清八山-本社ヶ丸
- GPS
- 06:40
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,167m
- 下り
- 1,149m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:38
9:45 追分バス停
10:53 清八山、本社ヶ丸登山口
11:58 清八山
12:29 清八峠
12:56 本社ヶ丸
14:01 石切山
14:19 新道分岐
14:34 角研山
15:23 庭洞丸
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 日中暖かくなると霜柱が溶けて滑りやすい箇所があります。 落葉が深く道が解りにくい箇所があります。 |
写真
感想
久しぶりの快晴。ようやく冬型の気圧配置ですね。
シベリア寒気がやっと南下してきた気がしますが、今年は本当に気候が変ですね。
富士の冠雪も例年に比べて間違いなく少ないですし、南アルプスの雪も僅かです。
待ちに待った晩秋の冬型気圧。低山シーズンの開幕ですね。
紅葉前線の南下は些か早い気もしますが、平野部は概ね例年通りでしょう。
今年はとにかく冷え込みが一気に来たので、紅葉の色付きは格別ですね。
さて紅葉を楽しめる低山となると、これまた定番の山しか思い付きませんが、
ふと「カラマツ」を思い出しました。
カラマツの林を出でて……なんて詩も頭をよぎり、
武甲山や秩父の山を思い出しましたが、
いやいや都留にもあったような……??
あ!! と思い付き、即座に予定を立てました。
本社ヶ丸。
大好きな山の一つですが、一度しか登ったことがありません。
清八山は山頂を通過していながら気付かずに通り過ぎ。
思い出しがてら、富岳の絶景を眺めようと、向かうことにしました。
急激な冷え込みの中。
むしろ登山に最適な気温は、汗っかきの私にはとてもありがたいですね。
穏やかな風も心地よく、疲れ以外の苦痛は全く感じませんでした。
紅葉の具合は申し分なく素晴らしいです。
ここ数年では一番の色付きでしょう。
山吹色に染まったカラマツは、少し物悲しくも暖かい、優しさに満ちていました。
清八山を山頂と認識して初めて立つ訳ですが、
そういえばここは眺めが良かったのを覚えていました。
不幸にもその時は、富士山が見えなかったんですね。
それで通り過ぎ、記憶に残っていなかったのでしょう。
いやいや、秀麗富岳。素晴らしいです。
三つ峠でも良かったのかもですが、
広い裾野より奥秩父の山深さを見下ろす富岳の方が、
今日の天気には相応しいかとも思いました。
何たって、どの山も見通せてもったいないくらいなんですから(笑)
じっくり撮影に勤しんで、目指すピーク本社ヶ丸へ。
本社ヶ丸はかわいい名前で人気ですが、
名前よりも変化に富み眺望も優れたその山様には、深い思い入れがあります。
三つ峠と繋いだことで、恐ろしくハードな山行でした。
中央線沿線の山々がこんなに面白いのかと気づかせてくれたのも、本社ヶ丸です。
山頂は以前とほとんど変わりませんでしたが、
不安定だったカメラ台はなくなっていましたね。
懐かしさに浸りながら、ゆっくり昼食を嗜みました。
この先はかなり緩やか。のんびり降ります。
角研山からそのまま稜線を降りる道へ。
ここからは初踏破です。
少し落葉が深く道が不明瞭でしたが、基本的に稜線を辿れば問題ありません。
迷ってもリカバリはしやすいと思います。
紅葉も富士も、懐かしさも充分に堪能できました。
冬もすぐ、駆け足でやってきますが、
雪化粧の低山の趣もまた格別です。
楽しみですね。
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