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Yamareco

記録ID: 534590
全員に公開
ハイキング
剱・立山

黒部ダム前泊で快適 黒部峡谷・下ノ廊下(ロッジくろよん〜欅平)

2014年10月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
10:34
距離
40.5km
登り
7,434m
下り
8,314m
歩くペース
とても速い
0.30.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:06
休憩
0:28
合計
10:34
4:07
20
スタート地点
4:27
4:27
20
4:47
4:47
62
5:49
5:57
54
6:51
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37
7:28
7:28
67
8:35
8:35
42
9:17
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28
9:45
9:45
13
9:58
10:01
4
10:05
10:05
4
10:09
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17
10:26
10:26
10
10:36
10:53
68
12:01
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7
12:08
12:08
24
12:32
12:32
41
13:13
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33
13:46
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55
14:41
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0
14:41
14:41
0
14:41
ゴール地点
天候 晴れ
気温:4:10 ロッジくろよん付近 1℃
   9:15 半月峡付近 8℃
   13:13 志合谷付近 13℃
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:信濃大町11:10<アルピコ交通バス扇沢線>11:42扇沢12:00<トロリーバス>12:16黒部ダム ※信濃大町発のバスは時刻表では11:15発でしたが、5分早発していました

帰り:欅平17:04<トロッコ電車>18:19宇奈月―宇奈月温泉19:06<富山地方鉄道>19:43新魚津―JR魚津19:52
コース状況/
危険箇所等
道は整備され、細いとはいえ、すれ違える場所もあります。必要以上に恐れることはありませんが、命を落とす人がいることも事実。今年の10月3日には転落死亡事故が起きています。安全に水平歩道を歩くために気をつけたことを、(一部自戒を込めて)列挙します。

・手すりとして取り付けられた鉄線に手を添えながら動く。手を保護するために、指先まで覆うグローブをつける。
・前方から人が来るのに気づいたら、早めに道幅が広いところを探し、すれ違うまでそこで待機する。
・無理な追い越しは厳禁。
・道を譲られたからといって、慌ててペースを上げない。
・振り返るときには、ザックが岩に当たらないように注意。反動で突き落とされる恐れあり。鉄線をつかみながら、山側に回る。
・写真撮影するときは、完全に立ち止まって、片手で鉄線を握っておく。
・岩を回り込んだときに反対から来る人と出会い頭にぶつからないか警戒する。熊鈴をつけておくと、お互いに位置が分かりやすい。
・荷物はコンパクトに。山側に荷物を外付けしない。ショルダーハーネスにボトルホルダーがついていても、山側にはボトルを入れない。
・頻繁に出し入れするカメラなどには、ドローコードをつける。何かを落としても回収は不可能。
・ヘルメット着用を推奨。落石や天井に頭をぶつける可能性あり。

登山道の最新の状況は、阿曽原温泉小屋のHPを参照。
http://azohara.niikawa.com/
その他周辺情報 ・信濃大町駅から扇沢駅までの路線バス1,360円。
・扇沢駅から黒部ダム駅までのトロリーバス1,540円。(荷物が10kg以上の場合は200円加算。チケット売り場の横に体重計があります)
・ロッジくろよんのテント泊料金500円。(水道無料。トイレ至近、ただし紙なし)
・欅平駅前の猿飛山荘の入浴時間は17:00まで、大人700円。
・欅平駅構内のレストランは15:00ラストオーダー。
・欅平駅構内の立ち食いそば・軽食販売は16:30まで。
アルペンルート扇沢駅。先週登った爺ヶ岳が見える
2014年10月18日 11:45撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 11:45
アルペンルート扇沢駅。先週登った爺ヶ岳が見える
トロリーバスに乗車。初めての乗り物はわくわくする
2014年10月18日 11:57撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 11:57
トロリーバスに乗車。初めての乗り物はわくわくする
黒部ダム展望台から。こんな巨大な建造物を山中に造れるのだから、人間の力はすごい
2014年10月18日 12:33撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 12:33
黒部ダム展望台から。こんな巨大な建造物を山中に造れるのだから、人間の力はすごい
北東の方角に白馬岳が望める
2014年10月18日 12:30撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 12:30
北東の方角に白馬岳が望める
ダムにコンクリートを運んだ容器
2014年10月18日 12:42撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 12:42
ダムにコンクリートを運んだ容器
建設の殉職者171人を祀った慰霊碑
2014年10月18日 12:58撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/18 12:58
建設の殉職者171人を祀った慰霊碑
ロッジくろよんに前泊。テント泊500円
2014年10月18日 14:03撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 14:03
ロッジくろよんに前泊。テント泊500円
テント場は平らでペグを刺しやすい土の地面。この日は11張
2014年10月18日 14:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/18 14:51
テント場は平らでペグを刺しやすい土の地面。この日は11張
時間が余ったので黒部ダム観光。遊覧船ガルベが出航するのを見て、ちょっと乗ってみたくなった。1080円
2014年10月18日 15:04撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
10/18 15:04
時間が余ったので黒部ダム観光。遊覧船ガルベが出航するのを見て、ちょっと乗ってみたくなった。1080円
船上からロッジくろよんの方を望む。立山は冠雪している
2014年10月18日 16:04撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/18 16:04
船上からロッジくろよんの方を望む。立山は冠雪している
テント場で吉村昭著『高熱隧道』を読み終えたところで日没を迎えた
2014年10月18日 17:02撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/18 17:02
テント場で吉村昭著『高熱隧道』を読み終えたところで日没を迎えた
日の出前。黒部ダム駅内の階段を上がると、扉が閉ざされていた・・・。困っていると3人組が奥へ向かったので、ついていく
2014年10月19日 04:46撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/19 4:46
日の出前。黒部ダム駅内の階段を上がると、扉が閉ざされていた・・・。困っていると3人組が奥へ向かったので、ついていく
トロリーバスホームはこの時間でも明るく照らされていた
2014年10月19日 04:47撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 4:47
トロリーバスホームはこの時間でも明るく照らされていた
登山者出口手前にはトイレあり
2014年10月19日 04:48撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 4:48
登山者出口手前にはトイレあり
5:30ごろから薄明るくなってきた。岩棚でビバークしている人もいて、驚く
2014年10月19日 05:42撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 5:42
5:30ごろから薄明るくなってきた。岩棚でビバークしている人もいて、驚く
内蔵助谷出合に到着するころにはライトはいらなくなっていた。丸山東壁・黒部の巨人が凛々しい
2014年10月19日 05:57撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 5:57
内蔵助谷出合に到着するころにはライトはいらなくなっていた。丸山東壁・黒部の巨人が凛々しい
反対側の岩壁も月を背負って格好良い
2014年10月19日 05:58撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 5:58
反対側の岩壁も月を背負って格好良い
巨人の亡骸のような雪渓が転がる
2014年10月19日 06:55撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 6:55
巨人の亡骸のような雪渓が転がる
大きな赤丸。ヘリポート?
2014年10月19日 07:11撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 7:11
大きな赤丸。ヘリポート?
下ノ廊下らしい景色になってきた
2014年10月19日 07:15撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 7:15
下ノ廊下らしい景色になってきた
ここで右足が10cmほど滑り、「フヒっ」となった
2014年10月19日 07:16撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 7:16
ここで右足が10cmほど滑り、「フヒっ」となった
杭が打ってある辺りの、斜めになっているところに足を置いたのがまずかった。鉄線に感謝
2014年10月19日 07:16撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 7:16
杭が打ってある辺りの、斜めになっているところに足を置いたのがまずかった。鉄線に感謝
高廻りの桟道を行く。ここもかなりの高度感
2014年10月19日 07:25撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 7:25
高廻りの桟道を行く。ここもかなりの高度感
谷底にリンドウが一輪
2014年10月19日 07:30撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/19 7:30
谷底にリンドウが一輪
7:31、別山谷出合。稜線には陽が当たっているが、谷底はまだ暗い
2014年10月19日 07:34撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 7:34
7:31、別山谷出合。稜線には陽が当たっているが、谷底はまだ暗い
別山谷出合で渡渉する。雨が降れば、増水して渡れなくなるのかも知れない
2014年10月19日 07:36撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 7:36
別山谷出合で渡渉する。雨が降れば、増水して渡れなくなるのかも知れない
ロープとステップを頼りに歩道に上がる
2014年10月19日 07:36撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 7:36
ロープとステップを頼りに歩道に上がる
中央の人と崖との対比。落ちれば、まず助からない
2014年10月19日 07:52撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 7:52
中央の人と崖との対比。落ちれば、まず助からない
いたるところで滝が見られる
2014年10月19日 08:00撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 8:00
いたるところで滝が見られる
大多数の人が何事もなく通過する一方で、命を落とす人もいる。自分が後者になる可能性も、忘れないようにしたい
2014年10月19日 08:03撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 8:03
大多数の人が何事もなく通過する一方で、命を落とす人もいる。自分が後者になる可能性も、忘れないようにしたい
登山道に滝ができている。濡れること不可避
2014年10月19日 08:29撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 8:29
登山道に滝ができている。濡れること不可避
突撃するも、一瞬にして左半身がずぶ濡れ
2014年10月19日 08:30撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 8:30
突撃するも、一瞬にして左半身がずぶ濡れ
十字峡に到着。吊橋を渡る前に広場があって、休憩もできる
2014年10月19日 08:35撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 8:35
十字峡に到着。吊橋を渡る前に広場があって、休憩もできる
もう少し遅い時刻に通れば、陽が差し込んで更に美しかったかも知れない
2014年10月19日 08:36撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 8:36
もう少し遅い時刻に通れば、陽が差し込んで更に美しかったかも知れない
湖面に映り込んだと錯覚するような、垂直な断崖に道がある
2014年10月19日 08:43撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
10/19 8:43
湖面に映り込んだと錯覚するような、垂直な断崖に道がある
対岸の木々の中に建物を発見。関西電力の宿舎?
2014年10月19日 08:52撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 8:52
対岸の木々の中に建物を発見。関西電力の宿舎?
8:57、ようやく陽が差し込んできた
2014年10月19日 08:57撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 8:57
8:57、ようやく陽が差し込んできた
振り返るとまぶしい。この点も、北上ルートの方が快適
2014年10月19日 08:57撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 8:57
振り返るとまぶしい。この点も、北上ルートの方が快適
待避所が掘り込まれている。数は少ないが安心して休憩できるスペース
2014年10月19日 09:08撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:08
待避所が掘り込まれている。数は少ないが安心して休憩できるスペース
慣れたころこそ、集中力を切らさないように
2014年10月19日 09:17撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:17
慣れたころこそ、集中力を切らさないように
S字峡。自然の造形美
2014年10月19日 09:23撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:23
S字峡。自然の造形美
北陸新幹線だと思ったら新北陸幹線だった。開通が楽しみ
2014年10月19日 09:38撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:38
北陸新幹線だと思ったら新北陸幹線だった。開通が楽しみ
東谷吊橋。人工の造形美
2014年10月19日 09:45撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:45
東谷吊橋。人工の造形美
関西電力のゆるキャラを発見。たらこ唇がチャームポイント
2014年10月19日 09:46撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 9:46
関西電力のゆるキャラを発見。たらこ唇がチャームポイント
緑に埋もれるようなアーチ
2014年10月19日 09:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 9:51
緑に埋もれるようなアーチ
陽の差し込む回廊を見て、ため息が漏れる
2014年10月19日 09:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/19 9:51
陽の差し込む回廊を見て、ため息が漏れる
写真を撮るのにずいぶん時間を使っていたらしい。この辺りで後発の男性に追い越された
2014年10月19日 09:52撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:52
写真を撮るのにずいぶん時間を使っていたらしい。この辺りで後発の男性に追い越された
仙人ダムの湖面に管理所が映える
2014年10月19日 09:58撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:58
仙人ダムの湖面に管理所が映える
ダム湖の裏側。鉄道の軌道の下を勢いよく放水している
2014年10月19日 10:00撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 10:00
ダム湖の裏側。鉄道の軌道の下を勢いよく放水している
管理所内を通過する。予備知識がなかったら、入るのをためらっただろう
2014年10月19日 10:03撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 10:03
管理所内を通過する。予備知識がなかったら、入るのをためらっただろう
細い通路を通る。ほかの場所ではありえない状況に、わくわくする
2014年10月19日 10:04撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/19 10:04
細い通路を通る。ほかの場所ではありえない状況に、わくわくする
コンクリートに染み出した水分とまばらな照明が、複雑な陰影をつくる
2014年10月19日 10:05撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/19 10:05
コンクリートに染み出した水分とまばらな照明が、複雑な陰影をつくる
ダム上から見えた軌道を横切って、道は続く
2014年10月19日 10:06撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/19 10:06
ダム上から見えた軌道を横切って、道は続く
自然に侵食されつつあるような廊下
2014年10月19日 10:08撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 10:08
自然に侵食されつつあるような廊下
高熱隧道。奥から蒸し暑い空気が流れてくる
2014年10月19日 10:08撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/19 10:08
高熱隧道。奥から蒸し暑い空気が流れてくる
10秒ほどで、カメラのレンズが曇ってくる
2014年10月19日 10:09撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 10:09
10秒ほどで、カメラのレンズが曇ってくる
照明に水滴が反射して、ざらざらした質感をつくる
2014年10月19日 10:09撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 10:09
照明に水滴が反射して、ざらざらした質感をつくる
回転灯のある廊下
2014年10月19日 10:10撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 10:10
回転灯のある廊下
錆とコンクリート
2014年10月19日 10:10撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 10:10
錆とコンクリート
金網の外には、ひっそりと墓標が佇む
2014年10月19日 10:11撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 10:11
金網の外には、ひっそりと墓標が佇む
施設の出口。動物が入らないようにきちんと閉めていく
2014年10月19日 10:12撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 10:12
施設の出口。動物が入らないようにきちんと閉めていく
200m足らずの短い区間に、濃密な体験をした
2014年10月19日 10:12撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/19 10:12
200m足らずの短い区間に、濃密な体験をした
阿曽原温泉小屋の下には、隧道工事当時の宿舎の痕跡が残る。到着時、温泉が女湯の時間帯だったこともあり、カップラーメン(500円)だけいただき、再出発。
2014年10月19日 11:03撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 11:03
阿曽原温泉小屋の下には、隧道工事当時の宿舎の痕跡が残る。到着時、温泉が女湯の時間帯だったこともあり、カップラーメン(500円)だけいただき、再出発。
阿曽原温泉小屋の前後は急登
2014年10月19日 11:30撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 11:30
阿曽原温泉小屋の前後は急登
時折、整備のための鉄線がストックされている。頼もしい
2014年10月19日 11:33撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 11:33
時折、整備のための鉄線がストックされている。頼もしい
岩陰にスコップと一輪車
2014年10月19日 12:00撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 12:00
岩陰にスコップと一輪車
折尾谷の短いトンネルをくぐる
2014年10月19日 12:08撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 12:08
折尾谷の短いトンネルをくぐる
ここはライトなしでも通過できる
2014年10月19日 12:09撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 12:09
ここはライトなしでも通過できる
背の高い人は頭をぶつけないように。ダム建設当時、重く大きな資材を歩荷していた従業員は、命がけだった
2014年10月19日 12:50撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 12:50
背の高い人は頭をぶつけないように。ダム建設当時、重く大きな資材を歩荷していた従業員は、命がけだった
黒部の怪人・奥鐘山西壁。『高熱隧道』によると、志合谷にあった佐川組の宿舎が泡(ホウ)雪崩に吹き飛ばされて、ここに叩きつけられたのだとか・・・
2014年10月19日 12:53撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
10/19 12:53
黒部の怪人・奥鐘山西壁。『高熱隧道』によると、志合谷にあった佐川組の宿舎が泡(ホウ)雪崩に吹き飛ばされて、ここに叩きつけられたのだとか・・・
大太鼓展望台。山と高原地図の「大太鼓」とは、位置が離れている
2014年10月19日 12:54撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 12:54
大太鼓展望台。山と高原地図の「大太鼓」とは、位置が離れている
黒部渓谷鉄道の鉄橋が遠目に見える
2014年10月19日 12:55撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/19 12:55
黒部渓谷鉄道の鉄橋が遠目に見える
渓谷は下っていくが登山道は「水平」のため、欅平に近付くにつれて高度感が増していく
2014年10月19日 12:57撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 12:57
渓谷は下っていくが登山道は「水平」のため、欅平に近付くにつれて高度感が増していく
黒部峡谷丸かじり
2014年10月19日 12:59撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 12:59
黒部峡谷丸かじり
志合谷の長いトンネル。ここはライトが必要
2014年10月19日 13:06撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 13:06
志合谷の長いトンネル。ここはライトが必要
足の甲程度の深さに水が溜まっている
2014年10月19日 13:08撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 13:08
足の甲程度の深さに水が溜まっている
阿曽原温泉小屋以北の水平歩道は、南の日電歩道よりも道幅が広くて動きやすい
2014年10月19日 13:19撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 13:19
阿曽原温泉小屋以北の水平歩道は、南の日電歩道よりも道幅が広くて動きやすい
どこまでが自然石なのか、岩と一体化したコンクリート塊
2014年10月19日 13:21撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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どこまでが自然石なのか、岩と一体化したコンクリート塊
谷底に建造物を発見。上部には鉄塔が建つ
2014年10月19日 13:23撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 13:23
谷底に建造物を発見。上部には鉄塔が建つ
五竜岳かな。先週は雪がなかったが、この一週間で高峰は季節が進んだ
2014年10月19日 13:26撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 13:26
五竜岳かな。先週は雪がなかったが、この一週間で高峰は季節が進んだ
植生が歩道を境に、上下で途切れている
2014年10月19日 13:29撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/19 13:29
植生が歩道を境に、上下で途切れている
短いトンネルを抜けたら、欅平は近い
2014年10月19日 13:30撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 13:30
短いトンネルを抜けたら、欅平は近い
唐松岳から不帰キレット
2014年10月19日 14:15撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 14:15
唐松岳から不帰キレット
欅平上部で、猿に遭遇。10mも離れていない。立ち止まってしばらく眺めていると、立ち去っていった
2014年10月19日 14:19撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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欅平上部で、猿に遭遇。10mも離れていない。立ち止まってしばらく眺めていると、立ち去っていった
一気に250m下って、欅平駅に到着。人が溢れている
2014年10月19日 14:41撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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一気に250m下って、欅平駅に到着。人が溢れている
猿飛温泉に入ってもまだトロッコ電車の乗車時刻まで時間があったので、猿飛峡まで散歩
2014年10月19日 15:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 15:51
猿飛温泉に入ってもまだトロッコ電車の乗車時刻まで時間があったので、猿飛峡まで散歩
木の根がフクロウに似た形に。自然の造形にも驚きだが、これを発見した人も目ざとい
2014年10月19日 15:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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木の根がフクロウに似た形に。自然の造形にも驚きだが、これを発見した人も目ざとい

感想

限られた時期にしか通過できない黒部峡谷・下ノ廊下。紅葉の時期ということもあって、土日には沢山の人が訪れるようです。敬老の日の三連休には、阿曽原温泉小屋に夥しい数のテントが張られたとか。断崖に刻まれた狭い歩道に大勢がいる状況では思うように歩けず、ストレスは大きいだろうと思っていました。扇沢からの始発のトロリーバスが黒部ダムに到着するのが6:46。ロッジくろよんに前泊してトロリーバス到着前に歩き始めれば、追い越しを最小限にできると考えました。

結果として、追い越した人数は阿曽原温泉小屋までで4人、それ以降に6人で済みました。すれ違った人は、欅平までの間に50人強です。阿曽原温泉小屋からきた人に聞いたところ、18日(土)に阿曽原温泉小屋に張られたテントはおよそ30張とのことでした。

黒部ダムに前泊したことで、狙いどおり、快適に下ノ廊下を楽しめました。

祖母谷温泉に後泊する予定でしたが、早めに欅平に着いたので、その日の内に帰ることにしました。到着は3時前でしたが、3時〜4時台のトロッコ電車の切符が完売していたので、17:04発に乗車、終電で東京に帰ることになりました。(富山地方鉄道新魚津駅からJR魚津駅までの乗り換え時間が10分足らずだったので、下ノ廊下並みにどきどきしました)


■テント泊備忘録
無雪期には固形燃料しか使ってこなかったが、ジェットボイルを使ったところ、感動するほど早くお湯が沸く。朝に素早く湯を沸かして、体を温めるのに重宝した。冷え込む時期には、多少重くても持って行く価値がある。

エアーマットのイナーシャ・オゾンをモンベルのダウンハガーの中に入れて使った。フードの首元を絞りにくくなり、隙間から冷気が入ってくる。また、どうしても加重が偏ると潰れる。個人的には、薄くてもフォームマットの方が安心して使える。

■水・食糧の消費量
(行動中)
水1.5L、羊羹4本、カロリーメイト2本、エナジージェル2本
(テント場、出発時)
菓子パン1個、お茶

■荷物の重量
パックウェイト約10kg、ベースウェイト約7kg

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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
下ノ廊下(黒部ダム〜阿曽原温泉〜欅平)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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