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Yamareco

記録ID: 5239530
全員に公開
山滑走
鳥海山

雪と氷に包まれた至高の頂✨「鳥海山」千蛇谷スキー大滑走♥

2023年03月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:19
距離
24.7km
登り
1,898m
下り
1,881m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:14
休憩
1:03
合計
8:17
5:51
63
中島台・除雪終了地点
6:54
6:55
287
獅子ヶ鼻湿原
11:42
11:45
17
12:02
13:01
3
13:04
13:04
46
13:50
13:50
18
獅子ヶ鼻湿原
14:08
中島台・除雪終了地点
天候 快晴☀
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●中島台の県道除雪終了地点に駐車(標高340m)
・通行止め区間に路駐(自己責任)
コース状況/
危険箇所等
★登山道整備度:-(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度 :5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度 :2(難5・4・3・2・1易)アイゼン、ピッケル、藪等の頻度
★登山道の眺望:5(良5・4・3・2・1悪)
★山頂の眺望 :5(良5・4・3・2・1悪)


【すれ違った登山者の数:約10人】


◆ルートの状況(除雪終了地点〜獅子ヶ鼻湿原)
・除雪終了地点から獅子ヶ鼻湿原までは、積雪量が1.5m程度あり、県道や林道を使ってシール歩行していく。ただし、鳥越川に沿った林道は標高440m付近まで除雪されているため、道路脇をルーファイしながら進む。一般登山者は、除雪された林道を歩くと楽そう。
・獅子ヶ鼻湿原から標高1000m付近までは緩やかな斜面に広がる広葉樹の森を進む。トレースがないと方向感覚が分かり難いので、現在地を確認しながら進もう。
・標高1000m以上は森林限界となり、一面真っ白な大雪原が現れる。日本にいるとは思えないスケール感に感動。
・森林限界から山頂の新山までは、広大な大雪原を標高差1200m登っていく。ルーファイすればシール登行できる斜面が続きひたすら絶景を眺めながら歩き続ける。
・新山直下は急斜面になるが、直登せずに東側から巻くように登っていけばシール登行可能。一部は雪が飛ばされアイスになっている箇所があるので、状況によってはクトーを利用すると良いだろう。
・新山の山頂ピークのみアイゼンを装着。本日はシートラせずに全てシール登行できるコンディションだった。

◆滑走の状況
・新山直下の急斜面は注意が必要だが、千蛇谷は急登が少なく、スキー場の中級者バーンが長大に続くイメージ。雪質にもよるが、概ね快適に大滑走できる。
・注意点としては、標高1000m以上の広大な雪原や低標高の樹林帯の緩斜面において、誤って違う谷に迷い込まないよう現在地を確認しながら滑走したい。
標高340m地点の除雪完了地点。
朝5時半で先行車は10台ほど。
2023年03月05日 05:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
3/5 5:58
標高340m地点の除雪完了地点。
朝5時半で先行車は10台ほど。
まずは、県道をシール歩行で700mほど進み、
2023年03月05日 06:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 6:07
まずは、県道をシール歩行で700mほど進み、
更にスギ林の中の林道を歩く。
2023年03月05日 06:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/5 6:28
更にスギ林の中の林道を歩く。
約1時間ほど歩くとようやく獅子ヶ鼻湿原の入口に到着。
2023年03月05日 06:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
3/5 6:51
約1時間ほど歩くとようやく獅子ヶ鼻湿原の入口に到着。
獅子ヶ鼻湿原の南側にはちょっとした急斜面があり、シールで直登できずジグを切って登る。
2023年03月05日 07:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 7:01
獅子ヶ鼻湿原の南側にはちょっとした急斜面があり、シールで直登できずジグを切って登る。
真っ白な雪面に朝日が差し込み始めた。
2023年03月05日 07:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 7:27
真っ白な雪面に朝日が差し込み始めた。
標高790mまで登ると一時的に視界が開けた。
歩いてきた樹林帯を振り返る。
2023年03月05日 07:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 7:40
標高790mまで登ると一時的に視界が開けた。
歩いてきた樹林帯を振り返る。
ブナが主体の広葉樹林を進む。
一昨日の新雪が10cmほど積もっていたが、終始トレースがあって歩きやすい。
2023年03月05日 07:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 7:46
ブナが主体の広葉樹林を進む。
一昨日の新雪が10cmほど積もっていたが、終始トレースがあって歩きやすい。
P905を通過すると、外輪山の稜線が見えてきた。
2023年03月05日 08:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
3/5 8:01
P905を通過すると、外輪山の稜線が見えてきた。
なんじゃ〜、この絶景は〜
突如現れるスケール感に鳥肌が立った。
2023年03月05日 08:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 8:07
なんじゃ〜、この絶景は〜
突如現れるスケール感に鳥肌が立った。
日本とは思えない風景に感激!
左上が山頂の新山。
2023年03月05日 08:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 8:07
日本とは思えない風景に感激!
左上が山頂の新山。
新山を右側から巻くように千蛇谷が続く。
2023年03月05日 08:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 8:12
新山を右側から巻くように千蛇谷が続く。
標高1020mの森林限界を越えるところで、1張テントが設営してあった。
2023年03月05日 08:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 8:25
標高1020mの森林限界を越えるところで、1張テントが設営してあった。
ここから大雪原を登っていく。
2023年03月05日 08:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 8:27
ここから大雪原を登っていく。
辺り一面、純白の雪原が広がる。
2023年03月05日 08:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 8:44
辺り一面、純白の雪原が広がる。
登行するルートは人ぞれぞれ。
歩きやすい雪面をルーファイしながら登っていく。
2023年03月05日 08:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10
3/5 8:45
登行するルートは人ぞれぞれ。
歩きやすい雪面をルーファイしながら登っていく。
ほんと、別世界に迷い込んだような不思議たところだ。
2023年03月05日 09:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 9:03
ほんと、別世界に迷い込んだような不思議たところだ。
標高1400mまで登り歩いてきたルートを振り返る。
獅子ヶ鼻湿原の樹林帯が小さく見える。
2023年03月05日 09:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 9:25
標高1400mまで登り歩いてきたルートを振り返る。
獅子ヶ鼻湿原の樹林帯が小さく見える。
山頂まで近くに感じるが、まだ標高差は800m以上だ。
2023年03月05日 09:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 9:31
山頂まで近くに感じるが、まだ標高差は800m以上だ。
正面に標高1700m付近の大斜面が近づいてきた。
復路のスキー滑走は、この斜面が一番気持ちよかった〜♪
2023年03月05日 09:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 9:53
正面に標高1700m付近の大斜面が近づいてきた。
復路のスキー滑走は、この斜面が一番気持ちよかった〜♪
西側には稲倉岳と左には蟻ノ戸渡。
2023年03月05日 10:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5
3/5 10:14
西側には稲倉岳と左には蟻ノ戸渡。
標高1700mの大斜面はやや勾配がきついが、シール登行で直登できた。
2023年03月05日 10:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 10:22
標高1700mの大斜面はやや勾配がきついが、シール登行で直登できた。
新山は無雪期は荒々しい岩峰だが、真っ白だ。
2023年03月05日 10:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 10:44
新山は無雪期は荒々しい岩峰だが、真っ白だ。
標高1800mを通過し、更に千蛇谷を進んでいく。
2023年03月05日 10:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 10:44
標高1800mを通過し、更に千蛇谷を進んでいく。
山頂まで標高差で400mちょいか〜
なかなか遠いね〜
2023年03月05日 10:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 10:53
山頂まで標高差で400mちょいか〜
なかなか遠いね〜
夏道の千蛇谷横断ポイントに到着。
この風景は無雪期は何度も眺めたが、積雪期の外輪山の迫力は圧倒的だ。
2023年03月05日 10:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 10:55
夏道の千蛇谷横断ポイントに到着。
この風景は無雪期は何度も眺めたが、積雪期の外輪山の迫力は圧倒的だ。
歩いても歩いても近づかない。
シール登行初心者で歩き方が悪いのか、既にバテバテ。
2023年03月05日 11:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 11:05
歩いても歩いても近づかない。
シール登行初心者で歩き方が悪いのか、既にバテバテ。
標高2050m、徐々に千蛇谷が狭くなってきた。
2023年03月05日 11:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 11:30
標高2050m、徐々に千蛇谷が狭くなってきた。
谷の奥に七高山の頂が見えてきた。
お〜、もう少しだ!
2023年03月05日 11:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 11:45
谷の奥に七高山の頂が見えてきた。
お〜、もう少しだ!
白と青だけの世界。
いいね〜♪
2023年03月05日 11:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 11:53
白と青だけの世界。
いいね〜♪
お〜、ついに山頂の新山が見えてきた〜♪
2023年03月05日 11:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 11:57
お〜、ついに山頂の新山が見えてきた〜♪
東側には七高山の氷壁。
2023年03月05日 12:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 12:07
東側には七高山の氷壁。
外輪山へは夏道ではなく、雪を使って直登ルートを歩いている。
2023年03月05日 12:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8
3/5 12:08
外輪山へは夏道ではなく、雪を使って直登ルートを歩いている。
ついに山頂に到着。
新山のピークはアイゼンを装着して登る。
2023年03月05日 12:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6
3/5 12:19
ついに山頂に到着。
新山のピークはアイゼンを装着して登る。
新山のピークに登り山頂に立つ。
南側の眺望。
2023年03月05日 12:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 12:21
新山のピークに登り山頂に立つ。
南側の眺望。
西側も雪と氷の世界が広がる。
2023年03月05日 12:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 12:21
西側も雪と氷の世界が広がる。
2番目に高いピークにも行ってみる。
2023年03月05日 12:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 12:21
2番目に高いピークにも行ってみる。
歩いてきた千蛇谷を眼下に見下ろす。
いや〜、圧巻だね〜♪
2023年03月05日 12:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 12:24
歩いてきた千蛇谷を眼下に見下ろす。
いや〜、圧巻だね〜♪
鳥海湖や扇子森周辺も真っ白。
2023年03月05日 12:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 12:24
鳥海湖や扇子森周辺も真っ白。
稲倉岳も白き頂。
2023年03月05日 12:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 12:24
稲倉岳も白き頂。
右奥に見える色の濃い部分が歩き始めたスギ林。
良く歩いてきたもんだ。
2023年03月05日 12:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 12:24
右奥に見える色の濃い部分が歩き始めたスギ林。
良く歩いてきたもんだ。
北側の眺望。
2023年03月05日 12:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 12:24
北側の眺望。
今日は風も穏やかで新調したドローンの初飛行に最適だった。
2023年03月05日 12:37撮影 by  FC3682, DJI
4
3/5 12:37
今日は風も穏やかで新調したドローンの初飛行に最適だった。
そして、待ちに待ったBCスキー大滑走!
思い思いにシュプールを描く。
2023年03月05日 13:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 13:22
そして、待ちに待ったBCスキー大滑走!
思い思いにシュプールを描く。
いや〜、滑走は最高だった!
2023年03月05日 13:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 13:32
いや〜、滑走は最高だった!
復路はあっという間、
2023年03月05日 13:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 13:44
復路はあっという間、
往路6時間のところ、復路は1時間で
2023年03月05日 14:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/5 14:07
往路6時間のところ、復路は1時間で
スタート地点に到着。
お疲れさまでした!
2023年03月05日 14:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/5 14:13
スタート地点に到着。
お疲れさまでした!
鳥海山、最高でーす♥
2023年03月05日 14:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8
3/5 14:37
鳥海山、最高でーす♥

感想

BCスキーを始めて早1年。
天候と雪質を考慮し、今回は満を持して念願の鳥海山の千蛇谷を滑ってみることにしました。

往路は標高差1900mをひた登るロングルートに、シール登行初心者の私は後半バテバテ。
エネルギー補給と小休止しながら6時間かけて山頂に立つことができました。
初めてのクトー装着もいい経験になったな〜

復路のBC滑走は、過去イチの楽しさ、爽快さで、ほんと100点満点。
復路は1時間、楽しい時間はあっという間ですね!
やっぱり、BCスキーは鳥海山が最高です‼


<感激の千蛇谷BCスキー大滑走はこちら↓>




<NewアイテムのMINI3で撮影したドローン空撮は↓>


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訪問者数:858人

コメント

雄大な斜面と日本海を見ながら大滑降ですね。
BC始めたくなるじゃないですか(;・∀・)
2023/3/7 10:37
ひらさん、こんばんは!

いや〜、荒々しい外輪山と日本海を眺めながらのスキーは最高でしたよnotenote
ひらさんも道具を揃えて行きましょう
2023/3/7 20:43
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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