七年目で悲願達成!★冬の宝剣岳に登頂できた
- GPS
- 03:18
- 距離
- 2.5km
- 登り
- 338m
- 下り
- 351m
コースタイム
天候 | 快晴。風も強くなかった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
菅の台駐車場。 秋と違い、みなゆっくり。30分前ぐらいからバス停前に並び始め、おっちゃんが行きのバスきっぷを売りに来てくれる。始発のあぶれ10人弱。 ロープウェイ駅で、ロープウェイ往復と帰りのバス切符を購入。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
冬の木曽駒はこれで5回目だけど、一番登りやすく、難儀する区間もなかった。 ロープウェイ駅から最短のコースを行く奴が多数いたけど、アホか。 |
その他周辺情報 | 赤岳の後、前泊で伊那の青木ホテル泊。夕食は、うしおでローメンのセットを頂く。 |
写真
装備
備考 | 赤岳の装備から、ダウンパンツ、わかん、チェーンスパイクを外す。 |
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感想
前日の赤岳から伊那に一泊して、おかわり登山です。
七年前、初めて雪のアルプスに挑んだのが唐松岳と木曽駒ヶ岳でした。その木曽駒に登った帰り、宝剣岳をカメラに収めようとした時、宝剣岳に登っている人の姿があった。うへ〜、あんな雪の壁の様な処を行くなんて、木曽駒を登れただけで喜んでいる私には、更に別次元の世界でした。それから、宝剣岳は、私にもいつかあそこを登れる時が来るのだろうかと、雪山の目標のひとつとして心の片隅にあったのでした。
で、2年ほど前、某YouTube映像を見て、雪の少ない内になら行けるかもと思い、先シーズン来た時は、様子見だけはしとこうと思ってたのに、宝剣山荘から先、誰も向かっていない先に足をすすめることが出来ずに帰ってました。
で、去年の秋に、下見がてらに一度登り、年内にと思っていたのですが機会がつくれませんでした。年を明けても、雪が少ないとの情報があったので2月に入ってからも様子を伺っていたのですが、ようやく赤岳と合わせて宝剣もねらってみようか思える天気予報がきました。
朝、駐車場で身繕いしていると隣の車の方から、「きょうはどこまで行かれるんですか?」と訊かれ、一呼吸置いてから、「行けそうなら宝剣を」と口に出してしまったのでした。内心、うわ、いっちゃったよ〜となったり、ロープウェイで上がり登山届を出す際に、目的地の欄に宝剣岳と書いたりして、今回は絶対足を踏み入れるぞと気持ちを入れていったのでした。
で、ゆっくり準備を整え、先頭はもう中腹に差し掛かろうという頃に出発。ここの登りは5回目だけど、一番楽に乗越まで上がれた感じ。で、宝剣山荘に歩を進め、宝剣岳へ目をやると、昨日までのトレースはあるが、きょうの足跡はないっぽい。
あちゃー、昨日も一昨日も人は入ってるだろうけど、きょうも更に新しいステップを作ってくれた後を行こうと思っていたのに、アテが外れた。でも、もう、きょうはちょっと気持ちも込めているので、とにかく歩を踏み入れて進んで見たのでした。
で、足跡を追って行くのだけど、途中、ほんとにこの足跡通りでいいの?と不安になり、一旦戻って別の足跡を探したりで、二度三度右往左往してる間に誰か後続が来ないかなと目をやるが人影なし。で、しゃーないなと先に進むうちに、幾つかの鎖場も過ぎ、最後の方はカニの横バイみたい〜と楽しめながら、結局薬局、この日の一番乗りで登頂しちゃいましたよ。
山頂に出たときには思わず声を上げてしまいました。
で、私はもう木曽駒へ行く気もないので、七年分の感慨をゆっくり味わっていると、後続の方がようやく来られ、写真を撮りあったりしてると、更に次々の登って来られたので、わたしのようやく降りることにしたのでした。
いや〜、それにしても今回の遠征は、赤岳のリベンジと宝剣岳の初登頂と、二つも目標を達成出来たので、大満足です!
追記
昨年末、ついにビーコン、プローブ、スコップを買いました。
スコップは雪テン用に持ってたけど、軽いのを新調した。
で、この赤岳・宝剣岳の遠征から携行しました。
千畳敷駅で準備している時、他の方からもビーコンのスイッチを入れる音が聴こえ、ちょっと嬉しかったですね。
それにしても、千畳敷駅から乗越へショートカットの道を取る人が結構いたのだけど、意味不明やわ。
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