深雪ラッセルからの〜美しい霧氷に感激！「鍋倉山」（北斜面滑走）

2023年01月29日(日) [日帰り]

• GPS: 05:20
• 距離: 8.7km
• 登り: 923m
• 下り: 915m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:35
• 休憩: 0:38
• 合計: 5:13

7:55 冬期除雪終了地点
10:58 11:21 鍋倉山
12:10 12:25 鍋倉山
13:08 冬期除雪終了地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●県道の除雪終了地点から東側に沿って縦列駐車
・道路幅が広く30台程度は路駐できるが、交差点や車庫の前等は駐車禁止。
・地元集落の皆さんの迷惑にならないように心がけよう。

コース状況／危険箇所等

登山道整備度：-（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：3（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）アイゼン、ピッケル、藪等の頻度
★登山道の眺望：3（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：20人）】


◆ルートの状況
・昨日から新たに30〜40cmほどの新雪が降ったようで、トレースの形跡のみ分かる感じ。ストックが全部埋まるほどフカフカの深雪が1mほどあり、スキー登行でもきつい条件だった。単独なら登頂できなかっただろう。
・本日は、出発して30分ほどで先頭に追い着いたので、最初は4人ほどで先頭を交代しながらラッセルで進む。その後、先頭集団は増えていき、最終的には12人ほどで交代しながら山頂を目指した。
・特段、危険性を感じる箇所はないが、トレースがあるかないかで、難度は大きく変わるだろう。

◆滑走の状況
・最初は、山頂からやや急傾斜の北斜面のブナ林を標高差190m滑走。雪が深すぎてスピードがあまりでなかったが、粉雪を舞い上げながら気持ちよくシュプールを描くことのできる素晴らしい斜面。ただし、転倒した場合は起き上がることが大変なほどの深雪だった。
・下山は、東尾根に沿って滑走し、標高1050m付近から再び北斜面にドロップイン。雪は深いが北斜面は雪質が良いので、気持ちよく滑ることができる。
・最後は緩傾斜は消化試合、再度シールオンするほどではないが、止まってしまう箇所もある。道路の横断は段差あるので、注意して滑走した方が良いかも。

写真

1/29 7:54

新潟県内は高速＆主要国道が除雪で通行止め。
朝7時半、やっと着いた〜

1/29 7:55

ここでスキーを装着して、いざ出発！

1/29 8:03

車道をショートカットするように登っていく。

1/29 8:17

お〜、トレースがあって楽だな〜と思っていたが、

1/29 8:27

出発して30分弱で先頭の方に追いついてしまう。

1/29 8:37

徐々に後ろから登ってくるね〜

1/29 8:41

先頭を交代しながらどんどん進む。

1/29 8:46

昨晩30cm以上の積雪があったようで、なかなか進まない。

1/29 8:49

振り返って小休止。
ふ〜

1/29 8:57

標高750m付近を通過し平坦な地形になった。

1/29 9:14

沢ルートを登っていくと思ったが、昨日のトレース痕は標高800m付近から東尾根に延びている。

1/29 9:17

結局、昨日のトレース痕を登った方が楽そうということで東尾根へ。

1/29 9:29

標高850m付近で東尾根に乗る。
先頭の集団は、どんどん増えて10人を超えた。

1/29 10:17

先頭を交代しながら登る。
再び自分の番が近づいてきた〜（笑）

1/29 10:29

標高1150mを越えると霧氷が登場！
うわ〜奇麗〜♪

1/29 10:33

4回目の先頭になり、美しい霧氷を眺めながら登行する。

1/29 10:38

いや〜、いいね〜♪♪

1/29 10:40

ちょうど青空も広がり最高のロケーションになってきた。

1/29 10:42

標高1200m以上はまさに天国のようなところ。

1/29 10:47

10分ほど先頭でラッセルして、再び最後尾に。

1/29 10:52

最後は、12人ほどの集団で声をワイワイ楽しみながら登る。

1/29 10:55

どこを滑走しても楽しめそう。
でも雪が深すぎて止まりそうだね〜

1/29 11:01

駐車場から約3時間で、ようやく山頂に到着。
雪が深すぎて、単独では登頂できなかったなぁ。

1/29 11:03

山頂の西側には妙高山（右）や黒姫山（左）。

1/29 11:06

山頂の東側には、巻機山などの上越国境の白き稜線が見える。

1/29 11:05

山頂でラッセルした皆さんと集合写真を撮り、滑走の準備をする。

1/29 11:04

では、北斜面を滑っていこう。
初めての斜面なので、数人滑ってから後を追った。

1/29 11:26

雪は深いが滑走はめっちゃ楽しい〜♪♪
振り返り自分のシュプールを眺める。

1/29 11:49

標高差190mほど滑走し、再びシールオンして山頂まで登り返す。

1/29 12:00

山頂に続く雪稜。

1/29 12:06

登り返しは4人でラッセルしていただいた。
皆さん若くて速くなかなか追いつかない！

1/29 12:11

山頂まであと僅か。

1/29 12:20

2回目の山頂に到着。
では、下山しよう。

1/29 12:49

下山は、まずは東尾根を滑り、標高1050m付近から北斜面にドロップインし沢に合流。

1/29 12:59

あっという間に下山。
お疲れさまでした！

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

感想

Joker

本日もBCスキーの練習、またまた練習です（笑）。
先日鍋倉山に行かれたtomoさんのレコが、なかなか興味深かったので、私も行ってみようと、いざ長野県へ。
昨晩は、高速道路や主要国道が全て通行止めになり、一時は諦めていましたが、新潟市内から守門、小出経由で十日町に入り、なんとか目的地に到着。

天気も予報どおりいい感じ〜♪♪
でも、深雪ラッセルに苦戦し、先頭を交代しながら山頂に到着しました。
常連？の方々が、皆で北斜面を滑走し、再度ラッセルを交代しながら登り返そうという提案に賛同し、私も北斜面へ。
スキー滑走は、新雪量が半端ないので、なかなかスキーの抜けが悪かったですが、それでパウダースノーを満喫できて楽しかったな〜♪♪

＜スキーの滑走動画はこちら↓＞




＜ドローン撮影は、山頂に大勢の方がいたので取りやめました！＞

コメント

tom (*^^)v

Jokerさん、鍋倉を楽しまれましたね (o^-')b !
厳冬期から残雪期まで『鍋倉の森は裏切らない❣』ってくらい優しく迎えてくれる鍋倉山には、この日もganko師匠やjyeniさんも行かれてたようです(^^♪

午前中は天気が良さそう🌤だったのですが、雪下しに追われていけませんでした
積雪量も増えこれからが滑走SEASON本番って感じですが、気を付けて雪山を楽しまれてください

Joker

tomoさん、こんばんは！
今回は、鍋倉山の冬の魅力を教えていただきありがとうございます。
午前限定の晴れ間を狙って楽しんできました

燃える紅葉の頃も素敵な山ですが、厳冬期から残雪期まで楽しめるなんて、イイですね
だから人気なんですね〜