ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 552751
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳〜峰の松目(桜平から) 

2014年11月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:17
距離
11.6km
登り
987m
下り
1,002m

コースタイム

日帰り
山行
5:41
休憩
1:36
合計
7:17
7:40
26
8:06
8:12
51
9:03
9:09
25
9:34
9:40
0
9:40
67
10:47
11:51
15
12:06
34
12:40
21
峰の松目のコル
13:01
13:03
18
13:21
27
峰の松目のコル
13:48
13:55
36
14:31
14:36
21
14:57
0
14:57
ゴール地点
天候 晴天
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道諏訪南ICから唐沢鉱泉を目指し、
唐沢鉱泉との分岐から桜平へ。
分岐から桜平までは、ダート。
当日は、凍結箇所なし。
桜平付近には、30台程の駐車スペースあり。
当日は、7台駐車されていた。

コース状況/
危険箇所等
○道の状況
全体的に危険な個所はない。
積雪している箇所がいくつかあるが、いずれも薄い積雪でアイゼンを着用する必要はありませんでした。
注意が必要なのは、夏沢鉱泉からオーレン小屋までの間の2つの凍結箇所。
一つは、夏沢鉱泉から沢沿いに上った直後、道幅全体に約20mの長さに渡って氷が一枚板の様に道を覆っている。とても滑りやすいので要注意。
因みに私はコケました。
もう一つは、さらにオーレン小屋へ進んだ先の道を横切る小さな沢の凍結。ここも滑るので要注意。
因みに、ここではパートナーがコケました。

赤岩の頭、峰の松目からオーレン小屋への道は、現時点では踏み跡が明瞭で、道迷いの危険性はないと思いますが、積雪が多くなると、ルートが判り難くなる危険性があります。
積雪期にこのルートを使うことは避けた方が良いでしょう。

硫黄岳の爆裂火口付近は、崩壊の危険性があるため、立ち入り禁止になっています。

○トイレ
今回のコース上では、夏沢鉱泉のみ。
10月までは桜平ゲートの先200m付近に仮設トイレが設置されていたらしいが、現在は見当たらない。
その他周辺情報 ○営業中の山小屋
夏沢鉱泉 現地:090-4158-4545
事務所:0266-73-6673
http://www004.upp.so-net.ne.jp/natsuzawa/

○長野県警察
http://www.pref.nagano.lg.jp/police/sangaku/
長野県警山岳情報
026-235-3611
長野県警察本部地域部地域課
電話:026-233-0110(代表)
予約できる山小屋
オーレン小屋
唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐
ここを右へ
2
唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐
ここを右へ
ダートを我慢して進む
ダートを我慢して進む
桜平に到着
20〜30台ほどの駐車場スペースあり
1
桜平に到着
20〜30台ほどの駐車場スペースあり
ゲートを通って林道を進みます
「200m先に仮設トイレがある」とありましたが、見当たりませんでした
1
ゲートを通って林道を進みます
「200m先に仮設トイレがある」とありましたが、見当たりませんでした
沢沿いの林道を進む
雪がちらほら
1
沢沿いの林道を進む
雪がちらほら
夏沢鉱泉です
営業中というのが心強いです
4
夏沢鉱泉です
営業中というのが心強いです
さらに沢沿いを登ります
沢には氷の造形が
4
さらに沢沿いを登ります
沢には氷の造形が
そして、本日最大の難関
約20mの長さの凍結ゾーン
左脇の氷の少ないところを歩きます
下山時、右脇を通ったら、大ゴケしました
7
そして、本日最大の難関
約20mの長さの凍結ゾーン
左脇の氷の少ないところを歩きます
下山時、右脇を通ったら、大ゴケしました
シラビソの樹林帯
積雪していたらきれいでしょうね
4
シラビソの樹林帯
積雪していたらきれいでしょうね
そしてもう一つの凍結ゾーン
道を横切る小さな沢が凍っています
パートナーはここでコケました
2
そしてもう一つの凍結ゾーン
道を横切る小さな沢が凍っています
パートナーはここでコケました
雪がありますが、岩も出ているので、アイゼンの必要はありません
1
雪がありますが、岩も出ているので、アイゼンの必要はありません
長い霜柱
オーレン小屋
冬期休業中
6
オーレン小屋
冬期休業中
冬季小屋もあります
3
冬季小屋もあります
中は、とてもきれいで清潔
大切にきれいに使いたいものです
9
中は、とてもきれいで清潔
大切にきれいに使いたいものです
夏沢峠へ
樹林帯を進むと
ぽっかりと峠へ出ます
6
ぽっかりと峠へ出ます
本沢鉱泉の方角
箕冠山(みかぶりやま)の方

雲ひとつない好天です
3
箕冠山(みかぶりやま)の方

雲ひとつない好天です
軒を並べる
ヒュッテ夏沢と
4
軒を並べる
ヒュッテ夏沢と
山びこ荘
双方とも冬期休業中
3
山びこ荘
双方とも冬期休業中
下山して来られた方に風が殆ど無いとお聞きして、そそくさと硫黄岳山頂へ
3
下山して来られた方に風が殆ど無いとお聞きして、そそくさと硫黄岳山頂へ
迂回路を通って
火口の縁に出ます
2
火口の縁に出ます
さらに樹林帯を登ります
積雪量が増えてきます
3
さらに樹林帯を登ります
積雪量が増えてきます
振り向くと背後に箕冠山、眼下にヒュッテ夏沢と山びこ荘
5
振り向くと背後に箕冠山、眼下にヒュッテ夏沢と山びこ荘
右方向には峰の松目
5
右方向には峰の松目
さらに高度を上げると、箕冠山の後ろに東西天狗岳が現れます
6
さらに高度を上げると、箕冠山の後ろに東西天狗岳が現れます
そして、峰の松目の遠方に中央アルプスや御嶽山
6
そして、峰の松目の遠方に中央アルプスや御嶽山
砂礫の道を山頂へ
1
砂礫の道を山頂へ
振り返れば、根石岳、天狗岳、その先に縞枯山と蓼科山
10
振り返れば、根石岳、天狗岳、その先に縞枯山と蓼科山
左は爆裂火口壁
小海町、佐久方面
1
小海町、佐久方面
何度も振り返りたくなります
5
何度も振り返りたくなります
火口の断崖
ミルフィーユの様
6
火口の断崖
ミルフィーユの様
周りを眺めながら、ゆっくり登って
3
周りを眺めながら、ゆっくり登って
山頂に到着
南八ヶ岳の2,800mクラスがドーン!
逆光で残念な画像ですが、視覚的にはド迫力です
10
南八ヶ岳の2,800mクラスがドーン!
逆光で残念な画像ですが、視覚的にはド迫力です
阿弥陀岳
阿弥陀の脇から南アルプスの北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳が見えました
3
阿弥陀の脇から南アルプスの北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳が見えました
その後ろは、中央アルプス
木曾駒ヶ岳は降雪しています
3
その後ろは、中央アルプス
木曾駒ヶ岳は降雪しています
峰の松目と奥に御嶽山
4
峰の松目と奥に御嶽山
手前の草紅葉は、霧ヶ峰ですね
奥の北アルプスは、雲の先
4
手前の草紅葉は、霧ヶ峰ですね
奥の北アルプスは、雲の先
そして北八ヶ岳
奥に蓼科山、北横岳、縞枯山
5
そして北八ヶ岳
奥に蓼科山、北横岳、縞枯山
爆裂火口の周囲を歩きます
3
爆裂火口の周囲を歩きます
でかい火口
人が小さい
8
でかい火口
人が小さい
またまた北八ヶ岳
7
またまた北八ヶ岳
こちらは、佐久方面
浅間山、篭ノ登山、湯ノ丸山などには雲がかかっています
3
こちらは、佐久方面
浅間山、篭ノ登山、湯ノ丸山などには雲がかかっています
秩父の山々
これは両神山
そして横岳の脇から富嶽
3
そして横岳の脇から富嶽
北八ヶ岳の稜線が「縦走」を誘っています
6
北八ヶ岳の稜線が「縦走」を誘っています
横岳の稜線も・・・
「予定変更!縦走」って言いたい!!!
2
横岳の稜線も・・・
「予定変更!縦走」って言いたい!!!
ここは、南八ヶ岳を見ながら、昼食をとってガマンして
4
ここは、南八ヶ岳を見ながら、昼食をとってガマンして
山頂を後にします
4
山頂を後にします
北八ヶ岳方面がきれいでした
5
北八ヶ岳方面がきれいでした
赤岩ノ頭へ
高度を下げると、霧ケ峰の向こうに美ヶ原が見えました
2
高度を下げると、霧ケ峰の向こうに美ヶ原が見えました
気持ちの良い稜線歩き
5
気持ちの良い稜線歩き
南八ヶ岳
左手に

美ヶ原から霧ヶ峰
2
左手に

美ヶ原から霧ヶ峰
北八ヶ岳を見ながら
3
北八ヶ岳を見ながら
赤岳鉱泉とオーレン小屋の分岐
2
赤岳鉱泉とオーレン小屋の分岐
さらに、峰の松目と赤岳鉱泉の分岐

峰の松目へ
1
さらに、峰の松目と赤岳鉱泉の分岐

峰の松目へ
赤岩ノ頭の山頂
硫黄岳山頂への稜線が美しい
と、稜線歩きはここまで
7
赤岩ノ頭の山頂
硫黄岳山頂への稜線が美しい
と、稜線歩きはここまで
眺めのない樹林帯へ突入
2
眺めのない樹林帯へ突入
けど、時折、このように
1
けど、時折、このように
南八ヶ岳のメインキャストが見られます
5
南八ヶ岳のメインキャストが見られます
峰の松目のコル
ここから峰の松目の山頂までが結構な急登でした(距離はありませんでした)
8
ここから峰の松目の山頂までが結構な急登でした(距離はありませんでした)
峰の松目山頂
山頂付近は、シャクナゲの木がたくさん生えています
4
峰の松目山頂
山頂付近は、シャクナゲの木がたくさん生えています
三角点にタッチして、下山
3
三角点にタッチして、下山
途中、日の当った硫黄岳がチラ見できます
5
途中、日の当った硫黄岳がチラ見できます
横岳から阿弥陀岳にかけても日が当たると綺麗
3
横岳から阿弥陀岳にかけても日が当たると綺麗
横岳を近くで見るとなかなかの迫力です
ボリュームも険しさも
8
横岳を近くで見るとなかなかの迫力です
ボリュームも険しさも
峰の松目のコルに戻り、ここから下ります
峰の松目のコルに戻り、ここから下ります
途中、西天狗岳が見えました
ここで眺めとはお別れです
1
途中、西天狗岳が見えました
ここで眺めとはお別れです
オーレン小屋までの道には、多数の倒木あり
1
オーレン小屋までの道には、多数の倒木あり
雰囲気の良い林
だけども、降雪でトレースがないと、致命的な道迷いになるかも
3
雰囲気の良い林
だけども、降雪でトレースがないと、致命的な道迷いになるかも
赤岩ノ頭からの道と合流
6
赤岩ノ頭からの道と合流
さらに進んで
オーレン小屋前のテントサイトに出ました
オーレン小屋前のテントサイトに出ました
開放的で気持ちいいテントサイトです
開放的で気持ちいいテントサイトです
オーレン小屋を後にします
1
オーレン小屋を後にします
沢に沿って下山
氷の造形
夏沢鉱泉でバッジを購入
硫黄岳、天狗岳、根石岳の他、峰の松目、夏沢峠、箕冠山までありました
3
夏沢鉱泉でバッジを購入
硫黄岳、天狗岳、根石岳の他、峰の松目、夏沢峠、箕冠山までありました
後はサクサク下って
後はサクサク下って
桜平に戻りました
駐車場で30分昼寝して
2
桜平に戻りました
駐車場で30分昼寝して
帰り際の八ヶ岳
綺麗でした・・・
9
綺麗でした・・・

装備

個人装備
6本歯アイゼン ゲイター テルモス ニット帽 ハードシェル ヘッドランプ 予備電池 1/25 000地形図 コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ 日本手拭 バンダナ 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 ストック 水筒 時計 行動食 非常食 昼食 手袋 コンデジ
共同装備
コンロ ガスカートリッジ コッヘル ツェルト ファーストエイドキット 医薬品 ガイド地図

感想

積雪期に山行をしようと考えている硫黄岳。
雪が無い状態でのルートを確認する目的で出かけました。
また、滅多に訪ねる機会がないと思われる峰の松目も併せて歩きました。

当日、既に登山道は、うっすらと積雪していましたが、積雪量も少ないので、アイゼンを装着する必要もありませんでした。
それよりも、軽く積もった雪が浮石や木の根を覆って、歩きやすい。
新雪で気温も低いためか、雪質も良好。歩くとキュッキュッと軽やかな音がして、気持ち良かった。
今シーズン初めての雪の感触を楽しむことができました。

この日は、晴天に恵まれ、硫黄岳山頂からは、全ての八ヶ岳の峰々、御嶽山、中央アルプス、南アルプス(北部)、富士山、奥秩父、頸城山塊などなど、最高の眺望を得ることが出来ました。
また、初めて見る硫黄岳の爆裂火口は、大迫力でした。
気温は、0℃以下でしたが、稜線や山頂の風も強くなく、座って迫力ある南八ヶ岳の峰々を望みながら、ゆっくりと昼食を取り、食後のコーヒーを飲むことができました。

赤岩の頭から峰の松目への道は、樹林帯に入ると、踏み跡もまばらになりますが、尾根を外さなければ問題なし。
但し、峰の松目のコルからの最後の登りは、本日一番のキツイ急登でした。
登ってみると、峰の松目は、ガイド地図に記載されている様に眺めのない山。
あんまり登り甲斐がありません。
ただ、この山頂付近にはたくさんのシャクナゲがあり、5、6月頃にはシャクナゲの花が見られるかも。

今日一日、気温は低かったけれど、風もなく、空気が澄んで、眺望も得られ、良い山行が出来ました。
やはり、晴れが一番です。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1131人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
天狗岳&硫黄岳(オーレン小屋宿泊) 
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
八ヶ岳。硫黄岳夏沢峠
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
桜平〜硫黄岳〜横岳お花畑
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
桜平〜硫黄岳【信州山のグレーディング18】
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
桜平から東天狗と硫黄岳
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
夏沢鉱泉本沢温泉往復
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら