真砂沢

2023年04月28日(金) [日帰り]

• GPS: 08:24
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,812m
• 下り: 1,764m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:06
• 休憩: 2:17
• 合計: 8:23

5:02 雷鳥荘
5:04 5:05 雷鳥沢キャンプ場
5:14 5:16 浄土橋
6:46 6:55 剱御前小舎
7:28 7:58 別山南峰
8:22 8:41 剱沢出合
9:04 9:04 長次郎谷出合
9:22 9:35 平蔵谷出合
10:31 10:31 剱澤小屋
10:39 11:03 剱沢キャンプ場
11:47 11:55 剱御前小舎
12:01 12:12 浄土橋
12:18 12:18 雷鳥沢キャンプ場
12:34 12:54 雷鳥荘
13:12 13:12 みくりが池温泉
13:16 13:16 みくりが池
13:25 室堂

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

4/27扇沢無料駐車場
0時30分ごろで4割ほど

コース状況／危険箇所等

朝の雷鳥坂の急斜面は雪が固く、アイゼンシートラで登高した。雪は剱御前小舎までつながっている。
剱御前小舎から別山の登りはところどころ夏道が出ている
真砂沢は沢割れなし。
剱沢も危険箇所なし。

写真

4/28 6:04

朝の奥大日

4/28 6:54

朝靄の剱岳

4/28 8:12

真砂沢上部を見渡す

4/28 8:12

真砂沢下部

4/28 8:19

沢が狭くなってくる

4/28 8:47

剱沢登り返しスタート

4/28 8:47

荒々しい景色が続く

4/28 8:57

別山沢、ここも滑ってみたい

4/28 9:27

長次郎谷、明治期初登頂のルート

4/28 9:59

武蔵谷を過ぎると一面雪景色

4/28 11:54

剱御前から室堂方面

撮影機器：

D3300 ニコン

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 バラクラバ ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 無線 時計 ゴーグル サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール スクレーパー クトー 行動食 カラビナ スリング アイゼン

備考

雷鳥荘 05:00 → 05:10 雷鳥沢野営場 → 05:14 雷鳥沢 → 07:14 剱御前小舎07:34 → 08:06 別山南峰08:26 → 09:26 真砂沢ロッジ09:56 → 11:05 平蔵谷出合 → 12:22 剱沢小屋 → 12:34 剱沢キャンプ場 → 13:24 剱御前小舎13:44 → 14:34 雷鳥荘15:04 → 15:23 みくりが池 → 15:34 室堂 (下山)
コースタイム0.9

感想

upthebracket

滑りたいと思っていた真砂沢。休みと天候が合い、機会が巡ってきた。

5時に雷鳥荘を出発。空は薄明るい。
まずはキャンプ場までの斜面を滑る。滑り出しは良い雪だったがすぐにガリガリになった。

キャンプ場の脇を抜け、浄土橋のところから登り始め。浄土橋あたりは去年より雪が多い気がする。
春の早朝だけあって雪は固い。クランポンを使い登っていくが、滑りそうで怖い感じ。急斜面あたりでブーツアイゼン＋シートラに変更。別山までアイゼン登高であった。
アイゼン登高は雪によく噛み、難なく登っていけた。朝日に照らされる奥大日が印象的だった。
稜線に出たあたりから風が出てきた。

予定通りに剱御前小舎に到着。朝靄に浮かぶ剱岳がとても美しく、迫力があった。
別山まではところどころ雪が切れて、夏道が出ている。早朝の立山の景色を楽しみながら、難所もなく淡々と進んでいく。
別山南峰に到着しすると、後立山連峰や朝の立山の景色が綺麗だった。

別山南峰からいよいよドロップ。滑り出しがノールになっていて怖い、恐る恐る滑っていく。途中で斜度が緩いライダーズライトにトラバースしたが、フォールラインに落としても大丈夫だったみたいだ。
右にトラバースし、真砂岳とのコルに近いあたりから昨日の良い雪がまだ残っていた、最高。
沢に入ってからも良い雪があり、またパイプ状の斜面が楽しかった。

真砂沢は広くどこまでも続いていく感じ。適度な斜度で快適に滑れる斜面が続いていた。雪もよくとても楽しめた。
下部に行くに従って細くなってくる。剱沢出合手前のゴルジュっぽい箇所は日陰になっていて雪が固かった。沢割れも無く、デブリも少なく、滑り易かった。
ゴルジュを抜けると開けて剱沢と合流する。

剱沢に着き小休止して登り返しスタート。出だしは快晴無風で暑い、荒々しい景色の中を登っていく。
長次郎谷を過ぎ、平蔵谷出合あたりから風がでてきて涼しくなってきた。
武蔵谷出合あたりから荒々しい岩山といった雰囲気から、一面雪の景色に変わっていった。
剱沢キャンプ場あたりから、滑走者に出くわすようになってくる、なかなか気持ち良さそうである。
剱御前小舎まで標高差1000mの登りだったが、壮大な地形の景色を眺めながらの登りとなり、厭きることは無かった。

剱御前小舎に到着し、そのまま雷鳥沢を滑走。快晴高温南斜面で案の定ストップ雪。板にまとわりつく感じの雪で疲れた。
浄土橋から雷鳥荘に登り返して荷物を回収。
雷鳥荘から室堂まで歩いて、1泊2日の山旅を終えた。

真砂沢滑走も剱沢の登りも、どれも印象深い経験であり、思い出深い1日となった。
再び訪れたいと思う場所である。

2日間とも良い雪良い天気に恵まれ、行きたかった斜面もすべることができ、とても充実した山旅となった。立山山滑りは面白い。又泊りで訪れたいものである。