七ツ石山から雲取山（紅葉の奥多摩ハイク：留浦駐車場からピストン）

2014年10月25日(土) [日帰り]

• GPS: 10:16
• 距離: 25.6km
• 登り: 2,177m
• 下り: 2,171m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:44
• 休憩: 1:28
• 合計: 10:12

距離 25.6km 登り 2,177m 下り 2,182m

5:47 留浦
5:55 鴨沢バス停
6:19 権現平
7:34 堂所
8:28 8:41 七ツ石小屋
9:04 9:13 七ツ石山
9:27 9:28 ブナ坂
9:53 9:58 奥多摩小屋
10:06 10:07 ヨモギノ頭
10:28 10:31 小雲取山
10:46 10:48 雲取山避難小屋
10:52 11:32 雲取山
11:34 11:45 雲取山避難小屋
11:58 11:59 小雲取山
12:21 ヨモギノ頭
12:24 12:25 奥多摩小屋
12:52 12:53 ブナ坂
14:05 堂所
15:27 権現平
15:48 鴨沢バス停
15:57 留浦
15:59 ゴール地点

天候

快晴！
※まるで残暑の陽気のごとく気温が高く、日差しが暑かった〜 です。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鴨沢バス停から少し離れた留浦バス停の駐車場（無料）を利用しました。
※到着時(AM5:30頃)の駐車率は「40%」程度で、余裕で駐車できました。

コース状況／危険箇所等

全体的によく整備された歩き易い登山道で、要所に道標が設けられています。ただし、マムシ岩からの七ツ石小屋への近道（尾根の直登り）には表示がありませんでした。
※両手足を駆使して登るようなアスレチックなポイント（岩場）はありません。

○トイレ
留浦駐車場、鴨沢バス停、七ツ石小屋(\100)、奥多摩小屋、
雲取山避難小屋、雲取山荘

○水場
七ツ石小屋、奥多摩小屋(5分)、雲取山荘、1150m地点(小袖乗越〜堂所間)

○登山ポスト
山行ルート上にはありません。
※青梅警察署および青梅警察署管内の交番/駐在所または奥多摩駅にあります。

○登山計画書
今回はヤマレコの提出機能(メール)を活用して、山梨県警へ提出しました。
※遭難時を考慮して、車の登録ナンバーと車種(ボディーカラー)も合わせて知らせるようにしています。

その他周辺情報

温泉：奥多摩湖畔の「鶴の湯温泉」やJR奥多摩駅近くの「もえぎの湯」など

写真

10/25 5:45

おはようございます！今回の山行は留浦バス停の駐車場からスタートです。晴れの予想ですが、到着時の早朝はガスっていました。紅葉/黄葉どまんなかの奥多摩ハイクを満喫したいと思います。

10/25 5:50

青梅街道を歩いて登山口へ向かいます。まもなく、まだ街灯の点いている鴨沢集落が見えてきました。

10/25 5:52

都県境になっている鴨沢橋を渡って山梨県丹波山村に入りました。鴨沢バス停まで行く必要はなく、写真正面の脇道を進めば直接登山道へ行けます。

10/25 5:54

権現平（小袖乗越）への道路は未だ通行止めです。

10/25 5:57

たばすきー、おはよう！
まだ、暗いので街灯が点いてます。

10/25 6:03

しばらく舗装路を歩いて、ここから登山道へ

10/25 6:20

権現平（売地になっていた小袖の駐車スペース）は、はれて丹波山村の村営駐車場になっていました。そのこと自体は利用者（ハイカー）にとって朗報なのですが...

10/25 6:20

従来の鴨沢からの車道の早期通行止解除を希望します。所畑からの道路は、退避場所が無く狭い1車線道路とのことで、対向車とのはち合わせ時を考えると使う気が起きません。

10/25 6:25

留浦の駐車場から40分かかって小袖乗越の登山口、さあ張り切って行きましょう！

10/25 6:29

まもなく、登山道に朝日が差し込みました。

10/25 6:42

すると、朝日に黄葉が輝き出しました。

10/25 6:42

道標の柱にもタバスキー

10/25 6:45

登山道の傍らの祠に山行の安全を祈願しました。

10/25 7:00

青空と雲海と三頭山(右) の組み合わせは珍しい。

10/25 7:36

堂所から尾根道になり、毎年この辺からきれいな紅葉を楽しめます。

10/25 7:38

今年もきれいでした〜。

10/25 7:38

・・・

10/25 7:38

・・・

10/25 7:39

・・・

10/25 7:39

・・・

10/25 7:41

足下は ”もみじの絨毯” になっていました。

10/25 7:52

登山道の鋭角な切り返しポイントは、霊峰富士のビュースポットなのですが、今日はいかに...

10/25 7:52

おー、お久しぶりですね。良い感じに冠雪した霊峰をくっきり眺望できました。後続のハイカーさんも声を上げていました。

10/25 7:53

山肌も色とりどり

10/25 8:04

先の急坂に控えて、マムシ岩で休憩しました。

10/25 8:11

マムシ岩のちょっと先、ここの分岐(側道)を右に登って行くと七ツ石小屋への近道になりますが、近道＝急坂です。

10/25 8:18

近道は急坂ですが、紅葉/黄葉を楽しめます。

10/25 8:23

とてもきれいです。

10/25 8:33

今回も七ツ石小屋に立ち寄って休憩しました。ここで入手できる山バッチは、すでに全て持っています。

10/25 8:33

久しぶりに小屋から霊峰がキレイに眺望できました！

10/25 8:34

まだ、雲ひとつありません。

10/25 8:35

今日も美味しいお水をいただき、

10/25 8:34

バイオトイレ(100円)をお借りしました。

10/25 8:47

水場のあるまき道との分岐

10/25 8:47

水場は勢い良く出てました。七ツ石小屋の美味しいお水は、ここから水を引いています。

10/25 8:50

ひと登りして、七ツ石小屋上分岐

10/25 8:56

さらに急坂の九十九折を登って、石尾根に取り付きました。ここから雲取山まで石尾根を歩きます。

10/25 8:58

尾根道の真ん中に大岩、なにか名のある岩だったような...

10/25 9:06

七ツ石山(1757m)の山頂に到着しました！前回は まいてしまいましたので、かなり久しぶりに訪れました。

10/25 9:06

山頂は適度に広く展望が開けています。今日は霊峰もクッキリ

10/25 9:07

七ツ石山と言えばこの定番ショット
黄金色に染まった雲取山とそのピークへと続く石尾根を一望できます。

10/25 9:15

七ツ石山から見る飛竜山はとてもカッコ良いと思っています。

10/25 9:16

南アルプスの峰々

10/25 9:16

白峰三山、左から農鳥岳、間ノ岳(国内3位タイ)、北岳(国内2位) さすがに日本を代表する高峰、もう冠雪しているようです。

10/25 9:16

北岳の右側には、鳳凰三山(左)と仙丈ヶ岳(右)

10/25 9:21

マルバダケブキの綿毛(飛種)がいっぱい

10/25 9:21

ひと株をアップで

10/25 9:23

飛竜山を目前に、七ツ石山直下の急坂を下ります。

10/25 9:24

振り返って、七ツ石山の定番ショット

10/25 9:28

ブナ坂を通過、皆さん先を急がれているようで、今日はここで停滞している方は見かけませんでした。

10/25 9:29

黄葉に彩られた石尾根を進みます。

10/25 9:39

霊峰と大菩薩の峰々

10/25 9:51

ヘリポートと奥にヨモギの頭、今日もまかずに尾根道で行きますよ〜。

10/25 9:55

奥多摩小屋に到着、例によって小屋前のベンチで休憩をとりました。

10/25 9:55

トトロ、ちわ〜

10/25 9:56

奥多摩小屋からの眺望、黄葉越しに 左に大菩薩、右に飛竜山、中央に南アルプス

10/25 9:57

左から 聖岳、赤石岳、荒川岳

10/25 10:00

奥多摩小屋 10:00 気温12℃

10/25 10:08

急坂の尾根道を登り切って、ヨモギの頭(1813m)のピークに到着しました。すでに七ツ石山より、標高が高いです。

10/25 10:07

ヨモギの頭のピークからの眺望その1、霊峰も見えてます。

10/25 10:09

ヨモギの頭のピークからの眺望その2、正面の七ツ石山から歩いてきた石尾根を一望できます。それにしても今日は遠望が効きますね〜。

10/25 10:14

富田新道との分岐を通過

10/25 10:27

青空と黄葉のもと、小雲取直下の急坂を登ります。

10/25 10:32

小雲取の急坂を登り切ると、正面に霊峰の絶景が見られます。

10/25 10:34

奥秩父の峰々もクッキリと眺望できました。

10/25 10:34

大きな山容の国師ヶ岳(2591m)と北奥千丈岳(奥秩父最高峰：2601m)

10/25 10:34

その右手に甲武信三山です。左から木賊山(雲切山：2468m)、甲武信ヶ岳(2475m)、三宝山(埼玉県最高峰：2483m)

10/25 10:40

それにしても、みごとな黄葉です。

10/25 10:43

避難小屋が見えました。

10/25 10:46

もうすぐ、雲取山の山頂です。

10/25 10:49

まずは山梨百名山の標柱にご挨拶。

10/25 10:50

振り返れば、黄葉の石尾根と奥多摩の峰々の絶景

10/25 10:50

霊峰と大菩薩方面も

10/25 10:50

霊峰アップ

10/25 10:52

旧武蔵国つながりの東京都と埼玉県の山頂へ

10/25 10:52

ようやく予算が付いたのか、さっそく改修された東京都の山頂標識にご挨拶しました。

10/25 10:53

次は、埼玉県の山頂標識での定番ショット、素晴らしい霊峰とのツーショットは、ちょっとズルいですね。

10/25 10:53

山頂の黄葉はちょうどピークですかね〜。

10/25 10:54

・・・

10/25 11:03

えーと、それでは山ごはんです。今回は、すき焼き風の惣菜パックをフライパンで温めて、最後に生たまごでとじてみました。今回も美味しかったです。

10/25 11:10

次は、荷揚げした”おでんセット”を温めます。

10/25 11:10

今回はバラ売りの”つみれ”を追加しました。お腹いっぱいになりますが、それでも意外と低カロリーなんです。

10/25 11:38

雲取山避難小屋

10/25 11:40

どーですか、この絶景、さすがは東京都最高峰にして都県境のお山、奥多摩の主要なお山が全て眺望できました。

10/25 11:43

奥多摩北部の峰々

10/25 11:39

人気の川乗山(左)と急登りの本仁田山(右)のコンビ

10/25 11:47

雲が出てきてますが、まだまだクッキリ

10/25 11:48

さようなら〜、名残惜しいですが「次はいつ来ようかな」と考えながら、雲取山の山頂を後にしました。

10/25 12:02

小雲取からの絶景再び

10/25 12:26

奥多摩小屋 12:26 気温16℃

10/25 12:27

石尾根の紅葉

10/25 12:27

ちょっとアップで、

10/25 12:28

五十人平のテン場に張られたテントはボチボチでしたが、帰り道ではテン泊装備のハイカーさんにたくさんお会いしました。それにしても、あんなにたくさんテント張れるのかな〜。

10/25 12:43

やっぱり、青空だと映えますね〜。

10/25 12:54

ブナ坂まで戻ってきました。
帰りは、ここからまき道に入りますが、この季節のまき道は紅葉/黄葉の観賞には持ってこいの登山道になります。

10/25 12:56

それでは、しばし奥多摩の紅葉/黄葉をお楽しみください。

10/25 13:00

・・・

10/25 13:01

・・・

10/25 13:04

・・・

10/25 13:19

・・・

10/25 14:02

・・・

10/25 14:28

残量がちょっと心細かったので、標高1150m地点の水場で、ハイドレーションパックに給水しました。

10/25 14:29

下の水場の水量はこのくらい。

10/25 14:47

ビュースポットからの ”三頭山” 見る方角によって山容が大きく変化するマジックマウンテンです。

10/25 15:05

もう少し見守っていてください。

10/25 15:24

無事に小袖乗越の登山口に下りてこられました。

10/25 15:28

権現平の村営駐車場には駐車多数、皆さんテント泊または小屋泊なのでしょう。鴨沢/留浦に向けて駐車場の右側からもう少し登山道を歩きます。

10/25 15:48

タバスキー、ただいま〜

10/25 15:51

民家前の猫2匹は、ポカポカ陽気で気持ち良さ気に丸くなって寝てましたが、

10/25 15:52

「なに？」みたいな感じで、子猫に睨まれました。

10/25 15:55

鴨沢橋を渡って...

10/25 15:56

東京都奥多摩町に入ります。

10/25 15:55

奥多摩湖畔の青梅街道をてくてく

10/25 16:00

お疲れさまでした！今回も無事に駐車場にゴールすることができて、登山道を整備されている方々と山の神様に感謝します。ちょっと暑かったですが、快晴のもと期待以上に素晴らしい秋山ハイクを満喫することができました。(^^)v

撮影機器：

FinePix F1000EXR FUJIFILM

感想

gutenmrgen

今回の山行は、”紅葉の奥多摩ハイク”と銘打って、秋たけなわの奥多摩を麓(鴨沢/留浦)から七ツ石山を経由して雲取山まで歩いてきました。

奥多摩ビジターセンターの”雲取山の紅葉が見頃”との情報を受けて、今週末の山行に向けて、毎日天気予報を注視していたのですが、最終的に「秋晴れ」が期待できたので、山行を決行しました。

前週の大菩薩嶺で寒い思いをしたので、同じ2000m級の山行になる今回は、ほぼ冬季仕様の服装で挑みましたが、残暑を思わせるほど気温が上がりかつ日射も暑かった（なんと、温かい風まで吹いてました。）ので、汗に濡れたアウター用のフリースとハードシェルはザックの中でただの重りになりました。ホントに季節の変わり目の服装は難しいですね。

とは言え、晴れたおかげで、このところご無沙汰だった遠望が効いて、始終周囲の絶景を満喫しながら最高の山歩きができました。特に良い感じに冠雪した霊峰富士とバッチリだった石尾根の黄葉/紅葉が素晴らしく、「山歩きを趣味にしていて良かったな〜」と改めて思いました。

権現平の空き地(売り地)が、丹波山村の村営駐車場になっていることは知っていたのですが、そこに通じる道路が狭くかつ「退避スペースが設けられていないため対向車が来たら大変」とのことで、前回に引き続き鴨沢バス停から少し離れた留浦バス停の駐車場にマイカーを駐車しました。

今回は最初から七ツ石山経由で雲取山に登頂することを決めていたので、自分にとって ”雲取山登山における鴨沢(留浦)ピストンルートのフルコース”のロング山行となりましたが、なんとか明るいうちに下山することができました。なお、お日様は16時前に山陰に隠れてしまいましたので、もうヘッデンは必携ですね。(電池の事前チェックも忘れずに)