宮之浦岳 (淀川→白谷雲水峡) 〜原生林・奇岩・苔・・〜

2014年10月25日(土) 〜 2014年10月26日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 20.5km
• 登り: 1,197m
• 下り: 1,952m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:52
• 休憩: 1:33
• 合計: 9:25

6:20 淀川登山口
7:20 7:30 淀川小屋
9:10 9:10 小花之江河
9:20 9:35 花之江河
10:30 10:50 投石平
12:28 12:28 栗生岳
12:47 13:15 宮之浦岳
13:30 13:30 焼野三叉路
14:00 14:10 平石手前
14:50 15:00 坊主岩
15:45 新高塚小屋

2日目

• 山行: 7:21
• 休憩: 1:11
• 合計: 8:32

6:08 宿泊地
7:13 7:13 高塚小屋
7:21 7:36 縄文杉
9:25 9:37 ウィルソン株
10:07 10:22 大株歩道入口
11:18 11:25 三代杉
12:47 12:57 辻峠
13:28 13:40 ｘｘ姫の森
14:28 14:28 飛龍おとし
14:40 白谷広場

天候

10／25　晴れのち曇り
10／26　晴れのち曇り

コース状況／危険箇所等

危険箇所はほとんどなし（ロープが何カ所か）。
苔の生えた岩の斜面もあるが、花崗岩のためあまり滑らない(注意するに越したことはないが)。

写真

10/25 6:33

25日：淀川登山口はうす暗いなかを出発。いきなり、深い森の世界へ。

10/25 6:57

肌のうす茶色いヒメシャラはよく見かけた

10/25 7:17

途中から世界自然遺産地域へ入る

淀川小屋。

大木の上には小木がいくつも着生（とくにヤマグルマ）

高盤岳

10/25 8:54

山頂の奇岩：豆腐岩

大きな花崗岩上の展望台から、黒味岳

その右手

10/25 9:01

山頂の岩

小花之江河

歓迎のポーズか

数少ない紅葉（山中、鮮やかな紅葉はあまりなかった）

花之江河

ヤクシカが現れる〜あちこちでよく見た

まむし草の赤い実が印象的〜これまた、あちこちで

黒味岳山腹を巻く

苔が生えていても、花崗岩は滑りにくい

投石平の花崗岩台地

遠くに永田岳が見える

永田岳up

投石岳

ふりかえれば黒味岳

気持ちいい

中腹の秋景色

ツルリンドウ

10/25 11:12

この日一番の紅葉か

永田岳と宮之浦岳(右)のツーショット

宮之浦岳近づく

下はげんこつ岩

奇岩がつづく

栗生岳(奥に宮之浦岳山頂）

今にも落ちそうな・・・

ヤクシマササの中を進む

ふりむけば翁岳のトリオ(左はオバQ似)

栗生岳のトリオ

奇岩が続々

10/25 12:48

宮之浦岳山頂

ルートを振り返る

永田岳（は眺めるだけ）

岩の上の秋

高塚小屋方面への下山路。だいぶ雲が出てきた。

また樹林帯に入る

岩にしがみつく木の根

奇木

坊主岩

第2展望台や平石展望台はガスの中

新高塚小屋に着く。

10／26　まずは縄文杉をめざす

高塚小屋

穴は、試し切りの跡らしい。(用材として使えないと判断、切られずにすんだ）

そして

縄文杉。やはり、他の木とは迫力が違うが、

写真では伝わらない

このあとも、特色ある木々が続々

登山道から手でさわれる最大の屋久杉らしい

手をつなぎ合う夫婦杉

大王杉

朝日を受け、新緑のような

ウィルソン株

内部は広い

三代杉

三代杉の説明

トロッコ道へ出る（逆回りでは大株歩道入口）

ほぼ水平なトロッコ道を下る

「辻の岩屋」の大岩

10/26 12:41

根がびっしり

辻峠。（太鼓岩はパス）

「かみなりおんじ」と命名された

紅葉散る秋景色

〜白谷雲水峡〜

苔むす森　

七本杉

くぐり杉

白谷川を渡る

「飛流おとしの滝」

流れも緩やかになり、間もなく

白谷雲水峡登山口に到着

10/27 8:38

(ふろく1)　開聞岳（薩摩富士）

10/24 14:18

(ふろく2)　桜島

撮影機器：

D90 ニコン

感想

kikutoyo

ふだん歩いている本州の山々とは違うなあと実感。なるほどこれが世界遺産か、洋上のアルプスとは確かに。同じく百名山の島とはいっても、利尻とも違うし、それぞれに個性がある。
　雨と台風を心配したが、雨の多くない時期でもあり、2日とも晴れ間が多く、下りで小雨にあった程度。とはいっても、すぐ近くのふもとでは、一時的にせよ強い雨が降ったというから、運もよかったのだろう。
　山中一泊するには、今回の行程が無難だったが、欲を言えば、黒味岳か永田岳へも登ってみたかった。縄文杉はやはり他とは違う迫力・オーラがあったが、展望デッキからは斜めの位置になってしまうのは残念。また、このコース順では、先に真打ちを見てしまい、そのあとに次々と名のある屋久杉が出てきたが、縄文杉のすごさを味わうなら、逆順の方がよいだろう。
　それにしても、原生林の屋久杉に加え、大きな岩があちこちにあふれ、白谷雲水峡の苔むす様や不意に姿を見せるヤクシカやサルなど、あちらこちらに新たなものが現れ、感動の続く2日間だった。