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Yamareco

記録ID: 5330103
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

残雪の静かな天狗岳を周回で(東天狗山頂は貸切満喫)

2023年04月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:09
距離
8.3km
登り
874m
下り
874m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:52
休憩
0:59
合計
5:51
9:21
47
10:08
10:09
51
11:00
11:01
25
11:26
11:27
43
12:10
12:29
19
12:48
12:58
3
13:01
13:02
7
13:09
13:10
30
13:40
13:43
5
13:48
14:09
17
14:26
14:27
45
15:12
15:12
0
15:12
ゴール地点
天候 薄曇り。山頂では晴れました。風も殆どなく山頂休憩も快適に
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
唐沢鉱泉の駐車スペースを利用
道路もほぼ無雪・無凍結。今シーズンは唐沢鉱泉休業のためか、駐車スペース横のトイレが閉鎖されていました。
コース状況/
危険箇所等
休業ですが唐沢鉱泉玄関前に登山ポストあり。
融雪が進み凍結箇所が多く出てきているので、ルート全般を通してチェーンスパイク装着が一番適している状態でした。早い時間は登路凍結しているのでツボ足ではリスクが大きいでしょう。西天狗への最後の登り斜面は雪がほぼ無くて岩稜登りになりますので、アイゼンよりもチェーンスパイクの方が取り回しが良いでしょう。
凍結以外では、ほぼ危険個所はありませんが、東天狗からの下りは斜度と雪面、見た目で緊張する方がいるかもしれません。

唐沢鉱泉基点の天狗岳周回では、反時計回りをおススメします。尾根に出るまでの急斜面&凍結を登りで使えること、尾根に出れば周囲の展望、目指す西天狗を確認できること、天狗岳登頂後に黒百合ヒュッテに行けるので、大休息や時間調整に便利、黒百合ヒュッテからの下りには急斜面もなく安心して下れる、というところがポイントです。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
唐沢鉱泉は今シーズン休業とのこと
2023年04月02日 09:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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4/2 9:14
唐沢鉱泉は今シーズン休業とのこと
唐沢鉱泉から半時計回りに西天狗、東天狗、黒百合ヒュッテ、唐沢鉱泉のループコースでスタート!雪は少ないので、チェーンスパイクでいきます
2023年04月02日 09:16撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/2 9:16
唐沢鉱泉から半時計回りに西天狗、東天狗、黒百合ヒュッテ、唐沢鉱泉のループコースでスタート!雪は少ないので、チェーンスパイクでいきます
所々凍ってます。ここの下りは嫌だわね
2023年04月02日 09:32撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/2 9:32
所々凍ってます。ここの下りは嫌だわね
2023年04月02日 09:45撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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尾根に上がると凍結から雪面になってひと安心
2023年04月02日 10:27撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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尾根に上がると凍結から雪面になってひと安心
早く展望が拓けないかなぁ
2023年04月02日 10:36撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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早く展望が拓けないかなぁ
第一展望台手前で視界が拓ける
根石岳、硫黄岳、峰の松目
2023年04月02日 10:49撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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第一展望台手前で視界が拓ける
根石岳、硫黄岳、峰の松目
南に目を向けると雲間に微かに中央アルプス
2023年04月02日 10:49撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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南に目を向けると雲間に微かに中央アルプス
第一展望台。蓼科山も雪少なかった
2023年04月02日 11:00撮影 by  iPhone 13, Apple
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第一展望台。蓼科山も雪少なかった
2023年04月02日 11:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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蓼科山、北横岳方面、南面はもう雪が見えないね
2023年04月02日 11:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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蓼科山、北横岳方面、南面はもう雪が見えないね
目標の西天狗が樹間から
2023年04月02日 11:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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目標の西天狗が樹間から
最年長オヤジ、雪面に祈りを捧げてる? いえいえ嵌ってコケてるではないか、シャッターチャンス
2023年04月02日 11:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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最年長オヤジ、雪面に祈りを捧げてる? いえいえ嵌ってコケてるではないか、シャッターチャンス
第二展望台から南を望む。南側は天気よくない。北側は晴れていました。
2023年04月02日 11:25撮影 by  iPhone 13, Apple
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第二展望台から南を望む。南側は天気よくない。北側は晴れていました。
西天狗への最後の登りは雪が無いね
2023年04月02日 11:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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西天狗への最後の登りは雪が無いね
2023年04月02日 11:26撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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2023年04月02日 11:27撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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この岩稜斜面を登りきると西天狗
2023年04月02日 11:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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この岩稜斜面を登りきると西天狗
雪が消えて青々とした北八ツの山々
2023年04月02日 11:45撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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4/2 11:45
雪が消えて青々とした北八ツの山々
登ってきた尾根を振り返る
2023年04月02日 11:45撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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登ってきた尾根を振り返る
さあもうひと登りだ
2023年04月02日 11:51撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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さあもうひと登りだ
2023年04月02日 11:51撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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2023年04月02日 11:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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前方は東天狗岳。西面は雪が解けている。
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前方は東天狗岳。西面は雪が解けている。
2023年04月02日 12:29撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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硫黄の爆裂火口から雲が沸き上がっている
2023年04月02日 12:29撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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硫黄の爆裂火口から雲が沸き上がっている
西天狗から東天狗に向かう。正午過ぎで雪が柔らかくなって歩きにくい。
2023年04月02日 12:33撮影 by  iPhone 13, Apple
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西天狗から東天狗に向かう。正午過ぎで雪が柔らかくなって歩きにくい。
柔らかい雪面下りにビビッてる人もいますね
2023年04月02日 12:34撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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柔らかい雪面下りにビビッてる人もいますね
最年長オヤジがヨロヨロと下る。みんな半分心配し、半分コケる瞬間の写真を撮ろうとしている。
2023年04月02日 12:37撮影 by  iPhone 13, Apple
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最年長オヤジがヨロヨロと下る。みんな半分心配し、半分コケる瞬間の写真を撮ろうとしている。
最年長オヤジ、期待した事は何も起こらず、いや残念
2023年04月02日 12:38撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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最年長オヤジ、期待した事は何も起こらず、いや残念
さあ東天狗へ登り返しだ
2023年04月02日 12:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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さあ東天狗へ登り返しだ
2023年04月02日 12:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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2023年04月02日 12:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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南八ツの峰々
右から西岳、阿弥陀岳、中岳、赤岳、硫黄岳
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南八ツの峰々
右から西岳、阿弥陀岳、中岳、赤岳、硫黄岳
2023年04月02日 12:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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この季節にしては雪が少ない。
2023年04月02日 12:53撮影 by  iPhone 13, Apple
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この季節にしては雪が少ない。
西天狗岳を振り返って。東面は雪が残っている。
2023年04月02日 12:53撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/2 12:53
西天狗岳を振り返って。東面は雪が残っている。
東天狗岳から遠くに蓼科山を望む。
2023年04月02日 12:54撮影 by  iPhone 13, Apple
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東天狗岳から遠くに蓼科山を望む。
ここが見た目で一番スリルある下りでした。
2023年04月02日 13:04撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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4/2 13:04
ここが見た目で一番スリルある下りでした。
東天狗からの下り。ここはステップ切ってあったけど、急だし滑りそうだし怖かった
2023年04月02日 13:05撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/2 13:05
東天狗からの下り。ここはステップ切ってあったけど、急だし滑りそうだし怖かった
さあ中山峠に向けてサクサク下ります
2023年04月02日 13:15撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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4/2 13:15
さあ中山峠に向けてサクサク下ります
中山峠 黒百合ヒュッテまではもうすぐ
2023年04月02日 13:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4/2 13:43
中山峠 黒百合ヒュッテまではもうすぐ
とても静かな黒百合ヒュッテ
週末は賑わうイメージしか無かったが今回は誰も広場にいない静けさ
2023年04月02日 14:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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4/2 14:07
とても静かな黒百合ヒュッテ
週末は賑わうイメージしか無かったが今回は誰も広場にいない静けさ
さああとはユルユルを気持ちよく下ります
2023年04月02日 14:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4/2 14:12
さああとはユルユルを気持ちよく下ります
締まった緩斜面の雪面下りは楽チンだわ
2023年04月02日 14:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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4/2 14:12
締まった緩斜面の雪面下りは楽チンだわ
この分岐で唐沢鉱泉方面へ
2023年04月02日 14:27撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4/2 14:27
この分岐で唐沢鉱泉方面へ
このあたりからは雪面から凍結面へ、午後で緩んでいるので怖くないです
2023年04月02日 14:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4/2 14:37
このあたりからは雪面から凍結面へ、午後で緩んでいるので怖くないです
唐沢鉱泉に戻ってきた。
2023年04月02日 15:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/2 15:07
唐沢鉱泉に戻ってきた。
源泉池のコバルトブルーが美しい
2023年04月02日 15:08撮影 by  iPhone 13, Apple
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4/2 15:08
源泉池のコバルトブルーが美しい
2023年04月02日 15:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4/2 15:12
2023年04月02日 15:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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感想

ロープウェイ山麓駅から雪を歩けた北横岳から2週間しかたっていないのに、暖かな日が続いたことで、すっかり僅かな残雪しかない天狗岳にビックリした山行でしたが、曇天でほぼ無風のおかげで暑すぎず寒すぎずの快適な歩きをメンバー一同で楽しめました。しかも週末には大勢の人が入るエリアなのに、今回は出会う人も少なくて天狗山頂も独占状態で楽しめるほどの静寂ぶり、黒百合ヒュッテ前も無人で小屋休業?と思ってしまうほどの静けさでした。
今回は新規入会者を誘っての雪山でしたが、山経験豊かな方だったので、最後尾から見てても確かな足取りと安定した歩きで、今後の山行でご一緒するのも楽しみとなりそうです。まずはGW涸沢、よろしくお願いしますね。

個人的には前日からお腹の調子が今イチで、山行中も急なピーが来ませんように、ヒヤヒヤ半分の歩きでしたが、無事に黒百合ヒュッテまで何事もなく回れて、利用料200円で安心してスッキリできました。

これで帰りの中央道も空いていれば良かったんですが、しっかりいつもの週末な中央道だったのはとても残念でしたが、まあいつもの通りと言えばいつもの通りなので、総じて良い週末の一日を楽しめました。

それにしても今年は融雪が早いので、雪歩きできる場所がどんどん減ってます。そろそろ無雪期の装備を引っ張り出してこないといけないなと。

 今季は肩の故障もあり、雪山らしい雪山には行けてなかったので、どの程度歩けるのかの確認を兼ねて今回の山行の計画をお願いしました。
 参加された皆様は健脚な方ばかりなので、GW山行に向けて4月は歩き込みをしておかなければなりませんね。
 当日の天気予報は晴れだったので、全く気にしてなかったのですが、第一展望所から見た赤岳方面はガスっており、あらためてリーダーのコース選択に感謝しました。
 蓼科山など北方面は天気が良く、展望を堪能しました。
 皆様今後ともよろしくお願いします。

数年ぶりの天狗岳へ。雪は少なめ、岩も出ていてアイゼンではなくチェーンスパイクで。この時期にこんなに雪が少ないなんてびっくりです。
たしか2週間前の北横岳は雪モフモフだったのにね。
天狗岳は風が強いイメージだけど、今回はほぼ無風。そして山頂も人が少なめで東天狗岳は貸切。
快適な残雪ハイクでした。
kazさんのコース選定はいつもバッチリで、安全に楽しめるコース取り。luckyriverさんの隠しきれない溢れ出る知性にkobaさんはじめ皆うっとり。いや爆笑!
mさんこんな会ですがよろしくお願いします(о´∀`о)

 新会員のUさんを迎えて、5人で雪山ハイキング。Uさんは新会員ではあるが新人ではない。高校生時代から40年も山に親しんできた。クライミング、縦走と何でもこなす。この日も足取りは一番しっかりしていた。
 この日の交通手段は車で、都内からの往路はスイスイと走れたが、復路は交通集中により小仏トンネルなどが大渋滞。やむなく抜け道の「四日市場上野原線(山梨・神奈川県道35号線)」を利用、相模湖からさらに高尾まで抜けた。新しい道を覚えたのもこの日の成果だ。

初めての唐沢鉱泉からの西〜東天狗周回。
あ〜そろそろ休憩取りたい・・というタイミングで第一展望台前、視界がパーッと開けて南側に赤岳、中岳、阿弥陀、、が望めます。この先向かう西天狗も黒くドーンと迫力あります。気分は↑↑です 😎
赤岳鉱泉からの下りは樹林帯の木々の間から日が差し、雪どけの下の緑が美しかったです☆
(下りはスタスタ ^_^) いいルートでした。

GW山行、どんな雪景色でしょ〜楽しみです ♪
メンバーさん、またまたよろしくお願いします

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体力レベル
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