雨飾山 （錦秋の布団菱と天使微笑む笹平）

2014年10月12日(日) [日帰り]

• GPS: 07:09
• 距離: 8.9km
• 登り: 1,064m
• 下り: 1,066m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:23
• 休憩: 1:42
• 合計: 7:05

5:50 登山口Ｐ
6:38 6:39 ブナ平
7:10 7:50 荒菅沢
8:52 8:52 笹平
9:18 9:52 雨飾山
10:20 10:20 笹平
11:18 11:34 荒菅沢
12:06 12:17 ブナ平
12:55 登山口Ｐ

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小谷温泉登山口駐車場：約50台。無料。水洗トイレあり。
　隣接して雨飾高原キャンプ場あり。
　R148小谷温泉口交差点より約15km。車で約30分。

コース状況／危険箇所等

荒菅沢〜笹平は、急坂で石の多い滑りやすい道。
　上部にはハシゴあり。

写真

【鎌池彩光】
パステル調の色が水面に滲む。

【秋色水鏡】
淡い空の光と紅葉の色彩のアクセント。

【薄明の駐車場】
明るくなる前にもう満車だ。

【ブナ平俯瞰】
明るいブナ林の中を進む足取りは軽い。

【朝日照葉】
眩いばかりに輝く黄葉に息を飲む。

【光の洪水】
派手なモーニングショーだ。一気に目が覚める。

【極彩色の殿堂】
荘厳さに言葉が出ない。

【約半分】
この斜面を下ると荒菅沢。

【原色の荒菅沢】
こんなのが待っていた。

【奥壁の岩峰】
これは休まない訳にはいかない。

【いい天気】
見るもの全て光輝く。

【ふかふか岩肌】
景色が急登を忘れさせてくれる。

【赤い山肌】
荒菅沢は真っ赤っか。

【天まで登れ】
青空に向かって。

【全山紅葉】
金山に続く尾根も紅葉真っ盛り。

【山頂謁見】
頭上に女王様が。

【高妻戸隠】
南の方はちょっとモヤってる。

【槍と鹿島槍】
鹿島槍の左には槍ヶ岳も見えてきた。

【笹平】
山頂が目の前にポカッと。

【眼前に日本海】
笹原は天空のプロムナード。

【布団菱】
布団干した〜い。

【荒菅沢源頭】
吸い込まれそう。

【天使のささやき】
乙女の横顔？それとも女神の微笑み？

【火打・焼山】
妙高はどこだ？

【白馬三山】
さすがに堂々としている。

【後立山と槍】
南の方に整列する北アの面々。

【槍・穂高】
槍が意外と大きく見える。

【雪倉・朝日】
栂海新道の山並み。

【飯豊連峰】
遠くに薄く見えるのは飯豊連峰か。

【紅葉尾根】
目の前の原色尾根を見下ろしながら昼食だ。

【立山が覗き見】
不帰ノ嶮の奥に見えるのは立山のようだ。

【山頂を振り返る】
それほどの渋滞はなさそうだ。

【金山への縦走路】
火打が隠れてしまった。

【赤い岸壁】
岩が纏うのは赤のシースルー。

【天を衝く鋭鋒】
朝よりも衣装が派手になってる。

【赤い衣装】
赤から黄緑へのグラデーションが綺麗。

【衣装替え】
黄色い衣装は優しげ。

【秋晴れ】
沢の水で顔を洗って見上げると…。

【雨飾絵巻】
圧巻。ただ見つめるのみ。

【豪華絢爛】
夢うつつ。

【錦繍布団菱】
絵ハガキの世界に迷い込んだよう。

【オレンジ一色】
やっと普通の紅葉に戻った。

【金秋歩道】
優しい光の中を、けだるさを感じながら。　

【黄葉の輝き】
見上げると秋。

【楓の紅葉】
赤色を忘れてた。

【こんがり山肌】
香ばしい匂いが漂ってきそう。

【登山口から】
あの奥が山頂だな。

【標高に及ばず】
標高は1963.3だった。

感想

whitewater

今度の連休も、台風絡みで、また試練の休みとなった。
初めの予報では、晴れは土曜のみだった。
これでは遠出ができない。
迷っていると、日曜の天気がいい方に変わってきた。
これならと、とっておきの計画、秋の雨飾山山行を決行した。

雨飾には今まで2度登っている。
しかし、この時期は初めてだった。
混み合う秋は、はなから諦めていた。
それが、なぜか行ってみたいと思った。
先週の木曽駒で、少し混雑に慣れたのかも知れない。
とは言っても、正面から立ち向かっては、ここの駐車場争奪戦に勝ち目はない。
作戦を練らなくっちゃ。
そんな時、雑誌に雨飾山の特集が載ったとかいう話を聞く。
あちゃ〜、なんということを〜(><)

作戦が功を奏し、朝、日の出とともにゆっくり出発することができた。
これで、ずいぶん気持ちが楽になった。
天気も、初め薄雲が懸っていたようだが、願ってもない青空になった。
荒菅沢では、日も当たり、紅葉の発色は予想以上だった。
登りは、渋滞もなくスムーズに進んだ。
山頂も、人は多かったが休めないほどではなかった。
さすがに下りでは、登って来る人とのすれ違いで、多少の渋滞があった。
それでも、この時期の人出ではなかった。
初めの天気予報が良くなかったせいなのだろう。

帰りの荒菅沢では、少し雲が出てきたが、それもいい演出をしてくれた。
何もかもがうまく行ったと思える雨飾山行だった。
強いて挙げれば、帰りに小谷温泉の山田旅館の風呂に入ろうかと思ったが、
いっぱいで入れなかった。
考えることは誰でも同じだなと、苦笑しながらパスした。