高原山(小間々台駐車場から鶏頂山往復)
- GPS
- 06:47
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,353m
- 下り
- 1,354m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:43
天候 | 晴れ後曇り(ガス) 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは良く整備されている。大入道付近のシロヤシオが満開状態で見頃。 |
写真
感想
小間々台の駐車場には3:45に到着。気温11℃。あたりはまだ暗いのでヘッドライトが要る。この時期混む場所だがこの時間だとまだひとけはほとんどない。支度をして4時ちょうどに行動開始。入口が分からなくて少し右往左往。数分迷って登山道入口を見つけ、歩き始める。入口の時点で既に周囲にはツツジの赤が見えるが、写真には適さない時間なので素通りする。大間々台の駐車場までは車道に近いので、時折クルマが通る音が聞こえ、ライトが見える。30分ほどかけて大間々台の駐車場に到着。ここもまだガラガラ。到着前に夜が明けて、ヘッドライトは不要になった。落として紛失しないよう、ザックにしまう。トイレを済ませて見晴コースを進む。歩き出してすぐシロヤシオが目に入る。この時期この山で多く咲く白い花。今日の目的はこの花を見るためと言ってもいいくらい。天気も思ったより良くて青空が見えている。青空に白い花が生える。見晴コースとは言っても樹林帯が多く、少し標高を上げないと展望はなかった。眺望が開けるようになると眼下に雲海が見えた。雲の上に出たので天気も良くなったようだ。無人の登山道を進み5:11に八海山神社に到着。神社は潰れていたので、どこにあるか最初は分からなかった。ここで今日最初の大休止。岩の上に座って水分と栄養を補給する。昨日は雨だったのでここまでの道もところによりぬかるんでいたり水たまりがあったが、思ったほど泥濘ではなかった。休憩後行動再開。剣ヶ峰へ向けて登る。剣ヶ峰は、名前とは異なり全然ピークっぽくない。分岐点なのでそれと分かるが、なかったら気付かずに通り過ぎると思う。分岐を過ぎ釈迦ヶ岳を目指す。2年前の同時期ここへ来たときは、この区間のシロヤシオが満開で、写真を撮るため止まってばかりだったが今回はまだ咲き始めのようだった。つぼみが多く、来週くらいに見頃になるかもしれない。釈迦ヶ岳への登りは急登だし滑り易いので慎重に進む。今シーズン夏山登山はまだ2回目なので、思うほどペースが上がらない。これから徐々に夏に向けて体を夏仕様にしなければ。6:37に釈迦ヶ岳到着。青空、無風、無人。以前と比べて立派な鳥居などができていた。ここでもしっかり座って休憩する。冬は山スキーばかりでまともに歩いていないため、ずっと歩き続ける登山はかなりしんどく感じる。今日はここまでで引き返そうかとも思ったが、トレーニングとしては標高差もあって適当な山なので、初志貫徹して鶏頂山を目指す。
分岐まで一度戻って鶏頂山を目指した頃から周囲にガスが立ち込めるようになってきた。標高の低い所にあったガスが上がってきたのかもしれない。釈迦ヶ岳から鶏頂山は一度急に下ってから急に登り返す。帰りも同じ。ペースは一向に上がらないが、周囲に誰もいないので自分のペースで歩き続ける。7:35に鶏頂山到着。無人、無風、ガス。釈迦ヶ岳から鶏頂山はよく見えていたのだが、鶏頂山に到着したら濃いガスのため、展望は全くなくなった。日差しがなくなって涼しいが、展望がないのはやはり残念。風もないので、蒸す中で座って休む。今日は休んでばかりだが、体が付いて行かないので仕方ない。鶏頂山からは来た道をひたすら歩く。一気に下って一気に登り返す。元々樹林帯歩きのため展望はあまりないので、ガスが出ても視界に変化はなかった。釈迦ヶ岳の登り返しはやはりしんどくて、遅いペースが更に落ちた。ようやく分岐まで至り、これで今日は大きく登る箇所からは解放された。剣ヶ峰まで比較的緩い登山道を進む。この時間になってようやく登りの登山者とすれ違うようになってきた。早朝は青空で展望もあったが、この時間は既にガスで何も見えない。ただこの時期の高原山は花目当ての人が多いと思うので、ガスでも良いのかもしれない。遅いペースのまま剣ヶ峰通過。そしてここから大入道を経由して小間々台駐車場までが花のルートだった。シロヤシオが各所で満開。トウゴクミツバツツジも同様。鶏頂山までのルートは花が少なく退屈で、トレーニングでなかったら帰りたいくらいだったが、大入道付近は期待を裏切らなかった。体は疲れてへとへとだったが、きれいな花を見て復活した。足取りが軽くなった。トレーニングと思えば花はあってもなくても良いのだが、あるとやはり元気が出る。ただ惜しむらくは、白い花が曇天だと映えなかったことか。一方のトウゴクミツバツツジの紫色は、こんな日でも目立つ。花に元気づけられて大入道を通過。が、この辺りで一回登山道をロストしてウロウロする。すぐに元の道に戻って事なきを得る。ここを過ぎてもシロヤシオは相変わらずだったが、赤の花はヤマツツジに変わった。山中で目立つ色であることは変わらなかった。やはり写真を撮りつつ進む。標高が下がると渡渉箇所が出てくる。駐車場までは2回渡渉を行う。1箇所目はしっかり沢になっていたが、2箇所目はほぼ枯れていた。最後駐車場へ向けて登り返す。この辺りまで戻ってくると、駐車場の付近だけ散歩する観光客の姿も目にするようになる。ツツジの赤いトンネルを抜け駐車場に10:47到着。駐車場も無風でガス。朝はガラガラだった駐車場だが、この時間はほぼ満車。駐車待ちのクルマがクルージングするのも見られた。出発時は暗くてよく分からなかったが、駐車場で既にツツジが咲いていて、赤が目立った。
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