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Yamareco

記録ID: 520911
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

木曽駒ケ岳(紅葉満喫。御嶽山の噴煙も目の前に)

2014年09月27日(土) 〜 2014年09月28日(日)
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Casei その他1人
GPS
--:--
距離
10.4km
登り
1,511m
下り
1,512m

コースタイム

1日目
山行
2:31
休憩
0:19
合計
2:50
13:50
30
スタート地点
14:20
60
15:20
8
15:28
32
16:00
16:19
21
宝剣岳
16:40
宝剣山荘
2日目
山行
3:15
休憩
0:35
合計
3:50
6:20
8
宝剣山荘
6:28
27
6:55
7:11
5
7:16
7:35
35
8:20
5
8:25
25
8:50
65
9:55
15
10:10
ゴール地点
天候 1日目: 快晴 夕方頃ガス 夜間は晴れ
2日目: 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新宿からの千畳敷カール切符で。
コース状況/
危険箇所等
◇千畳敷〜宝剣山荘
前半は観光客も歩く散策路。後半からは急傾斜の岩場。ただ厳しくはない感じ。人が多いのですれ違い、落石には注意。
◇宝剣山荘〜宝剣岳
大きい岩を乗り越えていく登りと、横ばいのようなルートがあり、なかなかスリルがあります。山頂も広くはないので混雑時は大変かもです。
◇宝剣山荘〜駒ケ岳
比較的安全な尾根道。中岳を巻くルートは見た目は険しいものの意外と危険点はなかったように思います。
◇宝剣山荘〜伊那前岳
ときどき巻き道のある気持ちのいい尾根道。あまり危険なしです。
駒ヶ根市駅から路線バスに乗り換えて、しらび平まで。
駒ヶ根市駅から路線バスに乗り換えて、しらび平まで。
ここからロープウェイです。ちょうど行列がはけたタイミングでラッキーでした。
ここからロープウェイです。ちょうど行列がはけたタイミングでラッキーでした。
高低差980mのショートカット!ラクチンですね
高低差980mのショートカット!ラクチンですね
ロープウェイからの景色。高度が上がるにつれ彩りを増して行きます。
ロープウェイからの景色。高度が上がるにつれ彩りを増して行きます。
岩とハイマツと紅葉のコントラストが映えます
岩とハイマツと紅葉のコントラストが映えます
千畳敷に到着!鮮やかな風景が広がります。
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千畳敷に到着!鮮やかな風景が広がります。
これから登るぞーって意気込みを二人で表現。
これから登るぞーって意気込みを二人で表現。
予想外に紅葉真っ盛りで嬉しい。
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予想外に紅葉真っ盛りで嬉しい。
観光客も登山者も、たくさんの人が歩いています。イイ陽気ですし。
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観光客も登山者も、たくさんの人が歩いています。イイ陽気ですし。
言うまでもなく、上の方に行くほどに登山者の割合は増えますね・・・
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言うまでもなく、上の方に行くほどに登山者の割合は増えますね・・・
すれ違った山岳警備隊らしき人が、無線機で「御嶽山が噴火」と通信しているのを耳にしました。このときは小規模の噴煙とかかな?と思って、そんな大事だとは思ってなかったり。
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すれ違った山岳警備隊らしき人が、無線機で「御嶽山が噴火」と通信しているのを耳にしました。このときは小規模の噴煙とかかな?と思って、そんな大事だとは思ってなかったり。
めったに見れない高山の紅葉を満喫。
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めったに見れない高山の紅葉を満喫。
さすがに上部とも来れば、荒々しい岩の塔がいくつも並んでいます。
さすがに上部とも来れば、荒々しい岩の塔がいくつも並んでいます。
南アルプスの高峰が頭だけ雲海から出しています。
南アルプスの高峰が頭だけ雲海から出しています。
本日のお宿、宝剣山荘に到着。
本日のお宿、宝剣山荘に到着。
足元にはトウヤクリンドウ。花が少ない今回の山行で一番多く見た花です。
足元にはトウヤクリンドウ。花が少ない今回の山行で一番多く見た花です。
そびえ立つ宝剣岳に興奮気味。
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そびえ立つ宝剣岳に興奮気味。
さあ登りますよ!
さあ登りますよ!
なかなか険しい登り。
なかなか険しい登り。
ヨコバイ気味のクサリ場。友人は恐る恐る進んでますね。
ヨコバイ気味のクサリ場。友人は恐る恐る進んでますね。
そして頂上!存在感のある高い岩が山頂標のように立っています。
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そして頂上!存在感のある高い岩が山頂標のように立っています。
せっかくなので岩の上に登ってみましょうか。
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せっかくなので岩の上に登ってみましょうか。
岩の上は案外に平らで立つことができました。バンザーイ
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岩の上は案外に平らで立つことができました。バンザーイ
友人と二人で登頂記念写真。
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友人と二人で登頂記念写真。
尾根の景色。あそこを歩いていったら気持ちがイイだろうなあ。
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尾根の景色。あそこを歩いていったら気持ちがイイだろうなあ。
雲海の上からの眺めはホントに飽きません。
雲海の上からの眺めはホントに飽きません。
御嶽山から上がる噴煙もくっきりと見えました。想像してた以上に大規模でビックリ。
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御嶽山から上がる噴煙もくっきりと見えました。想像してた以上に大規模でビックリ。
夜8時半。小屋をこっそり抜け出して星空撮影。
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夜8時半。小屋をこっそり抜け出して星空撮影。
満天の星空に恵まれて大満足!
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満天の星空に恵まれて大満足!
普段はこんなたくさんの星を眺められないですからね。
普段はこんなたくさんの星を眺められないですからね。
天の川を跨いでの「夏の大三角形」もクッキリです!
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天の川を跨いでの「夏の大三角形」もクッキリです!
翌朝、日の出待ちです。雰囲気のある薄雲がたなびいています。
翌朝、日の出待ちです。雰囲気のある薄雲がたなびいています。
ようやく太陽が上がってきました。
ようやく太陽が上がってきました。
赤く照らされる大地。ただそれだけなのになぜか感動的
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赤く照らされる大地。ただそれだけなのになぜか感動的
早朝の山々のシルエットって風情があってとても好みです。
早朝の山々のシルエットって風情があってとても好みです。
さあ、駒ケ岳頂上に向かいます。遠景の御嶽山は昨日よりはっきり見えるようですね。
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さあ、駒ケ岳頂上に向かいます。遠景の御嶽山は昨日よりはっきり見えるようですね。
頂上山荘のテン場も大盛況の様子。
頂上山荘のテン場も大盛況の様子。
振り返って。連なる山々が実にイイ景色を作り上げています。
振り返って。連なる山々が実にイイ景色を作り上げています。
駒ケ岳頂上に到着!景色もいいのではしゃいでしまっていますね・・・。
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駒ケ岳頂上に到着!景色もいいのではしゃいでしまっていますね・・・。
北アルプスの皆様。槍がくっきりと見えると、なんだかお得な気分。
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北アルプスの皆様。槍がくっきりと見えると、なんだかお得な気分。
西側の頂上木曽小屋を見下ろす構図。広々とした光景に感嘆。
西側の頂上木曽小屋を見下ろす構図。広々とした光景に感嘆。
この位置からだと御嶽山はほんの近所のように見えますね。
この位置からだと御嶽山はほんの近所のように見えますね。
山頂付近は冠雪したかのように灰色に覆われています。断続的に煙も上がっていましたし。
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山頂付近は冠雪したかのように灰色に覆われています。断続的に煙も上がっていましたし。
中岳の巻道。険しそうに見えますが案外苦労しませんでした。
中岳の巻道。険しそうに見えますが案外苦労しませんでした。
伊那前岳へ寄り道途中。
伊那前岳へ寄り道途中。
こっちの尾根は人があんまり来ませんが、景色は実にいいところでした。
こっちの尾根は人があんまり来ませんが、景色は実にいいところでした。
山が主に黄色に染め上げられていきます。
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山が主に黄色に染め上げられていきます。
南アルプス方面。
南アルプス方面。
ここ伊那前岳からだと、木曽駒のピークもしっかり見えます。宝剣山荘からだと中岳に隠れてしまって実際の山頂は見えないんですよ。
ここ伊那前岳からだと、木曽駒のピークもしっかり見えます。宝剣山荘からだと中岳に隠れてしまって実際の山頂は見えないんですよ。
上から眺めた千畳敷カール。紅葉に染まる山々が絶景でした。
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上から眺めた千畳敷カール。紅葉に染まる山々が絶景でした。
さて、紅葉を眺めながら下山開始です。
さて、紅葉を眺めながら下山開始です。
下から見上げる構図の宝剣岳。左側のテラスになっている場所に人が乗っていてビックリ。
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下から見上げる構図の宝剣岳。左側のテラスになっている場所に人が乗っていてビックリ。
千畳敷駅に戻ってきました。
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千畳敷駅に戻ってきました。
これにて山行終了。最良の時期に最高の天気で楽しめました。
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これにて山行終了。最良の時期に最高の天気で楽しめました。

感想

まずは今回の御嶽山の噴火で被害に遭われた方へお見舞いと、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

その当日、御嶽山から東南東へ30kmの木曽駒に友人と二人で登っていました。
天気は快晴、風は微風、見渡す景色は紅葉の盛りと、本当に登山日和の週末でした。
新宿からの始発バスに乗り、路線バスに乗り継いでしらび平に着いたのが午後2時。登山にはだいぶ遅い時間のアプローチでしたが、結果的にロープウェーの混雑を避けられたようで結果オーライです。

千畳敷には観光の人々であふれていましたが、稜線に向けての登るほどに登山者だらけになっていきます。乗越浄土に至ったときには登山者率100%でしたね。

本日の宿泊先である宝剣山荘にザックを置き、空身で宝剣岳へ。宝剣岳はクサリ場や岩の昇り降りが多く、短いコースながらもなかなか刺激がある山道でした。岩登りが好みの私にとっては楽しいコースだったのですが、岩に不慣れな友人に言わせると「こんなの道じゃない」と不満げ。宝剣岳山頂からは景色は360度見渡せます。なにより今回は御嶽山の噴火の様子をこの目で見られたことが印象的でした。

翌朝はいよいよ駒ケ岳へ。登りの傾斜もキツイほどでなく案外に早く頂上に着いてしまいます。この山頂、北アルプスから南アルプスまでを一度に眺められる良い山頂でした。木曽駒自身の山容はなかなか確認できませんでしたが、伊那前岳まで寄り道すると中岳とはっきりと分離してみることができます。こちらの尾根道は人も少なめで景色も良いのでオススメです。

その後、千畳敷まで順調に下山し、ロープウェーでしらび平まで下りて無事山行終了。今回は距離こそ短いものでしたが充実した内容で楽しめました。

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技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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