甲斐駒ヶ岳 〜七色の虹が架かった日向八丁尾根を行く〜


- GPS
- 12:52
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,878m
- 下り
- 2,872m
コースタイム
- 山行
- 11:58
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 12:45
5:18 矢立石登山口
6:17 日向山
6:29 雁ヶ原
7:35 駒岩
8:42 大岩山
10:51 烏帽子岳
11:14 三ッ頭
11:37 六合石室
12:54 甲斐駒ヶ岳
13:44 八合目御来迎場
14:11 七丈小屋
14:41 屏風小屋跡
14:49 五合目小屋跡
15:29 刀利天狗
15:38 刃渡り
16:18 笹の平分岐
天候 | 晴れ→雪、あられ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道韮崎ICより30分前後。最終コンビニはローソン。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場から日向山 問題のないハイキングコースです。 ・日向山から鞍掛山 踏み跡、リボンともに明瞭です。 大岩山への登りより傾斜がきつく感じました。 ・鞍掛山から大岩山 ここも踏み跡、リボンともに明瞭です。 ・大岩山から烏帽子岳 大岩山からの下りは鎖、ハシゴが整備されています。 かなり急なので注意が必要です。 烏帽子岳への尾根への登りで去年の私の他にもルートミスのレコを見ました。 木のテープを良く見れば問題ないはずです。 ・烏帽子岳から三つ頭分岐 烏帽子岳前後は、岩稜歩きです。高度感もあるので注意です。 ・分岐から甲斐駒ヶ岳 山頂直下付近、右に巻く辺りは転落に注意です。 また雪がつき始めているので、凍結によるスリップの注意が必要です。 山頂からの黒戸尾根の下りも同様に凍結注意です。 ・甲斐駒ヶ岳から駐車場(黒戸尾根) 七丈小屋から刃渡りまでは言わずと知れたアスレチックコースです。 その後はほぼ下りのみなので、膝への負担を掛けすぎると痛みやすくなります。 |
その他周辺情報 | 登山後の温泉は、べるがの湯は18時まで。鵡川の湯は21時まで820円。 なぜか、鵡川の湯に向かう道中、急に早く帰宅したくなり自宅にて入浴しました。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
先週に続いて大好きな山シリーズで、甲斐駒ヶ岳へ行って来ました。
前日の仕事のプチトラブルで自宅の出発が遅れるも、双葉SAで3時間の仮眠をとり、尾白渓谷駐車場へ向かう。
七丈小屋の主の車を除けば、駐車している車は3台でした。
ほぼ一年ぶりの甲斐駒への長い道へワクワクしながらスタートする。
日向山への登りで、あー去年はこのあたりで獣臭との大接近戦したなあなど思いながら登る。
だんだん山頂が近づき、白砂のビーチ日向山に到着。
凛とした空気の中、振り返れば見事な八ヶ岳!
天気予報とおりの快晴の予感です。
去年よりも体重3キロ近く落とした身体で2回目の日向八丁尾根にいざ!
鞍掛山、大岩山と登り〜下り〜を繰り返し、大岩山の先の鎖場で急降下します。
そして烏帽子岳への道が始まる。
私は去年、尾根に乗る付近の道でロストし、藪漕ぎでルートに復帰したので慎重にテープを追って進む。
いったいどこで間違えたのかもわからないくらいに、いつのまにか尾根に乗っていた。
烏帽子岳へは2回ほど偽ピークっぽいのにうんざりさせられながら到着。
甲斐駒方面を見ると、朝の青空が嘘のように、怪しげな雨雲が覆いかかってきている。
十分に青空を今まで満喫したので曇りは仕方ないだろうと、三つ頭の分岐で昼食を済ませて山頂を目指す。
曇りなら仕方ない、そう雪が降るなんて聞いてないよ〜!
粉雪、雪、あられっぽいから雨に変わり、そろそろレインウエアを着ようかと思った矢先にやんで曇り空から青空へ。
ガスがかかる鋸岳が幻想的だなと思っていると、なんと虹が架かり始めている。
ものの数分間で見事な七色の虹が歩いてきた日向八丁尾根に架かった!!
なんだろう。
ただただ1人、ほとばしる感情を抑えられずに感動した。
興奮のためにペースが乱れたのか息があがり、近くに見える甲斐駒が非常に遠く感じるも、山頂直下の雪のついた箇所を慎重に進んで、無事に山頂に到着しました。
誰もいない、何も見えない。
そそくさと下山開始です。定番の場所で、定番の写真を撮って、うっすら雪のついた岩場にへっぴり腰になりながら八合目御来迎場に到着。
時計を見てコースタイムと一緒なのに驚くも、そのあとはいつもの下りのペースに無事に戻せました。
この長いコースで少しだけ去年より成長したのかな?
少しは9月からのトレーニングは効いているのかな?
そんなことを冬のロードシーズンに想い馳せる。
おしまい。
コメント
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garnet0823さん、こんばんは。
虹の写真凄いですね!!!
私もおもわず『おぉ〜』と声が漏れました。
中々あの景色には出会えないですよ〜
garnet0823さん普段の行いがいいんでしょうね
それにしても前回も思ったのですがこのコースをよく日帰りで歩けますね
garnet0823さん おはようございます
お疲れ様でした
これはまた最高のいい写真が撮れて羨ましい限りです
私も最近は林家パーコのように写真撮りマクリなのでこんなに素敵な虹に出逢ったらテンションマックスです
ふと思いましたが、水曜日の八ヶ岳も一瞬ガスか雪かわからないものが横岳中心にガーっとかかってましたが、それが数分でまたあっという間に戻ったんですよ
他の方のレコを見ましたが、八もやはり虹がかかっていました
南アも同じような現象でそれから虹がかかったようですね
garnet0823さん、足が速いですね
私も来年ロングに挑戦したいな
Johnnnyさん、おはようございます。
今年も高山の締めくくりとして、甲斐駒に行って来ました。
このコースはテン泊で登るとしたら、それこそゴツイ疲れ方をしそう…。
日の長い時期の日帰りが良いのでしょうが、汗かきの私は涼しい時期でないと何リットル持てばいいのやらと。
粉雪後の虹!
初めて見たブロッケン、初めて見た雷鳥よりも感動しました〜。
やっぱり山が好きです。
ランの練習ももっともっとしないとですが…
普段の行い… 良くするように心がけてはいますがうーん…
takaneponさん、おはようございます。
あの虹を見たら、パー子ばりに写真を撮りまくること間違いないと思います(笑)
私は1人で感動して呼吸が荒くなり、甲斐駒直下で唯一お会いした2人組の男性と挨拶を交わすことしかできませんでした。
2人もきっと虹を見たでしょう。
雨雲?雪雲は急速に八ヶ岳方面に動いて行きました。
takaneponさんが見たガスかかる八ヶ岳の雲は、おそらくその雲でしょうね!
それにしてもtakaneponさんの八ヶ岳のレコ素晴らしいのが多く、見ていてこちらも登った気分になりましたよ〜♪
足…。ロードでの走力を昔に戻せるように、四苦八苦のトレーニング中です(笑)
厳冬期の八ヶ岳を勝手に楽しみにしています。
虹〜!凄いですね!
こんな虹山で見てみたい!
こんなの見たら1ヶ月はご機嫌に過ごせそうです。
目線よりも下に見えるってなかなかないですよねっ。
去年に続き今年もこのルートトライされたんですね。
私も歩けるかなぁ。
今回は熊は近くに居なさそうでなによりでした
また甲斐駒登りたくなりましたー
ashinuさん、こんにちは!
もう虹はヤバいも何も言葉にならない景色でした♪
そんなパワーが漲れば、ランの練習も順調です。
黒戸尾根いいペースで行けたashinuさんなら、天気、体調揃えば行ける気がしますよ!だって黒法師にも挑んだわけだし!
先週の鳳凰山の帰りに桃の木温泉行きましたよ〜。最高でした!
あっ、熊は今回は近くにいる気配はなかったです。良かったです。
こんにちは
八丁尾根に架かる七色の虹の写真に見惚れちゃいました
素晴らしい景色との出会い…
一生懸命登った神様からのご褒美ですねo(^o^)o
黒戸尾根〜日向八丁尾根は歩いてみたいコースなのです。
七丈小屋か六合石室に幕営してとなりますが
体力勝負になりそうですね
レコ見たらますます歩きたくなっちゃいました
823さん、こんばんはです。
虹が色濃くなる瞬間、もう気がおかしくなりそうな興奮状態でした(笑)
2014年ベスト山行かもしれません。毎回の山で思ってるけど…。
テン泊で八丁尾根からあがり、石室で幕営となると水場が10分ほど、黒戸尾根からあがり、七丈小屋で幕営なら水場は困りませんが、大岩山の200mのハシゴ&鎖場を登らなければならず…(;_;)/~~~
それでもラスカルを連れてのグルメレコを期待しちゃいます♪(笑)
自分にもう少し自信があればすれ違えましたね
garnet0823 さんのレコ!
参考にさせていただき
来年こそは
こんばんは。
コメントありがとうございます。
去年初めて歩いて、一年に一回の病み付きルートになりそうです!
ぜひ来年グル〜ッと周回してくださいませ。
少しでも参考になれば幸いです。
garnet0823さん、こんばんは
超遅コメ失礼いたします…
虹がスゴイですね〜!
虹を見る事があっても、ごく一部しか見えないことがほとんどなので、山の上から、こんなにまあるくクッキリと見える虹を見られるなんてラッキーですね
DuckyMomoさん、こんばんは〜。
虹の数分間でのクッキリ度の変化は、驚くばかりでした!
その驚き加減は、アルバム『stay』を引っ提げての全国ライブハウスツアーの仙台公演で、ゆりっぺが、ポニーテールじゃなく髪を下ろして現れた時っ!
あれは衝撃的だった。ってわかりづらい?
明日は、オカルト登山となった阿弥陀岳を再訪します!
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