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Yamareco

記録ID: 5517301
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

弥山〜八経ヶ岳 周回

2023年05月20日(土) 〜 2023年05月21日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:10
距離
14.2km
登り
1,370m
下り
1,373m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:41
休憩
1:35
合計
7:16
6:36
6:37
23
7:00
7:00
25
7:25
7:25
55
8:20
9:51
26
10:17
10:17
44
11:01
11:01
10
11:11
11:12
15
11:27
11:28
26
11:54
11:55
37
12:32
12:32
15
12:47
12:47
2
12:49
2日目
山行
2:20
休憩
0:00
合計
2:20
6:49
44
7:33
7:33
28
8:01
8:01
18
8:19
8:19
50
天候 1日目:霧雨(朝)曇(午前)晴(午後) 2日目:快晴
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行者還トンネル西口駐車場・・・1泊2日2,000円
5/19(土)AM3:00到着時で第1駐車場に5台。AM5:00の時点で満車。
5/20(日)AM9:00下山時で全駐車場満車。
ついにやってきました。
2023年05月20日 04:57撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 4:57
ついにやってきました。
駐車場横に滝がありました。
2023年05月20日 04:58撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 4:58
駐車場横に滝がありました。
無駄に早く目が覚めてしまったので、周辺をウロウロしてみました。
2023年05月20日 04:59撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 4:59
無駄に早く目が覚めてしまったので、周辺をウロウロしてみました。
さぁ、スタートです。降っているようないないような。すごい湿気です。
2023年05月20日 05:32撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 5:32
さぁ、スタートです。降っているようないないような。すごい湿気です。
有名な橋ですね。
2023年05月20日 05:37撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 5:37
有名な橋ですね。
ナイトハイクでは見たくないフォントです。
2023年05月20日 06:36撮影 by  iPhone XR, Apple
1
5/20 6:36
ナイトハイクでは見たくないフォントです。
湿度がものすごく、登り始めてすぐにTシャツ1枚になりましたが、そこそこの急登のせいもあって奥駈出合に着いた時点で、すでに全身汗だく。
2023年05月20日 06:37撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 6:37
湿度がものすごく、登り始めてすぐにTシャツ1枚になりましたが、そこそこの急登のせいもあって奥駈出合に着いた時点で、すでに全身汗だく。
2023年05月20日 06:37撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 6:37
2023年05月20日 07:00撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 7:00
明るい時間に見る限り、このフォントはいい味出しています。
2023年05月20日 07:00撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 7:00
明るい時間に見る限り、このフォントはいい味出しています。
2023年05月20日 07:15撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 7:15
奥駈出合からこの聖宝ノ宿跡あたりまでは、細かなアップダウンはあるものの、比較的ゆるやかな勾配で快適に歩くことができした。
2023年05月20日 07:26撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 7:26
奥駈出合からこの聖宝ノ宿跡あたりまでは、細かなアップダウンはあるものの、比較的ゆるやかな勾配で快適に歩くことができした。
2023年05月20日 07:26撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 7:26
弥山小屋直前の木段は何だか自分の歩幅と合わなかったのか、消耗しましたが、予想以上に早い時間に到着することができました。
2023年05月20日 08:20撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 8:20
弥山小屋直前の木段は何だか自分の歩幅と合わなかったのか、消耗しましたが、予想以上に早い時間に到着することができました。
弥山小屋入り口です。
2023年05月20日 09:49撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 9:49
弥山小屋入り口です。
良心的なテント泊料金です。コロナ前は北アルプスも似たようなものだったんですがね。。。
受付に出てくれたお兄さんはイカツイ外見でしたが、とてもいい人でした。山小屋到着ルーティンのコーラを買って小屋前のベンチで一気飲みしました。
テント場は朝早かったこともあり、先着の方が1名だけでしたので、よい場所が確保できました。しかし、周りはガスガスで眺望はまったくありませんでした。
2023年05月20日 09:49撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 9:49
良心的なテント泊料金です。コロナ前は北アルプスも似たようなものだったんですがね。。。
受付に出てくれたお兄さんはイカツイ外見でしたが、とてもいい人でした。山小屋到着ルーティンのコーラを買って小屋前のベンチで一気飲みしました。
テント場は朝早かったこともあり、先着の方が1名だけでしたので、よい場所が確保できました。しかし、周りはガスガスで眺望はまったくありませんでした。
八経ヶ岳への登山道は、大峯奥駈道だけあって、至る所(修験の方々には意味のある場所なのだと思いますが)にお札(?)がありました。
2023年05月20日 10:01撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 10:01
八経ヶ岳への登山道は、大峯奥駈道だけあって、至る所(修験の方々には意味のある場所なのだと思いますが)にお札(?)がありました。
2023年05月20日 10:08撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 10:08
辺りはガスガスでまったく何にも見えません。
2023年05月20日 10:17撮影 by  iPhone XR, Apple
1
5/20 10:17
辺りはガスガスでまったく何にも見えません。
いつものことながら何の花なのかわかりません。
2023年05月20日 10:20撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 10:20
いつものことながら何の花なのかわかりません。
2023年05月20日 10:32撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 10:32
2023年05月20日 10:32撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 10:32
2023年05月20日 11:21撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 11:21
トップリ尾分岐です。「トップリ尾」の語源というか言われは何なのでしょうか。
2023年05月20日 11:21撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 11:21
トップリ尾分岐です。「トップリ尾」の語源というか言われは何なのでしょうか。
高崎横手出合を右に進んで、狼平避難小屋へ向かいます。
2023年05月20日 11:27撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 11:27
高崎横手出合を右に進んで、狼平避難小屋へ向かいます。
安心感のある吊り橋でした。
2023年05月20日 11:51撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 11:51
安心感のある吊り橋でした。
2023年05月20日 11:51撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 11:51
狼平避難小屋です。「野糞をしたら持ち帰ってください」という貼り紙がありました。
「狼平」という地名は奥多摩にもあります。その昔は日本全国に狼がいたんですね。
2023年05月20日 11:52撮影 by  iPhone XR, Apple
5/20 11:52
狼平避難小屋です。「野糞をしたら持ち帰ってください」という貼り紙がありました。
「狼平」という地名は奥多摩にもあります。その昔は日本全国に狼がいたんですね。

感想

 今回の弥山〜八経ヶ岳周回テント泊は以前から考えていましたが、決行を決めたのは、どうやら週末は晴れそうだとわかった木曜日の夜でした。
 行者還トンネル西口駐車場はすぐ満車になってしまうことがネットで見てわかっていたので、現地前乗り車中泊にしようと思いましたが、ほとんど準備をしていなかったせいで出発に手間取り、現地に到着したのは午前3時でした。すでに5〜6台駐車されていましたが、目が覚めるとほぼ満車になっていました。
 寒くはないものの、霧雨が降ったりやんだりで体にまとわりつく湿気がすごく、登り始めてすぐにTシャツ1枚になりました。奥駈出合に着くまでにはテント泊装備の重さもあって、Tシャツが絞れるほどの汗まみれに。ペースは遅くてもいいから休憩しないで歩き続けるというのが私の登山スタイルなので、日帰り装備の人たちに何人も抜かれましたが、意外にあっさり弥山小屋に着きました。
 小屋の入り口で呼び鈴を鳴らして、外見はイカツイけれど愛想のいい小屋のお兄さんにテント泊の受付をしてもらって、まずは山小屋到着ルーティンのコーラを飲み干してからテント場へ。周囲は霧雨のガスガスで何の眺望もありませんでしたが、先客は1張だけでしたので、平らな場所を確保できました。午後になるとテントだらけになったので、早出した甲斐があったというものです。
 テントを張り終え、水と行動食だけを詰めたアタックザックで八経ヶ岳〜狼平避難小屋〜弥山小屋周回に出発しました。いいペースで八経ヶ岳山頂につきましたが、ここでも全周ガスガスで何の眺望もありません。雨が降らないだけましで贅沢はいえませんが、ここまで何も見えないと何だかやるせなくなります。
 狼平避難小屋からの長い木段と自分の歩幅というかステップが合わず、左足の内転筋が攣ってしまい、夕方、テントに潜り込んでからも頻発してテントの中で無言でのたうち回るハメになりました。
 周回の締めに弥山山頂に行き、スマホで写真を撮ろうとしたら、ヤマレコとスーパー地形のアプリ以外何も表示されなくなってしまいました。カメラも起動しません。再起動すれば直ると思いましたが(実際、下山後、再起動したらあっさり直りました)、ヤマレコとスーパー地形のログもリセットされてしまうと思い、この後の撮影はすべて諦めました。写真が中途半端なのはそのためです。
 さて、周回を終えた午後はのんびりと読書三昧を決め込もうと、今話題の「帰れない森」を単行本サイズの重さをおして担いできました。しかし、午前中から一転、天気が急速に回復してきて気温が急上昇。もうテントの中で読書なんてできません。それどころか小屋の周りのベンチも日帰り登山客の多さと暑さで、ここでも読書どころではありませんでした。たまたま隣のテントの男性も同じようなことを考えていたようで、ちょうど日陰になりかけてきたベンチでどちらともなく声をかけ、同い年ということも手伝って1時間ほど雑談できました。
 夕方になりようやく気温も下がり涼しくなってきたのでテントに戻ると、突然、腹痛が襲ってくると同時にすごい勢いで腹が下ってきました。足首が固いから和式トイレは苦手だ、なんていう余裕もなくトイレに駆け込んだところ、怒涛の液状化現象。手持ちの正露丸を規定量の倍量を飲んでも一向に治まる気配がありません。思い当たる原因を考えると、ありました、ありました。狼平避難小屋に下る途中の沢筋に流れる冷たい水をカブ飲みしたせいに違いありません。沢の水なんてこれまで数えきれないほど飲んできましたが、こんなことは一度もありませんでした。しかし、他に原因らしきものは思い当たりません。
 手持ちの正露丸を飲み尽くしてしまったので、小屋に行けば何か薬をいただけるかもしれないと思い、呼び鈴を押すと、朝、受付をしてくれた強面のお兄さんが出てきてくれたので、事情を話したところ、すぐに薬を持ってきてくれました。薬は「陀羅尼助丸」でした。2週間前に登った山上ヶ岳の帰りに寄った洞川温泉で看板がやたら目についたあの「陀羅尼助丸」です。飲んでみたら、あら不思議。腹痛も液状化現象も治まりました。以前から生薬系の薬にはあまり信を置いていなかったのですが、これは効きました。小屋のお兄さん、本当にありがとうございました。

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コメント

mm1524さま

隣のテントの昭和42年生まれの奈良のニャン史です。
アルプスのお話ありがとうございました。餓鬼岳は登ったことがあるのですが、お話を伺い、今年こそはせめて燕岳でも登りたい気持ちになりました。
当方も木曽駒上松コースの水を飲み、腹をくだしたことがあり、煮沸してから飲むようにしています。
その時は、仕方なく野〇〇しましたが・・・・
また、どこかで面白い話をお聞かせください。
2023/5/22 12:33
nyanfumiさん
まさかご覧になられたとは。お恥ずかしい限りです。
よく「山は逃げない」と言われますが、個人的には「山は逃げる」という実感があります。
仕事をないがしろにしたり、不義理をしてまで登りたいとは思いませんが、登れるときに登らないと世間的にも環境的にも自分自身的にも何が起きるかわかったものではないと思うからです。
毎週のように山に入っているというnyanfumiさまのプロフィールのコメントを拝読して、見習わせていただかなくてはと思いました。
今年は南アルプス(光岳・聖岳)、下の廊下(2回目)に万難を排して行こうと思います。
弥山小屋でお話しできて楽しかったです。
2023/5/22 21:39
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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