木曽駒ヶ岳 〜錦秋の千畳敷カールと山スープ〜

2014年10月01日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.4km
• 登り: 422m
• 下り: 410m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:47
• 休憩: 2:37
• 合計: 7:24

9:25 千畳敷駅
9:40 9:51 剣ヶ池
11:28 11:28 乗越浄土
11:38 11:38 宝剣山荘
11:40 11:40 天狗荘
12:05 12:15 中岳
12:25 12:25 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
12:55 14:12 木曽駒ヶ岳
14:12 15:02 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
15:47 15:47 天狗荘
15:50 15:50 宝剣山荘
15:52 16:01 乗越浄土
16:49 16:49 千畳敷駅
16:49 ゴール地点

天候

基本晴れ　しかし雲が下山する時までかかり続けた

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

管の台駐車場を利用　1台1日500円
管の台からしらび平まではシャトルバス、しらび平〜千畳敷まではロープウェイを利用　往復3900円也

コース状況／危険箇所等

≪登山道の状況≫
・千畳敷カール内：遊歩道感覚で来ると怪我のリスク有り。少なくとも歩きやすい運動靴が必要。サンダルやパンプスはおやめになった方が・・・
・千畳敷〜乗越浄土：急傾斜の岩がちな道が続く。九十九折の道で登山者も多いので落石を起こすと大事故につながる。浮石を踏んで落石させないように。
・乗越浄土〜中岳：ガレた斜面を緩やかに登る。下山時はスリップ注意。
・中岳〜木曽駒ヶ岳：中岳からの下りがやや急傾斜。足の置き場を工夫して膝をいたわりながら歩きましょう。
・中岳巻道：中岳の登降をエスケープできるトラバース道。谷側に滑落すると危険な箇所や3点支持が必要な岩場もある。上部からの落石にも注意のこと。

≪トイレ≫
・千畳敷駅、宝剣山荘、木曽駒頂上山荘にあり。千畳敷駅以外は有料。できるだけ千畳敷駅で済ませておくのがベター。

≪登山ポスト≫
・千畳敷駅にあり。用紙も完備。

≪危険動物情報≫
・クマ：遭遇せず。濃ヶ池方面に行く場合はいてもおかしくはない。
・ヘビ：遭遇せず。
・ヤマビル：遭遇せず。この高度だとほぼ心配ないか。

その他周辺情報

≪温泉≫
・管の台駐車場近辺に日帰り温泉有り。

≪商店≫
・千畳敷駅に売店、飲料の自販機あり。途中の山小屋でも食料・飲料は調達できる。
・下山後は駒ヶ根名物ソースかつ丼がお楽しみ。管の台駐車場近辺にもお店がある。

写真

10/1 8:47

ロープウェイの車窓の森も鮮やかに色づいている

10/1 8:55

千畳敷駅で降りると錦秋の千畳敷カールの絶景が広がる

10/1 8:59

しばし言葉を失って立ち尽くす・・・
夏、この山で登山復帰を果たした時、ここで思わず泣いたっけ

10/1 9:22

ダケカンバとナナカマド燃えるサギタルの頭

ヤマハハコ
絶滅危惧種らしいが結構あちこちで出会う

10/1 9:45

剣ヶ池から望む錦秋の千畳敷カール

10/1 9:47

10/1 9:48

サギタルの頭と剣ヶ池に映る逆さサギタルの頭

10/1 9:48

定番の記念写真ポイントから
ロープウェイに乗るだけで誰でもこの絶景の中に来れますよ

10/1 9:54

10/1 9:58

真っ青な空を飛行機が行く

10/1 9:59

10/1 10:03

黄色のダケカンバとサギタルの頭

10/1 10:06

10/1 10:08

チングルマの草紅葉も真っ赤になった

10/1 10:11

ミヤマアキノキリンソウ　千畳敷でちらほら咲き残っていた

10/1 10:14

ミヤマリンドウ
日光を浴びると花が開く
今まで咲いていてくれてありがとう

10/1 10:17

変えかけたヨツバシオガマ
鳥のくちばしのような花がたくさん連なっているのが好き

10/1 10:17

10/1 10:20

伊那前岳の山腹も鮮やかになってきた

10/1 10:22

真っ赤なナナカマド越しに伊那前岳

10/1 10:32

ナナカマドと宝剣岳

10/1 10:33

10/1 10:48

10/1 10:54

イワツメクサはあちこちで健気に咲き残っている

10/1 11:08

イルカがジャンプしているみたいな形の岩
これ、イルカ岩というのですか？？
・・・オットセイ岩とはこれですか？？

10/1 11:19

トウヤクリンドウ
高山植物のラストバッター
稜線の岩場でまだ咲き残っていた

10/1 11:28

乗越浄土到達
写真中央の森の中に濃ヶ池が見える
どこにも引けを取らない紅葉ポイント

10/1 11:28

乗越浄土より伊那前岳
ここから見るとかなり険しい山に見えますね

10/1 11:29

乗越浄土より中岳
あそこを超えて木曽駒ヶ岳に向かう

10/1 11:38

宝剣岳と天狗岩

10/1 11:54

中岳への登り
空の青さが目にしみますね('Д')

10/1 12:18

中岳山頂より木曽駒ヶ岳を見る
さぁ、もう少しでゴール

10/1 12:45

木曽駒ヶ岳への最後の登り
振り返ると中岳と宝剣岳

10/1 12:55

山頂に到達
時折のぞく空は紺碧の青

10/1 12:56

山頂の三角点

10/1 12:57

青空にそびえる木曽駒ヶ岳山頂標識

10/1 13:02

秋の木曽駒ヶ岳にまた帰ってこれました( ｀ー´)ノ

10/1 13:18

今日の山岳ガイドが用意したサプライズは自家製コンソメスープ
具材たっぷり　しかし　灰汁もたっぷり・・・

10/1 13:24

しかしなかなか美味しくできたですよ ^^) _旦~~

10/1 13:48

山で食べるラーメンは最高の贅沢ですな

10/1 13:41

木曽駒ヶ岳山頂より中岳・宝剣岳
雲の切れ目を狙ってみた

10/1 13:42

ここから見る伊那前岳はなかなかの山容ですね

10/1 14:12

山の空　どんな絵具でも出せないような紺碧の青

10/1 14:18

すっかり綿毛になったチングルマ

10/1 14:18

花は散っても草紅葉が鮮やかなチングルマ

10/1 14:20

空の青　岩の白　ハイマツの緑
これが・・・アルプスだ！

10/1 14:22

鮮やかに色づく葉
これは何という植物なのだろう・・・

10/1 14:31

稜線より木曽側の谷を見る
他には錦の紅葉

10/1 14:35

いつまでも歩いて行きたいアルプスの稜線
しかし、今日はここまでで頂上山荘に引き返す

10/1 14:52

ウラシマツツジの紅葉

10/1 15:06

中岳への登り返し
相棒が少し疲れてしまったので、巻道でエスケープすることにしよう

10/1 15:13

ありがとう木曽駒ヶ岳
また来年も必ず来るよ

10/1 15:20

中岳巻道に咲くトウヤクリンドウ

10/1 15:23

中岳の大岩峰を見上げる
しかし、落石には気を付けて

10/1 15:23

木曽側の谷　紅葉が素晴らしい

10/1 15:24

天を衝く大岩峰

10/1 15:27

中岳巻道の3点支持必要区間
高度感はないので、よい練習場所になる

10/1 15:52

乗越浄土から木曽駒ヶ岳が見えることに初めて気づいた私でした・・・

10/1 16:02

千畳敷カールへ向けて八丁坂を下る

10/1 16:15

イワツメクサはとても小さい花
マクロコンバーターを使っても全部の花にはピントが合わぬ

10/1 16:21

地上の星・・・に見えなくもない

10/1 16:28

雲が多い一日だったが、なぜか千畳敷が雲の覆い尽くされることはなかった

10/1 16:32

午前中にこのアングルで撮れていれば・・・

10/1 16:33

ナナカマドに彩られる八丁坂

10/1 16:39

真っ赤に色づいたナナカマドをアップで

10/1 16:47

極楽平方面も見事な紅葉
来年こそ、ここを通って三ノ沢岳へ行きます( ｀ー´)ノ

10/1 16:49

赤と黄色のコントラスト

10/1 17:03

さらば千畳敷カール
また来年の夏　ここに帰って来るまで

10/1 17:05

紅葉に彩られる滝

10/1 17:07

見事な滝壺のある滝

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

感想

Tomi-Ton

秋、3000m級の高山から紅葉前線が降りてくる季節。
昨年、木曽駒ヶ岳で最高の紅葉を満期して以来、秋が訪れるとどうしてもここに来たくなってしまう。

ちょうど身近な知り合いも山登りがしてみたいとのこと。
それでは、ということで・・・
千畳敷の紅葉、南アルプス一望の大パノラマを楽しんで頂き、山登りの楽しさを味わってもらおうと、今回は山岳ガイド役に徹しながら出かけてきました。

（感想執筆中）