777.6峰（清身岳）／厚沢部町

2023年03月04日(土) [日帰り]

• GPS: 09:39
• 距離: 16.4km
• 登り: 870m
• 下り: 869m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:45
• 休憩: 0:54
• 合計: 9:39

距離 16.4km 登り 870m 下り 872m

6:14 スタート地点
9:11 9:22 572P
11:26 11:38 777.6峰
12:07 12:38 昼飯休憩
15:53 ゴール地点

まこちゃんのレコを参考にさせて頂きました

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道を1.5kmの箇所で伐採作業中、お休みの日はそこまで車で入れそう。
本日は朝6時から作業始まってたので、道道から300m程の広場に停めました。

コース状況／危険箇所等

290P付近、超痩せ尾根
572Pからコルへの下りは超急斜面
山頂手前400mくらいは細尾根・雪庇・急登
往路のルートはお勧めしません（楽しいけど・・）

その他周辺情報

上里温泉（400円）

写真

3/4 6:15

まずは林道歩きから、行くぞー！

3/4 6:34

20分ほどで伐採作業現場、ここまで除雪されてますが作業日は駐車できなさそう

3/4 6:44

丸太山積み

3/4 6:55

レトロバス、ご自由にお入りください

3/4 7:00

お花

3/4 7:32

尾根に取り付くが間もなく急斜面に阻まれる。
頑張れば登れそうではありますが先は長いので止めておく。
一旦林道に戻ります

3/4 7:46

次の取り付きから再度尾根へ。こちらは行けそうです。

3/4 7:55

290P付近がすごい痩せ尾根でした。
地形図からは読み取れません

3/4 8:00

これはヤバかった

3/4 8:05

その後は快適尾根になる

3/4 8:20

左手には乙部岳が見えていました

3/4 8:31

437Pで桜餅休憩。
本日は相棒「シマ」が同伴です

3/4 8:47

更に進みます

3/4 8:49

これはナントカコントカ・・っていう虫

3/4 9:05

目指す777.6峰が見えた。
近く見えるが尾根をぐるっと巻くので結構距離があります

3/4 9:13

572Pの先は急斜面、雪面も固いのでアイゼンに換装します

3/4 9:26

この下りが半端ない急斜面でした

3/4 9:27

鍋岳の方面が絶景

3/4 9:32

572Pの斜面を振り返る。写真ではあまり伝わらないが、ここはとても登れない。帰りは別ルートにしよう

3/4 9:53

668Pへの登りも超急登で厳しそう。
地形図ではそれほどでもないのだが、来てみないと分からないものだ。
左へトラバースして西側から登る。

3/4 9:58

真っ白な乙部岳、素晴らしいの一言

3/4 10:16

キノコのなる木

3/4 10:24

急登を登り切って668P到着。
スノーシューはデポして先へ進みます

3/4 10:28

山頂が近付く

3/4 10:51

進路を南東に変えて山頂へ続く稜線歩き。
この山の核心部です

3/4 10:52

狗神岳様がお出迎え

3/4 11:02

細尾根、雪庇、急登・・・と、気の抜けないルートが続きます

3/4 11:05

左側は常に絶景

3/4 11:08

山頂が見えたが、この辺りも難所

3/4 11:09

ヤバいっす

3/4 11:14

ラストも急登

3/4 11:29

ここが山頂。先行者はウサギさん

3/4 11:37

登頂しまシマ

三等三角点「清身沢」
私のGPSは高度が低く表示されるようです・・・

3/4 11:30

180°の大パノラマが広がる

3/4 11:31

南東方向の景色

3/4 11:32

狗神様方面をズーム

4/11 11:45

（おまけ）二年前に狗神岳からこちら側を見た時の写真

3/4 11:32

足元にも険しい岩山が

3/4 11:41

下山します

3/4 11:42

奥の方に見える鋭鋒は沖沢山かな

3/4 11:48

鍋岳も積雪期に登ってみたい

3/4 11:50

乙部岳は何度も撮ってしまいます

3/4 11:56

左右は崖、真ん中を歩けば安全ではあるが・・・

3/4 12:04

乙部岳山頂をズーム

3/4 12:16

安全な所まで戻ってからあずましく昼飯にします

3/4 12:31

余韻に浸りながらしばしまったり休憩しました

3/4 12:41

さてと、降りますか

3/4 12:57

スノーシュー回収

3/4 13:01

山頂見納め

3/4 13:10

下りは真っ直ぐ林道を目指して尾根を降ります

3/4 13:11

やっぱり乙部岳が目を惹く

3/4 13:16

あちらは往路で通過した572P。
左の急斜面を降りました。とても登り返せません・・・

3/4 14:05

ラストは6kmちょっとの林道歩き

3/4 14:10

撮りますよね・・

3/4 14:36

山奥の林道なのに意外にも携帯の電波がある。
ラジコを聞きながら歩きました

3/4 15:33

林業はもう作業終了してました

3/4 15:44

長い長い林道歩きで下山完了、疲れたぁ

3/4 16:57

登山口近くの温泉でさっぱり

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

DSC-WX500 SONY

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

スノーシュー ツェルト アイゼン ピッケル スコップ 地図 着替え 予備の手袋等 非常食 GPS お湯 薬 カップ麺 シマ

感想

waji

道南の地形図に山名が載っている山はほぼ登りつくしたが、名前が付いていない無名峰でもいい山がたくさんあります。ここ777.6峰もその一つ。少し前までは777.7だったが計測しなおしたのか、ゾロ目ではなくなってしまいました。
前日の天気予報は若干微妙でしたが当日は素晴らしい晴天。雪面もよく締まっていてノーラッセルで快適です。
林道歩きから途中で尾根に取り付く。先人の記録は林道を詰めて最短尾根ルートで登っていますが、せっかくなのでオリジナルルートで登りたい。しかし未知のルートは何があるか分からないものだ。地形図では読み取れない痩せ尾根や超急斜面・・・楽しませてくれるぜ。
先人ルートに合流して668Pに到着するが既に結構疲れました。スノーシューをデポして少し身軽になって先へ進みます。堅雪なのでアイゼンのままで快適。
山頂手前400m位の区間が細尾根・雪庇・急登などでなかなか大変でした。なんとか突破して大パノラマの頂上に到着です。
いやー久しぶりに登り応えたっぷりの山でした。オリジナルルートで余計な労力を使ったので尚更疲れました。楽しかったけど・・・（強がり）
下山は往路を戻るのはとても厳しいので素直に最短で林道に降りました。林道歩きは、距離は長いし気温上がって雪も緩んで歩きにくかったりで疲れました。心地よいヘロヘロ感にたっぷり浸りました（変態）。

コメント

daniyama

うむう、
軽妙な文体とは裏腹な、おそろしくはぁどな山行、どきどきしながら堪能いたしました。
来てみなければわからない、とはまさに名言。
道南のお山は、「棟梁図」で描き直しをしていただきとうござります。
うたた寝から目覚め、ぼうっとしていた頭がシャキッといたしました。（もう布団の中ですが・・・）
此度の変態度は、また格別でした。

ありがとうございます。

waji

daniyamaさん、ありがとうございます。
地形図からは読み取れない地形は時々遭遇しますが、予想もしてなかったところに通過困難な所が現れると驚きますね。もし痩せ尾根を塞ぐような岩塔とか出てきたら撤退キング発動となります・・・。
この辺りは他にも地形図と実際の地形が異なるような場所がありました。
どんな景色が現れるのかわくわくしながら歩みを進めるのも楽しいものです。変態なので(^^;
変態度は師匠にはまだ遠く及びませんが、今後も精進致す次第でございます。