クラッシクルートで行く200名山霞沢岳、徳本峠小屋泊
- GPS
- 17:04
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 2,837m
- 下り
- 2,101m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 5:45
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 10:48
天候 | 2日共快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
1台を松本市役所安曇支所に停めて、もう1台を登山口から 島々川沿いの林道を500m位進んだ所にある駐車場に停める。 下山が上高地で路線バスで戻って来るので、安曇支所前で降りてすぐに 車に乗って、もう1台を回収する計画をたてた。 ちなみに安曇支所前〜登山口駐車場までは、歩いて約15分。 尚、登山口駐車場手前の林道には、ゲートがあるが鍵が掛かってないので 自分でゲートを開けて、再び閉じてから中に入る事。 (上高地からの路線バス) 最終時刻を注意する事。 http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/shinshimashima/#timetable 「安曇支所前」で下車 上高地〜島々 片道1900円 乗車券と整理券をもらいます (番号順に乗車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山ポスト> 島々登山口に見当たらないのでネットで登山届と下山届けを提出。 → 山と自然ネットワーク コンパス(Compass) http://www.mt-compass.com/ <危険箇所> 南沢に架かる橋を渡る時、滑り落ない事 K1に登る急登、ロープも有り特に下りは慎重に! 「熊」目撃情報多数有り、要注意! 熊対策は必須! |
その他周辺情報 | <徳本小屋>http://www.geocities.jp/tokugogoya/index.html 定員30名で要予約 この日は20名程の泊まり客で、布団も一人一つでスペースも十分でした 1フロアの為男女混合。でも、予約制で事前に男女の人数が分かっているからでしょう、気を使った男女の配置でした。 自炊 :火は外で。食事は旧小屋のスペース (でも、小屋食事時間外なら食堂でもOKと言われる) 水 :宿泊者、テン場利用の人は無料 立ち寄りの人は1L200円 外にある洗面台の蛇口から(小屋内には無いので小屋泊の人もここを使う) トイレ:清潔に管理されています。中からと外からと入れる構造でした 立ち寄り:100円 更衣室:カーテンで仕切ったスペースを作ってくれてます テン場:15張位はOKかな。ほぼ平、土、場所によっては穂高連峰の展望有 金曜日は3張のみ 土曜日13時頃は7張 <登山後の温泉> 竜島温泉せせらぎの湯。 つるつるのお湯で気持ちいい!510円 http://www.ryushimaonsen.jp/ |
写真
感想
今回の山行は、前から行きたかった行程で、島々からクラシックルートを
歩き上高地へ。昔の人が歩いたオールドコースで島々登山口から出発!
登山口から二俣までは、今まさに紅葉が真っ盛りの中、林道を進み1時間25分。
島々谷川の清流と素晴らしい紅葉、まるで上高地みたい、上高地より赤い紅葉が
多いのでもっと綺麗に思えた!人は誰もいないのでチョー穴場、いるのは、
猿と熊ぐらいもったいない!
二俣で林道と別れ、細い登山道を南沢の渓流沿いに進み、何度も川を渡る。
この辺も紅葉は、素晴らしく、紅葉を眺めながらほぼ平坦な登山道を
飽きること無く進める。登山道は所々、災害のつめ跡が残っているが
きれいに修復されている。
出発して3時間20分、やっと岩魚留小屋に到着。ここは、現在営業していないが
座る所もあり休憩するには良い場所だ。又ここから徐々に高度を上げるので
ゆっくり休憩を取りたい所だ。岩魚留小屋から先は、何度も南沢を渡るが
少しおっかない手作りの丸太の橋や、所々穴の空いた橋、苔等で朽ち果てそうな
橋等が出迎えてくれる。更に登山道を進み、力水を過ぎた辺りから傾斜がキツくなり
今まで歩いて来た疲れと急登でバテバテになりながら徳本峠小屋に到着。
初日は5時間45分の山行でした。
徳本峠小屋は、改装したばかりで新しく、木の香りがして、とても綺麗だ!
又布団が羽毛でふわふわで暖かく、ぐっすり寝れた。
http://www.geocities.jp/tokugogoya/
2日目、本日も快晴、日の出前の5時50分徳本峠小屋を出発。目指すは、霞沢岳!
樹林帯の中の急登を進む。日の出が6時10分頃なのでそれまでになんとか視界が
開けた所に出たいので先を急いですすんだら、木々の隙間がポッカリ空いた所が
有りそこから八ヶ岳から登ってくるご来光を眺めた。あ〜良かった!
更に急登を進み出発して1時間、ジャンクションピークに到着。ここは、東側の
眺めが良く、雲海に浮かぶ八ヶ岳、浅間連峰、南アルプスや、遠くに富士山も
見えた。ジャンクションピークを過ぎてしばらく進むと南側の視界が開け
本日の目標霞沢岳とその後ろには、乗鞍岳、更に噴煙あげる御嶽山もハッキリ
見える。亡くなられた方のご冥福を祈り合掌しました。登山道は、小さな
アップダウンを繰り返し進み、又日陰は霜がビッシリ、小湿地も薄氷が張っていた。
見上げるとかなり上にK1があり、今から結構な角度で急登が始まるのが解る。
標高差約300mを一気に登りきるとK1に到着、ここまで来ると始めて360度の
大展望が広がり、目の前の穂高連峰が手に取れる様に近く感じた。又ここで先行の
おじさんが、すぐ下で熊に会いませんでしたか?と話しかけてきた、約20mの距離で
目が合いビックリ!したと興奮状態だった。昨日も南沢で熊を見たと言う話しを聞き
この周辺は、かなりの数の熊が生息しているみたいだ、熊ベルや笛は、必需品だね!
K1を過ぎ前方には、K2、霞沢岳とハッキリ視界に捉え歩けるが、結構な
アップダウンがあるのが良く解る。体力的にはツライが眺めが素晴らしいので疲れも吹っ飛ぶ。出発して約4時間、9時55分ようやく霞沢岳へ到着、長い道のりだった
天気が良いので大展望が広がり、西から目の前には、焼岳が近くに見え、
その後ろには、白山連峰、更に横には笠ヶ岳と穂高連峰、常念岳の山並み、
遠く浅間山の山並み、東側は八ヶ岳に南アルプスと中央アルプス、南側は、
御嶽山と乗鞍岳、どんだけ見えるだ〜素晴らしい眺めに大満足!でした。
山頂は狭いので混雑すると大変だがこの日は、1番のりだったのでゆっくり昼食を
取り10時45分徳本峠小屋に向けて出発。再びアップダウンを繰り返しながら
約3時間で徳本峠小屋へ戻って来た。アー疲れた!思ったよりアップダウンが
キツく、長い道のりだった。舐めたらアカン!又途中小屋や水場も無いので
夏場の午後は雷等要注意だと思った。徳本峠小屋でデポした荷物を回収して
上高地へ向けて出発。ここからは、快適に下っていき約1時間30分で明神池に
着いた。明神まで来ると、上高地観光の人達で賑わっていた。穂高神社奥宮で
参拝して、定番の河童橋を通り16時35分上高地バスターミナルに到着!
本日は10時間45分の山行だった。今回の山行は、2日共天気に恵まれ、
島々谷の鮮やかな紅葉や、大展望の霞沢岳等、大満足の山行でした。
又2日間で34キロの道のりでアップダウンも有り、それなりに体力も必要だ!
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