四国山地横断トレイル(西)

2023年04月27日(木) 〜 2023年04月30日(日)

• GPS: 80:00
• 距離: 114km
• 登り: 9,178m
• 下り: 9,424m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:26
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:26

14:44 西之川
16:10 成就社

2日目

• 山行: 8:38
• 休憩: 2:34
• 合計: 11:12

4:18 成就社
4:24 4:24 八丁坂
4:31 4:31 八丁のコル
4:56 4:59 前社が森
5:08 5:09 夜明峠
5:14 5:18 一ノ鎖（下）
5:22 5:31 二の鎖下
5:32 5:36 二ノ森・面河渓方面分岐
5:37 5:41 三ノ鎖（下）
5:41 5:45 石鎚山・弥山
5:49 5:56 石鎚山
6:01 6:12 石鎚山・弥山
6:13 6:17 三ノ鎖（下）
6:17 6:20 二ノ森・面河渓方面分岐
6:22 6:26 二の鎖下
6:41 6:41 東稜分岐
6:59 6:59 第一ベンチ
7:19 7:35 土小屋
8:14 8:16 よさこい峠
8:33 8:33 伊吹山
8:44 8:49 シラサ峠
8:52 8:57 シラサ避難小屋
9:00 9:05 シラサ峠
9:30 9:31 子持権現山
9:43 9:49 瓶ヶ森登山口
10:02 10:04 瓶ヶ森避難小屋
10:06 10:06 瓶ヶ森ヒュッテ跡分岐
10:18 10:23 瓶ヶ森
10:34 10:48 吉野川源流の碑
11:34 11:36 自念子ノ頭
11:49 11:54 東黒森登山口
12:05 12:08 東黒森
12:15 12:16 鞍部分岐
12:31 12:32 伊予富士
12:43 12:43 鞍部
12:55 12:57 鷹ノ巣尾根分岐
13:11 13:21 桑瀬峠
13:53 13:55 寒風山（西峰）
13:59 14:02 寒風山
14:57 15:03 笹ヶ峰
15:30 丸山荘

3日目

• 山行: 11:12
• 休憩: 1:11
• 合計: 12:23

4:17 丸山荘
4:59 5:02 笹ヶ峰
5:26 5:26 ちち山分岐
5:54 5:55 ちち山分れ
6:43 6:45 冠山
7:17 7:19 平家平
7:39 7:39 巡視路分岐
8:07 8:32 三ツ森峠
8:59 9:00 三ツ森山
10:06 10:06 鉄塔広場
10:47 10:47 県境分岐
11:18 11:43 大田尾越
12:44 12:53 東光森山
13:39 13:40 別子山
15:07 15:09 大野山
15:47 15:47 滑車台跡
16:06 16:06 野地峰
16:40 宿泊地

4日目

• 山行: 17:27
• 休憩: 0:51
• 合計: 18:18

4:26 宿泊地
5:19 5:28 野地峰
7:53 8:23 大土岐山(天狗)
9:00 9:00 兵庫山
10:50 10:50 玉取山
12:30 12:31 大森山
12:52 12:52 佐々連尾山
13:03 13:03 尾根取付
16:34 16:34 カガマシ山
17:32 17:34 杤尾山
18:38 18:38 笹ヶ峰
18:42 18:51 笹ヶ峰峠
22:44 ゴール地点

天候

27日快晴　28日快晴　29日雨終日強風　30日くもりのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

新宿バスタ2215ー千栄交通ー大阪梅田0700
大阪梅田0800ーいしづちライナーー伊予西条駅1300
伊予西条駅BT1337ー瀬戸内バスー西ノ川BS1431

コース状況／危険箇所等

西ノ川BS〜丸山荘…とても良好。

丸山荘〜東光森山…良好。東光森山への登りはかなり急。

東光森山〜野地峰…道はしっかりしているけれどアップダウンが多くてタフなコース。道標はある。風雨を避けるために使った大川村白滝へ下る道はとても良好。

野地峰〜猿田峠…難路。黒岩山までは問題なし。そこから先は不明瞭な箇所が増える。下川峠手前あたりから背丈を越える笹薮の道で。大土岐山山頂まで続く。倒木が
周囲の笹を巻き込んで登山道を覆いかぶさっていて通過するのが困難。這いつくばって下を潜り抜けるところも。山頂から北側の道はだいぶまともになる。
兵庫山から玉取山までの岩場が点在する稜線も通過に手間取る。テープ類もあったり無かったりで分かりにくく。突き出た灌木・倒木もやっかい。

猿田峠〜中川峠…とても良好。大森山への登りは急だけれど好整備。そこから佐々連尾山への道は快適な道。

中川峠〜笹ヶ峰…難路。峠からカガマシ山までは道不明瞭。獣道にしか見えない。橡尾山から笹ヶ峰への下りも大土岐山に劣らない激ヤブ。あと急な崖。岩場の通過方法が分からず苦労する。テープも少ない。県道トンネル上部あたりからは普通の道になる。

笹ヶ峰〜道の駅大歩危…林道出合までが登山道。良好。テープも多く歩きやすい道。
林道＋県道でロード13キロ。

その他周辺情報

初日宿泊地…石鎚山中宮成就社前　常住屋白石旅館支店（夕朝食付き）
風呂あり。朝食は六時から。早出の場合は弁当に変更してもらえる。

丸山荘…営業小屋としては休業中。野営場としては開放している。￥５００。避難スペースとして一部小屋内使用可。

使用した水場…石鎚山山頂・土小屋分岐。シラサ峠避難小屋。瓶ヶ森避難小屋。丸山荘。野地峰大川村方面に下ったところ。中川峠南。林道出会いのすぐ下。

写真

大型連休の冒険。高速バスから高速バスに乗り継いで久しぶりの四国へ。さらに路線バスで一時間。家出たのは前日の20時…尻が痛い。

西ノ川登山口から。

廃集落を抜けると歩きやすい道。

すぐ着いた。今日のお宿の白石旅館。

成就社で安全祈願。奥に石鎚山。風呂入って山菜料理食べて明日にそなえる。

アトラクションはスルーで。

夜明けに山頂。

記念に西日本最高峰。

こんな天気が続けばいいのに…

瓶ヶ森林道に沿って登ったり巻いたりする。

シラサ峠の避難小屋。ストーブあり。

氷見二千石原から。一面の笹原。

瓶ヶ森から石鎚方面。風が強い。

吉野川源流碑。西黒森はしんどそうなのでパス。

後半戦。ジネンゴノ頭から。

伊予富士。山頂はハイカー多数。

ガッツリ下ってトンネル上の桑瀬峠。ここからまたハシゴのある急登。

寒風山。

最後は穏やかな道。

笹ヶ峰。風が強いので晴れていても寒い。

丸山荘で幕営。山小屋としては休業中だけれど管理はされている。トイレにも紙がある。もみじ谷ルートは凍結注意の張り紙があった。翌日は同じ道をたどることに。

試練の一日。朝から強風と雨。土砂降りにならなかったのが唯一の救い。道はしっかりしているので迷うことは無い。

赤石山脈との分岐点。平家平方面へ。

冠山。

このあたりが一番風が強かった。一面笹原の平坦地。落雷とかあったら相当怖い場所。さっさと通過。

このあたりはツツジがきれい。

大田尾峠からの登りは強烈。登っている最中の8人くらいのパーティーとすれ違った。ここからの道のりがアップダウンが苦しかった。

大野山。別子山はいつ通過したか分からなかった。

野地峰。風雨は収まらず。予定では猿田峠まで行くはずだったけれどどう考えても無理な時間。かといって稜線上で一泊する勇気もないので諦めて高知県側にいったん下山。

山村公園に大きなトイレあり。今日はここまで。

3日目。まだ風は残っているけれど、雨は止んだ。予報でも回復傾向。昨日の遅れを取り戻す。

ここまでは普通の登山道。

下川峠付近。このあたりから激ヤブ区間。

山頂への登り。急登・激ヤブ。這いつくばって登る。気づいたらクマ鈴がどっかいってた。

道は地獄だけれど。景色がいい矛盾。

山頂手前の岩場からの景色。

兵庫山。この先の岩場と灌木が連続するところでカッパを破いてしまう。道もわかりにくくなかなか前に進めない。

猿田峠。ここまでで半日かかっている。

大森山への急登を過ぎれば穏やかな稜線。整備状況もよく登山者も多かった。

中川峠への道もとても良好。

中川峠からの登りは不明瞭。どれも獣道にしか見えないし、あるのは鹿の糞だけ。GPSだよりに歩く。

とちお山ここの分岐もわかりにくい。

ここの笹薮もかなり困難。道そのものが分からないところもあって無理やり突破。

こんな感じの地形が何か所かあってこれもどこ通ればいいか迷う。テープも見当たらない。

旧土佐北街道の峠。ここで日没。この先が歩きやすい道で助かった。

林道との合流点。ここから先はロード13キロ。道の駅に着いたのは23時近くになった。明日の計画を大きく変えることになってしまった。

感想

kouzin001

石鎚山（成就社）〜大歩危〜剣山（見ノ越）まで5日間で歩けると思っていたのだけれど実力不足だった。
このあとの計画では大歩危のスーパーか3キロ北のコンビニで補給したあと5月1日西祖谷から入山。京柱峠経由でお亀岩避難小屋泊予定だったけれど、出発時刻が朝の3時は無理だった。
29日に笹ヶ峰から猿田峠まで行ければとは思うけれども天気関係なしに歩けるとは思えないのでやっぱり力不足。もっと長く、強く歩けるようにしないと。

　山の感想としては石鎚山に登ったのは12年ぶり。あのときは遍路の途中で横峰寺から下りて今宮参道経由で登ったけれどいろいろ必死で景色どころではなかった。今回（初日だけは）余裕をもって歩けたのは良かった。天気も良かったし。

最後に四国山地中央部に関してはヤマレコの山行記録。特にtoshi2924さんの詳細な記録を参考とさせていただきました。

祖谷・剣山地は翌日からバスで移動した後東祖谷から入山したので別の記録で。