雪山登山の全て 厳冬期 氷ノ山

2023年02月26日(日) [日帰り]

• GPS: 07:54
• 距離: 10.2km
• 登り: 850m
• 下り: 856m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:16
• 休憩: 1:33
• 合計: 7:49

7:59 響の森駐車場
8:05 8:09 氷ノ越コース登山口
8:26 8:26 町道登山道・キャンプ場登山道合流
8:43 8:43 北探勝路分岐
8:47 8:52 旧伊勢道石畳
10:29 10:29 ヤキョウガ山
10:42 10:48 仙谷分岐
10:57 11:02 こしき岩
11:14 12:00 氷ノ山
13:22 13:30 三ノ丸
13:35 13:35 三ノ丸休憩所
14:30 14:30 わかさ氷ノ山スキー場リフトトップ
15:09 15:09 三ノ丸コース・林道交点
15:14 15:32 三ノ丸コース登山口
15:35 15:35 駐車場前バス停
15:41 15:42 スキー場前バス停
15:52 響の森駐車場

天候

曇り時々雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

氷ノ山響の森　駐車場
朝7時30分で10台くらい
国道29号は前日の雪で凍結路
響の森手前も道路に雪
最低でもタイヤチェーンかスタッドレスタイヤ必要です

コース状況／危険箇所等

危険箇所はたくさんあります
夏山とは全く別の山でした

その他周辺情報

湯原温泉ふれあいの里
入浴料400円　モンベルカード提示で200円になります

写真

2/26 8:25

おはようございます
厳冬期氷ノ山にアタックします
鳥取県側わかさ氷ノ山響の森駐車場です

2/26 8:26

ご覧の通り　ノーマルタイヤは無理です
チェーン携行してください

2/26 8:33

いつもの夏山登山口には雪が多くてたどり着けず
キャンプ場の下から付いてるトレース頼りに登ります

2/26 8:34

後続も続々と登ってきます

2/26 8:44

樹林帯の中登ります

2/26 9:04

トレースはしっかり付いてます

トレース信じて辿って行きますが途中で消えてます　一旦もどり登山道でない急斜面を登ります

かなりの急斜面

ご覧の通り急登

2/26 9:11

続々と続きます

2/26 10:23

急登登り切りました
写真撮る余裕ありません

2/26 10:25

しばらくは静寂な木々の中登ります

2/26 10:25

たくさんのパーティです
夏とは違う厳しい冬の氷ノ山
皆で情報共有し登ります

2/26 10:33

霧氷もあります

2/26 10:38

景色はモノトーンです

2/26 10:41

雪が登山道を覆ってます

2/26 10:43

ナイフリッジ　細尾根に取り付きます

2/26 10:45

せり出した雪庇

2/26 10:45

細尾根　少し緊張します

2/26 10:47

KASHITAKUさんは細尾根でバンザイ🙌

2/26 10:47

そして本日の目的地　氷ノ山山頂が見えました

2/26 10:47

アイゼン効かせて登ります

2/26 11:12

こしき岩到着
左側をトラバースします

左側は切れ落ちていますが慎重にクリア

2/26 11:14

登ってきた尾根道

2/26 11:20

トラバースを終えると山頂目指して直登ふたたび

2/26 11:24

別パーティですが隊列組んで登ります
厳冬期氷ノ山この方達の存在は大きかったです

KASHITAKUさんが撮ってくれた
お気に入りの1枚

2/26 11:32

ここも夏山登山道ではありません

2/26 11:33

山頂避難小屋が近づいてきました

2/26 11:37

着きました　厳冬期氷ノ山
厳しい山でしたが達成感ひとしおです

バンザイ登山隊恒例の登頂バンザイ🙌
いつにも増して笑顔になります

2/26 12:14

ランチを済ませて下山ルートの相談
三の丸方面は風と雪でトレース消えてます

2/26 13:52

先行していただけるスノーシューの方のトレースに付いて三の丸方面下山に決定
少しツボ足で進むも腰まで踏み抜き　今シーズン初のワカン発動

2/26 12:31

真っ白な雪原歩き

2/26 12:33

束の間の青空もありました

2/26 12:33

私とKASHITAKUさんはワカン
先輩2人はツボ足です

2/26 12:36

スキー登行の方もいました
バックカントリー憧れます

2/26 12:37

三の丸まではアップダウンを繰り返します

2/26 13:07

木々の間を抜ける箇所も

2/26 13:26

ツボ足の先輩とは少し差がつきました
ワカンバンザイ🙌

シンボルツリー

2/26 13:49

氷ノ山山頂方面
晴れてたら絶景でしょうねー

2/26 13:29

雪原歩きバンザイ🙌

2/26 13:44

着きました
氷ノ山三の丸山頂

2/26 13:52

みんなでバンザイ🙌

2/26 13:54

三の丸避難小屋
雪に埋もれてます

2/26 13:56

ワカンの威力発揮
私はKASHITAKUさんのトレース泥棒です

2/26 14:09

このあたりで完全にトレースが消えました
ヤマレコMAPでルートを見つけて進みます

2/26 14:11

ありがとう氷ノ山
次回は青空でお願いします

2/26 14:28

霧氷

2/26 14:29

わかさ氷ノ山スキー場へ下山します

2/26 14:30

素晴らしい霧氷にバンザイ🙌

痩せ尾根トラバース
ワカンは滑るのでアイゼンにチェンジ

わかさ氷ノ山スキー場リフトトップに着きました
ここまでくれば安心かな？

2/26 14:53

安心してバンザイ🙌😮‍💨

と思ったらスキー場の激降りが待ってました

2/26 14:55

スキー場最上級者コースなのでかなりの急斜面
スキーがあれば一瞬です

ゲレンデ脇は凍って滑るので難易度アップ
私は柔らかいゲレンデ不整地を降ります

2/26 15:09

KASHITKUさんはヒップソリ
アッと言う間に降りて行きます

2/26 15:16

ヒップソリ発動

2/26 15:19

身を挺して止まります

2/26 15:35

ゲレンデ下りも長かった
下山すると青空
登山あるある

2/26 16:00

あとは響の森へのアスファルトの登り返し

2/26 16:13

氷ノ山山頂方面

2/26 16:15

無事駐車場に戻って来ました
厳しい山でした

今回のルート
氷ノ山越を通らす直登してるのがわかります
お疲れ様でした

撮影機器：

EOS M100 ボディ CANON

感想

AKI45

厳冬期氷ノ山　（長文です…）

前日雪がかなり降ったようで40km車での雪道走行　この時期はやはりノーマルタイヤは危険ですね　スタッドレス　チェーン必須です

鳥取県側わかさ氷ノ山　響の森から登山スタート
今年は雪が少ない印象でしたがここはたっぷり
キャンプ場上にある夏山登山口には辿り着けず
直登　トラバースの連続　
付いてるトレース信じ登ります
1箇所トレースの消えてる箇所がありましたが
元来たた道を戻り　先行していただいている方の後をつけ登山道でない箇所を直登します　
かなりの急斜面でみなさん苦戦してましたが
なんとか登り切りました

尾根にでてしばらくは静寂な木々の中を歩きます
せり出した雪庇　痩せ尾根ナイフリッジを通り
こしき岩到着　こしき岩の左手から片側がキレ落ちたトラバース路　慎重にクリア
残るは山頂までのキツいですが痺れる登りです
経験者を含むパーティの後を隊列組んで直登です
このガシガシ登ってる感が雪山登山の魅力ですね

そして兵庫県最高峰　厳冬期氷ノ山登頂
素晴らしい達成感でした
避難小屋は満員御礼　座る場所もないくらいです
山頂に避難小屋があるのも冬季氷ノ山の人気の理由ですね

下山はトレース消えてる三の丸方面へ
あの急斜面を降るのは危険と判断
先行していただけるスノーシューの方の
トレースを辿って歩きます
ツボ足で進むも腰まで踏み抜きでワカン発動
大雪原歩きを楽しみます
晴れていたら最高の景色だったでしょうね

ワカンの威力を感じましたが
スノーシューとの差も見せつけられました
ツボ足の先輩2人は苦戦されてました

霧氷の森を抜けてわかさ氷ノ山スキー場
リフトトップ到着　
今年からリフト使えないのでゲレンデの激降り
ゲレンデの端は凍って危険　
ゲレンデ不整地を降ります
KASHITAKUさんはヒップソリも使います　

長いゲレンデ歩き　アスファルトの登り返しを
経て無事駐車場に戻って来ました

厳冬期氷ノ山　予想以上に厳しい山でした
天候や寒さ、爆風は雪山登山ではこれは普通
想定以上の雪でルーファイが大変でした

登山道でない箇所の雪道直登　静寂な森歩き　
細尾根ナイフリッジ　せり出した雪庇　
ピッケル駆使した登り　
緊張感あるトラバース　
隊列組んでの山頂直下の直登　
ルートファインディング
ワカンの雪原歩き　踏み抜き多発　トレース泥棒
霧氷の森　ゲレンデ激降り　ゲレンデ歩き
ヒップソリ　雪の残るアスファルト登り返し

雪山登山の全てが凝縮されていました
足りないのは氷ノ山ブルーの青空だけかな？

キツかったですが数日たっても思い返す
素晴らしい山旅でした