岩木山 弥生ルート

2023年05月07日(日) [日帰り]

• GPS: 07:32
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,469m
• 下り: 1,466m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:33
• 休憩: 1:53
• 合計: 7:26

8:56 新弥生登山口
9:18 9:19 新弥生登山道二合目
9:38 9:45 弥生登山道三合目
10:12 10:12 弥生登山道四合目
10:30 10:41 弥生登山道五合目
11:04 11:06 弥生登山道六合目 姥石
11:15 11:19 大岩
11:41 11:41 弥生登山道七合目
12:03 12:04 巌鬼山
12:05 12:06 弥生登山道八合目
12:31 12:34 弥生登山道九合目
12:48 13:43 岩木山
13:45 13:45 岩木山頂避難小屋
13:46 14:07 岩木山
14:10 14:10 岩木山頂避難小屋
14:10 14:10 弥生登山道九合目
14:17 14:20 巌鬼山
15:26 15:29 弥生登山道四合目
15:50 15:51 弥生登山道三合目
16:00 16:00 新弥生登山道二合目
16:18 16:18 新弥生登山口
16:22 ゴール地点

天候

曇り/晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●弥生いこいの広場　駐車場
http://www.hirosakipark.or.jp/yayoi/
　　　　(営業4月下旬〜11月上旬迄)
※水洗トイレあり、広い駐車場完備。自販機、水場もあり。4月22日からオートキャンプ場もオープン。

コース状況／危険箇所等

●弥生いこいの広場から3.5合目までは整備された歩きやすい登山道。
●3.5合目から上部は雪が繋がっていた。そこからシールでハイクアップ。
●六合目から森林限界、それまでは美しいぶな林が続く。
●今回は上部に藪が少し出ており、
巌鬼山へ行く時に薄い藪を乗り越える必要があるが(夏道を見つけると楽)、薮の切れ目に注力して探すとすぐに見つけられる。
夏道を少し歩いて(シールつけたままで可能)→岩木山頂上直下に出る。
●頂上直下も素晴らしいオープンバーン、下山の際も大斜面を気持ちよく滑走でき、六合目以降のツリーランが楽しめる素晴らしいルート。

【標高差1395M】
●「弥生いこいの広場」標高230M
●岩木山山頂標高1625M

往路で約４時間、スキーシールでハイクアップする体力と技術を要する。
●クトー(スキーアイゼン)があれば安心。

その他周辺情報

●下山後の湯
嶽温泉西澤旅館(日帰り入浴夕方19時まで)
※500円でぬるめ湯にとても癒される。
※酸っぱい酸性湯。

写真

5/7 8:50

「弥生いこいの広場」に駐車しました。

5/7 8:55

明瞭な標識

雪)整備された登山道

5/7 9:37

3合目で雪が出てきました。

雪)山ヤにとってシートラで一時間歩くのは普通。

5/7 9:55

3合目を100m進んだあたりから雪が繋がりスキー登高開始です。

5/7 10:03

まだまだ雪は残ってますね。
嬉しいです。

雪)いっぱいある！

5/7 10:33

雲の中に入りました。
視界はありませんが涼しくて快適です。

5/7 10:41

5合目標識を撮影中

5/7 11:11

ガスガス
尾根上なので迷うこと無し

雪)この辺からが森林限界

5/7 11:44

7合目付近で雲の上に出ました！
一気にテンションアップ

雪)何これ！？
Σ(Д゜;/)/この大斜面！！

5/7 11:45

大黒沢源頭を登る。
巨大なすり鉢のようです。

雪)オープンバーン＼(^o^)／

5/7 11:59

雪)目の前に巌鬼山がそびえてきた！
これからが本番。視界良好だぞッ！

5/7 12:02

行く手を遮られました。

雪)夏道と斜面を隔てているセーフティ藪。

5/7 12:03

夏道発見！
スキーでガシガシ進みます。

雪)山ヤは藪慣れしてるんで。

5/7 12:05

巌鬼山のトラバース

雪)何このオープンバーン(o゜Д゜ノ)ノ！！

5/7 12:16

トラバース中
表面は緩み中はクラストしている雪面なので、エッジを効かせないとズルズル落ちます。

雪)今回の核心。クトー未装着で上がってしまったのを後悔。
…雲海と頂上ドピーカンにはしゃぎすぎ(^-^;)

5/7 12:20

巌鬼山下部を回り込み、

5/7 12:29

頂上に向かって最後の登り

雪)ここもすっごくいい！ザラメMAGIC炸裂しそう。

5/7 12:32

後ろには雲海が広がる

5/7 12:40

頂上直下まで登ってきました。

雪)やったね(￣ー+￣)

5/7 12:50

岩場を登って

雪)今日のロック&スノーは想定外だっ

5/7 12:54

山頂到着です！

雪)わ〜い！天気、読みどおり♪

5/7 12:55

相棒のスキー板も一緒に登頂させます。

5/7 13:48

流行りのアラレちゃんポーズ。
無風で暖かく1時間以上も山頂でのんびりしてしまいました。

雪)流行りは約40年前ですよ〜(^-^;)

5/7 14:07

さあ帰ろう。

雪)頂上でたくさん遊びすぎ〜

5/7 23:46

雪)頂上直下のオープンバーン。
ザラメMAGIC炸裂！
初めての岩木山がBCで頂上直下を滑れるなんて、ホント感動です

5/7 23:46

雪)雲海を眺めながら滑走。
晴れていれば弘前市の市街地が広がる！

5/7 14:13

ザラメ雪で快適
巌鬼山のトラバースも楽しい

5/7 14:21

安全策で登ってきたルートを忠実に戻るか、ガスっているが大黒沢の巨大なすり鉢斜面を滑るか検討中です。

5/7 14:23

やはり谷に向かっての大滑降を選びます。
素晴らしい斜面です。来て良かった！

雪)アニキ、あざっす！
「東北山スキールート集　５つ星」ってのが頷けます

tbf)すみません。３つ星でした。

5/7 14:28

無木立の大斜面に歓声をあげながら滑る。ガスがなければ喜びも更に増えただろう。

雪)また来シーズンもやりたい！

5/7 14:36

そろそろ尾根に上がらないと。

雪)雲の中滑走できて面白かった

5/7 14:38

雪)沢が流れていて雪が崩壊している所。
この沢筋は進めないので、ここから尾根を目指してトラバース開始

5/7 14:38

藪の突破

雪)ここからが山ヤの真骨頂ですな

5/7 15:00

キックステップ等の基本技術も山スキーには必要です。

雪)氷雪技術なら任せてください

5/7 15:12

尾根まであと少し

雪)本当にいい尾根。美しいぶな林のツリーランができる

5/7 15:14

様々なスキーテクを駆使して進んで行きます。
これも山スキーの醍醐味である。

雪)タンボ平の下部とか、ツリーランできないといけないので頑張る

5/7 15:15

急な斜面のトラバース

5/7 15:18

崖崩れポイントの通過

5/7 15:37

無事に尾根に出て最後の滑走

雪)本当に美しい森。芽吹きの新緑に癒されます

5/7 16:07

山菜をゲットしているところ

雪)一人分のコシアブラ。ちゃんと施設の人にも見せたよ〜

5/7 16:22

下山

雪)大満足のルートでした＼(^o^)／

撮影機器：

Galaxy S21 5G SC-51B docomo サムスン

感想

tbf

一昨日の鳥海山 祓川で山スキー納めをしたつもりでしたが、不完全燃焼感が残り、まだ行った事の無い弥生ルートに行ってきました。

今年は雪解けが早いので、どこまでシートラで歩くか覚悟してスタートしましたが、１時間もしないうちに雪が繋がりちょっと拍子抜け。そこからスキーでの登高はガスりはしましたが、さほど難儀する事なく山頂までいけました。

山頂には１時間以上いたのですが、会った方は５名ほど。20年程前に同じGWに長平コースを滑った時は山頂にたくさんの人がいたので、この違いに寂しく感じました。GW最終日だったのでたまたまかな。

滑走ではガスで大黒沢源頭の大斜面の全容は見る事はできず残念でしたが、ザラメ雪で滑りやすく、視界は無くても安心して滑り下りてこれました。
久しぶりの岩木山の山スキーでしたが、改めて岩木山の素晴らしさを感じた大満足の１日でした。

これで山スキー納めができそうです。

雪華

…鳥海山(山形秋田)の祓川ルートじゃキレイ過ぎで物足りない感。

こちらのルートは「東北山スキールート集　3つ星」という。
はじめから狙ったわけではなく天気予報を鑑みてtafアニキに相談、前から弥生ルートも行ってみたかったということで決行。

岩木山は未登頂だったけれど、変化の富んだ素晴らしいルートをスキーで登頂&滑走。山頂からの雲海や上部のオープンバーンと株の美しいブナ林のツリーランが楽しめ、とても充実した山行となった。

今回はダイナミックな雲海の展望だったが、次回は快晴の中を滑走してみたい。
ちなみに本日も降雪予報。今週中はまだ楽しめると思う。　

やはりスキーはめちゃくちゃ楽しい！