窪寺城跡〜三笠山〜旭山〜大黒山(旭城跡)〜小柴見城跡


- GPS
- 05:14
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 808m
- 下り
- 795m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・安茂里支所〜窪寺城跡 舗装車道歩き 正覚院の急な石段前をうっかり通り過ぎ 墓地脇の笹薮内の道を登りました ・窪寺城跡〜三笠山 舗装された細い農道で窪寺城跡を過ぎ、 藪っぽい水平道を進むと(僅かです) 西蓮寺からの明瞭な登山道に合流 標高500m付近の分岐で右折 比較的緩やかな登りは踏み跡が確認できましたが 654m地点を過ぎ、やや急斜面になると 数cmの残雪のせいもあって踏み跡が不明瞭 途中、小屋跡あり、段々畑のような地形がありました 小灌木の藪をなるべく直登し、尾根に出て進むと 分岐で別れた明瞭な登山道に再合流 ・三笠山〜旭山 三笠山から林道に下る登山道は短いものの急坂 積雪、凍結状態によりアイゼンがあった方が安全 林道合流後は舗装の緩やかな下り、積雪個所もあります 朝日山登山口の入口付近は北斜面を巻く為 滑り止めがあった方が安心です 広場のような曲輪を過ぎると日当たりが良く 雪は気になりません ・朝日山観音〜大黒山(旭城跡) 朝日山観音前の車道を横断し遊歩道に入ると 雪は殆どなく、快適なショートカットの下りです 諏訪神社の鳥居前の細い舗装道を水平に進み 分岐を左に行くと廃道らしい藪っぽい水平道でした 羊を飼っている牧場前に出、右折で黒プラ階段に合流 分岐で左折せずに進んだ方が大黒山への明瞭な参道でしょう ・大黒山(旭城跡)〜小柴見城跡〜安茂里支所 黒プラ階段を下りに歩きましたが、非常に急 細い舗装道(農道)に合流後、南下すると夏目ヶ原浄水場 浄水場の東隅に三角点と、菱形基準測点を発見 (「ひしがた」ではなく「りょうけい」と読む地震観測の為の基準点 長野市には、川田と信里と平柴と妻女山にあり、四点を結んで計測) 以後、安茂里支所駐車場まで舗装車道歩き 危険個所はありませんが 大黒山(旭城跡)に登る際の黒プラ階段は急です 下山時の転倒、滑落にご注意ください |
写真
「ひしがた」ではなく「りょうけい」と読む地震観測の為の基準点。長野市には、川田と信里と平柴と妻女山にあり、四点を結んで計測するそうです。妻女山で初めて見て、訪ねてみようと思ったのに、すっかり忘れておりました。
感想
旭山は冬の最中でも気軽に出かけられる里山。
案内板もあり、頂上が城跡だというのは知っていましたが、
旭山の南の裾には幾つも城跡があるのを知り
今回、山歩きも兼ね、四つの城跡を巡って見ました。
最初に尋ねた窪寺城跡は、畑中にある案内板を発見できず
気が付いて地図を確認すると通り過ぎておりました。
残念なのでまた日を改めて訪ねようと思います。
西蓮寺から三笠山を目指して登ってくる登山道に合流すると、
マウンテンバイクも通る、緩斜面の歩きやすい道です。
今日は分岐で未踏の右へ行くと、始めは明瞭な踏み跡がありました。
段々畑の耕作に使ったと思われる作業小屋跡付近から
積雪のせいもあって、踏み跡は微かになり、遂に小灌木帯の藪漕ぎ!
積雪は藪漕ぎには有難く、とにかく尾根を目指して直登、
踏み跡明瞭な尾根道に合流すると、三笠山が間近でした。
旭山は登山口が鞍部にあり、先ず北斜面を巻きます。
積雪期はこの巻き道の凍結が注意箇所なので気がかり!
アイゼンを着脱するより、時間がかからない短い距離でした。
靴跡を見ると、ピン付き長靴のみでしたから、
降雪状態によっては、アイゼンを装着した方が安全と思います。
旭山城跡でゆっくり休憩後、展望台で景色を楽しみ、
久々に朝日山観音にお参りを終え、遊歩道を諏訪神社に下りました。
ここまでは何回も通いなれている散歩道なのですが、
諏訪神社境内を抜け、旭城跡(大黒山)に向かう、
急傾斜地のリンゴ畑をほぼ水平に進む農道からの景色が素晴らしく、
近くに住んでいながら知らなかった絶景に巡り合えた気がします。
登山道と思った道は廃道で、放牧されている羊さんたちが、
柵越しにしきりに鳴くのですが、羊語がわからず、失礼しました。
不審者と思われたのかもしれません。
急な黒プラ階段に合流して、整備された道に気づきましたが
何とか辿り着けて良かった、とほっとしました。
旭城跡主郭は正一位大黒山左近稲荷神社という長い名前。
主郭の広場から頭上に旭山が眺められます。
これまで旭山の中腹に大黒山という山があり、
城跡があるとは全く知りませんでしたから、
地元にいながら、知らない事物の多さにただ、呆れるのみです。
大黒山の急な階段を慎重に下り、細い舗装農道を南下すると
丘のような広い場所に夏目ヶ原浄水城が見えてきました。
近くに駐車場もあり公園として整備もされている様子です。
しかし城跡らしき面影を残す景色は全く見当たらず、
浄水場に城跡は飲み込まれたのか、と諦めて帰ろうとしたところ、
浄水場付近に三角点があるのを地図で発見し、寄ってみました。
浄水場の東端で、ちょっと急斜面に削り取られた藪の中に
三角点と菱形基準測点を発見したのは予想外の大満足です。
妻女山で初めて菱形基準測点を見て、訪ねてみようと思ったのに、
すっかり忘れておりました。
コメント
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大きさが判らないので正確には言えませんが
足の指が5本あるように見えるので
穴熊かなーと思いました。(タヌさんは4本)
子供の握りこぶしぐらいなら穴熊確定かな…と。
旭山にも熊さん何頭かいるので(しかも寝ていないらしい)
kyom4さまも来年の元旦初日の出を旭山で、、、どうでしょう(笑)
コメント有難うございます
五本指があるので、熊かと一瞬フリーズしました(T_T)
しかし、それにしては少し小さい気もしたので
おっしゃる通り穴熊かもしれませんね
気持ちの良い里山歩きで、熊さんにお会いしたくありません(^^ゞ
まだゆっくりお休みしていて欲しいものです。
旭山から初初日の出を拝したことがありません!
かなり賑やかなんでしょうか?
出かけてみたいですね♪
登山口近くの北斜面の巻道の凍結が気になりますが…
この付近の山域を抑圧枯れていらっしゃる方だと
以前記録を拝見して思っておりました。
また記録を参考にさせていただきたいと思います。
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