氷ノ山(仙谷〜氷ノ越周回)・扇ノ山(姫路登山口から往復)
- GPS
- 05:00
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,141m
- 下り
- 1,047m
コースタイム
天候 | 曇り後霰から吹雪、後晴れ後再び霰(猫の目天気に翻弄されました!) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道29号線で若桜町を目指し、国道482号線に入り 道なりに約11kmで氷ノ山キャンプ場に着きます キャンプ場には、駐車場とトイレがあります 【扇ノ山】 国道29号線に戻り、鳥取方面に向かい約7km走ると 右側に「扇ノ山」登山口の看板があり、県道37号線に入ります 舗装ですが、林道のような道を、道なりに約19kmで、姫路登山口です 手前右側の道路脇に10台位は駐車できる余地があります |
コース状況/ 危険箇所等 |
【氷ノ山】 ・仙谷コース 案内板、標識が良く整備されています 登山道も良く整備され、急坂、岩場には鎖もついています 標高が高くなるに連れ、凍っている箇所が現れましたが、 足を置く場所に気をつければ大丈夫でした ・氷ノ越コース 登山道が良く整備され、特に危険箇所はありません 【扇ノ山】 特に危険箇所はありません |
写真
感想
夜明け少し前、空には星もきれいに見え、そぞろ快晴の予感。
雲が大分空を覆ってきましたが、まだ僅かに青空がのぞき
少しでも晴れてくれたらと一縷の望みを抱きながら、氷ノ山キャンプ場に到着。
最初は氷ノ越コース往復を考えていましたが、
やはり気になっていた仙谷コースで登り、氷越コースを下る事にし、
相方に仙谷登山口まで送ってもらいました。
標識、案内板が本当に良く整備され、歩き易い道が始まりました。
ガイドブックには、鎖の付いた岩場があり、難所と書かれ
少し不安がありましたが、丁寧に鎖が付けられていて
凍結箇所はあったものの、心配なく通過できました。
小尾根からの木の根の張り出した直登は
思った以上に長く、なかなかきつく感じました。
分岐に着き、こしき岩を越えた辺りから、猛烈な吹雪に巻き込まれ
一瞬撤退を考えたものの、この間確か20分位だったと思いだし
横殴りに吹き付ける雪の中を、尚も山頂に向かって前進。
山頂の避難小屋に飛び込んで、ほっと一息つき、
壁の寒暖計を見ると、なんとマイナス2度、
当然、吹きすさぶ風の中では体感温度はもっと下がるでしょう。
遭難してもおかしくないこんな時こそ小屋の存在の有難みが身にしみます。
少し風の収まったのを幸いに下山開始。
氷ノ越避難小屋に着く前に、鉢伏山方面の雲が切れ、陽が差して来ました。
氷ノ山の避難小屋では、扇ノ山を諦めかけていたのですが
俄然、気持ちが前向きになり、キャンプ場に下山後ただちに、
姫路登山口に向かって車を走らせました。
長い林道を走行した末、ようやく着いた姫路登山口では
青空が頭上に広がり、輝くばかりに陽が差していたのに
またしても、山頂に近づくに連れ、雲行きが俄かに怪しくなり
遂に尾根上で霰が降り出しました。
扇ノ山山頂にもまるで別荘のようなお洒落な避難小屋があり
そこで一息つき、温かいコーヒーを飲んで休憩。
なんだか先刻の氷の山と全く同じパターンで、
猫の目天気にさんざん翻弄された山行でした。
天気はともかくとしても、今回無事に中国地方の三山を終え
残すは二百名山三座、三百名山三座となりました。
思い立って既に6年が過ぎ、長い道のりのゴールがようやく見えてきました。
様々な山のシーンが、何の脈絡もなくよみがえってきて
懐かしさといとおしさが心を去来します。
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