白山・別山(砂防新道ーお池めぐりー展望歩道ー南縦走路ーチブリ尾根)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 2,141m
- 下り
- 2,562m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 8:25
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
市ノ瀬から別当出合まで バス 500円/人 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南縦走路は所々道幅が狭く足下が切れ落ちているところがあります。 危険な箇所、道迷いしそうな所はありません。 大変よく整備されています。 |
その他周辺情報 | 白峰にある白山展望の湯 650円/人 きれいでいいお湯でした。 |
写真
感想
ついに登りました。
温泉で体重を量ると103kg。
体重計が壊れていると知りつつ105kgを切った ということで
toshiさんのおすすめもあって
白山 登ってきました。
折角行くのだから、一泊して別山まで と欲張って登ってきました。
台風が近づいてきていたので2日目の天気を心配していましたが
やっぱり晴れ男
2日とも晴天でありました。
別当出合から砂防新道を進んでいきます。
結構な急登で石段が続きます。が、全く疲れません。
よく見ると、階段の段差 歩幅が絶妙な位置につくられています。
足をグッと持ち上げなくても登れてしまいます。
景色も紅葉の中 とっても気持ちよく
砂防新道というだけあって
大規模な砂防ダム群を眺めつつ
赤兎山 大長山 取立山を眺めつつ すばらしい景色の中を登りますが
この階段だけは感動せずにはいられません。
いったいどなたがプロデュースしたのでしょうか?
全国登山道整備選手権があれば 優勝間違いなしです!
余り疲れず甚之助小屋に到着し
黒ボコ岩に向かいます。
途中、延命水なる ありがたいお水を頂き
黒ボコ岩に到着。
室堂までまだまだありますが、眺めがどんどんよくなって
気分よく登ります。
結局、4時間半弱で室堂まで登ることができました。
日頃の修行の成果です。
室堂では昼食を食べ、宿泊の受け付けをして
荷物を寝床において白山山頂とお池めぐりに出かけます。
御前峰は目の前に見えていますが
なかなかの登りで、空荷でもこたえました。
それでも40分の登りで、ついに山頂!
これまで遠くから指をくわえて見ていた白山の山頂にとうとう登りました。
感無量です。
台風のためか冷たい強い風が吹いていましたが
20分滞在し、登頂の喜びを味わいました。
次は、お池めぐりです。ついでに大汝峰にも登頂して
さっさと室堂で休もうと目論んでいましたが
これまたかなりの歩行時間。
最後は、夕食に間に合わないんじゃないか と心配になるくらいぎりぎりでした。
御前峰 大汝峰 お池めぐりと白山山頂を十分に堪能することができました。
夕ご飯は少しおかずは寂しいですが、ご飯と味噌汁はおかわり自由。
お腹を満たし、6時前には布団に入って寝てしまいました。
翌日、5時前に起床し空を見ると晴れています。
ご来光?と思いましたが、やっぱりまた寝する事にしました。
いったい何時間寝たら気が済むのでしょうか?
13時間睡眠でした。
十分過ぎるほどの睡眠の後 たっぷり朝ご飯を頂き
別山まで縦走です。
アルプス展望台からは
剣 立山 薬師岳 槍 穂高 乗鞍岳 御嶽山まで
すばらしい眺望です。
気分を良くして南竜ヶ馬場まで下っていきます。
下るということはまた登りです。
テン場で少し休んで、さあ出発 と少し進むと
目の前には深い谷とその向こうに高い山が…
ショックでした。
向こうの尾根伝いに行けば登り返しはないのに とぶつぶつ言いながら
深い谷まで下り、油坂の頭まで登ります。
登りは急で、大変でしたが気づいたら南竜山荘よりも高い所に来ていました。
ここからは大きな下りはなさそうです。
南縦走路は所々 足下が切れ落ちていて 歩道も狭く
なかなかスリリングです。
晴れていたので眺望も最高でした。
別山まで4時間半 ついに登頂です。
本当は白山より前に登るはずだった三ノ峰も眼下に見下ろせます。
御嶽山も少し近くに見えます。
景色を楽しんだ後、荷物を置いた御舎利山のふもとに戻り
室堂で用意してもらったお弁当を頂きました。
押し寿司で酢飯がとてもおいしく感動的でした。
いよいよ下山です。
ここで いい山旅だった あとは降りるだけ なんて思ったのが間違いでした。
市ノ瀬まで9km
歩いても 歩いてもつきません。
なんて長い尾根。バカ尾根と認定しました。
しかし、世の中にはすごい人たちがいるもので
この尾根を日帰りで登って降りる方たちが、結構いらっしゃいました。
自分は、いつになったらそんなことができるようになるやら
まだまだ修行が必要です。
バカ尾根は、中腹から美しい紅葉が見られるようになり
途中、きれいなブナ林を通り
かなり暗くなりましたが、なんとか明るいうちに下山できました。
なかなかきつい山行でしたが、
天気に恵まれ、すばらしい景色を堪能でき大満足です。
素晴らしい天気のなかの白山縦走すばらしいです。
一気に白山三山制覇ですね。
チブリ尾根はほんとに長い・・・僕も前に下りましたがいつまでたっても着かない。川の音が聞こえて、下に舗装路が見えてるのになかなか着かなくて精神的にもしんどかったです。
僕もsumo-manさんに負けずに修行して楽しく山に通いたいと思います。
syutoさん
ありがとうございます
白山のついでに別山まで行って、チブリ尾根を降りたらバス代浮く くらいに軽〜く考えていましたが、別山までの下って登り返しとチブリ尾根の長さに最後は敗残兵のようにとぼとぼ歩いて帰ってきました。
まだまだ修行が足りませんね。もう少し修行積んで、次は荒島岳目指します。
sumo-manさん、おはようございます
白山三山制覇、おめでとうございます
ね、白山の砂防は結構、楽でしょ
が、南竜からの赤谷への下り&登り返し...辛い
その後のアップダウンがあり...別山が一番厳しいですよね
下山もチブリだも
お疲れ様でした
toshiさん アドバイスありがとうございました
行くかどうか迷いましたが、一泊なら大丈夫かと思い
思い切って行くことにしました。
砂防新道は階段多いのに絶妙な歩幅と高さで、全く疲れませんでした。
別山は ついで くらいに考えていましたが
本当に大変でした。
南竜で深い谷を見た時、道間違えた と思ったくらい信じられませんでした。
薬師岳の時よりたくさん歩いて、かなり疲れましたが
よい修行になりました。
こんにちは、初めまして
私も先月別山に登りましたが、南竜馬場の木道を過ぎて視界が開けたときのショック 、チブリ尾根の永遠に続きそうな長さに、心身ともにやられました。レコを読んで、そうそう、そうなのよッ と記憶がフラッシュバックしましたよ。
すごくゴージャスな初白山だったんですね。おめでとうございます
lanchidさん 初めまして
コメントありがとうございます。
lanchidさんのレコ読ませて頂きました。もし、出かける前に読んでいたら、きっとこのコースは選択していなかったと思います。自分も ちょっと別山まで と軽い気持ちで出かけたので、南竜からの下って登り返しを知った時には、かなり衝撃を受けました。チブリ尾根もコースタイムを見ると3時間くらい?などと甘く見ていました。結果的には、知らぬが仏でよかったですが。
それにしても、一日であのコースを歩けるなんてうらやましいです。自分は筋肉痛や疲れがいまだに残っていて、まだまだです。どこかでお会いできるといいですね。
おめでとうございます
一気に白山&別山だなんて凄いすご過ぎです。
自分は、まだまだヘタレなので、予定組めずうらやましい限りです。
自分には25kmなんていう距離は未知の世界です
天気も良くてよかったですね。
とにかくおめでとうでした。
kumasuzuさん こんばんは
ありがとうございま〜す。天気も良くって、気持ちよかったです。
でも、出かける前に25km歩くと分かっていたら、こんな計画は立てていませんでしたよ。
白山のとなりの別山までちょっと寄ってから帰ろう と軽く考えて行ってしまいました。
と言いますか、別山登るのにまた同じ高度まで登ることを考えるとついでに登る方が楽だな と思って出かけたのが本当のところです。
最後はくたくたで、日が暮れてヘッデン使わないといけないかも と思いながらとぼとぼ降りてきました。筋肉痛も3日くらい治りませんでした。
世の中には、このコースを1日で踏破する方や、この日もチブリ尾根を日帰りで別山に登られるご高齢の方がおられ、自分はまだまだだと痛感しました。
自分もtoshiさんにすすめられ砂防新道を登りましたが、思ったよりも楽に登れますよ!
是非、挑戦してみてください。すばらしい景色が、きっと後押ししてくれると思います。
sumo-manさん、遅いコメですみません
白山から別山歩かれたのですか、膝大丈夫でしたか特にジブリ尾根は大変だったかと思いますが何よりでした。下りは、足元の死角が大きいと思いますので慎重に下りてくださいね。
私は3年前、山始めるまでMAXは96kg位あったので密かに応援しております。
膝壊さないように無理せず減量してくださいね。
higurasiさん コメントありがとうございます
白山から別山、チブリ尾根は予想以上に脚にきました。
この間、higurasiさんに膝のことをコメント頂き、少し注意して膝の様子をみていました。
先日、御在所の藤内小屋まで歩いた時に、短い距離なのでタイツをはかずに行きましたところ
下山後3日くらいの間、膝が痛くなりました。
自分はこれまで、タイツのおかげで膝が痛くなかったことを覚りました。
下りの際に、大腱四頭筋が効いているうちは膝への負担は少ないですが
疲れてきて四頭筋の力が入らなくなると膝への負担が格段に増えるように思います。
道具をうまく使うことと、日々の鍛錬が大切ですね。
ぼちぼちがんばります。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する