丹沢 宮ケ瀬湖から三峰を経て蛭ヶ岳そして焼山へ


- GPS
- --:--
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 2,159m
- 下り
- 2,270m
コースタイム
7:50本厚木駅BS-8:37/50三叉路BS-10:11高畑山-10:39金冷シ-12:26本間ノ頭-12:58円山木ノ頭-13:29大礼ノ頭-14:29丹沢山
11月24日
7:00丹沢山-8:36/48蛭ヶ岳-9:52原小屋平-10:08/25姫次-10:55/11:05黍殻山避難小屋-11:43/50焼山-13:07焼山登山口BS-14:50三ヶ木バスターミナル
天候 | 11月23日 快晴 11月24日 上部は濃霧と強風、下は快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:神奈中バス 三ヶ木ー相模湖駅 JR中央線 相模湖駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登り口がわかりにくかったですが、あとは問題ありません。ただし、丹沢ですので、コース上に崩壊地や鎖場はあります。 |
その他周辺情報 | 三峰登山口を登り始めてすぐに登山ポストがあります。 |
写真
感想
当初、22日23日で行きたかったのですが、山小屋の予約が取れず23〜24日となりました。さすがに人気のある山は違います。
丹沢も4回目となれば、慣れたものでようやく苦手意識も消え、今までのような気負いもなくなりました。
今回も快晴の下、三叉路で下車。5パーティ10名位がこのルートを登るようです。
登り口は暗くて「やだナ」と思いましたが、すぐに明るく登りやすい道となりました。三峰ルートは、長丁場ですが、下は最後の紅葉から晩秋の明るい尾根道を行く、快適な登山道です。先月登った大山三峰もはっきりと眺められました。なかなか上がらない標高に、ちょっと苛立ちながらも、遠く蛭ヶ岳や、大山のおおらかな姿に癒されながら、意外なほどあっけなく丹沢山に到着しました。
みやま山荘にチェックインを済ませ、三角点へ。「相州ぐるっとお見通しだ〜」
夕食までやることも無いので、ちょっと早いと思いながらもIさんとチビリチビリ。
さすがにみやま山荘の夕ご飯は美味しかった。食事の後もロビーで蔵書を見ながらチビリチビリ。結構、知人の本や、名前を見つけページをめくりながら、懐かしく昔を思い出しました。
夜中、トイレに起きると外は濃霧。
晴れてくれ!との願いも空しく、相変わらずのガス。おまけに風も出てきて、期待していた蛭が岳までの稜線漫歩は、叶いそうにありません。
カッパを着込み完全防備で出発しましたが、寒さの為一本も取らずに蛭ヶ岳へ、丹沢山塊の最高峰も、残念ながら霧の中。そそくさと焼山を目指し下山を開始、北面はおそらく木曜日に降ったとみられる雪が残り、荒れる空と、霧の中に現れては消える山稜の影が、幽玄というにはダイナミックな景色に思わず息をのみました。
下るにつれ雲は晴れなくとも、静かになった初冬の樹林の道を黙々と下りました。
姫次まで来ると、空は晴れまさに小春日和。頂稜は相変わらず雲の中ですが、ここからの道はまさに高原の遊歩道といった感じ、焼山まで降りるとまた、最後の錦が目を楽しませてくれました。
焼山登山口BSに思ったより早くついてしまった為、三ヶ木まで約1時間半の車道歩きのおまけも付いて、今回の山行は、一番期待していた蛭ヶ岳からの眺望も望めませんでしたが、登りも下りも歩きごたえのあるコースで、秋から初冬への変化を体感できたとても素晴らしいルートでした。
心地よい筋肉痛のふくらはぎをさすりながら、”次”を思い描いています。(11/26記)
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