赤岳 モノクロの世界で初登頂に挑戦！

2023年02月23日(木) [日帰り]

• GPS: 06:23
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,228m
• 下り: 1,220m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:12
• 休憩: 1:05
• 合計: 6:17

6:17 赤岳山荘
6:21 6:22 美濃戸
7:22 7:22 中ノ行者小屋跡
8:10 8:38 行者小屋
8:46 8:46 阿弥陀岳分岐
9:29 9:31 赤岳主稜チョックストーン
9:39 9:45 文三郎尾根分岐
9:55 9:56 キレット分岐
10:07 10:07 竜頭峰分岐
10:12 10:18 赤岳
10:22 10:22 竜頭峰分岐
10:31 10:31 キレット分岐
10:36 10:36 文三郎尾根分岐
10:41 10:42 赤岳主稜チョックストーン
11:03 11:04 阿弥陀岳分岐
11:10 11:28 行者小屋
11:55 11:55 中ノ行者小屋跡
12:30 12:31 美濃戸山荘
12:34 赤岳山荘

天候

薄曇りのち雪＋ガス＋風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

赤岳山荘まで自家用車
★注意！赤岳山荘までの林道はチェーン携行車のみ通行可能★
チェーンの無い車、4DWではない車両では通過は厳しい状況です。轍は全面凍結、急斜面カーブなども全て凍結路面です。美濃戸口からの林道分岐にはゲートが出来ており注意看板が掲げられています。

コース状況／危険箇所等

【コース状況】
☆積雪期の状況は日々変化しますのでご参考程度にお願いします☆
●赤岳山荘⇄行者小屋：序盤の南沢方面は、かなりの凍結路面です。特に下りではチェーンスパイクまたは軽アイゼン必携です。登りもあった方が難儀しません。途中からは凍結路面から圧雪斜面に変わります。
●行者小屋⇄文三郎尾根：マムート階段は埋まっていますが鎖は出ています。急斜面のため滑落に注意。本日は数日前からのトレースが残っていました。
上の中岳分岐まで上がり切ると途端に暴風です。装備の備えはその手前の風の弱い場所で。
上の中岳分岐から頂上までが核心部です。本日の雪質は上々でアイゼンがよく噛みました。鎖もほとんど出ていますので、手掛かりになりますが、鎖に頼らずしっかりとピッケル、アイゼンでの確保を必要とする区間です。
また、下山時にはこの区間、何ヶ所かバックステップで降りていますので、バックステップ技術が不安で降りれる自信の無い方は、ここの手前で引き返した方が無難だと思います。
●キレット分岐⇄赤岳山頂：山頂直下、短いハシゴの辺りで岩と雪のミックスのいやらしい登り上げがあります。下山時にアイゼンを掛けられずに失敗するとかなり危険な事になるので、足場を慎重にして通過する必要があります。

その他周辺情報

【下山後入浴＋食事】
●J&N
美濃戸口にある宿泊施設兼レストラン兼お風呂のお店。お風呂は温泉ではなくかなり小さ目ですが、清潔で綺麗な脱衣所と質のいいシャンプーandコンディショナーandボディーソープも備え付けられてとても快適です。
お風呂を利用し、食事をすると一部割引があります。
https://j-and-n.jp/

写真

2年ぶりかな？赤岳山荘の駐車場にやって来ました

今日も南沢から行きます

本日の相棒は同級生兼プロの映像作成師のコッシーです。よろしくねん♪♪

プロが撮る朝

素人が撮る大同心。。。

横岳の稜線が見えて来ました！（プロ撮影☆）

阿弥陀と中岳も

そして、本日はコッシーお初の厳冬期赤岳なので、記念に赤岳とツーショットをプレゼントです(^^)

行者小屋に着きました〜。装備を完璧に整えて進みましょう

階段はいつも急坂

予報通り風が強くなって来て、少し吹雪いて来ました。さすがヤマテン！八ヶ岳予報の信頼度は100%です(^.^)

シロクロの世界では赤のザックが映えますね

キレット分岐の文字

登って来た道を上からパシャリ。文三郎尾根の核心部を越えましたよ(^^)

凍てつく世界を抜けて行くと、、、

赤岳山頂でーす！コッシー初の厳冬期赤岳おめでとう(^^)

私も一応撮ってもらう。多分、我々が本日の山頂一番乗りでした〜(*^^*)

寒いのでチャチャっと下山しまーす！

下山の方が危ない文三郎尾根

コッシー初めてのバックステップ　クライムダウンを何度か経験中

無事に美濃戸山荘まで戻って来ました〜

駐車場でゴール！だけどコッシー疲労感満載です　笑
疲れたよね〜

コッシーデザインの本格藍染め手拭いをいただいて、J&Nでお風呂に入って、、、

〆は熱々グラタン！心まで温まりました(^^)
ごちそうさまでしたー！

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 ザック アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ヘルメット

感想

ハルボー

プロ映像作成師のコッシーが今年は赤岳をテーマにしたいとのこと。でも厳冬期の高い雪山はあまり経験が無く、撮影の前に一度下見を兼ねて練習したいとの事で、今回は同級生のよしみでご一緒することになりました(^^)
もともとは天気予報も良い予報で23日決行とした赤岳でしたが、何と直前にヤマテンの予報が急降下。。。昼に向けて気圧の谷が通過するので暴風が強まって軽く吹雪くとのこと。まぁ、行ってみてダメなら引き返そう〜、くらいな気持ちでとりあえず予定通りに向かうことになりました。

到着時は比較的空も薄明るく、小鳥もさえずる良いお天気♪♪ ところが、行者小屋で換装した後からすぐに雪が降り出し辺りは黒い雲に覆われてしまいました。
稜線でも予報通りの強風〜。でもまあ、冬山ではごく普通なレベルだと思ったので、きつい登りを休み休み登って行きました。
行者小屋までは前に人がいたり、小屋周辺でも多くの方が準備をされていたのですが、登るにつれて誰もいないシロクロの風景が厳しい赤岳の雰囲気を感じさせます。他の皆さんはどこに行ったのか？？別ルートなのかアタックを取りやめたのか、それともバリエーションルートなのか、、のどれかだと思いながら着々と登っていき、意外にも最後は一番手で山頂に辿り着けたので、厳冬期初登頂のコッシーにとっても良い登頂になったと思います(^^)

下山後は美濃戸の時はいつも利用しているJ&Nさんへ。時間が早かったのでまだ誰もお客さんが入っていない様子で、こちらも一番風呂を頂く形に♪♪ラッキーでした。
眺望だけは残念でしたが、コッシー本番の撮影時には良い日に当たるといーねー(^^)と話しながら帰路に着きました〜。

haruboはたまたまですが、次回も赤岳の予定〜笑
何度登っても素晴らしい赤岳。今度はどんな赤岳に会えるのか、今から楽しみです！

コメント

S_koshi

ご指導ご鞭撻ありがとうございました！・笑。命がけのロケハンでした(自分的に)。一人だったら行者小屋の上あたりで帰っていただろうな〜と。登頂できたのはハルボーさんのおかげです！(下山できたのはロキソニンのおかげ)
また行こうね〜！今回は本当にありがとう。

ハルボー

コッシー、赤岳お疲れ様でした(^^)
いつの間にか命がけのロケハンになってたとは🤣あまり気付かず、気の利かない私はフォローも薄々でごめんなさい😅何はともあれ無事に登れて、無事に降りられて流石でございました！！
本番は3-4月の無風快晴の気温の高い日を狙うと氷が解けて足元がちゃんと刺さって良いと思うけど、それが行き過ぎるとグサグサになるのでまた注意😅タイミング計るのは結構難しいよねー。出来上がりもまた楽しみに待ってまーす♪

ポピー🦉popie

その天候で、厳冬期の赤岳初のお友達が登頂出来たのはハルボーさんがいたからだろーな！凄いな！と思いながら、白黒の赤岳レコを拝見してました❣️😌

また赤岳に行くなんていいですね！羨ましいです🥰

あとJ&Nにもまた行きたいです〜✨

ハルボー

ポピーさんこんにちは♪♪ ポピーさんと気が付かずにすれ違ったマムート階段を久しぶりに歩いてきました〜☺️
昨日は眺望はゼロですごく残念なお天気だったけど、かなり厳しいというレベルでも無い感じで。風は強いけど気温が高めだったのかな？比較的まだ大丈夫と思えるレベルではありました！
J&Nもやっぱり良かったですよー🥰デザートが目移りしちゃって決められず😅全部食べてみたいわ〜。次回立ち寄れれば、パンナコッタにします❗️笑

リカロJP🐶

J&Nは、未だ未登頂。是非今シーズングラタン食べたい！^_^。

ハルボー

リカロJP🐶さん、何とそれは勿体無い😆ぜひとも登頂狙ってください！！
グラタンも優しい味でしたけど、以前食べたビーフシチューもこれまた絶品で悩むと思います〜😁