道の駅たばやまの駐車場に到着。外気温はマイナス3℃。地面はすっかり凍りついている。
車内に人の気配がない車が数台置かれており、すでに数人が山に入っている様子だ。
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12/7 6:20
道の駅たばやまの駐車場に到着。外気温はマイナス3℃。地面はすっかり凍りついている。
車内に人の気配がない車が数台置かれており、すでに数人が山に入っている様子だ。
役場前の交差点。
地図にはこの付近から丹波天平に向かう登山道が描かれているが、現地ではどこが取り付きなのかわからなかった。帰宅後調べてみたが、どうやら登山口は小学校の敷地内にあったようだ。
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12/7 6:25
役場前の交差点。
地図にはこの付近から丹波天平に向かう登山道が描かれているが、現地ではどこが取り付きなのかわからなかった。帰宅後調べてみたが、どうやら登山口は小学校の敷地内にあったようだ。
国道沿いを歩いて行くと、右手に「サヲウラ峠登山口」の標識がある。
周囲をフェンスに囲まれた畑の中の坂道を登って行く。
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12/7 6:30
国道沿いを歩いて行くと、右手に「サヲウラ峠登山口」の標識がある。
周囲をフェンスに囲まれた畑の中の坂道を登って行く。
フェンスの金網には、動物避けのために電気が流れているので触らないようにとの注意書きがある。
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12/7 6:37
フェンスの金網には、動物避けのために電気が流れているので触らないようにとの注意書きがある。
登山口に到着。金網の扉は施錠されていないので、掛け金を外して通過することができる。
通過後は、反対側からしっかりと掛け金を掛けておく。
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12/7 6:40
登山口に到着。金網の扉は施錠されていないので、掛け金を外して通過することができる。
通過後は、反対側からしっかりと掛け金を掛けておく。
登山道はすぐに樹林帯に入り、九十九を切って斜面を上がって行く。
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12/7 6:52
登山道はすぐに樹林帯に入り、九十九を切って斜面を上がって行く。
しばらく登って行くと、鞍部に出る。
ここには道標が置かれていて、柱の部分に「山王沢タワ」という文字が書かれている。飛龍山方面へは道標に従い、向かって右手の坂道を進む。
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12/7 7:02
しばらく登って行くと、鞍部に出る。
ここには道標が置かれていて、柱の部分に「山王沢タワ」という文字が書かれている。飛龍山方面へは道標に従い、向かって右手の坂道を進む。
大量の落ち葉が登山道を埋め尽くしていた。
足首が埋まるほどの量があり、蹴散らして歩くとちょっと楽しい…が、霜がついているので滑りやすい。特に下りでは注意が必要。
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12/7 7:21
大量の落ち葉が登山道を埋め尽くしていた。
足首が埋まるほどの量があり、蹴散らして歩くとちょっと楽しい…が、霜がついているので滑りやすい。特に下りでは注意が必要。
登るにつれて、だんだんと積雪が多くなってくる。
事前情報では雪はほとんどないということだったのに…と思いながら、この付近でチェーンスパイクを装着。
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12/7 7:45
登るにつれて、だんだんと積雪が多くなってくる。
事前情報では雪はほとんどないということだったのに…と思いながら、この付近でチェーンスパイクを装着。
樹林の隙間から向かいの山を拡大。
方向的に大マテイ山かな?
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12/7 7:55
樹林の隙間から向かいの山を拡大。
方向的に大マテイ山かな?
サヲウラ峠に到着。峠は広場になっており、飛龍山方面のほか、丹波天平方面や三条小屋方面へ道が分岐している。
この峠は別名に「竿裏峠」「笹裏峠」などの呼び名があり、かつて登り口に竹林があったのではと推測できるが、ソースがなく定かではない。
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12/7 8:00
サヲウラ峠に到着。峠は広場になっており、飛龍山方面のほか、丹波天平方面や三条小屋方面へ道が分岐している。
この峠は別名に「竿裏峠」「笹裏峠」などの呼び名があり、かつて登り口に竹林があったのではと推測できるが、ソースがなく定かではない。
峠には「中川神社」が鎮座しており、立て札には由来などが書かれている。
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12/7 8:01
峠には「中川神社」が鎮座しており、立て札には由来などが書かれている。
立て札に「富士が見える」と書いてあったので、キョロキョロと辺りを見回すと、なるほど真っ白な富士の姿が。
わずかに頭の先っちょが見えるに過ぎない点が残念だが…
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12/7 8:03
立て札に「富士が見える」と書いてあったので、キョロキョロと辺りを見回すと、なるほど真っ白な富士の姿が。
わずかに頭の先っちょが見えるに過ぎない点が残念だが…
水道局のマーク入り標石。
この辺りは多摩川の水源林なので、この登山道は水源林巡視路を兼ねているのだろう。
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12/7 8:13
水道局のマーク入り標石。
この辺りは多摩川の水源林なので、この登山道は水源林巡視路を兼ねているのだろう。
ミサカ尾根に乗ると、大小のピークを越えながら徐々に標高を稼いでいく。
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12/7 8:25
ミサカ尾根に乗ると、大小のピークを越えながら徐々に標高を稼いでいく。
熊倉山に到着。1,624メートルピークで、三等三角点(点名:火打岩)が埋設されている。
別名を火打岩と言い、その由来は火打石谷に因るものだろう。「熊倉」の由来は埼玉県の熊倉山と同じく「川隈(クマ)の岩崖(クラ)」であろう。
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12/7 8:35
熊倉山に到着。1,624メートルピークで、三等三角点(点名:火打岩)が埋設されている。
別名を火打岩と言い、その由来は火打石谷に因るものだろう。「熊倉」の由来は埼玉県の熊倉山と同じく「川隈(クマ)の岩崖(クラ)」であろう。
尾根上は歩きやすく、また、陽が高くなり気温が上がってきた。
樹林の背後に前飛竜の稜線が垣間見える。
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12/7 9:01
尾根上は歩きやすく、また、陽が高くなり気温が上がってきた。
樹林の背後に前飛竜の稜線が垣間見える。
前飛竜手前の岩場。
雪が張り付いているとちょっと厄介だが、この日はパウダー状の雪だったので問題なかった。
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12/7 9:11
前飛竜手前の岩場。
雪が張り付いているとちょっと厄介だが、この日はパウダー状の雪だったので問題なかった。
前飛竜の分岐。ピークはもう少し先の尾根上にある。
ちなみに、目立たない頂なので往路は見落としてしまった。
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12/7 9:31
前飛竜の分岐。ピークはもう少し先の尾根上にある。
ちなみに、目立たない頂なので往路は見落としてしまった。
分岐は露岩のピークとなっており、岩の上に立つと遠望が利く。
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12/7 9:31
分岐は露岩のピークとなっており、岩の上に立つと遠望が利く。
前飛竜からはシャクナゲが多く見られる。
自分はたまに藪漕ぎをするのでシャクナゲ自体はあまり好きではないが、花の時期には人気がありそうな密生具合だ。
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12/7 9:39
前飛竜からはシャクナゲが多く見られる。
自分はたまに藪漕ぎをするのでシャクナゲ自体はあまり好きではないが、花の時期には人気がありそうな密生具合だ。
いよいよ飛龍山が眼前に近づいてきた。山容はいたってなだらかである。
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12/7 9:50
いよいよ飛龍山が眼前に近づいてきた。山容はいたってなだらかである。
奥秩父縦走路との出合いに到着。
右手は雲取山方面、左手は将監峠方面へ向かう道である。飛龍山頂へは正面の斜面に付けられた道を進む。
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12/7 10:02
奥秩父縦走路との出合いに到着。
右手は雲取山方面、左手は将監峠方面へ向かう道である。飛龍山頂へは正面の斜面に付けられた道を進む。
出合には、飛龍山の山名由来となっている飛龍権現が祀られている。飛龍権現社は文明12年、小菅遠江守信景によって祀られ、別当寺は丹波山村にある宝蔵寺である。
なお、宝蔵寺は「サヲウラ峠登山口」という道標があった建物の、国道を挟んだ向かい側の建物の裏手にあるようだ。
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12/7 10:03
出合には、飛龍山の山名由来となっている飛龍権現が祀られている。飛龍権現社は文明12年、小菅遠江守信景によって祀られ、別当寺は丹波山村にある宝蔵寺である。
なお、宝蔵寺は「サヲウラ峠登山口」という道標があった建物の、国道を挟んだ向かい側の建物の裏手にあるようだ。
樹林の中をピークに向けて進んで行く。
この山の頂は眺望がなく、登山者にはあまり人気がないらしい。
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12/7 10:17
樹林の中をピークに向けて進んで行く。
この山の頂は眺望がなく、登山者にはあまり人気がないらしい。
15分ほどで、飛龍山頂に到着。2,069.1メートルピークで、三等三角点(点名:比竜)が埋設されている。
埼玉県側からは「大洞山」と呼ばれていたようだが、そちらからは登山道はなく、あまり親しまれた形跡がない。個人的には権現様を祀って崇め奉った山梨県側の山名を尊重したいと思う。
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15分ほどで、飛龍山頂に到着。2,069.1メートルピークで、三等三角点(点名:比竜)が埋設されている。
埼玉県側からは「大洞山」と呼ばれていたようだが、そちらからは登山道はなく、あまり親しまれた形跡がない。個人的には権現様を祀って崇め奉った山梨県側の山名を尊重したいと思う。
山頂はちょっとした広場になっているが、眺望はほとんどなく、ベンチなども置かれていない。
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12/7 10:19
山頂はちょっとした広場になっているが、眺望はほとんどなく、ベンチなども置かれていない。
山頂を通過して薄い踏み跡を辿って行くと、数分で奥秩父縦走路に出合う。ここを右折して飛龍権現方面へ向かう。
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12/7 10:25
山頂を通過して薄い踏み跡を辿って行くと、数分で奥秩父縦走路に出合う。ここを右折して飛龍権現方面へ向かう。
天気が良かったので、飛龍権現から数分のところにある「禿岩」という展望地に寄り道。
露岩のピークからは、まさに息を飲むような絶景が広がっていた。
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12/7 10:40
天気が良かったので、飛龍権現から数分のところにある「禿岩」という展望地に寄り道。
露岩のピークからは、まさに息を飲むような絶景が広がっていた。
富士を遠望。
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12/7 10:40
富士を遠望。
大菩薩方面。だいぶ白くなっている。
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12/7 10:41
大菩薩方面。だいぶ白くなっている。
絶景を見ながらのラーメンタイム。
冬季登山の恒例である。
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12/7 11:00
絶景を見ながらのラーメンタイム。
冬季登山の恒例である。
雲取山方面。今日もたくさんの登山客が訪れているだろう。
ところで、禿岩で出会った登山者の話によると、なんと前日はこの辺りで結構な量の降雪があったらしい。下界は晴れていたのに…通りで登山道に雪が多いわけだ。
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12/7 11:11
雲取山方面。今日もたくさんの登山客が訪れているだろう。
ところで、禿岩で出会った登山者の話によると、なんと前日はこの辺りで結構な量の降雪があったらしい。下界は晴れていたのに…通りで登山道に雪が多いわけだ。
気温が上がってきたとはいえ、じっとしていると体が冷えてくるので、そろそろ下山にかかることにする。
帰りがけに飛龍山を一枚。いつかまた。
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12/7 11:12
気温が上がってきたとはいえ、じっとしていると体が冷えてくるので、そろそろ下山にかかることにする。
帰りがけに飛龍山を一枚。いつかまた。
往路に見つけられなかった前飛竜の山頂標識。
ここは1,954メートルピークであるが、一説によれば前飛竜の標高は1,939メートルであるらしいので、古くは露岩ピークの分岐点あたりをそう呼んだのかも知れない。
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12/7 11:35
往路に見つけられなかった前飛竜の山頂標識。
ここは1,954メートルピークであるが、一説によれば前飛竜の標高は1,939メートルであるらしいので、古くは露岩ピークの分岐点あたりをそう呼んだのかも知れない。
鳥が執拗に木をつついて回っていた。そろそろ冬支度かな?
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12/7 12:46
鳥が執拗に木をつついて回っていた。そろそろ冬支度かな?
落ち葉ゾーン。
落ち葉の下にツルツルの石が隠れていたりして油断できない。しかもやたら長い…
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12/7 12:52
落ち葉ゾーン。
落ち葉の下にツルツルの石が隠れていたりして油断できない。しかもやたら長い…
長い長い下りをこなし、ようやく里へ下りてきた。
これから訪れる予定の「のめこい湯」が見える。
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12/7 13:29
長い長い下りをこなし、ようやく里へ下りてきた。
これから訪れる予定の「のめこい湯」が見える。
おや、こんなところにもタバスキー君が。
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12/7 13:53
おや、こんなところにもタバスキー君が。
道の駅たばやまに帰着。
「のめこい湯」は吊り橋を渡った先にある施設である。いったん車に荷物を積み込んで、熱いお湯にゆっくり浸かり、疲れを癒した。
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12/7 13:56
道の駅たばやまに帰着。
「のめこい湯」は吊り橋を渡った先にある施設である。いったん車に荷物を積み込んで、熱いお湯にゆっくり浸かり、疲れを癒した。
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