青森ロングライド785km


- GPS
- 41:16
- 距離
- 785km
- 登り
- 4,358m
- 下り
- 4,352m
コースタイム
- 山行
- 15:07
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 16:08
- 山行
- 14:37
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 14:37
- 山行
- 9:21
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 10:29
天候 | 3日とも晴れ 新潟県:火打峠5℃ 秋田県:小阿仁3℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
🚄新青森[13:16]→大宮[16:07] |
その他周辺情報 | #【宿泊】新潟市中央区 本田旅館(3500円) #【宿泊】秋田市 ビジネス旅館小野(4800円) #コンビニ頼りのロングライド。無しでは成立しません。 #24時間営業のすき家、朝9時からオープンのガストも助かった。 #決済はほぼSuica。新潟市ラーメン屋(たごさく)、自販機2回は現金。 |
写真
装備
個人装備 |
持っていって良かった装備
・サングラス(調光レンズ・夜間も利用可)
・ヘルメットシールド(糸魚川ロングで目が充血していたため)
・レンズクリーナー(シールドとサングラス用)
・レッグウォーマー(碓氷峠の教訓)
・ガーニーグー(股擦れ用)
・ロキソニンテープ(現地購入)
・オロナイン
・クリートカバー
・着替え(Tシャツ・短パン・靴下)
・替えのタイヤチューブ×2(未使用)
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感想
◆初日(〜新潟市)
糸魚川290kmでロングライドを初体験。装備の課題や自分の体力に対して事前に確認ができたことはとても良かった。
そして中1日で青森ロングライド。初日が一番きつく三国峠越えの330km、余裕を持つため23時発。自宅からヘルシーロード、利根川とサイクリングロードを繋いで北上。2時間もするとひざ裏の腱に痛みが走りたまらず休憩。糸魚川ライドの時はなんともなかったが疲労が溜まっていたのだろう。ストレッチして再スタートするとより痛む…伸ばす動作がよく無いのか。早々にDNFが頭によぎる。ポジションを変えたり、ペダリングを変えたり誤魔化しながらなんとか進む。道は渋川市までサイクリングロードが続いて快適。そろそろ電車が動く時間なのでリタイヤするかと、マイナス思考が頭の中をぐるぐる。
沼田市内入ると朝焼けの谷川連邦に元気をもらう、止まる余裕なく写真撮れず。ここまで来たので三国峠を目指してみる。ダンシングすると痛いのでシッティングオンリーのヒルクライム。激坂では無いのでゆるゆるローギアマイペースで。平標への通い慣れた三国街道だが、自転車だとまた景色が違って見える。
なんとか三国峠たどりつき、湯沢へ極寒ダウンヒル、火打峠の温度計は5℃。日差しはあるのでマシな方。日差し浴びるとポジティブになってくるのが良い、痛みに耐えてもう少し行ってみよう。苗場スキー場は雪ゼロで、かぐらスキー場は大行列。下り坂斜面が続き足に優しい。小出IC近くのドラッグストアに立ち寄り、ロキソニンテープを買ってみる。しばらく走ると痛みがかなり和らぎ、行ける気になってきた。痛み止めが引いた後が怖いが。長岡市街地抜けて弥彦村へ。少し先の道の駅SORAIRO国上に立ち寄り。新しいおしゃれな道の駅、ランチで新潟ソウルフードタレカツ、胃腸は快調でペロリ。その後海岸線を走って新潟市中心部へ。西風が追い風となり助けられた。予約した旅館へ到着。
旅館ではおかみさんに手厚く歓迎され、埼玉から自転車できたというととても喜んでくれた。近くの食事処を紹介してもらい満腹。早々にお風呂の支度もしてもらいさっぱり。そのまま就寝。
◆2日目(〜秋田市)
膝裏の痛みは相変わらず。悪化して走れないことは無いので予定通り出発。新潟市街地抜けて北上、北西風がそこそこあり向かい風。村上市内は雨が降った跡あり。海岸線でる前のコンビニで補給、海岸線出るとやはり向かい風。強さはないが、跳ね返すパワーが出ない。粟島と日本海の荒波を横目に試練の海岸線ロード。ロキソニンテープは24時間効果持続と書いてあったので、昨日の入浴後から張りっぱなしだったが張り直してみる。と効果ありか痛みがやわらぐ。長い長い新潟県の向かい風海岸線が終わり山形県鼠ケ関。県境のコンビニに入り朝からミートソース大盛り+唐揚げくんをペロリ。今回から背中にスティックパンを差し込み、定期的に食べるスタイルに、なるべくコンビニの回数を減らす。鶴岡市の由良漁港、ちょうど朝の通学時間帯なのでママチャリ中学生とすれ違い、すると「おはようございます」と挨拶された気がした。聞き間違いかと思ったが次にすれ違った中学生にも挨拶されたのでこちらも元気に挨拶!声かけすることが逆に事件になるなんてことも聞くのでカルチャーショック。その先の加茂水族館からは鳥海山!はるばる来たことを実感。酒田市入って10時前だがガスト営業中だったので早めのランチ、ガッツリ唐揚げでお腹を満たす。象潟道の駅に立ち寄り、3月に来た時と同じ場所で記念撮影。由利本荘すぎてようやくゴールが見えてくる。秋田市中心部手前で、右足の痛みが限界で目の前の坂が登れずストップ。ロキソニン貼り直し道端で長めの休憩。恐る恐る走るがズキズキ痛む…左足頼みの涙目でノロノロ坂を登る。20〜30分経つとロキソニン効果か痛みが和らぐ。秋田港道の駅に立ち寄り本日の宿へ到着。
お風呂は夕方からなのでシャワーだけ浴びて夕食へ出かける。近くにあったCoCo壱に入りとんかつカレー400g。宿戻って就寝、国道7号沿いの宿のため車両走行音がかなりうるさい…耳栓して就寝。
◆3日目(〜青森市)
なんとか最終日にたどり着いた。外は寒い10℃以下。足が痛く出力上げて体温上げられないのが辛い。右膝痛に続き、左膝の同じ箇所が痛む…。両足にNEWロキソニンテープを貼り出発するが、昨日までのように鎮痛効果が現れない。国道7号ではなく、最短距離の国道285号で行くが、想定外のアップダウンと極寒で涙目というか涙。気温は3℃と出ていた。小阿仁村の中心部でようやくコンビニ、暖かい楽園。無駄に店内をうろうろ物色して時間稼ぎ。昨日の朝パスタが良かったので、汁系と悩んだがパスタ。イートインスペース無く、寒い外で食べたくないので、数百メートル先の道の駅へ片手パスタに片手運転で向かう。道路案内などの室内が開放されているかと思いきや、トイレしか開いていない。トイレの中は暖房効いていて暖かい…やむなしゴメンなさいで多機能トイレ内で朝パスタ。人生初めてのトイレ飯を体験。夜が明けてくる、あたりは霧でヘルメットのシールドに水滴付く。極寒地帯は桜が満開だった。北秋田市入ってコンビニ、休憩入れないと身体がもたない。暖かいコーンスープを缶コーヒー。大館市はいって、両膝が悲鳴を上げているのですき家INで長めの休憩。朝定食+効果が感じられないロキソニンテープの張り替え。朝からすき家大盛況でテーブル席はほぼ地元のおじちゃんおばちゃんで埋まっている。お会計で立ち上がるとビンディングシューズがツルッと滑って派手に転倒、足痛のせいで両足に力が入っていなかったのだろう。みんなに心配されるがどこも怪我なく無事。少し走ると県境峠越えの登り道。ようやくロキソニン効果が出始めたのと、風向きが南風で追い風に。ヒルクライムだが調子良く進み、県境矢立峠。ダウンヒルは快調、大鰐温泉越えて弘前市内へ。右手に岩木山の独立峰が現れ感動・涙、色々な気持ちが吹き飛んで元気もらえた。未踏の百名山、再訪誓い今日は弘前城まで。弘前城周辺は観光客たくさん、車もたくさん。弘前城越しの岩木山の写真が撮れたら…と思ったけど外からお城見えず。桜は葉桜全開でだいぶ前に見頃は過ぎたよう。国道7号線でラスト青森市まで35km。ここからも追い風で気持ちよくスピードに乗る。7号線の反対車線は行楽地へ向かう車で大渋滞、GW後半初日で好天ですから。下り坂も手伝ってあっという間に青森市街地。ゴールは青い海公園と決めていたのでJR青森駅の先まで。アスパムのA型建物が目印、青い海公園に着きゴール!ベイブリッジ渡り青森駅前通って新青森駅まで流してサイクリング終了。
新幹線の時間を調べると35分後、輪行袋へ収納は2日前に練習済みのため問題なし。えきねっとアプリに接続できず、券売機でチケット購入。改札内で駅弁とお土産(定番:ラグノオりんごスティック)を購入し、トレイでサイクルウェア全身着替えると、新幹線発車3分前。慌ててホームへ行って乗車。駅弁を食べると満たされた感で寝落ち。新青森から3時間かからず大宮着、16:30には帰宅。チャリ全力3日間の行程がわずか3時間ちょい、、、この落差が良い。最中はもう2度とこんな辛い旅はしない、とずっと思っていたがどうだろう。次のロングライドはいつになるだろうか。
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