大菩薩嶺[ダイボサツレイ] … Kさん62座目の百名山

2014年11月30日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.3km
• 登り: 374m
• 下り: 373m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:57
• 休憩: 0:36
• 合計: 2:33

9:35 福ちゃん荘
10:29 10:34 雷岩
10:38 10:57 大菩薩嶺
11:00 11:00 雷岩
11:08 11:08 神部岩
11:23 11:23 賽の河原
11:27 11:29 親不知ノ頭
11:37 11:47 大菩薩峠
12:01 12:01 勝縁荘
12:06 12:06 富士見山荘
12:08 福ちゃん荘

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上日川峠に市営無料駐車場がありますが、「福ちゃん荘」のホームページを見たら、
「昼間は当荘の食堂利用者の駐車場です。 乗車の方（1人400円以上で、 自家焙煎コーヒー等から有りますので）全員でご利用下さい、
駐車料金は無料で駐車(5時間以内)出来ます。ご利用は下山後でもOKです。 尚、昼間の駐車時間は、売店の営業時間のみ（不定時）。上日川峠の市営駐車場が込んで居る時でも当荘前はガラガラと言う時がほとんどです。（穴場）
（予約なしで来て頂いても駐車できない事は余りありません？）」
と書かれており、当日は路肩に停めている車も多かったため「福ちゃん荘」の駐車場に停めました。

コース状況／危険箇所等

危険個所は全くありません。

その他周辺情報

下山後は大菩薩峠登山口のバス停から徒歩10分程下った国道411号線(大菩薩ライン)沿いにある「大菩薩の湯」(一般者3時間以内 : \610)で入浴しました。

写真

11/30 9:33

上日川峠から福ちゃん荘までの狭い道を上り、途中多くの登山者に避けてもらい、そのたびに「済みません」と言いながら9時20分に福ちゃん荘に着いてみたら駐車している車はありませんでした。

11/30 9:34

福ちゃん荘駐車場から見た左が大菩薩嶺への唐松尾根、右が大菩薩峠への道です。

11/30 9:40

9時35分に大菩薩嶺を目指して登り始めました。最初は広く緩やかな上りから始まります。

11/30 9:53

唐松尾根の緩やかな上りが続きます。

11/30 10:02

歩き始めて30分弱で1,811mの小ピークに着きました。

11/30 10:02

小ピークでのKさん。

11/30 10:09

少し山道らしくなった道を雷岩を目指して登ります。

11/30 10:29

大菩薩嶺〜大菩薩峠の稜線が近づいてきました。

11/30 10:29

歩き始めて1時間弱で雷岩に着きました。

11/30 10:34

雷岩から大菩薩嶺に向かいます。

11/30 10:39

福ちゃん荘からほぼ1時間、10時38分に大菩薩嶺頂上に着きました。Kさん62座目の百名山となりました。

11/30 10:54

頂上の標識と三角点です。

11/30 10:55

ペアの方が写してくださいました。

11/30 11:06

10時57分に頂上を出発し、雷岩を通過して大菩薩峠に向かいます。道は霜が融けて泥濘状態になっていました。

11/30 11:08

11時08分、神部岩に到着しました。

11/30 11:08

昭文社の地図にはここから南西方面の眺めが良いと書いてありますが、残念ながらガスでよく見えません。

11/30 11:08

11/30 11:12

大菩薩嶺から15分ほどで賽ノ河原と休憩舎が見えてきました。

11/30 11:16

妙見ノ頭付近を通過します。

11/30 11:16

右に福ちゃん荘、左に大菩薩湖が見えています。しかし、富士山は見えません。

11/30 11:23

11時23分、頂上から30分弱で賽ノ河原に着きました。右は休憩舎です。

11/30 11:27

親不知ノ頭の標識に着きました。

11/30 11:28

頭は大菩薩峠〜賽ノ河原の道から外れ、標識から20mほどのところにあります。

11/30 11:28

親不知ノ頭(の標識)から賽ノ河原に向かう人達。大菩薩嶺が見えてきました。

11/30 11:28

親不知ノ頭に立つKさん。

11/30 11:30

大菩薩峠と介山荘が見えてきました。後ろの熊沢山も見えていますが他はガスで見えません。

11/30 11:34

大菩薩峠に下る途中に「中里介山文学碑」がありました。

11/30 11:35

介山荘近づいてきました。

11/30 11:42

大菩薩峠より振り返って親不知ノ頭を見ます。大菩薩嶺も少し見えました。

11/30 11:42

11時37分、頂上から45分ほどで大菩薩峠に着きました。介山荘の前に方位案内板がありますが、残念ながらガスで殆ど見られません。

11/30 11:48

10分間ほど休憩した後、福ちゃん荘を目指して広く緩やかな道を下ります。

11/30 12:01

大菩薩峠から15分ほどの下りで勝縁荘が見えてきました。

11/30 12:01

勝縁荘に着きました。飲食メニューの掲示板がありました。

11/30 12:04

勝縁荘から富士見山荘への道です。

11/30 12:06

勝縁荘から5分ほどで富士見山荘を通過しました。

11/30 12:06

富士見山荘から福ちゃん荘への道です。

11/30 12:32

福ちゃん荘前の公衆トイレです。

11/30 13:44

帰途「大菩薩の湯」に立寄りました。

11/30 13:45

駐車場から階段を上って建屋に入ります。

11/30 14:54

「大菩薩の湯」から国道411号線に出るところから見た大菩薩嶺です。

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 時計 タオル ストック カメラ

感想

takakei

1971年2月に裂石の大菩薩峠登山口から大菩薩嶺〜大菩薩峠〜大菩薩登山口のコースで登って以来43年振りの大菩薩嶺登山となりました。
Kさんにとっては62座目の百名山です。

当時の記憶は「福ちゃん荘」という営業小屋が在ったこと以外には無く、出発の前日にネットで「福ちゃん荘」を調べてみたらホームページがあり、そこに駐車できると載っていました。特に上日川峠の駐車場が混んでいても「福ちゃん荘」駐車場ならほぼ大丈夫という感じでした。

当日の朝6時に自宅を出発し国道140号線(彩甲斐街道)で雁坂トンネルを通り、牧丘から県道に入って国道411号線(大菩薩ライン)との合流点より411号線を北上して裂石の大菩薩峠登山口から上日川峠に行き、そこに駐車して登る計画でした。
しかし、カーナビに従って走ったところ、塩山を通り過ぎて勝沼に出て国道20号線に入り、甲斐大和の先から県道218号線に入って日川渓谷沿いの道を案内され、予定のコースより30kmも余計に走ることになってしまいました。
上日川峠に着く手前の路肩に既に多くの車が駐車していたため、上日川峠に駐車するのをやめ福ちゃん荘まで行くことにしましたが、上日川峠から福ちゃん荘までの狭い道路には多くの登山者が歩いており、その方々に道の端に避けてもらいながら、窓をあけて「すみません！」と謝りながら福ちゃん荘に9時20分に着きました。

福ちゃん荘前の駐車場には1台も停まっておらず、多くの登山者が休んだりしていて衆人環視の的となる中、ばつが悪い思いをしながら車を停めて福ちゃん荘に駐車する旨を伝えに行きました。
小屋の方からは帰りに飲食してくれれば駐車OKとの返事をもらいましたが、今日の営業は午後1時半までなので1時前には戻ってくるようにと言われました。
のんびりと登る予定だったので上日川峠に引返してそこに駐車しようかとも思いましたが、再び登山者をかき分けて下ることが憚られ、大菩薩峠〜大菩薩嶺の計画を変更し、先ず大菩薩嶺に登り時間に余裕があれば大菩薩峠経由で下山することにしました。

9時35分に福ちゃん荘を出発し左側の唐松尾根の道を歩き始めましたが、道幅は広く傾斜は緩やかでほぼ1時間で大菩薩嶺の頂上に着きました。
前日の土曜日と翌日の月曜日が雨の予報となっていたため日曜日にしましたが雨は降ってはいないものの雲が多くて期待していた富士山は見えませんでした。
良い天気ではないためのんびりする気にはならず、頂上で20分ほど休憩し、その間に写真を撮ってもらったり撮ってあげたりした後、大菩薩峠経由で戻ることにして頂上を後にしました。
雷岩に戻り大菩薩峠への稜線を進みましたが、道は前日までの雨や雪の影響か、あるいは霜柱が融けたためか泥濘んでいて泥を跳ね上げないよう気を配りながらの歩行となりました。
大菩薩嶺から大菩薩峠までは緩やかな下りの稜線歩きで、天気が良ければ快適なハイキングになりそうですが、ガスで遠方の視界が利かないため親不知ノ頭と中里介山碑で少し立ち止まった以外は黙々と歩き11時37分、40分ほどの歩きで大菩薩峠に着きました。
大菩薩峠から福ちゃん荘への下りは車が通れる道で、途中の勝縁荘前には車やバイクが停まっていました。
その先の富士見山荘前を通った時、そこにブランコが設置されているのが見え、43年前に雪の大菩薩峠を下ってきてブランコにのって休憩したことが懐かしく思い出されました。
富士見山荘から福ちゃん荘はあっという間で、大菩薩峠からも20分ほどで福ちゃん荘に着きました。

福ちゃん荘で蕎麦とおでんの昼食をとり、大菩薩峠登山口から1kmほど国道411号線を下ったところにある「大菩薩の湯」で入浴しました。

「福ちゃん荘」に駐車する場合は、事前に営業時間を問い合わせた方が良いと思います。