大荒れの燕岳・山頂直下でルートが分からずうろうろ
長野県
onenoboru
体力度について
- GPS
- 09:57
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,561m
- 下り
- 1,551m
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- 山行
- 7:22
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 9:57
| 天候 | 荒れ模様 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・道の駅で気温3度 ・中房温泉第一駐車場で気温1度 (スタットレスで良かった) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・第一駐車場に簡易トイレあり ・登山口にトイレ・登山ポストあり ■コース状況 ・登山口から燕山荘 特に危険個所ありません ・燕山荘から山頂 風強く積雪は少ないが、ウインドクラストしているので歩行に注意を ・下山 踏み固まった登路は滑るのでアイゼンを付て下った方が安心です。 |
| 予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
山頂へのルート・ハシゴを登りその先から回り込み山頂直下に着いたが山頂へのルートが分からない。あっちへうろうろこっちへうろうろするばかり。とうとう分からず無念の下山
2
感想
・記録
第一駐車場を出発し車道を8分程行くとバス停、
その先にトイレ・登山ポスト等が設けてある。
その間から先が登り口です。
チラホラ雪が舞うなか山頂に向け出発
間もなく長野からの二人組の方と一緒に登るが徐々に離される。
第一ベンチから富士見ベンチまで展望はない
雪が舞う中ひたすら上を目指して登るのみ
やがて合戦小屋に着く。大勢の登山者が休んでいた。
私は此処で出来るだけバックを軽くした。（水1�函椶�握り2ヶデポ）
気分的に楽になる。
合戦小屋を過ぎると傾斜も少し緩やかになったが相変わらず展望は望めない。
暫く展望のない尾根を登って行くとガスの中にぼんやりと燕山荘が観えた。
燕山荘に着くと風が一段と強まる。
強風の中、玄関に回り込みスタッフの方より山頂の情報を聴く。
「初めての方は山頂直下からのルートが意外と分からなです」
との事だ。
私も分からなければその場より戻る事にした。
小屋前でアイゼンを付け、合戦小屋より少し上で行動を供にしてきた
ソロの女性と風速約15m・マイナス11度の厳しい中、山頂を目指す。
しばらく進があまりの風の強さに戻るか迷った。
丁度、山頂から戻って来たソロの男性に情報を聴くと、
何とか行けるとの言葉に二人で山頂を目指す。
しばらく歩を進めるが寒いので岩陰でもう一枚着る事にした。
場合によっては此処で戻ると彼女に話し先に行ってもらう。
私はベストを羽織りチャックを掛けるが強風でうまく掛からない。
焦る体を風雪は容赦なく体温を奪っていく。
小屋でもう一枚着込んでおけば良かったと後悔する。
数分後、何とかチャックが掛かり急いで彼女の後を追うが、
ガスで彼女の姿は見えなかった。
暫くすると一瞬ガスが切れ山頂が観えた。
予想外の展望に夢中でシャッターを切った。
暫く登ると長野の方と再び会った。ルートが分からず大分苦労したと話す。
私は此処で引き返そうと思ったが、
「山頂は近いよ」との言葉に奮い立ち山頂を目指す。
トレースは強風で跡形もなく消されたいるが、何とか山頂直下まで辿りつく。
しかしここで山頂までのルートが分からずウロウロ
必死で山頂へのルートを探したがルートは分らない。
彼女はピークを踏んだのだろうか。気に成った。
小屋での言葉を思い出す。「初めての方は山頂へのルートが分からないですよ」
天気が良ければ時間を掛けて探すことも可能だが、
この天候では時間を掛ける事はきびしい。諦め小屋に戻った。
小屋の方に戻った事を告げ下山を開始
下り始めて間もなく天候が急速に回復してきた。
予報では明日は移動性高気圧が入って来るので今日より穏やかかな・・・・
小屋泊りの方が続々と登って来た。
暫くして後方から声が掛かった。振り返ると行動を供にした彼女だった。
悪天の中ピークを踏んだと話す。
よく頑張ったね。根性あるなぁ〜
3：30までにバス停に戻らねばと言って駆け下りていった。
僅かな時間だが彼女との行動は楽しかった。
ゆっくりと下りなから今日の行動を思い出しながら一人黙々と下った。
バス停には人影はなかった。彼女はバスに乗れたようで安心した。
暫くぶりの長丁場だったが、足のつりもなく楽しかった。
日の暮れるのも早く下着を着換え駐車場を後にしたときには薄暗くなっていた。
・感想
北アルプの女王と言われる雄姿の全貌を観る事が出来なかったが、
悪天の行動もそれなりに楽しかった。
また何時の日か登りたい
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