記録ID: 518291
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
笠ヶ岳−笠新道・弓折尾根縦走(距離長いぞ!!荷物重いぞ!!)
2014年09月22日(月) 〜
2014年09月23日(火)
体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 18:54
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 2,676m
- 下り
- 2,654m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 10:22
2日目
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:32
5:21
33分
宿泊地
13:53
ゴール地点
天候 | 両日共に晴れ(昼前後は、ガス発生)9/23は、気温高し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・笠新道登山口までは、登り開始に鹿と出くわし少し驚いたが、上高地と同様に 長い平坦な緩やかな登りであまり気分がのりませんでした、同道したのは最後まで 先導してくれたご婦人でした。 ・杓子平までは、長い登りになるが道は安定し、また、途中の景色(槍ヶ岳・ 穂高連峰・焼岳)が良く朝早いので涼しくあまり苦になりませんでした。 ・杓子平からは、目指す笠ヶ岳が望みながら大きく道を巻きながら抜戸岳を 目指します。 ここでは、サンダルを履いて登ってきた学生ぽい女の子と競いながら登りましたが 最後はおいてかれてしまいました。 また、下山する単独の女性が2人程いました長い道のりだが、笠ヶ岳は女性に 人気なのでしょうか? 分岐から抜戸岳は、瓦が重なったような岩場とハイマツの道を辿ります、 途中からガスが現れだし景色が若干悪くなりました。 抜戸岳から登ってきた道と反対側から声が聞こえ明日進む弓折乗越への ルートからの人の声だと気づきました。 ・笠ヶ岳山荘までは、ガスが出てきて風も強くなってきて景色もあまり見れなく なってきました。 少し疲れも出たせいか?惰性で進んでいきましたが、途中の抜戸岩では風も遮られ ビバークするならここだなと思いました。 また、途中ですれ違った人から旧登山道らしき○印の岩群が見える箇所を 教えてもらいました、恐らく残雪時は、杓子平からの近道になっているの かもしれません。 キャンプするなの看板から少し進んだ笠ヶ岳と山荘が見える広い場所が、 本日の宿泊地笠ヶ岳テント場でした。 久々の平で砂地で石の少ない快適なテント場でした。一つの難点は、 山荘まで数分の登りでしたが、2回往復しましたが登山靴を履けば歩きやすい 岩場登りでした。 ・笠ヶ岳山荘は、テント代は800円で、水場が無料で豊富に有り、トイレも小屋内 に有り快適でした。 尚、テント場近くの水場が利用できるのは8月までだったそうです。 ・笠ヶ岳までは、10分ぐらいでガスっていたので、水とコンロを持って頂上で ラーメンで遅い昼食を取りながらガスが晴れるのを待ちました。 少しびっくりしたのは、山頂に道標が無く三角点と笠ヶ岳の看板が有ったこと です。 結局、山頂ではガスははれず少ししか景色は見れませんでした。山頂を下山する ころにガスははれてきましたが、まあ、自然とはこんなものなのでしょう・・・ ・その後、山荘でビールと酎杯を購入し夕方まで酒盛りしました。 綺麗な夕日は見れませんでしたが、夕日を浴びた槍ヶ岳や穂高連峰は綺麗でした。 夜は、風は激しくなかったがやはり寒くなってきて朝テントを片付ける時に、 テントカバーが少し霜ってました。 ・2日目、3:30から朝食をとり4時すぎには片付けに入るがやはりまだ時間が かかってしまった。 ・ご来光が見れるかと期待をしたが、笠新道分岐辺りでやっと槍ヶ岳等で 隠れていたご来光が見えてきました。 この辺りですれ違った女性から富士山が見えていたと聞きましたが、 確認できませんでした。 ・秩父平までは、遠ざかる笠ヶ岳や近づいていく槍ヶ岳を見ながら気持ちのいい 稜線歩きをしました。 ・大ノマ岳までは、一旦下って最後は少し危険な細い崖を登っていきました、 最後の登りで雷鳥の家族を数羽見ることができました。大ノマ岳では、 三角点が有ると勘違いしてハイマツの山頂を少し探索しました。 ・弓折岳までは、また一度降り登り返して辿りつきました。 小休止後、少し進むと弓折乗越につき、綺麗な槍ヶ岳を望むことができました。 そのまま急いで鏡平小屋を目指しましたが、ルート上から見る鏡平山荘と槍ヶ岳 ・穂高連峰の景色がとても印象的でした。 ・鏡平山荘で、早めの昼食を取り大分足が疲れてきたので急いで下山しましたが、 この辺りから気温上がりと日差しがはげしく また、休憩するタイミングを逃して、シシウドヶ原⇒チボ岩⇒秩父沢出合⇒ 小池新道入口までほうほうの体で辿りつきました。 わさび平小屋で、水分補給と小休止をとり、その後も平坦な道を1時間ほど ダラダラと歩き、道を間違えて新穂高温泉駅経由で新穂高登山指導センターへ 戻ってきました。 |
その他周辺情報 | ・登山ポストは、新穂高登山指導センターと登山ゲートに有りました。 ・下山後は、ひがくの湯(\700)へ浸かりました。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
LEKEのT型ストックを修理に出したので
出発直前に買った
ブラックダイアモンドのダブルストックが活躍しました。
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備考 | ・鏡平山荘〜わさび平小屋までのルートで無理をしてしまった、足や肩は痛いが計画的に下山した方が良かったかも・・・ |
感想
・行程の長い2・3年前から行きたかった笠ヶ岳へそれもテント泊で行けたことは
とてもいい経験になった。(これでまた山小屋泊が遠ざかってしまったが・・・)
・後半に選んだ「弓折尾根ルート」で、今後行ってみたい双六岳や槍ヶ岳方面も
見ることができたのも良かった。
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [2日]
笠ヶ岳/笠新道ルート/新穂高温泉起点杓子平抜戸岳分岐笠ヶ岳山荘経由
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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