って、本日の宿泊地である雲取山荘へ。
雲取山荘への下山路は北側斜面ということで、かなり雪が積もってました。またこの付近ではエゾシカの猟をやっているとのことで、ときどき銃声が。登山道を歩いていれば安全とのことですが、やっぱり気になります。
あまり雪山に慣れていないので、危なっかしいところもありましたが、無事に雲取山荘に到着。
14時に到着したのですが、夕食は18時からだったので、コタツで一休み。電気のコードも無いのに、何故か温かいコタツ。どうやら豆炭で温めているようです。
この山荘は携帯の電波が普通に届くということで、SNSに投稿したり、(平日だったので)仕事の急な問い合わせに回答したり、など。携帯の電波が繋がるのも考えものですね…
山荘には本棚があり、携帯など無かった時代は、こういった本を読んで過ごしていたのかなーと思っていたら、「ルワンダ中央銀行総裁日記」が。値段を見てわかるとおり、話題になった最近買われたものではなく、50年前の初版時の本のようです。なんと私よりも年配!
そうこうしているうちに夕食の時間。さすがにこの日は冬の平日ということで、宿泊者もかなり少なめな様子。21時消灯ということですが、朝も早かったため、部屋に戻るとすぐ就寝。
寝るのが早かったため、2時頃に目が覚めました。「今晩は晴れるみたいだから、ひょっとして星空奇麗?」と思ったのですが、思っただけで温かい布団の魔力には勝てず、再び眠りへ。
朝食は5時半からだったのですが、食後すぐに出立という案は「ご来光を見てから出ればいいや、ご来光は6時半過ぎなので、食後に用意すれば良いや」という、これまた寒さに負けた判断。結局「ご飯ですよ」の声が掛かるまで、布団から抜けられませんでした…
朝食を食べた後、用意をすれば、もう日の出の時間。この日は、よく晴れていたので、綺麗な日の出が見れました。
日の出を見てから、三峯神社に向けて出発。
こちらのコースは注意した方が良いと聞いていたとおり、かなりの積雪&路面凍結。奥多摩側はアイゼンが無くても注意すれば何とかなるかもですが、三峰山側はアイゼンが無ければ無理だと思います。
登山道に雪が積もった山は金剛山くらいしか登ったことが無く、あまり積雪したコースには慣れていないので、かなり気をつけて進みましたが、このコースを歩いていると「雪が積もった山への登山は楽しい」という気持ちがなんとなく感じ取れたので、この冬のうちにあと一回は雪が積もった山に登りたいと思いました。
さて三峯神社側に下山していると、トレランっぽい服装の人が登ってきました。山で走るだけでも大変(私は歩いて登るのがやっと…)なのに、雪が積もってる山でトレラントって、ほんと凄いです。去年の鴨沢側で見かけた自転車を担いで登ってきた人といい、ほんと凄い人は沢山居るようです。
なお、炭焼平付近までの区間ですれ違った登山者は数名程度。そもそも冬に三峰山側から登る人は少ないようです。
炭焼平からは三峯神社に下山するメインコースを逸れて、三峯神社奥宮がある妙法ヶ岳へのコースへ。こちらのコース、途中まで三峯神社から奥宮を目指すコースとは異なっており、合流地点まで冬の期間はほとんど通行者が居ない様子。
この部分がいちばん危ないと感じたので、奥宮(妙法ヶ岳)へ行きたい人で雪に慣れていない人は、メインコースをそのまま進んで、三峯神社からのコースを使った方がよいかもしれません。
三峯神社奥宮に参拝。
奥宮がある峰から見える山並みはとても綺麗だと思います。
奥宮からは、通常の奥宮参拝コースで三峯神社まで下山。
この区間は登拝者も多く、この日も多くの登拝者を見かけましたが、特に冬の時期は、三峯神社〜奥宮のコースも、十分に備えて登った方が良さそうです。
多くの人は登山に適した装備で参拝されていましたが、一部軽装で奥宮を目指す人も。
奥宮に立ち寄ったため、山小屋で聞いた標準的なタイムよりは掛かりましたが、無事に三峯神社に到着。
今回のもう一つの目的であった三峯神社へのお参りも、無事にできました。
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